前走4着以下から好走した馬
2022年 ダノンベルーガ 3着
2019年 ダノンプレミアム 2着
2017年 キタサンブラック 1着
2017年 レインボーライン 3着
2016年 リアルスティール 2着
2016年 ステファノス 3着
2015年 ステファノス 2着
2014年 ジェンティルドンナ 2着
2012年 エイシンフラッシュ 1着
2011年 ペルーサ 3着
2010年 ペルーサ 2着
2009年 スクリーンヒーロー 2着
2006年 スウィフトカレント 2着
2005年 ダンスインザムード 2着
2004年 ダンスインザムード 3着
2004年 アドマイヤグルーヴ 3着
2003年 シンボリクリスエス 1着
2003年 テンザンセイザ 3着
過去20年で上記18頭
全体の60頭の18頭、逆に42頭は前走3着以内から天皇賞秋を好走していたことになります。
面白いのが前走4着以下に限定してもリピーターの多さに驚きます。
東京2000mの舞台はどれほど得意不得意が分かれるレースなのかもしれません。
今年は登録段階で前走馬券内がイクイノックス、ジャスティンパレス、スターズオンアース、プログノーシスの4頭のみ
前走取消だったドウデュースを含めても残り8頭は前走馬券外からの巻き返しになるので月曜日から超大事な考察になります。
好走馬の前走
ダノンベルーガ ダービーG1 1人気 4着
スウィフトカレント オールカG2 3人気 4着
ダンスインザムード 秋華賞G1 1人気 4着
アドマイヤグルーヴ 京都大賞G2 2人気 4着
サンライズペガサス 毎日王冠G2 1人気 4着
レインボーライン 宝塚記念G1 7人気 5着
ステファノス 毎日王冠G2 2人気 5着
ペルーサ 毎日王冠G2 1人気 5着
スクリーンヒーロー 宝塚記念G1 6人気 5着
シンボリクリスエス 宝塚記念G1 1人気 5着
テンザンセイザ 毎日王冠G2 8人気 5着
ステファノス 毎日王冠G2 6人気 7着
ペルーサ 天皇賞春G1 4人気 8着
ダンスインザムード 府中牝馬G3 2人気 8着
キタサンブラック 宝塚記念G1 1人気 9着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 3人気 9着
エイシンフラッシュ 毎日王冠G2 2人気 9着
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
18頭中13頭が前走3番人気以内に支持されていました。
例外だった5頭を調べて見ると
テンザンセイザ 2走前OP 1着
レインボーライン 前年東京G1好走
スクリーンヒーロー 前年東京G1好走
ステファノス 前年東京G1好走
ペルーサ 前年東京G1好走
5頭中4頭に前年東京G1実績がありました。
正直テンザンセイザの好走理由が全く見当たらず、2走前OP勝ちとは言え基本は前年東京G1実績がほしいところ。
そして面白いのが前走馬券外から好走した過去20年の18頭全馬が
3歳~5歳馬
なんですよね。
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
アサマノイタズラ
アドマイヤハダル
エヒト
ガイアフォース
ジャックドール
ダノンベルーガ
ノースブリッジ
ヒシイグアス
今年は上記8頭
これらの前走人気を見ていきたいと思います。
アサマノイタズラ 13人気
アドマイヤハダル 7人気
エヒト 8人気
ガイアフォース 2人気
ジャックドール 1人気
ダノンベルーガ 3人気
ノースブリッジ 6人気
ヒシイグアス 7人気
前走4番人気以上だった馬の前年東京G1実績の有無を見ていきます。
アサマノイタズラ なし
アドマイヤハダル なし
エヒト なし
ノースブリッジ なし
ヒシイグアス なし
なんと全馬ありません。
2走前OP1着実績が最後の望みですが、該当のエヒトは6歳馬と年齢NG
となると今年前走4番人気以下馬で馬券外だった馬の巻き返しはかなり厳しいと見ています。
ここまでは前走3番人気以下だった3頭まで絞れますが、過去の好走馬にはもう1つ重要な要素があります。
2002年は中山開催だったりローテーションが今と違うので過去10年に短縮して絞りますが、
2022年 ダノンベルーガ 共同通信杯1着
2019年 ダノンプレミアム サウジRC1着
2017年 キタサンブラック JC1着
