過去17年
2022年
ソダシ
ファインルージュ
レシステンシア
2021年
グランアレグリア
ランブリングアレー
マジックキャッスル
2020年
アーモンドアイ
サウンドキアラ
ノームコア
2019年
ノームコア
プリモシーン
クロコスミア
2018年
ジュールポレール
リスグラシュー
レッドアヴァンセ
2017年
アドマイヤリード
デンコウアンジュ
ジュールポレール
2016年
ストレイトガール
ミッキークイーン
ショウナンパンドラ
2015年
ストレイトガール
ケイアイエレガント
ミナレット
2014年
ヴィルシーナ
メイショウマンボ
ストレイトガール
2013年
ヴィルシーナ
ホエールキャプチャ
マイネイサベル
2012年
ホエールキャプチャ
ドナウブルー
マルセリーナ
2011年
アパパネ
ブエナビスタ
レディアルバローザ
2010年
ブエナビスタ
ヒカルアマランサス
ニシノブルームーン
2009年
ウオッカ
ブラボーデイジー
ショウナンラノビア
2008年
エイジアンウインズ
ウオッカ
ブルーメンブラット
2007年
コイウタ
アサヒライジング
デアリングハート
2006年
ダンスインザムード
エアメサイア
ディアデラノビア
過去17年で上記51頭
今年で18年目を迎えるヴィクトリアマイル
G1としては比較的歴史がまだ浅い方のG1になります。
とにかく4歳馬が走る
毎年このレースになると言っていることなのですが、
ずっとこの流れは止まらずにここまで来ているんですよね。
ソダシ 牝,4
ファインルージュ 牝,4
レシステンシア 牝,5
グランアレグリア 牝,5
ランブリングアレー 牝,5
マジックキャッスル 牝,4
アーモンドアイ 牝,5
サウンドキアラ 牝,5
ノームコア 牝,5
ノームコア 牝,4
プリモシーン 牝,4
クロコスミア 牝,6
ジュールポレール 牝,5
リスグラシュー 牝,4
レッドアヴァンセ 牝,5
アドマイヤリード 牝,4
デンコウアンジュ 牝,4
ジュールポレール 牝,4
ストレイトガール 牝,7
ミッキークイーン 牝,4
ショウナンパンドラ 牝,5
ストレイトガール 牝,6
ケイアイエレガント 牝,6
ミナレット 牝,5
ヴィルシーナ 牝,5
メイショウマンボ 牝,4
ストレイトガール 牝,5
ヴィルシーナ 牝,4
ホエールキャプチャ 牝,5
マイネイサベル 牝,5
ホエールキャプチャ 牝,4
ドナウブルー 牝,4
マルセリーナ 牝,4
アパパネ 牝,4
ブエナビスタ 牝,5
レディアルバローザ 牝,4
ブエナビスタ 牝,4
ヒカルアマランサス 牝,4
ニシノブルームーン 牝,6
ウオッカ 牝,5
ブラボーデイジー 牝,4
ショウナンラノビア 牝,6
エイジアンウインズ 牝,4
ウオッカ 牝,4
ブルーメンブラット 牝,5
コイウタ 牝,4
アサヒライジング 牝,4
デアリングハート 牝,5
ダンスインザムード 牝,5
エアメサイア 牝,4
ディアデラノビア 牝,4
過去の好走馬51頭の内、半数以上の26頭が4歳馬
年度別で見ると2015年と2020年以外は馬券(連対)になっています。
上記26頭を見てみると
ソダシ 6勝 前走G1 3着
ファインルージュ 3勝 前走G3連対
マジックキャッスル 2勝 前走G2連対
ノームコア 3勝 2走前G3連対
プリモシーン 3勝 前走G3連対
リスグラシュー 3勝 2走前G3勝ち
アドマイヤリード 4勝 前走G2連対
デンコウアンジュ 2勝 前走G3 0.4秒差
ジュールポレール 4勝 前走G3 3着0.3秒差
ミッキークイーン 4勝 前走G2連対
メイショウマンボ 6勝 2走前G1勝ち
ヴィルシーナ 3勝 2走前G1連対
ホエールキャプチャ 4勝 なし
ドナウブルー 4勝 2走前G3勝ち
マルセリーナ 3勝 前走G2連対
アパパネ 6勝 2走前G1 3着
レディアルバローザ 4勝 前走G3勝ち
ブエナビスタ 5勝 2走前G2勝ち
ヒカルアマランサス 4勝 2走前G3勝ち
ブラボーデイジー 4勝 前走G3勝ち
エイジアンウインズ 5勝 前走G2勝ち
ウオッカ 5勝 2走前G2 0.3秒差
コイウタ 4勝 前走G3連対
アサヒライジング 3勝 なし
エアメサイア 4勝 前走G2連対
ディアデラノビア 3勝 2走前G2 3着0.3秒差
2走以内に重賞で連対か最低でもタイム差0.4秒以内に走っていた馬が24頭中22頭
