【愛知杯】予想　伝統のハンデ重賞は今年も間違いなく荒れる！近年エリザベス女王杯か秋華賞がトレンドに

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭が好走していますが、

2015年は開催中止、2020年と2011年は小倉での開催

小倉に関しては右回り→左回り、最後の直線も平坦→坂ありでまったく別物のコース

この辺りの好走馬の取り扱いには要注意です。

データ的には2020年を除く直近5年を重視したいところ

人気的には半数以上が5番人気以下とハンデ戦らしく波乱要素は高め

重賞考察

好走馬の前走をざっくりと見渡すと、直近では前走重賞を使ってきた馬の好走が目立つが前走条件戦だった馬が11頭と意外と走っている。

その11頭を見ると、8頭が勝ち馬で、1頭が2着、2頭が3着で、1頭が6着だった。

面白いのが勝ち馬以外は0.2秒差以内のタイム差でした（6着敗退馬も1番人気で0.2秒差）

今年の条件戦ステップの馬はこれら全てクリアしていますので好走が見込めるかもしれません。

意外なのが前走1秒以上の敗退馬の巻き返しが少なく、これまで全体の30頭をみても3頭しかいません。

ウラヌスチャーム　過去の愛知杯0.2秒差

バウンスシャッセ　過去の愛知杯0.6秒差　G1好走馬

ブロードストリート　過去の愛知杯0.0秒差

大敗馬もしっかりと走る理由はありました。

マジックキャッスル　愛知杯勝ち馬

クールキャット　なし

今年の2頭はマジックキャッスルのみ巻き返せるかもしれません。

後は前走同コース以外の前走ローカル出走馬は20頭以上走っていますが全滅

マリアエレーナ　前走新潟

アイコンテーラー　前走新潟

カセドラルベル　前走新潟

上記3頭はかなり買い辛い存在です。

後は直近のトレンドになりつつある重要な要素が、

前年の秋華賞かエリザベス女王杯の出走馬が直近でかなり好走している

2021年
1着　マジックキャッスル　○
2着　ランブリングアレー
3着　ウラヌスチャーム　○

2020年
1着　デンコウアンジュ
2着　アルメリアブルーム　○
3着　レイホーロマンス　○

2019年
1着　ワンブレスアウェイ　○
2着　ノームコア　○
3着　ランドネ　○

2018年
1着　エテルナミノル　○
2着　レイホーロマンス
3着　マキシマムドパリ　○

2017年
1着　マキシマムドパリ　○
2着　サンソヴール
3着　クインズミラーグロ

2016年
1着　バウンスシャッセ
2着　リーサルウェポン
3着　アースライズ　○

逆にこの法則に当てはまらずに好走した馬(緑の馬)は前年にOP以上の勝鞍

もしくは条件戦を2勝以上していて、地方のダートを主体としていたサンソヴール以外はこれらをクリアしています。

カセドラルベル

ホウオウエミーズ

シゲルピンクダイヤ

ラルナブリラーレ

上記4頭はこれらを満たしておらず軽視予定

愛知杯の推薦馬

▲アンドヴァラナウト

秋華賞から参戦で加点要素、とにかく枠の並びが絶好で前目からスムーズに運べれば馬券内は安定していそうな同馬

左回りの2000ｍは2戦2勝で出走間隔もこの馬にとってはベスト、こちらも人気で切れない存在

2走前のスローから瞬発力勝負、3走前のハイペースからのスタミナ比べにも対応でき中京コースも相性良い

◯アナザーリリック

秋華賞からの参戦で加点要素、その前走が大外枠から外を回らされている割に初角、4角とポジションを落とすことなくやり過ごした。

4走前の重馬場を上がり36.3秒で差し切り勝ち、2走前の良馬場を33.2秒上がり最速で圧勝と終いの脚は柔軟で光るものがある。

この2走に共通している点が直線に坂のない新潟で、中京のラストにパワーが要求されるコースがどうかだが、5番人気以内になることはないと思うのでリターン的に特注で期待したい。

◎ルビーカサブランカ

毎年必ず人気のないところ（5番人気以下）から好走馬が出ているので、リターン的な部分も含め今年はこの馬を推薦したい。

5走前のシドニーTが見どころで、勝ち馬のソフトフルートと0.1秒差の勝負をしており、このレースの2着馬は後のG1馬アカイイトだった。

4着馬のクラヴェルがこのレースの後、重賞を4連続好走しておりエリザベス女王杯でも3着と、そのレベルの高さを証明している。

この馬自身、その後4戦全てで上がり2位以内で勝ち馬と差のない競馬をしており、今回は52キロで先週からずっと内の芝が良い中京で1枠

3枠以内に入ったときは4-2-2-1とレースセンスも良く、流石にこの人気は盲点だと思うので推薦したい。