2017年 レインボーライン NHKマイル3着
2016年 リアルスティール 共同通信杯1着
2016年 ステファノス (富士S1着+前年2着)
2015年 ステファノス 富士S1着
2014年 ジェンティルドンナ JC1着
2012年 エイシンフラッシュ ダービー1着
最低でも東京重賞勝ち、5歳馬は最低でも東京G1好走実績がありました。
東京コースでの実績は必須級となっています。
ガイアフォース 東京勝鞍なし
ジャックドール 東京G1好走なし
ダノンベルーガ 前年天皇賞秋好走
はい、もうお分かりでしょうか。
ここまでをまとめます。
今年前走馬券外から好走できるのは、
ダノンベルーガ
上記1頭のみ
実は昨年前走馬券外から出走してきた馬は10頭いたのですが、ここまでの考察で9頭が脱落
残ったのは3歳馬のダノンベルーガ1頭だけでした。
結果はどうでしょう、条件未達で人気のジオグリフ等は馬券外に飛びダノンベルーガは見事好走しました。
最初の冒頭で触れたように、なぜかリピーターが多くダノンベルーガが生き残ったのは運命的な何かを感じます笑
2016年 ステファノス 3着
2015年 ステファノス 2着
2011年 ペルーサ 3着
2010年 ペルーサ 2着
2005年 ダンスインザムード 2着
2004年 ダンスインザムード 3着
勝ち馬こそ出ていませんが、人気的にもダノンベルーガは結構怖い存在かなと思います。
月曜日1発目の記事で一気に脱落したので
ダノンベルーガ 前走馬券外共通点クリア
イクイノックス 未査定
ジャスティンパレス 未査定
スターズオンアース 未査定
プログノーシス 未査定
ドウデュース 未査定
この時点で上記6頭しか残っていません。
果たしてこんなに豪華メンバーで金曜日までに上記から後3頭も消せるのだろうか…
じっくりと別の角度から攻めていきたいと思います。
本日最後はこちらのデータで締めたいと思います。
・当日5番人気以内
・前走マイル~2400m国内G1で掲示板内かつ着差0.5以内
・前走◯◯の◯◯
過去20年
【5-1-2-0】好走率100%
ブログ設立から約2年、100%データを公開するのは30回ほどですが
全体の好走馬(母数)が5年以上(5頭以上)の場合、ここまで全て例外なく走っています。
条件等は月曜日限定記事のため割愛
過去20年で6歳以上で好走した馬
2013年 3着 エイシンフラッシュ
2009年 1着 カンパニー
2007年 3着 カンパニー
過去20年で上記3頭
この天皇賞秋では高齢馬の成績が非常に悪く、好走馬はかなり少ないです。
私の感覚で申し訳ないですが、おそらく最も高齢馬が走らないG1で間違いないと思います。
ちなみに凡走した馬の数20年で
111頭
現在は9年前まで遡らなければ6歳以上の好走馬はいませんし基本的にはかなり厳しいです。
好走した馬の前走
エイシンフラッシュ 毎日王冠4番人気1着
09年カンパニー 毎日王冠4番人気1着
07年カンパニー 関屋記念1番人気1着
ほぼ結論になってしまうのですが、見ての通り
全馬前走重賞で1着です。
G1を使っていないというのも1つのポイントですかね、人気もそれなりに支持されています。
さらにもう一つだけ付け加えるとしたらこれです。
エイシンフラッシュ 前走上がり3位
09年カンパニー 前走上がり1位
07年カンパニー 前走上がり1位
2013年のエイシンフラッシュが好走するまでは前走G2~3を上がり最速で1着が条件でした。
ちなみにそのエイシンフラッシュは前年の優勝馬=リピーターです。
カンパニーもリピーター、偶然かもしれませんが前回の馬券外から巻き返した馬の考察で触れましたが
前走馬券外や6歳以上など一般的に好走し難い部類、いわゆる少数派なのですがここにリピーターがあまりにも多いです。
それだけ得意不得意の差が出てくるコースなのでしょうか。
なかなかここまでの条件になると毎年該当馬は少なく、該当馬がいた場合、逆に買いだったりします。
今年の該当馬を見てみましょう。
エヒト
ヒシイグアス
今年は上記2頭
これらの前走を見ていきましょう。
エヒト G2 8人気11着
ヒシイグアス G2 7人気5着
見ての通りです。
G1を使っていないのは好感を持てますが、人気もない、着順も悪い、上がりも使えていない。
リピーターでもないので買い要素ゼロです。
更に下記を見てください。
過去に天皇賞秋に出走した経験の有無