条件未達の2頭は非常に特徴的で
ホエールキャプチャ 3勝+G1 4回3着以内
アサヒライジング 3勝+G1 3回3着以内
この2頭はG1戦で複数回馬券になっており国内G1では1度も掲示板を外していませんでした。
基本的に3勝以上は欲しいですが、2勝以下だった2頭は
マジックキャッスル 愛知杯 上がり2位で1着
デンコウアンジュ アルテミスS 上がり1位で1着
どちらも左回りの重賞を上がり2位以内で優勝していました。
さらに付け加えるならマジックキャッスルもクイーンSを上がり最速で連対(タイム差0.0)しており、
東京マイル重賞実績は必須です。
後は26頭中21頭がG1で掲示板もしくは0.5秒以内に好走した経験があり、
残りの5頭に共通するのが
ジュールポレール
ドナウブルー
ヒカルアマランサス
ブラボーデイジー
エイジアンウインズ
・全馬4勝以上
・全馬2走内1着あり
・全馬初G1出走
・全馬前走重賞出走
上記4点セットでした。
早速今年の4歳馬を見ていきましょう。
サウンドビバーチェ
サブライムアンセム
スターズオンアース
スタニングローズ
ナミュール
ナムラクレア
ルージュスティリア
アートハウスが残念なことに骨折で回避…
今年は7頭を見ていきたいと思います。
サウンドビバーチェ 3勝 前走G2 1着
サブライムアンセム 2勝 前走G2 2着
スターズオンアース 3勝 前走G1 2着
スタニングローズ 5勝 前走G2 5着(0.2)
ナミュール 3勝 前走G3 2着
ナムラクレア 4勝 前走G1 2着
ルージュスティリア 4勝 前走G2 6着
今年はやばいです、超レベルが高い4歳馬の集まりだと思います。
消せる馬がほとんどいない状況ですがサブライムアンセムは左回り重賞実績がなく脱落
ルージュスティリアもG1実績がなく脱落、走ればどちらも史上初の快挙になるほど過去に同パターンの好走馬はなく全馬飛び条件
最後にG1実績を見ていきましょう。
サウンドビバーチェ 秋華賞0.4秒差
サブライムアンセム 桜花賞0.2秒差
スターズオンアース オークス1着
スタニングローズ 秋華賞1着
ナミュール 秋華賞2着
ナムラクレア 高松宮記念2着
ルージュスティリア なし
今年はクラシックが大接戦だったこともあり、クラシック出走馬は全馬クリアで絞れません。
ルージュスティリアはかなり苦しいと思います。
ここまでをまとめると
サウンドビバーチェ 勝鞍+前走+G1実績
スターズオンアース 勝鞍+前走+G1実績
スタニングローズ 勝鞍+前走+G1実績
ナミュール 勝鞍+前走+G1実績
ナムラクレア 勝鞍+前走+G1実績
上記5頭が今年好走できる4歳馬
恐らく過去最多の生存だと思います。
最後にもう一絞りしたいのですが、気になるのがナムラクレアの2走内に1400m以上の出走がないパターン
実はこのパターン、ヴィクトリアマイルの歴史で未だに1頭も馬券内に好走したことがなくかなり割り引きたい材料です。
過去17年のヴィクトリアマイル優勝馬
2022年 ソダシ
2021年 グランアレグリア
2020年 アーモンドアイ
2019年 ノームコア
2018年 ジュールポレール
2017年 アドマイヤリード
2016年 ストレイトガール
2015年 ストレイトガール
2014年 ヴィルシーナ
2013年 ヴィルシーナ
2012年 ホエールキャプチャ
2011年 アパパネ
2010年 ブエナビスタ
2009年 ウオッカ
2008年 エイジアンウインズ
2007年 コイウタ
2006年 ダンスインザムード
ヴィクトリアマイルの歴史で優勝馬は全17頭
この歴代の優勝馬について考察していきます。
優勝馬の前走
ソダシ フェブラリーG1 4人気 3着 0.5
グランアレグリア 大阪杯G1 2人気 4着 0.9
アーモンドアイ 有馬記念G1 1人気 9着 1.8
ノームコア 中山牝馬HG3 1人気 7着 0.2
ジュールポレール 阪神牝馬G2 5人気 5着 0.2
アドマイヤリード 阪神牝馬G2 3人気 2着 0.3
ストレイトガール 阪神牝馬G2 3人気 9着 0.8
ストレイトガール 高松宮記G1 1人気 13着 1.2
ヴィルシーナ 阪神牝馬G2 5人気 11着 0.5
ヴィルシーナ 産経大阪G2 4人気 6着 0.8
ホエールキャプチャ 中山牝馬HG3 2人気 5着 0.4
アパパネ マイラーG2 4人気 4着 0.5
ブエナビスタ DSCG1 2着 —-
