過去20年の好走馬前走一覧
2022年
ドウデュース 皐月賞G1
イクイノックス 皐月賞G1
アスクビクターモア 皐月賞G1
2021年
シャフリヤール 毎日杯G3
エフフォーリア 皐月賞G1
ステラヴェローチェ 皐月賞G1
2020年
コントレイル 皐月賞G1
サリオス 皐月賞G1
ヴェルドライゼンテ 皐月賞G1
2019年
ロジャーバローズ 京都新聞G2
ダノンキングリー 皐月賞G1
ヴェロックス 皐月賞G1
2018年
ワグネリアン 皐月賞G1
エポカドーロ 皐月賞G1
コズミックフォース プリンシ
2017年
レイデオロ 皐月賞G1
スワーヴリチャード 皐月賞G1
アドミラブル 青葉賞G2
2016年
マカヒキ 皐月賞G1
サトノダイヤモンド 皐月賞G1
ディーマジェスティ 皐月賞G1
2015年
ドゥラメンテ 皐月賞G1
サトノラーゼン 京都新聞G2
サトノクラウン 皐月賞G1
2014年
ワンアンドオンリー 皐月賞G1
イスラボニータ 皐月賞G1
マイネルフロスト 青葉賞G2
2013年
キズナ 京都新聞G2
エピファネイア 皐月賞G1
アポロソニック 青葉賞G2
2012年
ディープブリランテ 皐月賞G1
フェノーメノ 青葉賞G2
トーセンホマレボシ 京都新聞G2
2011年
オルフェーヴル 皐月賞G1
ウインバリアシオン 青葉賞G2
ベルシャザール 皐月賞G1
2010年
エイシンフラッシュ 皐月賞G1
ローズキングダム 皐月賞G1
ヴィクトワールピサ 皐月賞G1
2009年
ロジユニヴァース 皐月賞G1
リーチザクラウン 皐月賞G1
アントニオバローズ プリンシ
2008年
ディープスカイ NHKマG1
スマイルジャック 皐月賞G1
ブラックシェル NHKマG1
2007年
ウオッカ 桜花賞G1
アサクサキングス NHKマG1
アドマイヤオーラ 皐月賞G1
2006年
メイショウサムソン 皐月賞G1
アドマイヤメイン 青葉賞G2
ドリームパスポート 皐月賞G1
2005年
ディープインパクト 皐月賞G1
インティライミ 京都新聞G2
シックスセンス 皐月賞G1
2004年
キングカメハメハ NHKマG1
ハーツクライ 京都新聞G2
ハイアーゲーム 青葉賞G2
2003年
ネオユニヴァース 皐月賞G1
ゼンノロブロイ 青葉賞G2
ザッツザプレンティ 皐月賞G1
好走馬60頭のうち前走皐月賞だった馬は全部で38頭
半数以上がこの皐月賞をステップにダービーで好走しています。
特に近年は直結しており最重要ステップとなっています。
好走馬38頭の前走の内容
2022年
ドウデュース 1番人気 1着 14番手 上がり1位
イクイノックス 3番人気 2着 3番手 上がり4位以下
アスクビクターモア 6番人気 5着 1番手 上がり4位以下
2021年
エフフォーリア 2番人気 1着 4番手 上がり2位
ステラヴェローチェ 6番人気 3着 8番手 上がり2位
2020年
コントレイル 1番人気 1着 7番手 上がり1位
サリオス 3番人気 2着 4番手 上がり2位
ヴェルトライゼンデ 4番人気 8着 9番手 上がり4位以下
2019年
ダノンキングリー 3番人気 3着 5番手 上がり4位以下
ヴェロックス 4番人気 2着 4番手 上がり2位
2018年
ワグネリアン 1番人気 7着 12番手 上がり4位以下
エポカドーロ 7番人気 1着 4番手 上がり4位以下
2017年
レイデオロ 5番人気 5着 14番手 上がり2位
スワーヴリチャード 2番人気 6着 10番手 上がり4位以下
2016年
マカヒキ 3番人気 2着 13番手 上がり1位
サトノダイヤモンド 1番人気 3着 5番手 上がり3位
ディーマジェスティ 8番人気 1着 10番手 上がり2位
2015年
ドゥラメンテ 3番人気 1着 7番手 上がり1位
サトノクラウン 1番人気 6着 9番手 上がり2位
2014年
イスラボニータ 2番人気 1着 4番手 上がり3位
ワンアンドオンリー 4番人気 4着 12番手 上がり1位
2013年
エピファネイア 2番人気 2着 3番手 上がり4位以下
2012年
ディープブリランテ 3番人気 3着 3番手 上がり4位以下
2011年
オルフェーヴル 4番人気 1着 11番手 上がり1位
ベルシャザール 3番人気 11着 2番手 上がり4位以下
2010年
エイシンフラッシュ 11番人気 3着 12番手 上がり3位
ローズキングダム 2番人気 4着 8番手 上がり4位以下
ヴィクトワールピサ 1番人気 1着 8番手 上がり3位
2009年
リーチザクラウン 2番人気 13着 3番手 上がり4位以下
ロジユニヴァース 1番人気 14着 5番手 上がり4位以下
2008年
スマイルジャック 4番人気 9着 3番手 上がり4位以下
2007年
アドマイヤオーラ 1番人気 4着 12番手 上がり1位
2006年
メイショウサムソン 6番人気 1着 3番手 上がり4位以下
ドリームパスポート 10番人気 2着 9番手 上がり2位
2005年
ディープインパクト 1番人気 1着 9番手 上がり1位
シックスセンス 12番人気 2着 13番手 上がり2位
2003年
ネオユニヴァース 1番人気 1着 8番手 上がり1位
ザッツザプレンティ 5番人気 8着 2番手 上がり4位以下
一番の好走パターンは、
『3着以内か3番人気以内』
38頭の好走馬のうち32頭がこの部類です。
例外の5頭を見てみましょう。
2022年
アスクビクターモア 6番人気 5着 1番手
2020年
ヴェルトライゼンデ 4番人気 8着 9番手 上がり4位以下
