過去20年の好走馬
タイトルホルダー
ディープボンド
テーオーロイヤル
ワールドプレミア
ディープボンド
カレンブーケドール
フィエールマン
スティッフェリオ
ミッキースワロー
フィエールマン
グローリーヴェイズ
パフォーマプロミス
レインボーライン
シュヴァルグラン
クリンチャー
キタサンブラック
シュヴァルグラン
サトノダイヤモンド
キタサンブラック
カレンミロティック
シュヴァルグラン
ゴールドシップ
フェイムゲーム
カレンミロティック
フェノーメノ
ウインバリアシオン
ホッコーブレーヴ
フェノーメノ
トーセンラー
レッドカドー
ビートブラック
トーセンジョーダン
ウインバリアシオン
ヒルノダムール
エイシンフラッシュ
ナムラクレセント
ジャガーメイル
マイネルキッツ
メイショウドンタク
マイネルキッツ
アルナスライン
ドリームジャーニー
アドマイヤジュピタ
メイショウサムソン
アサクサキングス
メイショウサムソン
エリモエクスパイア
トウカイトリック
ディープインパクト
リンカーン
ストラタジェム
スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー
イングランディーレ
ゼンノロブロイ
シルクフェイマス
ヒシミラクル
サンライズジェガー
ダイタクバートラム
20年で60頭
この天皇賞は58キロを背負って出走することになります。
そこで過去の好走馬の斤量データを元に調べてみました。
どこのブログにも載っていない独自データですのでこの記事が役に立てれば幸いです。
過去好走馬独自斤量データ
タイトルホルダー 57キロG1勝利 4歳馬
ディープボンド(阪神大賞典1着)
テーオーロイヤル 4歳馬(ダイヤモンドS1着)
ワールドプレミア (前走日経賞3着)
ディープボンド (前走阪神大賞典1着)
カレンブーケドール (前走日経賞2着)
フィエールマン 58キロG1勝利 5歳
スティッフェリオ (前走日経賞3着)
ミッキースワロー (前走日経賞1着)
フィエールマン 57キロG1勝利 4歳
グローリーヴェイズ (菊花賞0.5秒差上がり最速)4歳
パフォーマプロミス 無し
レインボーライン 58キロG13着
シュヴァルグラン 58キロG12着
クリンチャー 57キロG12着 4歳
キタサンブラック 58キロG11着
シュヴァルグラン 58キロG13着
サトノダイヤモンド 57キロG11着 4歳
キタサンブラック 57キロG1勝利 4歳
カレンミロティック 58キロG13着
シュヴァルグラン (前走阪神大賞典上がり最速1着)
ゴールドシップ 58キロG1勝利
フェイムゲーム 58キロG3勝利
カレンミロティック 58キロG12着
フェノーメノ 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 58キロG13着
ホッコーブレーヴ (前走日経賞上がり2位2着)
フェノーメノ 57キロG12着 4歳
トーセンラー (過去に菊花賞で3着)
レッドカドー 60キロ条件戦勝利
ビートブラック (菊花賞0.2秒差3着)
トーセンジョーダン 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 57キロG12着 4歳
ヒルノダムール (菊花賞0.4秒差上がり3位)
エイシンフラッシュ 57キロG1勝利 4歳
ナムラクレセント 58.5キロ条件戦勝利
ジャガーメイル 58キロ条件戦勝利
マイネルキッツ 58キロG1勝利
メイショウドンタク 無し
マイネルキッツ (前走日経賞上がり2位連対)
アルナスライン 58キロG22着
ドリームジャーニー (菊花賞0.5秒上がり3位)
アドマイヤジュピタ 58キロG2勝利
メイショウサムソン 58キロG1勝利
アサクサキングス 59キロG23着
メイショウサムソン 59キロG21着
エリモエクスパイア 無し
