【フィリーズレビュー】予想　今年人気馬が該当しない毎年必ず好走馬が出現する2つの黄金パターンとは

過去10年の好走馬

過去10年上記30頭

ご覧の通り1～5番人気以内で決まった年は1度もなく、

今年もほぼ6番人気以下から穴を開ける馬が出てくるでしょう。

重賞考察

前走別で見ていくと、前走新馬・未勝利組はかなり壁が高く2019年のノーワンが唯一の好走馬

この馬は前走の未勝利戦を上がり最速で差し切っており、着差は0.2秒以上(1馬身以上)でした。

今年このグループから出走する、

サブプライムアンセム

マイシンフォニー

モチベーション

3頭いますが1馬身以上の差を付けていたのはマイシンフォニーのみ

しかしこの馬は前走ヴィスパメンテの上がり33.6に次ぐ34.2の上がり2位で最速ではありません。

今年この組から推せそうな馬はいないのが正直なところ。

前走条件戦からの直行は好走馬が多く13頭、全ての馬が前走5番人気以内でした。

更に11頭が前走連対馬、残りは前走1番人気で0.3秒差だったソルヴェイグと同コース同距離に勝鞍のあったナイントゥファイブ

前走ダートだったティズトレメンダスは上がり3位以内で0.3秒差の圧勝でした。

ゼロドラゴン　前走5番人気3着

ラブリネスオーバー　前走7番人気1着

コンクパール　前走ダート上がり6位

ブッシュガーデン　前走3番人気9着

サウンドクレア　前走5番人気6着

今年の前走条件戦クラスだった馬で気になるのは上記5頭

次項で更にこの条件戦から好走した馬に注目してみたいと思います。

注目は人気馬が該当しにくい前走クラス

2021年　ミニーアイル
2020年　ナイントゥファイブ
2019年　プールヴィル
2019年　ジュランビル
2018年　リバティハイツ
2018年　アンコールプリュ
2018年　デルニエオール
2017年　カラクレナイ
2016年　ソルヴェイグ
2015年　クイーンズリング
2015年　ペルフィカ
2014年　エスメラルディーナ
2013年　メイショウマンボ
2013年　ナンシーシャイン
2013年　ティズトレメンダス
2012年　ビウイッチアス

上記は「前走条件クラスorOPクラスで5番人気以内かつ5着以内だった馬」

全体30頭のうち半数以上の16頭を占めます。

人気馬は前走阪神JFに集中することが多く、重賞でもない前走ステップが絶妙な好走を見せています。

というのも上記馬の平均好走人気は6番人気

昨年は11番人気のミニーアイルや、一昨年の12番人気激走ナイントゥファイブもこの条件から好走しています。

この激走パターンにフォーカスをして考察していきたいと思います。

今年この黄金ステップからフィリーズレビューに登録してきた馬は

アネゴハダ

ウィリン

ゼロドラゴン

テイエムスパーダ

上記4頭

好走馬の半数、そして10年連続ここから好走馬が出ていますので正直この時点で熱いです。

予想オッズは上記4頭全て3番人気以下とリターンも期待できそうです。

前走5番人気以内と条件を少しゆるくしていますが、16頭中12頭は前走3番人気以内

例外的な4頭のうち2頭は阪神コースで勝鞍あり、残り2頭は前走0.4秒差の圧勝ナンシーシャイン

前走OPクラス0.3秒差、2走前OP上がり最速3着のビウィッチアス

今年この条件は4頭全馬クリア

気になるのは前走1200ｍ戦から出走する2頭

ゼロドラゴン

テイエムスパーダ

昨年のミニーアイルを除けばそれまでこの部類全馬が飛びの状態でした。

そのミニーアイルは0.5秒以上の圧勝歴がありました。

前走0.5秒差圧勝のテイエムスパーダは救える要素あり、ゼロドラゴンは0.2秒が最高

さらに前走の4角位置取も非常にマイナスで、このパターンは

2018年のアンコールプリュ(前走上がり最速勝利)、2016年アットザシーサイド(前走阪神JF上がり2位5着)