2017年
レイデオロ 5番人気 5着 14番手 上がり2位
2014年
ワンアンドオンリー 4番人気 4着 12番手 上がり1位
2008年
スマイルジャック 4番人気 9着 3番手
2003年
ザッツザプレンティ 5番人気 8着 2番手
『上がり2位以内か4角3番手以内』
が、基本的な条件だったのですが
2020年のヴェルドライゼンテが20年以上で全馬が馬券外に飛んでいたデータを破って好走しました。
この馬は前走の皐月賞まで連対率100%、すでにホープフルS(G1)での連対経験と上がりも皐月賞を除けば全て3位以内と例外の資格はあったかもしれません。
今年の前走皐月賞組を見ていきましょう。
グリューネグリーン
シャザーン
ショウナンバシット
ソールオリエンス
タスティエーラ
トップナイフ
ファントムシーフ
フリームファクシ
ベラジオオペラ
ホウオウビスケッツ
メタルスピード
今年は登録19頭のうち11頭が皐月賞からで、ここを判別できれば予想の半分は終わったことになります。
ヴェルドライゼンテは今見ると本当に前走の皐月賞1つを除けばオール連対のオール上がり3位以内でホープフルS連対→スプリングS連対と素晴らしい実績でした。
この辺りの例外候補は最後に見ていきたいと思います。
まず最も占有率の高い
『3着以内か3番人気以内』
ソールオリエンス
タスティエーラ
ファントムシーフ
ベラジオオペラ
次に
『上がり2位以内か4角3番手以内』
グリューネグリーン
シャザーン
トップナイフ
上記7頭が今年の皐月賞組から買える馬となります。
例外候補を探しましたが、皐月賞を除く全レース上がり3位以内かつ重賞複数連対馬はいませんでした。
過去20年の例外的に走った6頭
2022年
アスクビクターモア 皐月賞6番人気(9.9)
2020年
ヴェルトライゼンデ 皐月賞4番人気(13.0)
2017年
レイデオロ 皐月賞5番人気(10.4)
2014年
ワンアンドオンリー 皐月賞4番人気(6.7)
2008年
スマイルジャック 皐月賞4番人気(11.4)
2003年
ザッツザプレンティ 皐月賞5番人気(6.6)
例外を作った6頭全てが皐月賞で5番人気以内or単勝オッズ10倍以下でした。
かなりオッズが割れている年もあり、22年、14年、03年はその例
人気で区切りつつオッズ帯でも選別していきます。
今年の例外候補3頭を見てみましょう。
グリューネグリーン 16番人気(185.2)
シャザーン 8番人気(17.8)
トップナイフ 9番人気(18.4)
全馬条件未達です。
となると今年の皐月賞で買える馬は通常通り最も占有率の高いパターン
ソールオリエンス
タスティエーラ
ファントムシーフ
ベラジオオペラ
上記4頭です。
登録馬19頭のうち、皐月賞組の11頭を4頭まで絞ることができました。
一応過去の記録ではありますが、この条件以外で前走皐月賞組が好走した例がないので非常に強力だと思います。
1つだけ心配要素としては、今年の皐月賞はご存知の通り雨の影響で相当重たい馬場であったこと。
不良まではいきませんが重馬場の完全な外差し、これが東京2400のCコース良馬場になったときにどうなるか、そこだけが懸念材料です。
過去20年の好走馬前走一覧
2022年
ドウデュース 皐月賞
イクイノックス 皐月賞
アスクビクターモア 皐月賞
2021年
シャフリヤール 毎日杯G3
エフフォーリア 皐月賞G1
ステラヴェローチェ 皐月賞G1
2020年
コントレイル 皐月賞G1
サリオス 皐月賞G1
ヴェルドライゼンテ 皐月賞G1
2019年
ロジャーバローズ 京都新聞G2
ダノンキングリー 皐月賞G1
ヴェロックス 皐月賞G1
2018年
ワグネリアン 皐月賞G1
エポカドーロ 皐月賞G1
コズミックフォース プリンシ
2017年
レイデオロ 皐月賞G1
スワーヴリチャード 皐月賞G1
アドミラブル 青葉賞G2
2016年
マカヒキ 皐月賞G1
サトノダイヤモンド 皐月賞G1
ディーマジェスティ 皐月賞G1
2015年
ドゥラメンテ 皐月賞G1
サトノラーゼン 京都新聞G2
サトノクラウン 皐月賞G1
2014年
ワンアンドオンリー 皐月賞G1
イスラボニータ 皐月賞G1
マイネルフロスト 青葉賞G2
2013年
キズナ 京都新聞G2
エピファネイア 皐月賞G1
アポロソニック 青葉賞G2
2012年
ディープブリランテ 皐月賞G1
フェノーメノ 青葉賞G2
トーセンホマレボシ 京都新聞G2
2011年
オルフェーヴル 皐月賞G1
ウインバリアシオン 青葉賞G2
ベルシャザール 皐月賞G1
2010年
エイシンフラッシュ 皐月賞G1
ローズキングダム 皐月賞G1
ヴィクトワールピサ 皐月賞G1
2009年
ロジユニヴァース 皐月賞G1
リーチザクラウン 皐月賞G1
アントニオバローズ プリンシ
2008年
ディープスカイ NHKマG1
スマイルジャック 皐月賞G1
ブラックシェル NHKマG1
2007年
ウオッカ 桜花賞G1
アサクサキングス NHKマG1
アドマイヤオーラ 皐月賞G1
2006年
メイショウサムソン 皐月賞G1
アドマイヤメイン 青葉賞G2
ドリームパスポート 皐月賞G1
2005年
ディープインパクト 皐月賞G1
インティライミ 京都新聞G2
シックスセンス 皐月賞G1
2004年
キングカメハメハ NHKマG1
ハーツクライ 京都新聞G2
ハイアーゲーム 青葉賞G2
2003年
ネオユニヴァース 皐月賞G1
ゼンノロブロイ 青葉賞G2
ザッツザプレンティ 皐月賞G1