トウカイトリック (前走阪神大賞典上がり最速3着)
ディープインパクト 58キロG2勝利
リンカーン 58キロG2勝利
ストラタジェム 58キロ条件戦勝利
スズカマンボ (前走OP戦上がり2位3着)
ビッグゴールド (前走OP戦勝利)
アイポッパー 58キロ条件戦勝利
イングランディーレ 58キロG2勝利
ゼンノロブロイ (菊花賞0.5秒上がり2位)
シルクフェイマス 58キロ条件戦勝利
ヒシミラクル 57キロG1勝利 4歳
サンライズジェガー 57.5キロ条件戦勝利
ダイタクバートラム (前走阪神大賞典上がり最速勝利)
マンハッタンカフェ 57キロG1勝利 4歳
ジャングルポケット 57キロG1勝利 4歳
ナリタトップロード 60キロG2勝利
ちょっと過去の60頭全馬なので見辛いですが、
1つ1つ整理して行きたいと思います。
まず赤く塗った馬ですが、
こちらは基本的に
『過去に58キロ以上の斤量でG1を好走したことのある馬』
を中心に書いています。
条件戦やG3で58キロ以上を背負って勝利や、
G2で59キロを背負って3着だったアサクサキングスも実績としてクリアにしています。
重い斤量を背負って好走したことのある馬を赤で分類しています。
次に緑色に塗った馬ですが、
こちらは4歳馬です。
このグループは3〜4歳で58キロ以上を背負う機会がほぼないので、
『57キロ以上を背負ってG1で連対』
こちらを1つのボーダーとしてピックアップしています。
例外は4連勝で挑んだテーオーロイヤル1頭のみ
他は例外候補として2パターンに分類されます。
1.過去の菊花賞で好走していた
2.前走好走していた
過去に菊花賞で僅差で好走していた馬は7頭
グローリーヴェイズ (菊花賞0.5秒差上がり最速)4歳
トーセンラー (過去に菊花賞で3着)
ビートブラック (菊花賞0.2秒差3着)
ヒルノダムール (菊花賞0.4秒差上がり3位)
ドリームジャーニー (菊花賞0.5秒上がり3位)
ゼンノロブロイ (菊花賞0.5秒上がり2位)
前走好走馬は7頭
ワールドプレミア (前走日経賞上がり最速3着)
ディープボンド (前走阪神大賞典上がり3位1着)
カレンブーケドール (前走日経賞上がり最速2着)
スティッフェリオ (前走日経賞4角3番手3着)
ミッキースワロー (前走日経賞上がり3位1着)
シュヴァルグラン 無し(前走阪神大賞典上がり最速1着)
ホッコーブレーヴ 無し(前走日経賞上がり2位2着)
マイネルキッツ 無し(前走日経賞上がり2位連対)
トウカイトリック 無し(前走阪神大賞典上がり最速3着)
スズカマンボ 無し(前走OP戦上がり2位3着)
ビッグゴールド 無し(前走OP戦勝利)
ダイタクバートラム 無し(前走阪神大賞典上がり最速勝利)
この組は前走勝利か上がりを使っているか4角先行が望ましいです。
今年の出走予定馬をみて行きましょう。
アイアンバローズ なし
アスクビクターモア 菊花賞1着
アフリカンゴールド なし
エンドロール なし
サンレイポケット なし
ジャスティンパレス 前走阪神大賞典1着
シルヴァーソニック 前走好走(海外)
タイトルホルダー 58キロG1優勝
ディアステマ 前走上がり6位日経賞好走
ディープボンド 58キロG1連対
ディープモンスター なし
トーセンカンビーナ なし
ヒュミドール 前走上がり2位前走ダイヤモンドS好走
ブレークアップ 前走上がり2位阪神大賞典好走
ボルドグフーシュ 菊花賞連対
マテンロウレオ なし
メロディーレーン なし
赤く塗った9頭は要注目
過去20年全ての馬が該当していたパターンで好走馬は基本ここから
逆に青く塗った8頭は好走したら事故レベルのパターン
アイアンバローズ なし
アフリカンゴールド なし
エンドロール なし
サンレイポケット なし
ディープモンスター なし
トーセンカンビーナ なし
マテンロウレオ なし
メロディーレーン なし
これらの過度な穴狙いは避けて絞って的中したいところ。