2013年 3着 エイシンフラッシュ あり
2009年 1着 カンパニー あり
2007年 3着 カンパニー あり
6歳以上で天皇賞秋が初出走だった馬はここまで1頭も馬券になっていません。
エヒト なし
ヒシイグアス あり(5着)
ヒシイグアスのみ該当ですが、今回は7歳での出走
カンパニーしか例がないのとあまりにも状況が違うかなと思うので強く推せませんね。
少し早いですが結論を出したいと思います。
今年の6歳以上で買える馬は、
なし
以上です。
昨年も複数いましたが、全馬条件未達で全馬凡走
それだけ6歳以上のボーダーは厳しいということです。
本日は最後にここまでデータ残りの1頭について考察
このパターンは過去に好走例あったのかなと思い過去20年1頭1頭みて調べてきました。
個人的には衝撃的だったので共有したいと思います。
・前走◯◯だった馬
過去20年
【0-0-0-29】好走率0%
物凄くシンプルな条件ですが、なんと1頭も好走馬がおらず結構な数が飛んでいます。
もちろんこの馬には全てをひっくり返す天皇賞秋では非常に強いキーワードを持っていますので例外扱いになるかもしれませんが
個人的にはちょっと不安がかなり大きいかなと思っています。
条件等は火曜日限定記事のため割愛
過去20年で好走した5歳馬一覧
2022年 パンサラッサ 2着
2021年 グランアレグリア 3着
2020年 アーモンドアイ 1着
2020年 フィエールマン 2着
2019年 アエロリット 3着
2017年 キタサンブラック 1着
2017年 サトノクラウン 2着
2016年 モーリス 1着
2016年 ステファノス 3着
2015年 ラブリーデイ 1着
2014年 スピルバーグ 1着
2014年 ジェンティルドンナ 2着
2012年 エイシンフラッシュ 1着
2012年 ルーラーシップ 3着
2011年 トーセンジョーダン 1着
2010年 アーネストリー 3着
2009年 スクリーンヒーロー 2着
2009年 ウオッカ 3着
2006年 ダイワメジャー 1着
2006年 スウィフトカレント 2着
2005年 ヘヴンリーロマンス 1着
2005年 ゼンノロブロイ 2着
2003年 ツルマルボーイ 2着
2003年 テンザンセイザ 3着
過去20年で上記24頭
占有率で見ると4歳~5歳馬はかなり走りますね、本日はこの5歳馬をみていきましょう。
好走馬の前走
パンサラッサ 札幌記念G2 2人気 2着
グランアレグリア 安田記念G1 1人気 2着
アーモンドアイ 安田記念G1 1人気 2着
フィエールマン 天皇賞春G1 1人気 1着
アエロリット 毎日王冠G2 2人気 2着
キタサンブラック 宝塚記念G1 1人気 9着
サトノクラウン 宝塚記念G1 3人気 1着
モーリス 札幌記念G2 1人気 2着
ステファノス 毎日王冠G2 2人気 5着
ラブリーデイ 京都大賞G2 1人気 1着
スピルバーグ 毎日王冠G2 5人気 3着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 3人気 9着
エイシンフラッシュ 毎日王冠G2 2人気 9着
ルーラーシップ 宝塚記念G1 2人気 2着
トーセンジョーダン 札幌記念G2 1人気 1着
アーネストリー 札幌記念G2 1人気 1着
スクリーンヒーロー 宝塚記念G1 6人気 5着
ウオッカ 毎日王冠G2 1人気 2着
ダイワメジャー 毎日王冠G2 3人気 1着
スウィフトカレント オールカG2 3人気 4着
ヘヴンリーロマンス 札幌記念G2 9人気 1着
ゼンノロブロイ インタG1 2着
ツルマルボーイ 宝塚記念G1 8人気 2着
テンザンセイザ 毎日王冠G2 8人気 5着
これ凄く面白くて過去20年の好走馬全部が前走「G1かG2」なんです。
天皇賞秋での5歳馬は本当に特徴的でもっとも安定感のある組でもあります。
前走ですが、
過去20年で全馬2桁着順 なし
過去20年で全馬2桁人気 なし
過去20年でG3以下出走 なし
今年の5歳馬を見てみましょう。
アサマノイタズラ
アドマイヤハダル
ジャックドール
ノースブリッジ
プログノーシス
今年は上記5頭が参戦予定
アサマノイタズラは回避するかもしれません。
アサマノイタズラ G2 13人気14着
アドマイヤハダル G2 7人気4着
ジャックドール G2 1人気6着
ノースブリッジ G2 6人気7着