20年の好走馬60頭のうち22頭です。
昨年は皐月賞組で独占しており、今年のオークスも前走桜花賞組が独占
近年は別路線からの好走が少なく期待値はやや低め、今年好走できそうな馬を考察していきたいと思います。
22頭の好走内容
シャフリヤール 毎日杯G3 2番人気 1着
ロジャーバローズ 京都新聞G2 2人気 2着
コズミックフォース プリンシ 1人気 1着
アドミラブル 青葉賞G2 1人気 1着
サトノラーゼン 京都新聞G2 2人気 1着
マイネルフロスト 青葉賞G2 3人気 6着
キズナ 京都新聞G2 1人気 1着
アポロソニック 青葉賞G2 9人気 2着
フェノーメノ 青葉賞G2 1人気 1着
トーセンホマレボシ 京都新聞G2 5人気 1着
ウインバリアシオン 青葉賞G2 6人気 1着
アントニオバローズ プリンシ 1人気 2着
ディープスカイ NHKマG1 1人気 1着
ブラックシェル NHKマG1 3人気 2着
ウオッカ 桜花賞G1 1人気 2着
アサクサキングス NHKマG1 3人気 11着
アドマイヤメイン 青葉賞G2 1人気 1着
インティライミ 京都新聞G2 1人気 1着
キングカメハメハ NHKマG1 1人気 1着
ハーツクライ 京都新聞G2 2人気 1着
ハイアーゲーム 青葉賞G2 2人気 1着
ゼンノロブロイ 青葉賞G2 1人気 1着
『全馬例外なく3番人気以内か連対』
そして22頭中17頭と大半がその両方を満たす馬でした。
例外的なその7頭を見ていきましょう。
マイネルフロスト 青葉賞G2 3人気 6着
3勝 東京コース0.3秒以上勝ち
アポロソニック 青葉賞G2 9人気 2着
2勝 東京芝コース連対率100%
トーセンホマレボシ 京都新聞G2 5人気 1着
3勝 東京コース初出走 左回り勝率100%
ウインバリアシオン 青葉賞G2 6人気 1着
3勝 東京コース勝率100%
アサクサキングス NHKマG1 3人気 11着
3勝 東京芝3戦2勝 0.3秒以上圧勝ち
少し例外的なのはアポロソニックですかね、
デビューからダート戦を使われていて芝は3戦しか走っていないためデータ不足です。
そして内枠に入れたのも好走した要因だったと思います。
・3勝以上かつ東京コース実績
このあたりは欲しいところです。
今年の前走別路線組を見ていきましょう。
ドゥラエレーデは前走海外ですが混雑するので最終考察で触れる予定です。
サトノグランツ 1人気1着
シーズンリッチ 5人気1着
スキルヴィング 1人気1着
トーセントラム 7人気7着
ノッキングポイント 2人気2着
ハーツコンチェルト 2人気2着
パクスオトマニカ 2人気1着
純粋な通過は
サトノグランツ 1人気1着
スキルヴィング 1人気1着
ノッキングポイント 2人気2着
ハーツコンチェルト 2人気2着
パクスオトマニカ 2人気1着
上記5頭
かなり多いですので別口で再度絞りたいと思います。
再審査の青2頭は、
シーズンリッチ 2勝 東京1-0-0-3
トーセントラム 1勝 東京0-0-0-3
過去の例外馬と比較しても一目瞭然
これで走られたら困るレベルですので完全な消し対象
ここから更に気になるポイントとしては、前走2000m以下の馬です。
過去20年で前走2000m以下(別路線組)は8頭しか馬券になっておらず60頭以上が馬券外に飛んでいます。
好走した8頭を見ていきましょう。
シャフリヤール 毎日杯1着 共同通信杯3着
コズミックフォース 京成杯2着 プリンシパルS1着
アントニオバローズ シンザン記念1着 プリンシパルS2着
ディープスカイ NHKマイル1着 毎日杯1着
ブラックシェル NHKマイル2着 弥生賞2着
ウオッカ 桜花賞2着 チューリップ賞1着
アサクサキングス きさらぎ賞1着
キングカメハメハ NHKマイル1着 毎日杯1着
基本的にはOP以上優勝+G3以上好走の実績
複数該当のなかったアサクサキングスは出走時点で3勝馬かつ前走G1出走馬でした。
ちなみにダービーで好走した別路線組は全馬が出走時点で2勝以上
1勝馬は1度も馬券になった事がありません。
ハーツコンチェルト 1勝馬
もし走れば歴史を塗り変える快挙となります。
恐らく1勝馬が成績悪く3勝馬の成績が良いのは、もちろん実力の差もありますがダービー出走権利に関係していると思います。
ホースマンの夢舞台であるダービーは当然1勝馬は権利取りに仕上げて出走しますから本番で他馬よりも上積みがない状態
賞金が足りていて十分ゆとりのあるローテと仕上げで望める分、他よりも余力があると考えています。
今年該当馬の前走と過去実績を見ていきましょう。
サトノグランツ 前走2200m
スキルヴィング 前走2400m
ノッキングポイント 前走1800m+OP以上勝鞍なし
ハーツコンチェルト 1勝馬
パクスオトマニカ 前走2000m+G3以上好走なし
過去20年別路線から好走した22頭全馬共通項目をクリアしたのは
サトノグランツ
スキルヴィング
上記2頭
昨日の皐月賞から好走した馬と合わせて既に登録馬の3分の2を削った状態です。
今年買える馬がかなり絞れてきました。
過去30年で1番人気に支持された馬
ダノンベルーガ
エフフォーリア
コントレイル
サートゥルナーリア
ダノンプレミアム
アドミラブル
ディーマジェスティ
ドゥラメンテ
イスラボニータ
キズナ
ワールドエース
オルフェーヴル
ヴィクトワールピサ
アンライバルド
ディープスカイ
フサイチホウオー
メイショウサムソン
ディープインパクト
キングカメハメハ
ネオユニヴァース
タニノギムレット
ジャングルポケット
エアシャカール
ナリタトップロード