ゼロドラゴンは前走条件戦敗退と流石に多方面から買えない要素が揃っています。

残りの2頭が気になるのはキャリア数です。

ウィリン　キャリア2戦

アネゴハダ　キャリア6戦

過去にキャリア2戦から好走した馬は4頭いますが、

4頭中3頭は前走3番人気以内で勝利しており、残り1頭は昨年のシゲルピンクルビーで前走阪神JFでした。

ウィリンは前走2番人気でOPクラスを3着敗退、もし今回走ればG1以外で敗退した馬では初となります。

更に関東馬というところもマイナス要素で過去10年1-2-1-26と占有率がかなり低いのと2014年以降好走馬ゼロ

アネゴハダはシンプルに使いすぎで、過去10年0-4-4-39と優勝馬は出てきておらず基本的にはかなり凡走傾向にあります。

どちらもマイナス要素が多くあまり推薦したくないのが本音です。

4頭とも難ありな感じではありますが今の所、

ゼロドラゴンとウィリンはかなり厳しいと感じますので

アネゴハダ

テイエムスパーダ

今年黄金パターンに一致する上記2頭は要注目馬です。

フィリーズレビューの推薦馬

▲キミワクイーン

週中のちょい出しデータにて書きましたが、このフィリーズレビューという特殊な舞台設定

まだキャリアの浅い3歳牝馬にとってある条件の有無が明確に結果として表れています。

下記は過去10年でその条件を満たしていた馬(平日限定公開記事のため条件は伏せます)

2021年　シゲルピンクルビー
2020年　ヤマカツマーメイド
2020年　ナイントゥファイブ
2019年　プールヴィル
2019年　ジュランビル
2018年　アンコールプリュ
2018年　デルニエオール
2017年　カラクレナイ
2016年　ソルヴェイグ
2016年　アットザシーサイド
2016年　キャンディバローズ
2015年　ペルフィカ
2015年　ムーンエクスプレス
2014年　ベルカント
2013年　メイショウマンボ
2012年　アイムユアーズ
2012年　ビウイッチアス
2012年　プレノタート

30頭中19頭が該当し、10年連続で好走馬が出てきている黄金パターン

今年たったの2頭しか該当馬がいないんですよね。

それも1番人気確実なナムラクレアはこの実績を持っていませんので好走する席はがら空き状態

キミワクイーンは1600ｍ戦では0-0-0-2、1400ｍ以下だと2-0-0-0とやはり短距離路線でこその馬

馬券外に飛んだ前走と3走前のマイル戦は度外視しても良いでしょう。

特に2走前1400ｍ戦はラスト1F12.0のところでグイッと前にでる勝負根性、マイルの瞬発力よりも

パワーが求められる今回の舞台、フィリーズレビューはほぼ確定でラスト12秒以上なので合うと思います。

昨年の2歳1勝クラス混合戦で牝馬が勝利したのは1例のみで、その勝ち馬がこのキミワクイーン

関東馬で輸送もありますし7年連続で関西馬のワンツースリーなので不安視するところもありますが、

それ以上に買い要素が多いので推薦したいと思います。

○アネゴハダ

こちらも週中の記事で推していた1頭、この馬の推薦ポイントは

前走条件クラスorOPクラスで5番人気以内かつ5着以内だった馬

2021年　ミニーアイル
2020年　ナイントゥファイブ
2019年　プールヴィル
2019年　ジュランビル
2018年　リバティハイツ
2018年　アンコールプリュ
2018年　デルニエオール
2017年　カラクレナイ
2016年　ソルヴェイグ
2015年　クイーンズリング
2015年　ペルフィカ
2014年　エスメラルディーナ
2013年　メイショウマンボ
2013年　ナンシーシャイン
2013年　ティズトレメンダス
2012年　ビウイッチアス

過去10年の好走馬30頭のうち半数以上16頭がこのパターン

テイエムスパーダと正直迷った部分がありますが、配当妙味と舞台設定を考えたときこちらを上に取りたいと思いました。

アネゴハダは4走前は不利を受けて着順を落としており3走前の阪神JFも適条件でないながらナムラクレアとは0.2秒差

2走前のダートを挟んで前走同舞台で芝初勝利、今回の阪神1400ｍの舞台が1番合っていると思います。

こちらもスピードというよりも多少タフになった方が良いタイプでラストの急坂で12秒掛かる部分も苦にしないでしょう。

意外と人気しているのが気になりますが枠も最高の場所を取れたのであとは展開1つだと思います。

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この馬は1600ｍ戦が0-0-1-1、1400ｍ以下が2-1-0-0と距離短縮は大幅にプラス

1400ｍ以下なら3戦全てで上がり最速を記録しており、前走と新馬戦は負けたが重く捉える必要はなさそう。

出走メンバーの中にはすでに勝負が済んでいる馬も多く、このメンバーなら崩れるイメージが全く無い。

過去10年で1～3枠が8勝、4枠～8枠は3勝と現在の阪神芝状態も良好で内枠を引けたのが非常に大きい。

更に1200ｍ、1400ｍ、1600ｍと全ての距離で持ち時計1位となれば馬券から外して考えることは難しく、

同日に坂路で追いきった979頭で最速のタイムと状態面も全く不安がない。

ここは不動の軸として本命を打ちたいと思います。