プログノーシス G2 2人気1着
今年は全馬がG2から出走となります。
ここまでの好走馬を見ると、前走G2からは
パンサラッサ
アエロリット
モーリス
ステファノス
ラブリーデイ
スピルバーグ
エイシンフラッシュ
トーセンジョーダン
アーネストリー
ウオッカ
ダイワメジャー
スウィフトカレント
ヘヴンリーロマンス
テンザンセイザ
非常に多くの好走馬が出ています。
上記14頭中11頭が前走3番人気以内
例外だった3頭は
スピルバーグ 5人気3着
ヘヴンリーロマンス 9人気1着
テンザンセイザ 8人気5着
テンザンセイザだけ馬券外でしたが、2走前の共通点を探すと
スピルバーグ OP 1着
ヘヴンリーロマンス G3 2着(0.0秒差)
テンザンセイザ OP 1着
かなり共通点あり。
更にテンザンセイザは前走上がり最速、その他2頭も上がり2以内をキープ
今年の該当馬を見ていくと
アサマノイタズラ G2 13人気14着
アドマイヤハダル G2 7人気4着
ジャックドール G2 1人気6着
ノースブリッジ G2 6人気7着
プログノーシス G2 2人気1着
青の3頭を更に噛み砕いて例外要素を探していきます。
アサマノイタズラ 上がり× 2走前×
アドマイヤハダル 上がり最速 2走前OP2着
ノースブリッジ 上がり× 2走前×
若干アドマイヤハダルの2走前は甘く見ていますが、個人的にはちょと面白いかなと思っている馬
普段は客観視してバッサリ切り買いハッキリとしていますが、もし今年データブレイクだったり、ヒモ荒れなど期待する場合
このアドマイヤハダルが少し面白いかなと思っています。
前走も7番人気ながらブログ推薦馬として書いたので、この馬については良く知っているつもりです。
4走前から別馬になっているのは考察で散々書いた通りなんですが、前走シュネルマイスターと揃って直線追い込んできた姿を思い出してほしいです。
末脚はシュネルマイスターよりもは速い33.3秒、ソングラインやG1常連の強敵相手にかなり見どころがありました。
中間の陣営のコメントを見ると前走より更に良いとの事で、直線勝負ならちょっと面白いかなと思っています。
前走馬券外のG2では唯一とも言ってよいほど前走毎日王冠(東京コース)組が走っていますし、傾向からも一致しています。
恐らく当日は11頭立ての9番人気か10番人気だと思うので妙味はかなりあるかなと…
恐らく最終結論の推薦馬3頭である少ない枠には収まらない気がしますが、個人的にはリスクより(当たり前に凡走する確率は高いですが)リターンが上回っている買っても良い馬だと思います。
話を戻して、更に別の角度から考察していきます。
過去のG1好走歴を調べると納得しました。
2022年 パンサラッサ あり
2021年 グランアレグリア あり
2020年 アーモンドアイ あり
2020年 フィエールマン あり
2019年 アエロリット あり
2017年 キタサンブラック あり
2017年 サトノクラウン あり
2016年 モーリス あり
2016年 ステファノス あり
2015年 ラブリーデイ あり
2014年 スピルバーグ なし
2014年 ジェンティルドンナ あり
2012年 エイシンフラッシュ あり
2012年 ルーラーシップ あり
2011年 トーセンジョーダン なし
2010年 アーネストリー あり
2009年 スクリーンヒーロー あり
2009年 ウオッカ あり
2006年 ダイワメジャー あり
2006年 スウィフトカレント なし
2005年 ヘヴンリーロマンス なし
2005年 ゼンノロブロイ あり
2003年 ツルマルボーイ あり
2003年 テンザンセイザ なし
これはG1好走の有無を調べたものになりますが、
基本的にはG1実績が必要です。
例外だった5頭全てに同年OP以上で優勝経験がありました。
今年の5歳馬に当てはめて行くと
アサマノイタズラ なし
アドマイヤハダル なし
ジャックドール 大阪杯
ノースブリッジ AJCC
プログノーシス 札幌記念
推薦したかったアドマイヤハダルは流石に厳しくなりました…
ここまでをまとめると前走人気と着順を合算し、今年買えそうな5歳馬は
ジャックドール
プログノーシス
上記2頭になります。
本日は最後に5歳馬のもう1つの共通点を紹介します。
過去20年で好走した5歳馬は非常にシンプルな条件
・前走◯◯(2走内G1優勝馬除く)
必ずこちらに該当した馬のみ好走しています。