スペシャルウィーク
メジロブライト
ダンスインザダーク
タヤスツヨシ
ナリタブライアン
ウイニングチケット
過去30年で上記30頭
毎年約7000頭の競走馬のうち1番人気(最も期待された馬)ですから
他のレースと違い特別な1番人気だと思います。
本日はこの1番人気について考察していきたいと思います。
1番人気の成績
過去30年で1番人気の日本ダービーでの成績は全体で
15-5-4-6
勝率50.0% 連対率66.7% 複勝率80.0%
2頭に1頭が勝ち、10頭中8頭が馬券になります。
これは到底無視できない存在
日本ダービーで1番人気に支持されたものの残念ながら飛んでしまった6頭
ダノンベルーガ
サートゥルナーリア
ダノンプレミアム
ワールドエース
アンライバルド
フサイチホウオー
過去30年の1番人気が飛んだパターンは以下の4パターン
A 前走から乗り替わり
B 前走G1以外で上がり2位以下
C 前走皐月賞で2番人気以下で敗退
D 当日不良馬場
この4項目のどれかに該当していました。
30頭全ての1番人気に当てはめていきます。
年号 | 馬名 | 該当 | ダービー |
2022年 | ダノンベルーガ | C | 4着 |
2021年 | エフフォーリア | なし | 2着 |
2020年 | コントレイル | なし | 1着 |
2019年 | サートゥルナーリア | A | 4着 |
2018年 | ダノンプレミアム | B | 6着 |
2017年 | アドミラブル | なし | 3着 |
2016年 | ディーマジェスティ | なし | 3着 |
2015年 | ドゥラメンテ | なし | 1着 |
2014年 | イスラボニータ | なし | 2着 |
2013年 | キズナ | なし | 1着 |
2012年 | ワールドエース | C | 4着 |
2011年 | オルフェーヴル | D | 1着 |
2010年 | ヴィクトワールピサ | なし | 3着 |
2009年 | アンライバルド | D | 12着 |
2008年 | ディープスカイ | なし | 1着 |
2007年 | フサイチホウオー | C | 7着 |
2006年 | メイショウサムソン | なし | 1着 |
2005年 | ディープインパクト | なし | 1着 |
2004年 | キングカメハメハ | なし | 1着 |
2003年 | ネオユニヴァース | なし | 1着 |
2002年 | タニノギムレット | なし | 1着 |
2001年 | ジャングルポケット | C | 1着 |
2000年 | エアシャカール | なし | 2着 |
1999年 | ナリタトップロード | C | 2着 |
1998年 | スペシャルウィーク | なし | 1着 |
1997年 | メジロブライト | なし | 3着 |
1996年 | ダンスインザダーク | なし | 2着 |
1995年 | タヤスツヨシ | C | 1着 |
1994年 | ナリタブライアン | なし | 1着 |
1993年 | ウイニングチケット | なし | 1着 |
4項目マイナスポイントに該当しなかった日本ダービー1番人気馬
12-4-4-0
勝率60.0% 連対率80.0% 複勝率100%
4項目マイナスポイントに1つでも該当した日本ダービー1番人気馬
3-1-0-6
勝率33.0% 連対率40.0% 複勝率40.0%
昨年のダノンベルーガもこちらに該当しており、推薦馬候補から除外しました。
結果は惜しい4着ではありましたが、過去30年の傾向からは十分この結果は予測できました。
今年の1番人気はどうでしょうか?
ソールオリエンス
この馬の前走を見てみると
前走 皐月賞2番人気1着 上がり1位
A 前走から乗り替わり→横山武史騎手継続
B 前走G1以外で上がり2位以下→前走皐月賞
C 前走皐月賞で2番人気以下で敗退→1番人気1着
D 当日不良馬場→現時点で良馬場濃厚
はい、答えは出ております。
ソールオリエンス
過去30年1番人気データ
【12-4-4-0】好走率100%
おめでとうございます、過去の好走馬と完全一致しており問題なさそう。
少し心配なのが当日良馬場開催でも皐月賞は重馬場開催であったこと。
実は皐月賞の歴史で重~不良になった年はTARGETでデータが遡れる1980年(43年)まで遡っても1989年の1回のみ
今年の皐月賞の馬場はこの30年以上の歴史では表示上最も重かったといえます。
これがどう今年のダービーに影響するのかはサンプルがないので今のところ結論は出ません。
一応好走するに相応しい1番人気であることは間違い無さそうなので、この項目の考察は終わりたいと思います。
日本ダービー 2023年 枠順確定
1枠1番 ベラジオオペラ
1枠2番 スキルヴィング
2枠3番 ホウオウビスケッツ
2枠4番 トップナイフ
3枠5番 ソールオリエンス
3枠6番 ショウナンバシット
4枠7番 フリームファクシ
4枠8番 メタルスピード
5枠9番 グリューネグリーン
5枠10番 シャザーン
6枠11番 ハーツコンチェルト
6枠12番 タスティエーラ
7枠13番 シーズンリッチ
7枠14番 ファントムシーフ
7枠15番 ノッキングポイント
8枠16番 パクスオトマニカ
8枠17番 ドゥラエレーデ
8枠18番 サトノグランツ
遂に枠順が決まりましたね!
3枠5番ディープインパクト→三冠馬
3枠5番オルフェーヴル→三冠馬
3枠5番コントレイル→三冠馬
3枠5番リバティアイランド→三冠(予定)
3枠5番ソールオリエンス→???