気になるポイントその1
『2走内に重賞以外を使っていた馬』
テーオーロイヤル
ストラタジェム
スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー
過去20年の好走馬60頭のうち、
わずか5頭になります。
逆を返せば55頭が重賞→重賞→天皇賞春の流れで好走していることがわかります。
もう一つ気になるのが、
上記5頭で一番最近なのが、昨年のテーオーロイヤルなのですが
それ以前は2006年のストラタジェム、実に16年振りの快挙でした。
基本的にはかなり厳しいローテーションでテーオーロイヤルは当日4番人気と指示されていました。
エンドロール 前走2勝クラス
ディープモンスター 2走前OP
今年は上記2頭が該当しますがかなり厳しく見えます。
ちなみに好走した5頭は、下記2点を完全クリアして好走しています。
・2走とも馬券内
・2走とも勝利or2走内で重賞連対
この2ポイントどちらもクリアしている必要があります。
ここまでの好走馬は1頭の例外もなく該当して好走してきました。
昨年はテーオーロイヤルが完全クリアで買い推薦
今年はどちらも未達で完全に消し対象で問題ありません。
気になるポイントその2
『3戦連続馬券外の馬』
カレンミロティック
ビートブラック
メイショウドンタク
ヒシミラクル
過去20年の好走馬60頭のうち上記4頭
こちらも大変厳しいパターンになっています。
連続馬券外の記録としましては、
カレンミロティック→4戦馬券外→天皇賞春好走
ビートブラック→5戦連続馬券外→天皇賞春好走
メイショウドンタク→3戦連続馬券外→天皇賞春好走
ヒシミラクル→3戦連続馬券外→天皇賞春好走
今年これに該当するのが
アイアンバローズ
アフリカンゴールド
サンレイポケット
ディープボンド
トーセンカンビーナ
メロディーレーン
シンプルに過去の好走馬を仕分けするならば、
重要な項目は2つ
・その年の3000m以上のレースで3着以内
・過去に3000m以上の京都G1で3着以内
このどちらかに該当しています。
今年の該当6頭を調べると…
該当馬なし
でした。
ディープボンドの実績だけが気になりますが意外にも阪神で開催された天皇賞でしか好走例がなく
例外候補になるとは思いますが、好走率からしてもプラスではありません。
人気なら消せる重要な要素になります。
過去20年の枠順から見る天皇賞春の結果
この20年で日本馬で2桁馬番から馬券になった馬は以下で、それ以外は全て1桁馬番です。
(※2013年レッドカドー外国馬除く)
2022年 タイトルホルダー 前走日経賞1着 当日2番人気
2022年 ディープボンド 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
2021年 ディープボンド 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
2020年 フィエールマン 前走有馬記念4着(前年優勝馬)当日1番人気
2019年 フィエールマン 前走AJCC2着 当日1番人気
2018年 レインボーライン 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2018年 シュヴァルグラン 前走大阪杯13着(前年連対馬) 当日1番人気
2017年 サトノダイヤモンド 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2015年 フェイムゲーム 前走ダイヤモンドS1着 当日7番人気
2014年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞1着 当日3番人気
2012年 トーセンジョーダン 前走大阪杯3着 当日3番人気
2012年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞2着 当日2番人気