逆に該当しなかった馬は
過去20年【0-0-0-15】好走率0%
これで今年買える5歳馬は1頭に絞れました。
条件等は水曜日限定記事のため割愛
過去20年で好走した4歳馬一覧
2021年 2着 コントレイル
2020年 3着 クロノジェネシス
2019年 1着 アーモンドアイ
2019年 2着 ダノンプレミアム
2018年 1着 レイデオロ
2018年 2着 サングレーザー
2018年 3着 キセキ
2017年 3着 レインボーライン
2016年 2着 リアルスティール
2015年 2着 ステファノス
2015年 3着 イスラボニータ
2013年 1着 ジャスタウェイ
2013年 2着 ジェンティルドンナ
2011年 2着 ダークシャドウ
2011年 3着 ペルーサ
2010年 1着 ブエナビスタ
2008年 1着 ウオッカ
2008年 2着 ダイワスカーレット
2007年 1着 メイショウサムソン
2007年 2着 アグネスアーク
2005年 3着 ダンスインザムード
2004年 1着 ゼンノロブロイ
2004年 3着 アドマイヤグルーヴ
2003年 1着 シンボリクリスエス
過去20年で上記24頭
毎年の出走メンバーも層が厚く、天皇賞秋では4歳馬、5歳馬と肩を並べて良く走る年代です。
本日はこの4歳馬について考察していきたいと思います。
好走馬の前走
コントレイル 大阪杯 1人気 3着
クロノジェネシス 宝塚記念 2人気 1着
アーモンドアイ 安田記念G1 1人気 3着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
レイデオロ オールカG2 1人気 1着
サングレーザー 札幌記念G2 2人気 1着
キセキ 毎日王冠G2 6人気 3着
レインボーライン 宝塚記念G1 7人気 5着
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ステファノス 毎日王冠G2 6人気 7着
イスラボニータ 毎日王冠G2 7人気 3着
ジャスタウェイ 毎日王冠G2 6人気 2着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 1人気 3着
ダークシャドウ 毎日王冠G2 1人気 1着
ペルーサ 天皇賞春G1 4人気 8着
ブエナビスタ 宝塚記念G1 1人気 2着
ウオッカ 毎日王冠G2 1人気 2着
ダイワスカーレット 産経大阪G2 1人気 1着
メイショウサムソン 宝塚記念G1 2人気 2着
アグネスアーク 毎日王冠G2 5人気 2着
ダンスインザムード 府中牝馬G3 2人気 8着
ゼンノロブロイ 京都大賞G2 1人気 2着
アドマイヤグルーヴ 京都大賞G2 2人気 4着
シンボリクリスエス 宝塚記念G1 1人気 5着
サンライズペガサス 毎日王冠G2 1人気 4着
前走2番人気以内が最も多く赤く塗った20頭
次に馬券内だった緑の4頭
それ以外の青3頭
今年の4歳馬を見ていきましょう。
イクイノックス
ガイアフォース
ジャスティンパレス
ダノンベルーガ
ドウデュース
上記5頭
凄い顔ぶれですね…この中でワンツースリーしてしまうんではないかと言う印象
ちなみに過去20年では2018年に4歳馬が1着~3着を独占しております。
イクイノックス 宝塚記念1人気1着
ガイアフォース オールカマー2人気5着
ジャスティンパレス 宝塚記念2人気3着
ダノンベルーガ 札幌記念3人気4着
ドウデュース 京都記念1人気1着(国内最新)
ダノンベルーガ以外は最も占有率の高い赤のグループ
青に該当してしまったダノンベルーガと同パターンを見ていきましょう。
レインボーライン 菊花賞連対
ステファノス 同年海外G1連対
ペルーサ 前年の天皇賞秋連対
G1実績は必須
そして全馬に東京重賞勝ちかG1好走の実績がありました。
ダノンベルーガ 前年の天皇賞秋3着
めちゃくちゃ強いリピーターです。
全てのデータを度外視してしまう天皇賞秋では超パワーワード「リピーター」
やはり今年の4歳世代は近年で見ても超ハイレベルですね、消せる馬が本当に少ない。
ガイアフォース辺りは週中の記事で触れてますので、別角度から消せる馬はいますが
一応結論としては全馬買えるという事になります。
ちなみに今年はいませんが、緑のパターンで好走した4頭
こちらも来年重要になってくると思うので今年は必要ないですが見ていきましょう。