ウオッカ DDFG1 7着 —-
エイジアンウインズ 阪神牝馬G2 5人気 1着 0
コイウタ ダービーHG3 9人気 2着 0.3
ダンスインザムード マイラーG2 2人気 2着 0.1
基本的には前走3番人気以内か重賞で連対もしくは0.2秒差以内
これは前走海外だった馬の国内最新レースでも条件は同じで、
これに該当せずに優勝した4パターン
2023年 ソダシ 4歳馬で前年の桜花賞優勝馬
2014年 ヴィルシーナ 昨年VM優勝馬
2013年 ヴィルシーナ 4歳馬で前年の桜花賞連対馬
2011年 アパパネ 4歳馬で前年の桜花賞連対馬
やはりマイルG1実績は必須級です。
今年の優勝候補を探して行きましょう。
アンドヴァラナウト 該当なし
アヴェラーレ 該当なし
イズジョーノキセキ 該当なし
クリノプレミアム 福島牝馬S 3着0.0秒
サウンドビバーチェ 阪神牝馬S 1着
サブライムアンセム 阪神牝馬S 2着
スターズオンアース 大阪杯2着
スタニングローズ 中山記念 5着0.2秒
ステラリア 福島牝馬S 1着
ソダシ マイルCS 3人気
ソングライン 前走海外
ディヴィーナ 該当なし
ナミュール 東京新聞杯 2着
ナムラクレア 高松宮記念 2着
メイケイエール 高松宮記念 1人気
ララクリスティーヌ 京都牝馬S 1着
ルージュスティリア 阪神牝馬S 1人気
ロータスランド 該当なし
青く塗った5頭はマイルG1実績もなくここで脱落
更に前走着差で気になるのが、前走G1に出走していた2015年のストレイトガールを除けば
マイルG1連対実績が無かった馬は前走重賞で0.3秒以内でした。
マイルG1実績を見ていくと
アンドヴァラナウト 該当なし
アヴェラーレ 該当なし
イズジョーノキセキ 該当なし
クリノプレミアム 福島牝馬S 3着0.0秒
サウンドビバーチェ 阪神牝馬S 1着
サブライムアンセム 阪神牝馬S 2着
スターズオンアース 大阪杯2着
スタニングローズ 中山記念 5着0.2秒
ステラリア 福島牝馬S 1着
ソダシ マイルCS 3着0.3秒
ソングライン 前走海外
ディヴィーナ 該当なし
ナミュール 東京新聞杯 2着
ナムラクレア 高松宮記念 2着
メイケイエール 該当なし
ララクリスティーヌ 京都牝馬S 1着
ルージュスティリア 該当なし
ロータスランド 該当なし
新たにメイケイエールとルージュスティリアが脱落
マイルG1実績の有無
ソダシ あり
グランアレグリア あり
アーモンドアイ あり
ノームコア なし
ジュールポレール なし
アドマイヤリード なし
ストレイトガール あり
ストレイトガール なし
ヴィルシーナ あり
ヴィルシーナ あり
ホエールキャプチャ あり
アパパネ あり
ブエナビスタ あり
ウオッカ あり
エイジアンウインズ なし
コイウタ なし
ダンスインザムード あり
過去の優勝馬17頭中11頭にはマイルG1での連対履歴あり
残りの6頭は連対歴なしでした。
この「なし」だった6頭は
4番 ノームコア
4番 ジュールポレール
5番 アドマイヤリード
5番 ストレイトガール
6番 エイジアンウインズ
4番 コイウタ
なんと全馬が馬番6以内でした。
ヴィクトリアマイル週からBコース替わりの東京競馬場
スローになりやすい特徴もあり、枠のアドバンテージがあった馬しか好走できていません。
アンドヴァラナウト 該当なし
アヴェラーレ 該当なし
イズジョーノキセキ 該当なし
クリノプレミアム 該当なし
サウンドビバーチェ 該当なし
サブライムアンセム 該当なし
スターズオンアース 桜花賞1着
スタニングローズ 該当なし
ステラリア 該当なし
ソダシ Vマイル1着
ソングライン 安田記念1着
ディヴィーナ 該当なし
ナミュール 該当なし
ナムラクレア 該当なし
メイケイエール 該当なし
ララクリスティーヌ 該当なし
ルージュスティリア 該当なし
ロータスランド 該当なし
赤く塗った3頭はどの枠に入っても優勝する権利あり。
他の馬は枠順発表待ちの状態ですが、個人的には人気確実のナミュール
敗因のコメントをみると神経質でスムーズではないと辞めてしまうような部分もあり気持ちが非常に大事な馬
エリザベス女王杯のときも馬場がマイナスで前向きさが無かったとの事で、基本的には多少距離ロスしてもスムーズに直線に向かなければ良い脚を使ってくれない馬かなと感じています。