リバティアイランドは同世代に敵はもういないと感じている個人的な判断で申し訳ないのですが…
ソールオリエンスは面白い枠に入りました、縁起が良いですね。
「枠順」について過去20年を振り返りながら考察していきたいと思います。
過去20年で8枠からダービーを好走した馬
2022年 イクイノックス 2着
2018年 ワグネリアン 1着
2017年 アドミラブル 3着
2007年 アサクサキングス 2着
2004年 ハイアーゲーム 3着
2003年 ザッツザプレンティ 3着
20年間で59頭が8枠から走って6頭です。
面白いことにこの上記6頭にはある共通点があるんですね、
それは
イクイノックス ノーザンファーム
ワグネリアン ノーザンファーム
アドミラブル ノーザンファーム
アサクサキングス 社台ファーム
ハイアーゲーム 社台ファーム
ザッツザプレンティ 社台ファーム
全馬社台系なんですよね、
ここまでの20年間で8枠に入った非社台系は全滅しています。
社台系の運動会とは良く言ったものです…
しかも好走した全馬が「前走5番人気以内」
今年8枠に入った馬は
パスクオトマニカ ノーザンファーム
ドゥラエレーデ ノーザンファーム
サトノグランツ ノーザンファーム
全馬社台系で問題なし。
谷川牧場のファントムシーフはあと2つ外にいたら結構厳しかった気がします。
圧勝経験の重要性
シンプルに8枠から好走した馬は枠のハンデを克服した猛者だと思います。
面白いことに8枠から好走した6頭全てが過去のレースで同世代に圧勝していた経験がありました。
イクイノックス 東スポ杯G3 1着
ワグネリアン 東スポ杯G3 1着
アドミラブル 青葉賞G2 1着
アサクサキングス きさらぎ賞G3 1着
ハイアーゲーム 青葉賞G2 1着
ザッツザプレンティ ラジオたんぱG3 1着
『全馬重賞0.3秒以上の圧勝経験あり』でした。
今年の8枠に入った3頭
パスクオトマニカ 圧勝経験なし
ドゥラエレーデ 圧勝経験なし
サトノグランツ 圧勝経験なし
実はこの実績外枠では毎年持ち合わせている馬が少なく、昨年も唯一圧勝経験のあったイクイノックスが8枠から好走
今年の3頭は見ての通り勝ち馬であっても僅差での勝利が多く該当馬はいません。
2桁馬番をどう見るか
6枠~8枠(馬番でいうと11番~18番)
一般的に言う外枠に配置された馬を見ていきましょう。
過去20年ベースで見ると、実はダービーで馬番11番~18番でのワンツースリーは1度も成立していません。
必ず1~10番が馬券内に好走しています。
8枠について上で書きましたが非常に高いボーダーをクリアした馬しか好走しておらず、オークスと違いCコース替わりの馬場が影響していると考えられます。
過去の枠番成績を見ても間違いなく内枠有利で外枠不利と言えるでしょう。
今年上位人気確実の6頭(予想オッズ)
1番人気ソールオリエンス 5番
2番人気スキルヴィング 2番
3番人気ファントムシーフ 14番
4番人気タスティエーラ 12番
5番人気サトノグランツ 18番
6番人気ドゥラエレーデ 17番
結構な馬が外に入ってしまいました。
こうなるとソールオリエンスorスキルヴィングが好走する確率はかなり高いと思います。
昨年は1~4番人気全てが馬番11~18に入り、予想段階でこの人気4頭のうち半分は飛びますと予言し
ドウデュース、イクイノックスを推薦しましたが、他2頭は予言通り馬券外に沈みました。
7番人気で穴を開けたのは2枠3番のアスクビクターモア
今年は上位2頭が内枠を引いたので穴馬を探す際に内枠からという考察でなくても構いませんが昨年は必ず内枠の馬が盲点になると感じていました。
結果敵に内枠のアスクビクターモアではなくプラダリアを3頭目に指名して5着…完全ビタ的中とはなりませんでした。
過去に好走した6~8枠(11~18番)の共通点を見ていきましょう。
ドウデュース
イクイノックス
ステラヴェローチェ
サリオス
ヴェロックス
ワグネリアン
エポカドーロ
レイデオロ
アドミラブル
ドゥラメンテ
サトノクラウン
イスラボニータ
フェノーメノ
トーセンホマレボシ
リーチザクラウン
アサクサキングス
アドマイヤオーラ
ドリームパスポート
シックスセンス
キングカメハメハ
ハイアーゲーム
ネオユニヴァース
ザッツザプレンティ
過去20年でダービーを6枠(11番)より外から好走した馬は上記23頭
8枠の項目で触れた同世代OP以上での圧勝歴を調べると凄かったです。
ドウデュース なし
イクイノックス 東スポ2歳S-0.4
ステラヴェローチェ サウジRC-0.5
サリオス 朝日杯FS-0.4
ヴェロックス 若葉S-0.5
ワグネリアン 東スポ2歳S-0.5
エポカドーロ 皐月賞-0.3
レイデオロ なし
アドミラブル 青葉賞-0.4
ドゥラメンテ なし
サトノクラウン なし
イスラボニータ なし
フェノーメノ 青葉賞-0.4
トーセンホマレボシ 京都新聞杯-0.4
リーチザクラウン きさらぎ賞-0.6
アサクサキングス きさらぎ賞-0.3
アドマイヤオーラ なし
ドリームパスポート なし
シックスセンス なし
キングカメハメハ NHKマイル-0.8
ハイアーゲーム 青葉賞-0.4
ネオユニヴァース なし
ザッツザプレンティ ラジオ2歳S-0.7
外枠だと人気が若干落ちる傾向にありますが、23頭中14頭が実績あり。
9番人気ステラヴェローチェ サウジRC-0.5
14番人気アサクサキングス きさらぎ賞-0.3
7人番気ザッツザプレンティ ラジオ2歳S-0.7
この辺りもしっかりと実績があったのが素晴らしいです。
ドウデュース なし
レイデオロ なし
ドゥラメンテ なし
サトノクラウン なし
イスラボニータ なし
アドマイヤオーラ なし
ドリームパスポート なし
シックスセンス なし
ネオユニヴァース なし
実績のなかった上記9頭は下記パターン
・皐月賞5番人気以内かつ掲示板+重賞含む3勝以上(皐月賞以外馬券外なし)
・皐月賞連対+OP以上を最低3回以上好走
かなりハードルが高いです。
どんなに人気が無くても皐月賞で連対を外していた馬は全馬3勝以上かつ皐月賞以外で馬券外経験のない馬
皐月賞を連対していた馬でも最低実績だったシックスセンスですらOP以上を3回好走していた実績があります。
今年の出走表に当てはめて行きましょう。
6枠11番 ハーツコンチェルト
6枠12番 タスティエーラ
7枠13番 シーズンリッチ
7枠14番 ファントムシーフ
7枠15番 ノッキングポイント
8枠16番 パクスオトマニカ
8枠17番 ドゥラエレーデ
8枠18番 サトノグランツ
