【新潟大賞典】予想　過去10年データから買えない要素と好走する高齢馬と前走敗退馬の共通点とは

過去10年の好走馬

過去10年上記30頭

見ての通り荒れまくりのローカルハンデ戦になります。

昨年は3頭推薦で7番人気レッドガラン、3番人気カイザーバローズのワンツー決着

京都新聞杯もワンツー決めたのでG1前に、ここも一気に良い流れを決めたいところ

重賞考察

ハンデ戦で荒れ放題のレースなので前走成績ではなかなか絞れません。

まず前走重賞を使っていない馬は14頭とかなり多いのですが、

2走内に連対が無かった馬は基本的に飛び、昨年は同年(3走前)にG3勝ちのあったレッドガランを例外候補で残しました。

ブラヴァス

ロングラン

カイザーバローズ

上記3頭は2走内に連対経験のない前走非重賞使用馬で過去10年全飛び条件該当馬(例外1頭)

これだけ荒れているレースで1頭も好走がないパターンなので当然の軽視

逆を考えれば14頭と馬券内占有率47％の好走ステップで、飛び条件を除けば熱い馬に変わります。

セイウンハーデス

カレンルシェルブル

スパイダーゴールド

この3頭はむしろ期待しても良さそうです。

謎に高齢馬が大活躍

過去10年の好走馬のうち、実に半数の15頭が6歳以上と大活躍中

レッドガラン
サンレイポケット
サトノソルタス
プレシャスブルー
スズカデヴィアス
ステイインシアトル
ナスノセイカン
マイネルフロスト
パッションダンス
フルーキー
シャイニープリンス
ダコール
ナカヤマナイト
アルフレード
アドマイヤタイシ

これら15頭に共通するのが、

2走内で1桁人気に支持されていること、

同年か前年に重賞好走履歴もしくは2走内で優勝経験がありました。

例外の2頭は左回り4勝のナスノセイカンと重賞3勝のナカヤマナイト

カラテ

ピースワンパラディ

ハヤヤッコ

今年は例外含め条件クリアから3頭が該当

昨年のレッドガランも7歳だから推薦したほどで、意味不明はほど高齢馬が走るので要注意です。

前走好走馬よりも期待値は敗退馬

荒れるレースを予想するときに、前走好走＝人気馬、これは当たり前ですが

この新潟大賞典も荒れまくっているように前走馬券外だった馬が非常に強いです。

好走馬30頭中13頭が前走馬券外

ちなみに過去10年で毎年好走馬が出てきており、

「前走好走馬でのワンツースリーは1度もなし」

人気も含めて馬券的期待値も爆上がり

過去の好走馬詳細を見ていきたいと思います。

レッドガラン
サンレイポケット
サトノソルタス
プレシャスブルー
ミッキースワロー
ステイインシアトル
ナスノセイカン
マイネルフロスト
パッションダンス
フルーキー
ナカヤマナイト
ユールシンギング
パッションダンス

上記13頭中10頭は下記パターン

「2走前連対馬or前年の重賞連対馬」

これらに該当せずに好走した3頭

ナスノセイカン　左回り4勝
ナカヤマナイト　重賞3勝
パッションダンス　3歳馬

ナスノセイカンは明らかな左回り巧者でした、ちなみに新潟コースは勝率100％

ナカヤマナイトはG2含め重賞４連対、G1での掲示板も複数経験の実力者

パッションダンスは3歳馬なので実績的には出走が少なくあまりありませんが、この時点で4勝馬

ちなみに新潟コースは勝率100％でした。

今年の該当馬を見ていきましょう。

トーラスジェミニ

カラテ

レッドランメルト

ショウナンマグマ

ブラヴァス

モズベッロ

ロングラン

キラーアビリティ

イクスプロージョン

ヤマニンザルバム

ピースワンパラディ

カイザーバローズ

ハヤヤッコ

上記12頭のうち共通点一致の馬は

カラテ　新潟記念

ショウナンマグマ　ラジオNIKKEI賞

キラーアビリティ　中日新聞杯

イクスプロージョン　(左回り5勝)