あくまでも個人の思考ですが外枠でストレスなく直線に向いた方が良いのと、今週末も雨なのでエリザベス女王杯後に馬場はマイナスだったとの報告もあり、内枠に入っても評価上げにくいですし外枠に入っても過去17年傾向から1着はかなり絶望的かと思います。
ここまでのまとめですが、無傷の満点クリアは
スターズオンアース
ソダシ
ソングライン
上記3頭です。
好走馬の前走
ソダシ フェブラG1
ファインルージュ 東京新聞G3
レシステンシア 高松宮記念G1
グランアレグリア 大阪杯G1
ランブリングアレー 中山牝馬HG3
マジックキャッスル 阪神牝馬G2
アーモンドアイ 有馬記念G1
サウンドキアラ 阪神牝馬G2
ノームコア 高松宮記G1
ノームコア 中山牝馬HG3
プリモシーン ダービーHG3
クロコスミア 阪神牝馬G2
ジュールポレール 阪神牝馬G2
リスグラシュー 阪神牝馬G2
レッドアヴァンセ 阪神牝馬G2
アドマイヤリード 阪神牝馬G2
デンコウアンジュ 福島牝馬G3
ジュールポレール 阪神牝馬G2
ストレイトガール 阪神牝馬G2
ミッキークイーン 阪神牝馬G2
ショウナンパンドラ 産経大阪G2
ストレイトガール 高松宮記G1
ケイアイエレガント 京都牝馬G3
ミナレット 福島牝馬G3
ヴィルシーナ 阪神牝馬G2
メイショウマンボ 産経大阪G2
ストレイトガール 高松宮記G1
ヴィルシーナ 産経大阪G2
ホエールキャプチャ 阪神牝馬G2
マイネイサベル 福島牝馬G3
ホエールキャプチャ 中山牝馬HG3
ドナウブルー 中山牝馬HG3
マルセリーナ 阪神牝馬G2
アパパネ マイラーG2
ブエナビスタ DWCG1
レディアルバローザ 中山牝馬HG3
ブエナビスタ DSCG1
ヒカルアマランサス 阪神牝馬G2
ニシノブルームーン 中山牝馬HG3
ウオッカ DDFG1
ブラボーデイジー 福島牝馬G3
ショウナンラノビア 卯月SH1600
エイジアンウインズ 阪神牝馬G2
ウオッカ DDFG1
ブルーメンブラット 阪神牝馬G2
コイウタ ダービーHG3
アサヒライジング 阪神牝馬G2
デアリングハート ダービーHG3
ダンスインザムード マイラーG2
エアメサイア 阪神牝馬G2
ディアデラノビア マイラーG2
過去17年で合計18頭と最も多くの好走馬を出している前走「阪神牝馬S」
この阪神牝馬Sは2016年に1400m→1600mに変更されています。
マイル変更後の過去6年を見るとヴィクトリアマイルにより直結するレースとなっており、
ソダシ フェブラG1
ファインルージュ 東京新聞G3
レシステンシア 高松宮記念G1
グランアレグリア 大阪杯G1
ランブリングアレー 中山牝馬HG3
マジックキャッスル 阪神牝馬G2
アーモンドアイ 有馬記念G1
サウンドキアラ 阪神牝馬G2
ノームコア 高松宮記G1
ノームコア 中山牝馬HG3
プリモシーン ダービーHG3
クロコスミア 阪神牝馬G2
ジュールポレール 阪神牝馬G2
リスグラシュー 阪神牝馬G2
レッドアヴァンセ 阪神牝馬G2
アドマイヤリード 阪神牝馬G2
デンコウアンジュ 福島牝馬G3
ジュールポレール 阪神牝馬G2
ストレイトガール 阪神牝馬G2
ミッキークイーン 阪神牝馬G2
ショウナンパンドラ 産経大阪G2
好走馬21頭中半数近くの10頭が前走阪神牝馬S
マイルに変更後では昨年初めて前走阪神牝馬S組から好走馬が出なかったので今年の期待値は少し上昇しているかなと思います。
マジックキャッスル 阪神牝馬G2
サウンドキアラ 阪神牝馬G2
クロコスミア 阪神牝馬G2
ジュールポレール 阪神牝馬G2
リスグラシュー 阪神牝馬G2
レッドアヴァンセ 阪神牝馬G2
アドマイヤリード 阪神牝馬G2
ジュールポレール 阪神牝馬G2
ストレイトガール 阪神牝馬G2
ミッキークイーン 阪神牝馬G2
好走した10頭は非常にシンプルな共通点
・4角3番手以内
・上がり3位以内
必ずどちらかに該当しています。
そして好走した10頭は更に下記条件いづれかをクリア
・近1年以内にG1で3着以内に好走
・2走内でどちらも好走しており内重賞好走+勝鞍あり
今年の前走阪神牝馬Sは
アンドヴァラナウト
イズジョーノキセキ
サウンドビバーチェ
サブライムアンセム
ディヴィーナ
ルージュスティリア
今年は上記6頭
上記馬は現時点での予想オッズで全て6番人気以下と妙味十分
マイル変更後、6番人気以下で穴を開けた9頭のうち6頭が前走阪神牝馬S組でした。