この中で同世代OP以上で0.3秒以上の圧勝経験のある馬は
ファントムシーフ 野路菊S-0.3
しかしOPだった馬は過去にヴェロックスの若葉S-0.5しかサンプルがなく難しいところ。
そのヴェロックスは若駒S2でも-0.3秒差とOP戦を2連勝、その後皐月賞を連対している点からも実績的にはかなり見劣りする感あります。
他の実績を見ていきます。
A 皐月賞5番人気以内かつ掲示板+重賞含む3勝以上(皐月賞以外馬券外なし)
B 皐月賞連対+OP以上を最低3回以上好走
6枠11番 ハーツコンチェルト なし
6枠12番 タスティエーラ なし
7枠13番 シーズンリッチ なし
7枠14番 ファントムシーフ なし
7枠15番 ノッキングポイント なし
8枠16番 パクスオトマニカ なし
8枠17番 ドゥラエレーデ なし
8枠18番 サトノグランツ なし
何と全滅です。
流石に当日人気のない馬(5番人気以下9頭全て)がクリアしていた条件だけに今年はかなり低レベルの予感
ちょっと見て欲しいのが6枠(11番より外)から好走した馬の前走です。
ドウデュース 皐月賞G1 3着 0.3
イクイノックス 皐月賞G1 2着 0.1
ステラヴェローチェ 皐月賞G1 3着 0.5
サリオス 皐月賞G1 2着 0.1
ヴェロックス 皐月賞G1 2着 0.0
ワグネリアン 皐月賞G1 7着 0.8
エポカドーロ 皐月賞G1 1着 -0.3
レイデオロ 皐月賞G1 5着 0.4
アドミラブル 青葉賞G2 1着 -0.4
ドゥラメンテ 皐月賞G1 1着 -0.2
サトノクラウン 皐月賞G1 6着 0.7
イスラボニータ 皐月賞G1 1着 -0.2
フェノーメノ 青葉賞G2 1着 -0.4
トーセンホマレボシ 京都新聞G2 1着 -0.4
リーチザクラウン 皐月賞G1 13着 1.7
アサクサキングス NHKマG1 11着 1.1
アドマイヤオーラ 皐月賞G1 4着 0.2
ドリームパスポート 皐月賞G1 2着 0.1
シックスセンス 皐月賞G1 2着 0.4
キングカメハメハ NHKマG1 1着 -0.8
ハイアーゲーム 青葉賞G2 1着 -0.4
ネオユニヴァース 皐月賞G1 1着 0.0
ザッツザプレンティ 皐月賞G1 8着 1.0
前走主要G1(皐月賞orNHKマイル)以外に出走していた馬をみてください。
青く塗った馬ですが、もう分かりますよね?
「前走圧勝した馬しか好走していない」
アドミラブル 青葉賞G2 1着 -0.4
フェノーメノ 青葉賞G2 1着 -0.4
トーセンホマレボシ 京都新聞G2 1着 -0.4
ハイアーゲーム 青葉賞G2 1着 -0.4
今年の出馬表を見てください。
6枠11番 ハーツコンチェルト 青葉賞+0.1
6枠12番 タスティエーラ 皐月賞
7枠13番 シーズンリッチ 毎日杯-0.1
7枠14番 ファントムシーフ 皐月賞
7枠15番 ノッキングポイント 毎日杯+0.1
8枠16番 パクスオトマニカ プリンシパル-0.1
8枠17番 ドゥラエレーデ UAダービー
8枠18番 サトノグランツ 京都新聞杯-0.0
過去20年ベースで見ても過去最低レベルだと思います。
まず前走圧勝馬がゼロ、可能性がありそうなのは皐月賞組の2頭かなと
ドゥラエレーデは前走海外で未知ですが東スポ杯で馬券外になっており2勝馬という事で例年通りなら厳しいかなと思います。
ここまでの結論を出すならば
今年6枠~8枠で好走可能な馬は
タスティエーラ
ファントムシーフ
前走皐月賞で馬券になった2頭のみ
正確に線引するなら全馬アウトですが、タスティエーラの東スポ0.2秒差
ファントムシーフのホープフルSで0.2秒差を甘く判定して2頭とします。
ダービーを好走した関東馬
2022年 2着 イクイノックス
2022年 3着 アスクビクターモア
2021年 2着 エフフォーリア
2020年 2着 サリオス
2019年 2着 ダノンキングリー
2018年 3着 コズミックフォース
2017年 1着 レイデオロ
2016年 3着 ディーマジェスティ
2015年 1着 ドゥラメンテ
2015年 3着 サトノクラウン
2014年 2着 イスラボニータ
2014年 3着 マイネルフロスト
2013年 3着 アポロソニック
2012年 2着 フェノーメノ
2009年 1着 ロジユニヴァース
2008年 2着 スマイルジャック
2004年 3着 ハイアーゲーム
2003年 2着 ゼンノロブロイ
過去20年 3-8-7-98
全体好走率 勝率2.6% 連対率9.5% 複勝率15.5%
馬券内占有率 1着15% 2着40% 3着35%
ダービーを好走した関西馬
2022年 1着 ドウデュース
2021年 1着 シャフリヤール
2021年 3着 ステラヴェローチェ
2020年 1着 コントレイル
2020年 3着 ヴェルトライゼンデ
2019年 1着 ロジャーバローズ
2019年 3着 ヴェロックス
2018年 1着 ワグネリアン
2018年 2着 エポカドーロ
2017年 2着 スワーヴリチャード
2017年 3着 アドミラブル
2016年 1着 マカヒキ
2016年 2着 サトノダイヤモンド
2015年 2着 サトノラーゼン
2014年 1着 ワンアンドオンリー
2013年 1着 キズナ
2013年 2着 エピファネイア
2012年 1着 ディープブリランテ
2012年 3着 トーセンホマレボシ
2011年 1着 オルフェーヴル
2011年 2着 ウインバリアシオン
2011年 3着 ベルシャザール
2010年 1着 エイシンフラッシュ
2010年 2着 ローズキングダム
2010年 3着 ヴィクトワールピサ
2009年 2着 リーチザクラウン
2009年 3着 アントニオバローズ
2008年 1着 ディープスカイ
2008年 3着 ブラックシェル
2007年 1着 ウオッカ
2007年 2着 アサクサキングス
2007年 3着 アドマイヤオーラ
2006年 1着 メイショウサムソン
2006年 2着 アドマイヤメイン
2006年 3着 ドリームパスポート
2005年 1着 ディープインパクト
2005年 2着 インティライミ
2005年 3着 シックスセンス
2004年 1着 キングカメハメハ
2004年 2着 ハーツクライ
2003年 1着 ネオユニヴァース
2003年 3着 ザッツザプレンティ
過去20年17-12-13-198
全体好走率 勝率7.1% 連対率12.1% 複勝率17.5%
馬券内占有率 1着85% 2着60% 3着65%
パッと見でも伝わると思いますが、関西馬が圧倒的有利です。
何故輸送がある関西馬の方が強いのか?