ヤマニンザルバム　(左回り4勝)

ピースワンパラディ　(左回り5勝)

カイザーバローズ　新潟大賞典

ハヤヤッコ　函館記念

上記8頭

今年は左巧者が集まった印象で非常に混戦だと思います。

あと気になるのは、

3連続掲示板外から巻き返した4頭のうち3頭は左回り重賞勝ち馬

残り1頭は左回り4勝以上のコース巧者しかおらず

カイザーバローズ

ハヤヤッコ

この2頭が条件未達

新潟在住なので今の天候は把握しているつもりですが、明日は重馬場確定なくらい降り続けています。

過去10年で稍重以上になった年がなく、一般的に直線上がり勝負のイメージがありますが10年中6年は34秒以上の3ハロン

33秒台は全てパンパンの良馬場なので今年は上がりが掛かる競馬で実績のある馬を狙いたいと思います。

2023年　新潟大賞典の推薦馬

▲ピースワンパラディ

シンプルに今年の高齢枠はこの馬かなと思っています。

4走前の京都金杯で2着後、屈腱炎を発症、再びこのターフに戻ってきてくれただけでも嬉しいですが

そこからの4走結果は出ていないものの出走メンバーのレベルが今回の出走馬と比にならないくらい高く

前走もレース後のコメントから体調面など整っていない中での結果なので度外視しても良いかと。

今回は願ってもない雨で良馬場3-3-1-4に対して稍重～不良で2-1-1-2、飛んだ2回は全て重賞で0.4秒差以内

追走に苦労するタイプで道中速くなる心配がない緩い馬場はこの馬を後押しするでしょう。

7歳といってもまだ17戦の身、過去の例外馬の多くが左回り巧者で5勝9連対と拘って使われてきた成果をここで示す時

現在単オッズ8人気、複勝オッズでも9～10人気を前後しており妙味も十分、復活する舞台にはピッタリだと思います。

◯イクスプロージョン

こちらも左を中心に使われてきた馬で、稍重以下も2勝と時計の掛かる馬場は歓迎の身

4～8走前が連続で馬券内に好走していた時期で馬体重が470キロ台をキープ

ちょうど3走前から一気に体重が増え減量できない中でもレベルの高い相手に0.2秒差など整わない中でも能力は示してきた。

それが今回明らかに調整の過程を変えてきており、乗り込み量が尋常じゃありません。

普段調教など詳しくない私ですらこの変化と陣営の本気度は伝わってきており、成績も春先にかなり集中している馬で

よほど暖かい気候が合うのか激走の匂いがプンプンしている馬、ここまでのデータもクリアしており

現在11番人気となれば左巧者のこの馬の1発があっても後の祭りかと。

10年中8年で休み明けの馬が激走しており臨戦過程もかなり推せるので妙味十分のこの馬は推薦したいと思います。

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2走前のG1級のメンバー相手に後方から切れ負け、次走で上がりの掛かる展開を異次元の末脚で差し切り

まさに今回の雨と新潟コースはこの馬のために用意されているのかと思うほど適正があると思います。

良馬場以外で3-0-1-1と大得意の渋った馬場、直線坂ありよりも平坦コースは3-1-0-0と今買わないでいつ買うのレベル

このコースでの勝鞍もありますし、臨戦過程も問題ない、データも全て満点クリアと言う事ありません。

恐らく破格の時計で連勝してきた馬が人気を吸うでしょうが適正が正反対だと思っているので、

今回は現状の雨やタフな上がりを想定し、オッズ妙味からも完全にこちらを上に取りたいと思います。

枠は正直もっと外目の方が良かったと思いますが、直線は確実にバラけると思うので

後は騎手のエスコート、仕掛けどころ1つで結果は付いてくると思いますので本命とさせていただきました。