まずは前走の上がりと位置取りで条件該当馬を見ていきます。
アンドヴァラナウト 上がり1位
イズジョーノキセキ 該当なし
サウンドビバーチェ 4角2番手
サブライムアンセム 4角3番手
ディヴィーナ 該当なし
ルージュスティリア 該当なし
次にG1実績と近2走内の実績をチェックしていきます。
アンドヴァラナウト 該当なし
イズジョーノキセキ 該当なし
サウンドビバーチェ 該当なし
サブライムアンセム 該当なし
ディヴィーナ 該当なし
ルージュスティリア 該当なし
何と今年はG1実績のある前走阪神牝馬S組がいないのでレベルは例年より一枚も二枚も落ちると思います。
2走内で馬券外のあった馬は例外なく1年以内にG1好走実績があった点を見るとかなり厳しく見えます。
一応惜しいのが前走上がり最速で秋華賞3着実績のアンドヴァラナウト
かなり甘く見るなら前走4角2番手から優勝したサウンドビバーチェ
この2頭以外は走られたら事故レベルなので軽視したい存在です。
最後にもう一削りしたいと思います。
ヴィクトリアマイルの全17回の歴史でこのパターンは1度も馬券になっていません。
過去17年 【0-0-0-36】好走率0%
その条件は過去4走内に連対が1度も無かった馬
アンドヴァラナウトが該当します。
5番人気以下好走馬
2022年 レシステンシア 3着 6人気
2021年 ランブリングアレー 2着 10人気
2021年 マジックキャッスル 3着 5人気
2020年 ノームコア 3着 5人気
2019年 ノームコア 1着 5人気
2019年 クロコスミア 3着 11人気
2018年 ジュールポレール 1着 8人気
2018年 レッドアヴァンセ 3着 7人気
2017年 アドマイヤリード 1着 6人気
2017年 デンコウアンジュ 2着 11人気
2017年 ジュールポレール 3着 7人気
2016年 ストレイトガール 1着 7人気
2015年 ストレイトガール 1着 5人気
2015年 ケイアイエレガント 2着 12人気
2015年 ミナレット 3着 18人気
2014年 ヴィルシーナ 1着 11人気
2014年 ストレイトガール 3着 6人気
2013年 ホエールキャプチャ 2着 12人気
2013年 マイネイサベル 3着 5人気
2012年 ドナウブルー 2着 7人気
2010年 ヒカルアマランサス 2着 8人気
2010年 ニシノブルームーン 3着 11人気
2009年 ブラボーデイジー 2着 11人気
2009年 ショウナンラノビア 3着 7人気
2008年 エイジアンウインズ 1着 5人気
2007年 コイウタ 1着 12人気
2007年 アサヒライジング 2着 9人気
2007年 デアリングハート 3着 8人気
第一回から過去17年全てで上記28頭
当日人気の無かった穴馬について考察していきます。
左回り実績が超重要
過去28頭を調べると実に半数以上が左回り実績あり。
1つボーダーを引くと「左回り好走率50%以上」これが目安になります。
そして多くの該当馬が前走で着順が悪くても勝ち馬とは僅差で、目安は0.3秒以内
実にこれだけの作業で半数以上の好走馬を拾える結果となりました。
・左回り複勝率50%以上
・前走重賞好走(または0.3秒差以内or条件勝ち)
上記2つの条件を満たしている馬を過去好走馬と照らし合わせて見ましょう。
2022年 レシステンシア ◯
2021年 ランブリングアレー ◯
2021年 マジックキャッスル ◯
2020年 ノームコア
2019年 ノームコア ◯
2019年 クロコスミア ◯
2018年 ジュールポレール ◯
2018年 レッドアヴァンセ ◯
2017年 アドマイヤリード ◯
2017年 デンコウアンジュ
2017年 ジュールポレール
2016年 ストレイトガール
2015年 ストレイトガール
2015年 ケイアイエレガント
2015年 ミナレット ◯
2014年 ヴィルシーナ
2014年 ストレイトガール ◯
2013年 ホエールキャプチャ
2013年 マイネイサベル ◯
2012年 ドナウブルー
2010年 ヒカルアマランサス
2010年 ニシノブルームーン ◯
2009年 ブラボーデイジー ◯
2009年 ショウナンラノビア ◯
2008年 エイジアンウインズ ◯
2007年 コイウタ ◯
2007年 アサヒライジング
2007年 デアリングハート