キセキ 2走前宝塚記念2番人気
イスラボニータ 2走前中山記念1番人気
ジャスタウェイ 2走前関屋記念1番人気
アグネスアーク 2走前札幌記念12番人気2着
基本的には2走前に重賞で1番人気orG1で2番人気
人気NGも連対馬だったアグネスアークは東京重賞連対含む
東京コース連対率100%のコース巧者でした。
関東馬が好走率では優勢
もう少し踏み込んだ話しをしたいと思います。
この天皇賞秋というのは関東圏のレースですので当然関東馬有利
直近過去20年のデータベースだと
関東馬 10-8-7-96
関西馬 10-12-13-172
ぱっと見関西馬も大丈夫そうに感じますが、
好走率で比較したら一目瞭然です。
(勝率/連対率/複勝率)
関東馬 8.3%/14.9%/20.7%
関西馬 4.8%/10.6%/16.9%
シンプルに関東馬の方が走ります。
勝率に関しては倍近くの差が出ていますね。
更に過去の好走関東馬にはかなり特徴があり、
過去20年の好走馬を見てみると
22年 イクイノックス ◯
22年 ダノンベルーガ -
21年 エフフォーリア ◯
21年 グランアレグリア ◯
20年 アーモンドアイ ◯
20年 フィエールマン ◯
19年 アーモンドアイ ◯
19年 アエロリット ◯
18年 レイデオロ ◯
17年 サトノクラウン ◯
16年 モーリス ◯
15年 イスラボニータ ◯
14年 スピルバーグ ◯
14年 イスラボニータ ◯
12年 フェノーメノ ◯
11年 ダークシャドウ ◯
11年 ペルーサ -
10年 ペルーサ -
09年 スクリーンヒーロー -
06年 ダイワメジャー ◯
05年 ゼンノロブロイ ◯
05年 ダンスインザムード -
04年 ゼンノロブロイ ◯
04年 ダンスインザムード -
03年 シンボリクリスエス -
上記25頭中18頭が前走重賞で3番人気以内かつ3着以内に好走馬でした。
ちなみに該当しなかった7頭を細かく見ていくと
22年 ダノンベルーガ 共同通信杯
11年 ペルーサ 前年2着馬
10年 ペルーサ 青葉賞
09年 スクリーンヒーロー JC
05年 ダンスインザムード 前年2着馬
04年 ダンスインザムード なし
03年 シンボリクリスエス 前年1着馬
同年東京重賞勝ち馬or前年の好走馬の2択
唯一これに該当しなかったのが3歳牝馬のダンスインザムード
この馬は3歳馬更に牝馬ということでクラシックのトライアルはフラワーC(中山)
G1は桜花賞(阪神)、秋華賞(京都)など東京を使うタイミングが非常に少なくキャリアも浅め
オークスを1番人気で4着していますが、2走前にはアメリカンオークスで2着に入っており海外遠征なども含めかなり例外としては十分な理由かなと思います。
キャリア7戦に身でG1馬で複数G1連対もありますし、東京がオークスの1回きりしかタイミングがないのと3歳馬ということで例外にしたいと思います。
ちなみに今年は3歳馬の出走はなし。
という事で関東馬が好走するには前走3人気以内かつ3着以内、例外候補は同年東京重賞勝ち馬or前年リピーターです。
年齢に限らず全馬見ていきます。
イクイノックス ◯
ダノンベルーガ リピーター
ノースブリッジ -
ヒシイグアス -
青の2頭は厳しそうです。
本来はNGもリピーターのダノンベルーガここでも強いですね…
本日は最後にとある実績について注目しているのですが、
過去20年の連対馬全頭を調べているとある共通点が見えてきます。
リピーターが多いことからこの線で調べていますので、記事が出来上がり次第明日アップしようと思います。
過去20年連対馬40頭
全馬が◯◯実績あり。
条件等は木曜日限定記事のため割愛
過去20年で天皇賞秋を好走した馬一覧
イクイノックス
パンサラッサ
ダノンベルーガ
エフフォーリア
コントレイル
グランアレグリア
アーモンドアイ
フィエールマン
クロノジェネシス
アーモンドアイ
ダノンプレミアム
アエロリット
レイデオロ
サングレーザー
キセキ
キタサンブラック
サトノクラウン
レインボーライン
モーリス
リアルスティール
ステファノス
ラブリーデイ
ステファノス
イスラボニータ
スピルバーグ
ジェンティルドンナ
イスラボニータ
ジャスタウェイ
ジェンティルドンナ
エイシンフラッシュ
エイシンフラッシュ
フェノーメノ
ルーラーシップ
トーセンジョーダン
ダークシャドウ
ペルーサ