2011年 エイシンフラッシュ 前走大阪杯3着 当日3番人気
2010年 ジャガーメイル 前走京都記念2着 当日2番人気以内
2010年 マイネルキッツ 前走日経賞1着 当日4番人気
2009年 ドリームジャーニー 前走大阪杯1着 当日5番人気
2008年 アドマイヤジュピタ 前走阪神大賞典1着 当日3番人気
2008年 アサクサキングス 前走大阪杯3着 当日1番人気
2007年 エリモエクスパイヤ 前走日経賞10着(2走前ダイヤモンドS2着)当日11番人気
2007年 トウカイトリック 前走阪神大賞典3着 当日4番人気
2006年 リンカーン 前走日経賞1着 当日2番人気
2005年 スズカマンボ 前走大阪HC3着(2走前鳴尾記念2着)当日13番人気
2005年 ビッグゴールド 前走大阪HC1着(2走前OP1着)当日14番人気
2005年 アイポッパー 前走阪神大賞典2着 当日4番人気
2004年 ゼンノロブロイ 前走日経賞2着 当日4番人気
2003年 ヒシミラクル 前走大阪杯7着(前年菊花賞1着)当日7番人気
2003年 サンライズジャガー 前走阪神大賞典10着 当日8番人気
2003年 ダイタクバートラム 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
全部で28頭(外国馬込み29頭)
好走馬が全体で60頭なのでおおよそ半数、出走頭数は確実に2桁馬番の方が少ないので外の方が有利とまでは行きませんが
外枠は距離ロスがあるから不利と言われますが、実際にはそこまで不利ではありません。(むしろ好走率は外の方が高い)
前走3着以内、もしくは当日3番人気以内だった馬は赤く塗っていますが、実に25頭がこのパターンです。
青く塗った3頭、エリモエクスパイヤは2走前のダイヤモンドS勝ち馬から0.0秒差2着に好走、大波乱だった2005年を見てもわかるように2走前も好走しているパターンは評価できます。
ヒシミラクルは菊花賞優勝の4歳馬でした。
唯一なんの理由も見つからないのが今から18年前のサンライズジャガーです。
同年は阪神大賞典、京都記念と2走だけでどちらも2桁着順、その前年は9回走って全て3着以内という奇妙な戦績でした。
基本はこの20年で2桁馬番だった馬は上記のサンライズジャガーを除けば、基本は当日3番人気以内か前走3着以内、例外で2走前の戦績か前年の菊花賞が重要になってくるというパターンですね。
この時点で前走馬券外(2走続けて)+菊花賞実績のない4頭は軽視したい部類です。
今年はもうこれで走られたら仕方ないと思います、20年で1頭も走っていない予測例外を狙ってもトータルで見れば確実にマイナスに傾きますから割り切って買った方が良いので。
今年の出走馬の上位人気は金曜日時点ですが、
1番人気タイトルホルダー 3番
2番人気ジャスティンパレス 1番
3番人気ボルドグフーシュ 13番
人気馬が内枠に入った事により今年は条件的に
「前走好走馬」
2桁馬番が走るにはこのボーダーは最低ラインクリアしなければなりません。
5枠10番 サンレイポケット 阪神大賞典6着
6枠11番 ディアスティマ 日経賞3着(+1.4秒差)
6枠12番 ブレークアップ 阪神大賞典3着
7枠13番 ボルドグフーシュ 阪神大賞典2着
7枠14番 マテンロウレオ 大阪杯4着
8枠15番 エンドロール 条件戦1着
8枠16番 シルヴァーソニック 海外1着
8枠17番 アフリカンゴールド 阪神大賞典4着
前走馬券外の3頭は走ったら事故レベル、かなり厳しいと思います。
気になるのが2頭で、前走3着ではあるものの1.4秒以上と離されたディアステマ
このパターンは過去に天皇賞春を好走していたフィエールマン、シュヴァルグランの2頭
エリモエクスパイアは4歳かつ2走内の3000m以上重賞を連対していた馬でした。
それと比較すると6歳馬かつ2走内に3000m以上に出走も好走なし、G1の記録もありません。