28頭中16頭が該当で最も好走しやすいシンプルな条件
11人気クロコスミア
18人気ミナレット
11人気ニシノブルームーン
11人気ブラボーデイジー
12人気コイウタ
これだけデータブレイクの多い下位人気も上記条件に該当して激走しています。
残り16頭のうち12頭は「左回り複勝率50%以上を満たしていたが前走NGだった馬」
これらに注目してみると、結局左回りの重賞実績がかなり効いている印象で過去の東京重賞優勝馬やG1好走馬で溢れていました。
左回り複勝率50%以上を満たしていたが前走NGだった馬
・東京重賞勝ちor左回りで開催されたG1を好走
これらの条件を先程の年別条件に合わせてみたいと思います。
2022年 レシステンシア ◯
2021年 ランブリングアレー ◯
2021年 マジックキャッスル ◯
2020年 ノームコア ◯
2019年 ノームコア ◯
2019年 クロコスミア ◯
2018年 ジュールポレール ◯
2018年 レッドアヴァンセ ◯
2017年 アドマイヤリード ◯
2017年 デンコウアンジュ ◯
2017年 ジュールポレール
2016年 ストレイトガール ◯
2015年 ストレイトガール ◯
2015年 ケイアイエレガント
2015年 ミナレット ◯
2014年 ヴィルシーナ ◯
2014年 ストレイトガール ◯
2013年 ホエールキャプチャ ◯
2013年 マイネイサベル ◯
2012年 ドナウブルー
2010年 ヒカルアマランサス
2010年 ニシノブルームーン ◯
2009年 ブラボーデイジー ◯
2009年 ショウナンラノビア ◯
2008年 エイジアンウインズ ◯
2007年 コイウタ ◯
2007年 アサヒライジング ◯
2007年 デアリングハート ◯
これで28頭中24頭が左回り実績だけでカバーできます。
残った4頭に注目していきます。
ジュールポレール 前走阪神牝馬S3着
ケイアイエレガント 前走京都牝馬S1着
ドナウブルー 2走前京都牝馬S1着
ヒカルアラマンサス 2走前京都牝馬S1着
もうお分かりですよね、ジュールポレールを除けば2走内に関西圏で開催された重賞勝ち馬になっています。
ここで条件を広くして3着以内にすれば全馬例外なくカバーできるのですが、ジュールポレールが少し特殊なので絞っています。
この馬は前走阪神牝馬S上がり3位以内で好走しましたが、2走前は3勝クラス勝ちで、それまでに3連勝で前走が初重賞挑戦でした。
典型的な上がり馬ですね、ちなみに左回りはヴィクトリアマイルが初でデータ不足の4歳馬でした。
キャリア9戦でまだ戦歴が浅いので、この辺りが例外条件として考えられます。
一応はデータ面からボーダーを甘くすると過去28頭中28頭全てがここまでの条件で拾えます。
何度も書いて申し訳ないですが、下記の激走馬をカバーするのに相当甘くなっていますので最低でも買う馬にはクリアして欲しいところです。
2021年 ランブリングアレー 2着 10人気
2019年 クロコスミア 3着 11人気
2017年 デンコウアンジュ 2着 11人気
2015年 ケイアイエレガント 2着 12人気
2015年 ミナレット 3着 18人気
2014年 ヴィルシーナ 1着 11人気
2013年 ホエールキャプチャ 2着 12人気
2010年 ニシノブルームーン 3着 11人気
2007年 コイウタ 1着 12人気
問題はここからです。
ここまでの考察を今年出走馬に当てはめていきましょう。
まずは選定する馬ですが、流石に現時点でも1番人気のスターズオンアース
2番人気ソダシ、3番人気ナミュール、4番人気ソングライン、この隊列は当日まで変わらないと思うので残りの12頭を見ていきたいと思います。
まずは最も該当馬の多い下記条件
A 左回り複勝率50%以上
B 前走重賞好走(または0.3秒差以内or条件勝ち)
ロータスランド A
サウンドビバーチェ B
アンドヴァラナウト A
スタニングローズ AB
イズジョーノキセキ
ララクリスティーヌ AB
クリノプレミアム AB
サブライムアンセム AB
ナムラクレア AB
ディヴィーナ A
ステラリア B
ルージュスティリア A
次にA条件を満たしていた馬の救済条件を見ていきます。
C 東京重賞勝ちor左回りで開催されたG1を好走
ロータスランド AC
サウンドビバーチェ B
アンドヴァラナウト A
スタニングローズ AB
