過去9年の好走馬
| 年 | 着 | 馬名 | 人気 |
| 2022年 | 1着 | グリューネグリーン | 5人気 |
| 2着 | トップナイフ | 3人気 | |
| 3着 | ヴェルテンベルク | 11人気 | |
| 2021年 | 1着 | ジャスティンロック | 5人気 |
| 2着 | ビーアストニッシド | 9人気 | |
| 3着 | フィデル | 2人気 | |
| 2020年 | 1着 | ワンダフルタウン | 3人気 |
| 2着 | ラーゴム | 2人気 | |
| 3着 | マカオンドール | 7人気 | |
| 2019年 | 1着 | マイラプソディ | 1人気 |
| 2着 | ミヤマザクラ | 2人気 | |
| 3着 | ロールオブサンダー | 3人気 | |
| 2018年 | 1着 | クラージュゲリエ | 1人気 |
| 2着 | ブレイキングドーン | 4人気 | |
| 3着 | ワールドプレミア | 2人気 | |
| 2017年 | 1着 | グレイル | 2人気 |
| 2着 | タイムフライヤー | 1人気 | |
| 3着 | ケイティクレバー | 5人気 | |
| 2016年 | 1着 | カデナ | 3人気 |
| 2着 | ヴァナヘイム | 1人気 | |
| 3着 | ベストアプローチ | 6人気 | |
| 2015年 | 1着 | ドレッドノータス | 3人気 |
| 2着 | リスペクトアース | 5人気 | |
| 3着 | アドマイヤエイカン | 1人気 | |
| 2014年 | 1着 | ベルラップ | 6人気 |
| 2着 | ダノンメジャー | 2人気 | |
| 3着 | シュヴァルグラン | 5人気 |
京都2歳Sの名称になってからは過去9年とまだ浅い重賞です。
2020年、2021年、2022年は阪神開催となっておりデータ的にはサンプルが少なく難解
最も頭数が揃ったのが昨年の15頭、これまでは10頭以下ばかりのレースでしたが今年は14頭と集まりました。
重賞考察
前走未勝利だった馬は6頭
全馬5番人気以内かつ上がり3位以内で2着馬にタイム差を付けて勝利していました。
キープカルム 2人気上がり2位-0.2秒差
ダノンザテイル 5人気上がり2位-0.2秒差
プレリュードシチー 1人気上がり1位-0.2秒差
コスモキュランダ 1人気上がり1位-0.4秒差
ディスペランツァ 1人気上がり1位-0.1秒差
サトノシュラーセ 1人気上がり1位-0.8秒差
もうこの時点で予想したくないほどです。
ただでさえデータが少ないのに阪神から京都替わり、さらに全馬クリアで全く絞れず。
毎年この辺りで半数近く削れるだけに今年は超難解な1戦だと思います。
ジャパンカップ前に参加したくもないレースを買って外れ馬券を無駄に増やしたくないのが正直な心境です…泣
仕方ないので少し踏み込んで見ます。
前走札幌や函館を除いてローカル出走だった組は9年間で昨年の3着フィデルとヴェルテンベルクが最高着順
前走クラスに関わらず、阪神、東京、京都の3つで好走馬の9割を占めます。
コスモキュランダ 前走新潟
やっと1頭削れました…。
相変わらず苦しい展開ですが次に進みたいと思います。
前走新馬戦からは6頭
全馬が3番人気以内で、逃げていたドレットノータス、リスペクトアースを除けば上がりは2位以内でした。
オールナット 2人気逃げ
ルカランフィースト 3人気上がり1位
シンエンペラー 2人気上がり2位
コスモエスメラルダ 1人気上がり1位
カズゴルティス 3人気逃げ
ここは地獄でしょうか?
全馬クリアで絞れません、例年なら少なくても半分は削れているところです。
ここまで多いと波乱の要素がそれだけ高いということでもありますので、今年は割り切って妙味に振るのもありかなと思います。
ちなみに昨年は覚えてくれている人がいると嬉しいですが、激走ZONE唯一の該当馬だったヴェルテンベルクが11番人気で激走してくれました。
前走条件戦からは5頭
2017年のケイティクレーバーが前走12番人気で走っており、
基本的には前走好走馬であれば好走資格あり。
母数も少ないので何とも言えませんが今年は出走なしです。
前走OPクラス、G2~G3だった馬は合わせて10頭と最多ステップで見逃せません。
10頭全て前走好走で条件戦組と同条件、サンプルが少ないのもあり縛り過ぎないようにしたいと思います。
パワーホール 札幌2歳S2着
ギャンブルルーム 札幌2歳S3着
ホウホウプロサンゲ アイビーS2着
はい、またも全馬クリア
1頭も削れません。
今年ここまでたくさん記事を書いてきましたが、ダントツで絞れないレースNo.1で間違いないです。
ほぼデータが空気になっています。それくらい全馬前走素晴らしい戦績ということですね。
なので今年はもう私個人の独断と偏見だけの考察になります、役に立たず申し訳ないです。
しかし改めて出馬表を見ても超混戦ですね、難しすぎてヤバいです。
その中でも加点要素を見つけて印を打って行きたいと思います。
2023年 京都2歳Sの推薦馬
▲ホウホウプロサンゲ
前走の内容が非常に優秀でハナを取り切ってラスト3ハロン11.2-10.9-11.0の流れを直線突き放した。
が、ダノンエアズロックが32.7秒という異次元の末脚で番手から追い上げ2着に敗退
前に行ってもも4角で突き放す勢いもあったし単純に1.48.2は優秀な時計
新馬戦はかなり緩い仕上げで動けなかったが、中1週で小倉遠征-10キロと本気を出してきており
レースでは外を回ってラストは上がり最速で突き放す王道の競馬だった。
それも味のあるレースと前走OP以上を使ってきた馬の戦績が非常に良いので1戦1馬が人気するなら面白いと思います。
◯ギャンブルルーム
新馬戦は1.48.8の時計で上がり33.7秒、2着には5馬身差を付けており圧巻の内容
この時離された2着のブルーミンデザインは次走で上がり最速を使い即勝ち上がり。
4着馬も既に勝ち上がっておりレースレベルは高かったと思います。
前走の札幌2歳Sは同日の札幌がインが止まらないバイアスで異常なほどのイン前有利
1着馬2着馬は終始内ラチを頼って我慢していたのに対しこの馬はその2頭分外を追走
これでは3角中間から早めに手が動くのも納得で、内側の手応えが良く見えている証拠
レース後には馬場も合っていないとコメントしており、洋芝の稍重も応えた印象です。
今回は京都に戻って改めて期待できる舞台だと思いますし、前走でここまで人気が落ちるなら妙味あり。
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ここまでデータが役に立たないのであれば完全に妙味に振ってこの馬を取り上げたいと思います。
新馬戦は非常にレベルが高く、直線で内と外を選択した違いもありましたが
勝ち馬のその後を見る限り強い相手に伸びない内を選択し馬群を割って良く脚を使ったと思います。
前走は4角出口では既に先頭に出る勢いで、直線は遊びながら突き放しており道中スローで展開は向いたものの評価できる内容
重たい馬場でしたが天気は快晴で、今のタフな京都の馬場と非常にリンクすると思います。
今回は前走前目で競馬していた馬が多く、前が引っ張る展開も考えられる中で
新馬戦で見せた道中の溜め、多少上がりの掛かる展開など含め今の舞台で一番伸びしろがあるのはこの馬かなと思いました。
頭数が少ないのもあり7~14番人気、下から数えた方がまだ早いほどで妙味は相当ある馬だと思います。