ブエナビスタ
ペルーサ
アーネストリー
カンパニー
スクリーンヒーロー
ウオッカ
ウオッカ
ダイワスカーレット
ディープスカイ
メイショウサムソン
アグネスアーク
カンパニー
ダイワメジャー
スウィフトカレント
アドマイヤムーン
ヘヴンリーロマンス
ゼンノロブロイ
ダンスインザムード
ゼンノロブロイ
ダンスインザムード
アドマイヤグルーヴ
シンボリクリスエス
ツルマルボーイ
テンザンセイザ
上記60頭
ここまでの考察で割りと多く目にしてきた「リピーター」←この文字
なぜここまで顕著に結果として出ているのかを考えた時にコース実績の部分はかなり大きいのでは無いかと感じ調べてみました。
東京コース実績の有無
好走馬60頭の横に下記4項目で表記していきたいと思います。
A 東京競馬場で開催された重賞で好走実績あり(G1着差0.3秒差以内含む)
B 東京競馬場で開催された競争で連対実績あり
C 東京競馬場で開催された競争で好走実績なし
D 東京競馬場で開催された競争出走なし
イクイノックス A
パンサラッサ B
ダノンベルーガ A
エフフォーリア A
コントレイル A
グランアレグリア A
アーモンドアイ A
フィエールマン B
クロノジェネシス A
アーモンドアイ A
ダノンプレミアム A
アエロリット A
レイデオロ A
サングレーザー A
キセキ A
キタサンブラック A
サトノクラウン A
レインボーライン A
モーリス A
リアルスティール A
ステファノス A
ラブリーデイ A
ステファノス A
イスラボニータ A
スピルバーグ A
ジェンティルドンナ A
イスラボニータ A
ジャスタウェイ A
ジェンティルドンナ A
エイシンフラッシュ A
エイシンフラッシュ A
フェノーメノ A
ルーラーシップ A
トーセンジョーダン A
ダークシャドウ A
ペルーサ A
ブエナビスタ A
ペルーサ A
アーネストリー A
カンパニー A
スクリーンヒーロー A
ウオッカ A
ウオッカ A
ダイワスカーレット A
ディープスカイ A
メイショウサムソン A
アグネスアーク A
カンパニー A
ダイワメジャー A
スウィフトカレント B
アドマイヤムーン A
ヘヴンリーロマンス B
ゼンノロブロイ A
ダンスインザムード A
ゼンノロブロイ A
ダンスインザムード A
アドマイヤグルーヴ C
シンボリクリスエス A
ツルマルボーイ B
テンザンセイザ C
見てくださいこの圧倒的Aの存在感、東京コース実績は必要であると言い切れる調査結果です。
数を見ていきましょう。
A 53頭(重賞好走実績あり)
B 5頭(連対実績あり)
C 2頭(好走実績なし)
D 0頭(出走経験なし)
ここから分かるのは、これまで天皇賞秋を好走した馬は全て「東京コース出走経験があった」と言えます。
これは私個人の予想ではなく過去20年の歴史の中で変えようのない「事実」です。
あくまでもYESかNOかでの判断ですので、東京に出走のない馬は今後必ず凡走しますと言ってる訳ではないです。
Cの2頭を見ると2004年3着アドマイヤグルーヴ、2003年3着テンザンセイザ
過去20年で連対馬はAorBに絞られると言う事です。
やはり上の表記を見ても古いデータになればなるほど精度は落ちてますね、C~Dはほぼデータブレイクとも言える内容ですが全て19年以上前の話
現在18年以上連続してAorBしか好走馬が出ていないと言う事になります。
さて、本題です。
今年の出走馬にアルファベットを表記してみましょう。
アドマイヤハダル B
イクイノックス A
エヒト B
ガイアフォース A
ジャックドール A
ジャスティンパレス C
ダノンベルーガ A
ドウデュース A
ノースブリッジ A
ヒシイグアス B
プログノーシス D
基本的には馬券内占有率が88.3%の「A」を狙いたいのですが、一応Bでも問題ないでしょう。
なぜ私が今回この東京コース実績を題材にしたのかもうお分かりでしょう。
ジャスティンパレス
プログノーシス
上記2頭がデータ上かなり厳しい。
週中の考察でイクイノックス、ドウデュース含め4頭生き残りの内の2頭です。
特にプログノーシスは3番人気ですが、東京出走経験なしで好走した場合、過去20年の歴史が動きます。
もし好走すれば「初」の出来事となり同時に快挙でもあります。
これだけ60頭全馬に実績がありながら、しかも国内G1出走は初となりますので非常に珍しい1頭かなと思います。