イズジョーノキセキ
ララクリスティーヌ AB
クリノプレミアム AB
サブライムアンセム AB
ナムラクレア AB
ディヴィーナ A
ステラリア B
ルージュスティリア A
ここまでが18番人気ミナレットですら条件クリアしている5番人気以下好走馬の86%が満たしていた条件です。
最後の救済条件を調べて行きます。
D 2走内に関西圏の重賞を優勝(ローカル除く)
ロータスランド AC
サウンドビバーチェ BD
アンドヴァラナウト A
スタニングローズ AB
イズジョーノキセキ
ララクリスティーヌ AB
クリノプレミアム AB
サブライムアンセム AB
ナムラクレア AB
ディヴィーナ A
ステラリア B
ルージュスティリア A
例外条件を満たしている馬もいないので、ここまでをまとめます。
ロータスランド 条件クリア
サウンドビバーチェ 条件クリア
アンドヴァラナウト
スタニングローズ 条件クリア
イズジョーノキセキ
ララクリスティーヌ 条件クリア
クリノプレミアム 条件クリア
サブライムアンセム 条件クリア
ナムラクレア 条件クリア
ディヴィーナ
ステラリア
ルージュスティリア
最も好走率の高い王道パターンに該当したのは下記5頭
スタニングローズ
ララクリスティーヌ
クリノプレミアム
サブライムアンセム
ナムラクレア
救済処置で残った下記2頭
ロータスランド
サウンドビバーチェ
上記7頭が今年激走するデータ条件クリア馬になります。
少し気になるのがロータスランド、1400m以下で今回距離延長になります。
このパターンから好走した(前走1400m以下から激走した5番人気以下馬)は
レシステンシア NHKマイル2着
ノームコア ヴィクトリアM1着
ストレイトガール ヴィクトリアM3着
ヴィルシーナ ヴィクトリアM1着
ストレイトガール 2走内関西圏重賞勝ち
ホエールキャプチャ ヴィクトリアM1着
ヒカルアラマンサス 2走内関西圏重賞勝ち
エイジアンウインズ 2走内関西圏重賞勝ち
アサヒライジング クイーンC2着
基本的には東京マイルG1好走馬で例外は2走内関西圏重賞勝ちの実績
アサヒライジングが少し弱いですが、それでも東京マイル重賞連対は最低でも欲しいところ。
今回ロータスランドが条件未達となり馬場がかなり悪くならないと厳しいかなと言う印象
ナムラクレアは条件クリアですが4歳馬の考察で書いた通り、走れば過去17年では初の2走内に1400m以上の出走がないパターン
歴史を変えられるか注目ですが、データ上は過去に1頭も好走馬がなく全馬飛びパターンなので強くは推薦できません。
残りの馬はこれまでの考察通りで消せる馬も多く、前走内容からも強く推せそうなのは今回のデータクリアの中でも2~3頭と言ったところでしょうか。
個人的な主観にもなりますが、今週すべて過去17年データ考察をしてきて今回の5番人気以下好走条件を満たした
データ満点クリアの注目馬は2頭です。
もし今年5番人気以下の激走があるとすれば、この2頭のどちらかだと思っています。
後は個人的な主観も含め印を打って行きたいと思います。
今年のヴィクトリアマイルについて
今年は過去17年と比較してもかなり豪華メンバーが集まったなと言う印象で、
最後の穴馬考察を含め、買いたい馬があまりにも多い1戦です。
例えば4番人気以下の馬を2頭推薦するには上位人気のスターズオンアース、ソダシ、ナミュールといった中から2頭を消さなければならない。
その上馬券を的中させるとなると、相当な覚悟が必要です。
スターズオンアースにはTwitterで月曜に投稿したように4-1-0-0の連対率100%データが存在
ソダシは芝1600~1800mで6-1-1-0、東京芝マイル戦に限れば2戦2勝(アルテミスS、ヴィクトリアM)で馬券外は1度も無し。
ナミュールの敗戦はほぼ間隔を詰めた時に集中しており、2ヶ月以上だと2-2-0-0と連対率100%
今回は3ヶ月半の出走で馬体も成長し秋とは別馬のような馬体重、東京コースでまさに買い時は今回でしょう。
それぞれが未だかつて1度も連対を外したことのない条件を持ち合わせている中で、今年はここから2頭消します。
走るのを分かっていても3頭推薦の少ない枠の中でやりくりするには3分の2を消さないと4番人気以下から推薦馬を出せないからです。
苦渋の決断ではありますが、馬券は回収率が全て、印の乱れ打ちで◎◯▲注☆△△△こんな予想になっている人いませんか?