それは長らく続く西高東低の歴史が物語っていると思います。
単純に関東圏のレベルが低く、関西圏のレベルが高い状態がJRAが設立された当初から今も続いています。
所属する厩舎や騎手、設備なども関西と関東では全然違いますし近年は美浦トレセンの設備が栗東トレセンに追いついてきた感もありますが、
一部の重賞を除いて関東馬より関西馬の方が基本的に好走率が高いです。
明確にコレが原因と個人的に判断はできませんが、この西高東低は今現在も覆ることはなく続いています。
先週のオークスも関西馬が1着~4着を独占、このダービーも当然注目は関西馬です。
まず年号に注目してみてください。
関東馬の好走は途中で好走のない年もありますが、関西馬は過去20年全てで好走馬が継続して出ています。
昨年も上位人気、ダノンベルーガ、イクイノックス、ドウデュース、ジオグリフの内、関西馬はドウデュースのみ
結局ドウデュースが優勝し人気の関東馬はイクイノックスしか馬券になっていません。
今年はどうでしょう?
1番人気 ソールオリエンス 関東馬
2番人気 スキルヴィング 関東馬
3番人気 ファントムシーフ 関西馬
4番人気 タスティエーラ 関東馬
予想オッズ段階ではファントムシーフ以外は関東馬になります。
過去20年全ての年で好走馬が出ているのを引き継ぐのであれば
3番人気 ファントムシーフ
5番人気 サトノグランツ
6番人気 ドゥラエレーデ
7番人気 ショウナンバシット
10番人気 フリームファクシ
11番人気 ベラジオオペラ
12番人気 シャザーン
13番人気 トップナイフ
この辺りは必ず1頭以上好走する計算になります。
そしてソールオリエンスがこれまでの考察から好走する確率が非常に高いと判断しておりますので、
もし仮にソールオリエンスが馬券内に好走するのであれば、関東馬の席は残り0~1席という考え方ができます。
どうでしょうか?私ならオッズ的にも占有率的にも、狙うなら関東馬よりも関西馬を買いたい、そう思います。
関東馬で人気のス2番人気キルヴィング、4番人気タスティエーラ辺りを狙うなら関西馬を買った方が理論上は期待値が高いです。
少し話がズレますが、一般的に前走青葉賞組はダービーで成績が悪いと言われております。
確かにそうなのですが、その理由の落とし所に使われるこの理論、「中3週で2400mを連戦するのが馬の負担になり消耗が激しい」
もしこれが正しいなら青葉賞より条件がキツイ非根幹の京都新聞杯2200mは更に間隔が詰まって中2週、この短い間隔で輸送を挟みます。
僅か200mの違いも、誤差レベルの距離と中2週の輸送では関西圏である京都新聞杯の方がよっぽど条件的には馬への負担が大きいと思います。
ですがダービーでの成績はどうでしょうか?
前走青葉賞組
0-4-4-43 勝率0% 連対率7.8% 複勝率15.7% 平均8.6番人気
前走京都新聞杯組
2-3-1-37 勝率4.7% 連対率11.6% 複勝率14.0% 平均11.2番人気
何故人気が圧倒的に低い京都新聞杯組が青葉賞組の成績を超えるのでしょうか?
「中3週で2400mを連戦するのが馬の負担になり消耗が激しい」この理論は完全にウソです。
勝手なイメージが先行しているだけで、条件の厳しい京都新聞杯組より成績が悪いのです。
ここで出走馬のメンバーレベルの話に戻すと「西高東低」で結論が出ます。
シンプルに関東圏よりも関西圏のレベルが高いのです。
過去20年、関西馬で好走した23頭を見ていきましょう。
ドウデュース A
シャフリヤール C
ステラヴェローチェ A
コントレイル A
ヴェルトライゼンデ –
ロジャーバローズ C
ヴェロックス A
ワグネリアン C
エポカドーロ A
スワーヴリチャード B
アドミラブル B
マカヒキ A
サトノダイヤモンド A
サトノラーゼン B
ワンアンドオンリー A
キズナ B
エピファネイア A
ディープブリランテ A
トーセンホマレボシ B
オルフェーヴル A
ウインバリアシオン –
ベルシャザール C
エイシンフラッシュ A
ローズキングダム C
ヴィクトワールピサ A
リーチザクラウン B
アントニオバローズ C
ディープスカイ A
ブラックシェル A
ウオッカ A
アサクサキングス C
アドマイヤオーラ C
メイショウサムソン A
アドマイヤメイン B
ドリームパスポート A
ディープインパクト A
インティライミ B
シックスセンス A
キングカメハメハ A
ハーツクライ C
ネオユニヴァース A
ザッツザプレンティ –
A 前走皐月賞好走or勝ち馬から0.3秒差以内
B 2走内に0.3秒以上の圧勝経験があった馬
C 前走OP以上で3番人気以内
基本的にはA~Bに該当する関西馬が43頭中30頭とほぼこのグループ
Cまで広げてみても43頭中40頭と過去に好走した関西馬の93%を拾えている形になります。
今年の該当馬は
ベラジオオペラ
ファントムシーフ
サトノグランツ
上記3頭のみ、個人的にはもうこの3頭に流せば良いのではと思うほど熱いと思います。
中でも注目したいのがやはり条件の厳しいABのどちらかに該当した馬で
過去20年の年号になおしてみると…
2022年 1着 ドウデュース A
2021年 3着 ステラヴェローチェ A
2020年 1着 コントレイル A
2019年 3着 ヴェロックス A
2018年 2着 エポカドーロ A
2017年 2着 スワーヴリチャード B
2017年 3着 アドミラブル B
2016年 1着 マカヒキ A
2016年 2着 サトノダイヤモンド A
2015年 2着 サトノラーゼン B
2014年 1着 ワンアンドオンリー A
2013年 1着 キズナ B
2013年 2着 エピファネイア A
2012年 1着 ディープブリランテ A
2012年 3着 トーセンホマレボシ B
2011年 1着 オルフェーヴル A
2010年 1着 エイシンフラッシュ A
2010年 3着 ヴィクトワールピサ A
2009年 2着 リーチザクラウン B
2008年 1着 ディープスカイ A
2008年 3着 ブラックシェル A
2007年 1着 ウオッカ A
2006年 1着 メイショウサムソン A
2006年 2着 アドマイヤメイン B
2006年 3着 ドリームパスポート A
2005年 1着 ディープインパクト A
2005年 2着 インティライミ B
2005年 3着 シックスセンス A
2004年 1着 キングカメハメハ A
2003年 1着 ネオユニヴァース A
もうお見事ですね、過去20年1度も途切れることなく好走馬が続いています。
なんと今年これに該当する関西馬は1頭のみ
ファントムシーフ
以上です。
今年の皐月賞について
個人的にはやはり穴を開けるとするなら断然関西馬だと思います。
今年はファントムシーフ以外は関東馬で構成されており、ソールオリエンスの好走が非常に高いダービーと予想しています。
先週のオークスでは週中から注目していた2勝以上馬でワンツースリー
テン乗りを除き、キャリア6戦以内+過去に重賞を上がり最速勝ちした経験のある2勝以上馬
これだけシンプルな条件で該当馬は3頭のみ、1着馬リバティアイランド、3着ドゥーラ(15番人気)、4着ラヴェル(10人気)
そこで皐月賞で、ある仮説を自分なりに立てました。
通算勝利数は多いのに、前走の敗退で人気を落とした馬はダービーで巻き返し可能なのか?