走れば過去20年最低レベルを更新しますので軽視
エンドロールは2桁馬番で前走重賞以外は15年以上遡っても前走OPが最高
2頭好走馬がいますが2走内でG3を連対していたスズカマンボ、OP連勝のビッグゴールドです。
もしこの馬が走ればかなりの快挙といえる記録になるので、こちらも問答無用の消去対象です。
過去20年17頭以上(多頭数)の天皇賞春
7~8枠から好走した馬を見て行きましょう。
2022年 1着タイトルホルダー
2022年 2着ディープボンド
2018年 1着レインボーライン
2018年 2着シュヴァルグラン
2017年 3着サトノダイヤモンド
2012年 2着トーセンジョーダン
2011年 2着エイシンフラッシュ
2010年 2着マイネルキッツ
2007年 2着エリモエクスパイア
2006年 2着リンカーン
2005年 2着ビッグゴールド
2004年 2着ゼンノロブロイ
2021年、2022年は阪神開催なので一緒にするのは少し違うとは思いますが
ビッグゴールドとエリモエクスパイア以外は全て当日4番人気以内の人気馬
それでも2桁馬番で優勝したのは京都開催ではレインボーライン1頭のみと狭き門です。
これだけ毎年のように人気馬が外枠から好走していますが、なかなか勝ち切るのは難しい枠なのは間違いないです。
過去20年で天皇賞春を4番人気以下で好走した馬一覧
7番 テーオーロイヤル 4人気
3番 カレンブーケドール 4人気
6番 スティッフェリオ 11人気
5番 ミッキースワロー 4人気
8番 パフォーマプロミス 8人気
7番 グローリーヴェイズ 6人気
8番 クリンチャー 4人気
6番 シュヴァルグラン 4人気
3番 カレンミロティック 13人気
14番 フェイムゲーム 7人気
2番 カレンミロティック 10人気
7番 フェノーメノ 4人気
6番 ホッコーブレーヴ 12人気
1番 ビートブラック 14人気
2番 ヒルノダムール 7人気
3番 ナムラクレセント 5人気
16番 マイネルキッツ 4人気
4番 メイショウドンタク 16人気
2番 マイネルキッツ 12人気
4番 アルナスライン 4人気
12番 ドリームジャーニー 5人気
16番 エリモエクスパイア 11人気
12番 トウカイトリック 4人気
1番 ストラタジェム 8人気
10番 スズカマンボ 13人気
17番 ビッグゴールド 14人気
13番 アイポッパー 4人気
6番 イングランディーレ 10人気
16番 ゼンノロブロイ 4人気
8番 シルクフェイマス 5人気
11番 ヒシミラクル 7人気
14番 サンライズジェガー 8人気
実に20年60頭のうち33頭が4番人気以下
昔はそこまで気にならなかったですが、最近の天皇賞春は枠に依存します。
天皇賞春 枠順激走フィルター
馬番1~4(1枠2枠)
前走阪神大賞典
その年のダイヤモンドSに出走
前走G2以上を連対か0.2秒差以内
馬番5~9
前走G2以上連対か0.2秒差以内
過去に3000m以上のG1で連対
その年のダイヤモンドSで連対
馬番10~
前走G2以上連対か0.2秒差以内
過去に3000m以上のG1で優勝
その年のダイヤモンドSで連対
上記にあてはまる馬でこれだけの人気薄22頭全馬拾えます。
少し難しく書きましたが、
1or2枠ほぼなんでも有り(着順問わず阪神大賞典組多い)
それ以外は前走G2以上連対orダイヤモンドS連対or長距離G1実績
上記以外から好走したのは2頭のみ
2005年 スズカマンボ 前走大阪ハンブルクカップ3着
2005年 ビッグゴールド 前走大阪ハンブルクカップ1着
今から18年前になります。
2頭共に前走阪神2500mのOP戦を好走していました。
スズカマンボは2走内にG3連対、ビッグゴールドはOP2連勝と共に近2走は充実
この年は三連単約200万馬券と大荒れでした。
それ以外の2桁人気はしっかりと該当馬
スティッフェリオ 11人気