その時は的中して良いかもしれませんが、年間トータルしたら毎月3~4本の10万馬券を取れないとバランス取れません。
このブログが圧倒的な回収率を維持している基盤はこの3頭推薦に拘っているからなので、今回も絞ります。
もし走っても(この3頭が好走する確率は相当高いですが)それ以上に納得した上で妙味を追いかけたいと思います。
2023年 ヴィクトリアマイルの推薦馬
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(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 15位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
3走前も前半厳しい流れを折り合って、直線そこまでスムーズではなかったのですが良く差しており強い競馬
11秒が並ぶLAPで最後坂で少し鈍っている辺りは東京向きだと感じます。
2走前の東京最終週にも関わらず好タイム、LAPが相当優秀で今回のヴィクトリアMに良く似た構成になるかなと感じています。
前走も前半流れて後半も引き締まった展開を中団から見事に差し切っており、距離が伸びる今回はもう1段前での競馬ができると思います。
スロー濃厚の中で前に言ってラスト3ハロンを速いLAPで持続できるこの馬は、まさに盲点だと思います。
外に入ったらどうしようかなと考えていましたが、願ってもない最高枠で完全に推薦しようと心に決めていました。
もちろん上位の3頭とは走ってみたら能力差があったという結果になるのは当然かもしれませんが、
ここまでのレース内容、非常に強いLAP、優秀な時計、今回手薄な前で競馬できる強みなど含め
これだけオッズ差がある馬だとは思わないので、リスクよりもリターンの期待値が完全に上回っている以上推薦したいと思います。
◯ソングライン
5走前のヴィクトリアMはスタートも直線も不利がありスムーズではない中で直線はかなり見どころあり。
次の安田記念では人気を落としましたがブログでも鉄板級の◎を打ち、見事に1着になってくれました。
この枠を心配している方もいるでしょうが、馬込みが苦手説は個人的な意見だと完全に否定派
外枠引いて外回しても届かない馬場の可能性もあるので真ん中よりの内枠はこれ以上ない馬番だと思います。
特に偶数かつ内側にスタニングローズがいるのが凄くレースしやすい並びになっているかなと言う印象
枠よりも騎手の方が何倍も不安要素です、なんとか直線捌いて欲しいと思います。
2走前は大外に出すも追走に苦労した分、最後はかなり末脚を発揮していますが最高速度がゴール板で脚は余りまくり。
海外に向けての叩きだったのもありますが個人的には負けて強い内容に感じました。前走の海外は、度外視で良いでしょう。
データ面からは、前年ヴィクトリアマイル0.3秒差以内+その後混合G1連対で2-1-0-0の連対率100%
昨年のヴィクトリアMはかなり評価できると思っているので、ベスト舞台に戻って本領発揮して欲しいと思います。
◎スターズオンアース
月曜日から本命ですが、正直枠順はどこでもよかったです。
ルメール騎手から2400mの馬とコメントがあったようにマイルに関して不安視する方もいますが、
全体の距離では無く、この馬は直線の距離で判断すべき馬だと思います。
4走前の阪神マイルでは4角4番手以内の先行馬が残る中で1頭だけ10番手から33.5秒で差し切り
3走前は東京2400mで1頭だけ大外から伸び、先行するスタニングローズを差し切り
2走前は出遅れかつ内回りの直線が短いコースで4角14番手から脚を余すも1頭だけバイアス無視の好走
前走も同じく内回りで逃げるジャックドール、先行するダノンザキッドの内前バイアス無視で1頭だけ10番手から好走
これだけの牡馬相手に1頭だけバイアス無視で脚を余しながら勝ち負けしているのですから牝馬限定戦で買わない理由がないです。
近2走より直線は遥かに長い舞台へ、更にスロー濃厚で追走に苦労する心配なし、馬群さえ捌ければ必ず結果が見えてきます。
データ面からは月曜日にTwitterで書いた通り、4歳馬で桜花賞好走+桜花賞までに馬券外なし+クラシック全て馬券内
このパターンは過去に5頭が走って4-1-0-0とパーフェクト連対、今年はこの馬に全てを託したいと思います。