結局ドゥーラやラヴェル(好走は叶いませんでしたが)は過去の重賞勝ち馬で勝利数も1勝馬が多い中では2勝と目立つ方でした。
最大目標であるクラシックの頂点までにどれだけ余力があるのかも重要なポイントで、それらを条件として調べてみました。
・芝3勝以上
・キャリア5戦以内
・前走の皐月賞で5番人気以内で馬券外
・前走の皐月賞が初馬券外の馬
過去20年【3-1-2-3】好走率66.7%
単勝回収率283.3% 複勝回収率226.7%
結論:巻き返し可能です。
今年これに該当するのは2頭
ベラジオオペラ 9番人気
フリームファクシ 11番人気
もちろん連続好走データではないので、今年この2頭がどちらも馬券外に沈む可能性も十分あります。
というよりも、このオッズ帯であれば凡走する確率の方が圧倒的に高いです。
現在ソールオリエンスの複勝が1.4倍も見えている状態で、先週のリバティアイランドの単勝が1.4なら個人的には同等かそれ以上の確率だと思うので
今年はソールオリエンスのオッズ次第ではありますが、この2頭は相手に加える期待値十分あると思いますので、抑え馬券としてワイドも考えたいと思います。
2023年 ダービーの推薦馬
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前走の騎乗には到底納得しておらず、陣営が工夫をして控えて結果を出してきた前走を全て無駄にするレースでした。
あのハイペースで外受けし馬群に沈むのも納得なのですが、適正なLAPを刻む事ができなかったので距離がどうなのかも判断つかず
個人的にはこれほど最低な騎乗はないと思うほど何も収穫のないレースでした。
それでも4角で早々と馬群に飲み込まれていった後を良く見ると、あれだけ厳しいポジションから一旦盛り返すほどで根性は見せました。
2走前の圧倒的なパフォーマンスから重馬場巧者のイメージかもしれませんが、やはり良馬場での馬だと思います。
3走前の東京コースで見せた先行して上がり33秒台も計測できますし本来は広いコース向きで間違いないと思います。
正直この枠に入ったことで想定オッズよりだいぶ人気してしまいましたが、8枠に入らなければ印は入れたいと思っていたほど。
この馬の巻き返しが可能かどうかは先に説明した通り、血統的に距離はギリギリか適性外だと思いますがロス無く直線早めの競馬で頑張って欲しいと思います。
◯ファントムシーフ
前走は直線で不利を受け落鉄をした影響もあり本来の姿ではなかったと思います。
それでも並ばれてからもうひと脚使っているところを見ると、やはり強い馬だなと感じます。
ホープフルSでも敗戦していますが、ルメール騎手も前走後に中山ではなく東京の馬とコメントしているように左の方が確実に良いと思います。
野路菊Sでは先行して上がり2位に0.6秒差をつける最速の33.5秒で2馬身突き抜けており、このコース替わりは完全にプラス
こちらもハービンジャー産駒ということで距離不安はあるのですが、それを差し置いても強力な関西馬データに該当
上で説明した通りですが関西馬好走条件に該当したABグルーブの馬は過去20年ダービーの歴史上全て好走馬が出ています。
今年はこの馬1頭だけがその条件を満たしており、前走が他に例のない重馬場での皐月賞という点は若干不安ではありますが、
前走落鉄、直線不利、左コース替わりなど全ての条件が好転する今回で到底無視できる存在ではないと思います。
◎ソールオリエンス
正直2週連続で先出し◎告知しても良いと思っていた馬ですが、枠順未確定の状態でリスクが大きいと思い控えました。
結果的には3枠5番という素晴らしいところを引き当てたので全く問題はなさそう。
新馬戦は1000m通過1.05という典型的なスローペース、ラスト3ハロンは11.5-11.0-11.0
2戦目の京成杯は1000m通過1.02.2でラスト3ハロンは12.2-11.7-11.5
前走の皐月賞は1000m58.5で重馬場を考えれば超ハイペース、ラスト3ハロンは12.7-12.5-12.0
ここまでのレース全てが加速LAPなんですよね、ゴール版を通過する部分が一番速くなっていますので3戦全て力を出し切ってません。
3戦全てあと1ハロン先にゴールがあっても圧勝しているでしょう、それくらい底を見せていない馬だと思います。
確かに前走の横山騎手の好判断もあり最内枠から直線大外、前崩れの恩恵を最大限に受けたわけですが
4角17番手のポジション的に普通なら3着が限界値だというところから異次元の末脚、これがどれほど凄いのかは月曜日の限定公開で書いた通り。
データ面でのバックアップは週中散々書いてきたので説明不要、菊花賞では1倍台になる馬だと思います。
Cコース替わりの土曜東京芝を確認しましたが極端な内有利ではなく展開次第では外決着にもなっていましたので馬場も大丈夫そう、今年は全てこの馬で勝負します。