カレンミロティック 13人気
カレンミロティック 10人気
ホッコーブレーヴ 12人気
ビートブラック 14人気
メイショウドンタク 16人気
マイネルキッツ 12人気
エリモエクスパイア 11人気
イングランディーレ 10人気
今年は1~3番人気は予想オッズから当日まで変動なしで間違いないと思うので
1番人気 タイトルホルダー
2番人気 ジャスティンパレス
3番人気 ボルドグフーシュ
この3頭を除いた残りの14頭を見ていきたいと思います。
1枠1番 ジャスティンパレス 当日3人気以内
1枠2番 ディープモンスター 該当なし
2枠3番 タイトルホルダー 当日3人気以内
2枠4番 メロディーレーン 前走阪神大賞典
3枠5番 アイアンバローズ 該当なし
3枠6番 アスクビクターモア 菊花賞1着
4枠7番 ディープボンド 天皇賞春2着
4枠8番 トーセンカンビーナ 該当なし
5枠9番 ヒュミドール ダイヤモンドS2着
5枠10番 サンレイポケット 該当なし
6枠11番 ディアスティマ 該当なし
6枠12番 ブレークアップ 該当なし
7枠13番 ボルドグフーシュ 当日3人気以内
7枠14番 マテンロウレオ 該当なし
8枠15番 エンドロール 該当なし
8枠16番 シルヴァーソニック 前走海外1着
8枠17番 アフリカンゴールド 該当なし
今年の枠順に当てはめると、やはり外枠は2頭のみ
かなり甘く見るならスズカマンボ、ビッグゴールドがOP以上の直近実績が充実していたことから
2走前の有馬記念大敗以外は安定しているブレークアップも許容範囲かなと思います。
それ以外はやはり17年以上好走がない部類ですから軽視したい馬になります。
ここまでの天皇賞過去20年データ考察を全て照らし合わせると、
やはり今年はどの方面から見ても堅く収まりそうなイメージがあります。
もし荒れるとするなら現在1.3倍(金曜日20時現在)のタイトルホルダーが飛ぶような荒れ方しか思い浮かびません。
それほど上位の力差ははっきりと出ていると思います。
昨年のテーオーロイヤルように完全な上がり馬もいないので結局は格の部分が大切になってくると思います。
人気馬の気になるポイント
ジャスティンパレス
この馬を後押しするデータがあまりにも満載なので、いくつか紹介します。
完全な内枠巧者で馬番8番以内だと4-1-0-0、外目を引いたとき(9~18番だと)0-0-1-3
気性も安定しており大きく出遅れることもないでしょう、今回の1枠1番は完全に絶好枠だと思います。
父SS系の同年阪神大賞典勝ち馬は2015年以降で2-2-2-0好走率100%と安定した成績
今年はジャスティンパレスがこのパターンからで人気も頷けます。
3000m以上の重賞もここまで好走率100%とデータ面から見てもマイナスどころかプラス材料しか見当たらないほどの馬
しかし今回は2番人気確実ということもあり馬券的には少し嫌ってみたいと思います。
前走の阪神大賞典は異例ともいえる1000m通過1.04.9、2000m通過2.08.2秒と究極のスローペース
ラスト3ハロンは11.4-11.3-11.7と完全な瞬発力勝負になっておりジャスティンパレスに取ってはこれ以上ない展開
負けたボルドグフーシュは速い上がりの切れ味ではなく持続力が武器なので対照的に最も不得意な展開
休み明けが得意なジャスティンパレスに対してボルドグフーシュは完全に叩き良化型と
前走の1戦だけ見ればむしろ評価されるのはボルドグフーシュが正しいと感じています。
ジャスティンパレス向きの瞬発力勝負になっていますが、ブレークアップ+0.1秒差、ボルドグフーシュ+0.2秒差と抜けた上がりではなく
逃げたアフリカンゴールドがぎりぎり4着に粘っている時点で完全に位置取りの差が出ていたかなと思います。
本番の今回はスローからの瞬発力勝負にはまずならないと思いますし、馬場もジャスティンパレスよりはボルドグフーシュ向き
叩き2戦目となると、このオッズ差は馬券的な妙味があると感じています。
もちろん菊花賞でも僅差でしたし、印を打てるならこの馬にも…という気持ちはあります。
しかし限られた少ない推薦馬の中で、今回はタイトルホルダーをどう負かすかに注力して考察してきたので残念ながら印は回りませんでした。
2023年 天皇賞春の推薦馬
▲タイトルホルダー
この馬に関して強いところを改めて書かなくても皆さん理解している通り
補足するなら重馬場でも道悪成績が3-1-0-0と他馬よりも経験豊富なのがプラスαの強調材料
完全に内枠巧者で国内で6番以内を引いた場合、5-1-0-0と完璧な連対率で今回は絶好枠
あえて不安材料を探すなら、やはり京都競馬場という部分しか見つからないでしょう。
この馬の実績がほぼ阪神コースに集中していることから、コーナーの形状や坂などが阪神とまったくの別物
昨年7馬身差とはいえ阪神コースでの記録なので全く同じイメージだと少し違うかなと思います。
この時の出走メンバーを見渡しても今年より3枚も4枚も落ちる低調なメンバーで、アスクビクターモアもいる今回
どのようなペースで逃げるのか、このメンバーとコースでいつものタイトルホルダーが見れるのかは多少ギャンブルだと思います。
一番強いのは重々承知ですが、今回はこの馬を負かす馬は誰なのかをテーマに印を付けたいと思います。
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前走はたしかに度外視しても良い内容ですが、走法を見るとやはり馬場が悪いと走りにくそうにしています。
間違いなく良馬場の方が良いタイプなので今回の雨がどこまで乾くかがポイントになりそう。
データ面からはTARGETでデータが遡れる天皇賞春、過去35年を調べると
・前年◯◯
・関東馬
・(前走G2以上で0.5秒差以内)
過去35年 4-0-1-0 好走率100%
特に前走条件などは全く気にせず絞らなくても、この5頭しか該当がいないのですが
全馬前走G2以上で着差0.5秒差以内だったことも共通点なので本来はここに該当しない馬ですがもう一度狙いたい馬
個人的にもこのレースは本当に強いなと思いましたし、あのときの減速せずに一定のLAPを刻むこの馬のペースで行ければ
直線は簡単に垂れないですし、京都のコース形状はこの馬にピッタリだと思います。
タイトルホルダーを負かすには、後方からでは間に合わないのでイメージ的には直線で近い位置にいるこの馬は相当チャンスが回ってくると予想
オッズ差ほど力差はそこまで開いてないと思うので、ここで改めてこの馬の強さを見せてほしいと思います。
◎ボルドグフーシュ
前走は不得意の瞬発力勝負でよく2着まで上がってきたなと、むしろ評価したいくらい。
叩き良化型で陣営も前走を使ったことが本当に素晴らしいほどの仕上がりに変化しているそうで
ペースも馬場も展開も全てがこの馬にとって追い風に変わるでしょう。
特に一番はタイトルホルダーとアスクビクターモアがいる点で、通常よりも早目にレースが動き出す可能性が高いです。
それはこの馬にとっては最も得意としているLAP構成で、外差しも効き始めた京都コースなら十分通用すると思っています。
人気馬の中では1頭だけ外枠に配置されてしまいましたが、過去20年の馬番別好走率を調べてみると
1桁馬番(1~9番)好走率17.2% 平均人気8.97
2桁馬番(10~18番)好走率18.1% 平均人気9.17
むしろ外枠の方が人気薄が配置されているにも関わらず好走率が高いと言えます。
長距離=外は不利という勝手なイメージだけで決めつけ、この枠で嫌う人がいるなら有り難くオッズ妙味として受け取りたいと思います。
後は川田騎手の仕掛け1つだと思います、騎手の長距離実績がネガティブ要素としてありますが、走るのは騎手ではなくボルドグフーシュです。
もしここを勝つようなら泣く自信あります。それくらい思い入れのある馬でもあるので無事に力を出し切ってくれることを願います。