さて、ここまで調べた東京コース実績ですがこの記事だけ見たらイマイチ掴めないと思います。
月曜日からの第一弾~第四弾を全て購読している前提で書きますが、本日で天皇賞秋過去20年データ考察は完結です。
何故ならデータ上残りが3頭のみに絞られたからです。
上記データを踏まえ東京コース実績の無かった例外馬を調べると、
◯◯で敗退経験(馬券外経験)なし
例外だった馬の敗退は全て上記で絞れるため可能性が残っている1頭を上に取りました。
条件等は金曜日限定記事のため割愛
2023年 天皇賞秋の推薦馬
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データ度外視でアドマイヤハダルで妙味を取りに行くか、この3頭目の位置というのは2択で正直かなり迷いました。
ここまでの考察でデータ完全クリア馬は2頭しかいませんので、必然的の残りの1席は何かしらのデータブレイクがあります。
その中でこの馬が一番バランスが取れているかなと、ここまでずっと推薦してきた馬ですし上位馬と互角にやれる事は証明済
元々ホープフルSの記事を見てもらえると分かりますが、将来的に大物になることはこのときから数字を使って推測してきました。
あのときはそこまで人気ではなかったですが、先見の目を持ってこの馬を推薦してきたので頼もしい存在です。
特に前走は渾身の推薦馬でしたが、4角で鞭を落としてしまい直線全く修正できないまま追い込んでいます。
着順は入れ替わってないと思いますが、それでも見えない未来にもしアクシデントがなければなんて事は考えてしまうものです。
データ的にはコース実績が気になり、これまでの凡走は全て関東圏というネガティブ要素はつきまといますが
そこは現在のオッズを見てもらえると分かる通り、そこは配当という形でリスクを背負っている分リターンに期待できるので推薦したいと思います。
◯ドウデュース
弥生賞でドウデュースがアスクビクターモアに負ける理論を長々と書いていたのが記憶に新しいです。
そのとき注目したのが手前の変え方から中山コースではこの馬の持っている100%の力で走れないという点です。
その後ジョッキーが左利き、左回りの方が全然良いよとコメントしており、あのときの考察は正しかったなと感じました。
そのイメージを完全に吹き飛ばしたののが京都記念の圧勝でした、古馬になり改めて強いなと感じた1戦
休み明けでも状態の良さは陣営のコメント、追い切りからも見て取れますし舞台として東京2000mは最高ではないでしょうか。
しかし、上位2頭が完全に抜けている中であえてここに上下をつけるならば、この馬はイクイノックスには勝てないのではないかと思っています。
もちろんやってみないと分からないですし、ドウデュースめちゃくちゃ強い…とレース後なっているかもしれませんが、
あれだけクラシックで何も上手く行っていないイクイノックスと今のイクイノックスを比較しても天と地の差だと思います。
その順調ではない中、ドウデュースが勝った1戦だけが少々前に出すぎかなと個人的には感じています。
いづれにせよデータ完全クリアはこの2頭のみ、直線は完全なマッチレースが見れたら最高ですね。
◎イクイノックス
昨年はこの馬が2.6倍で買えたと思うと凄いですよね、それだけ世間はまだ完全に強さを把握できていなかった証拠がオッズに出ています。
この天皇賞秋での直線、そして有馬記念での馬なりコーナー加速で皆さんはこの馬の強さを確信したと思います。
ここまで新馬戦から東スポ2歳Sと1番2番枠、そしてクラシックは皐月賞ダービーと18番枠など
3歳時ずっと枠に恵まれなかった馬で、状態面も万全ではない中でのクラシックでした。
特にダービーの18番というのは相当な不利で過去30年まで遡っても6頭しか好走馬がいません。
好走した6頭のうち、3頭がその後古馬G1へ駒を進めていますが
ザッツザプレンティ(18番3着)→同年古馬G1連対
ジャングルポケット(18番1着)→同年古馬G1優勝
トウカイテイオー(18番1着)→翌年古馬G1優勝
3頭全てがその後の古馬G1で連対しています。
昔に比べ近年は内馬場の損傷が少なくこれまでの大外と比べてもとくに厳しかったと思います。
それでも皐月賞、ダービーと大外から連対しているこの馬は本当に強いと思います。
ちなみにダービーで大外から連対馬が出たのは20年振りの快挙です。
古馬になり本格化した今、もうこの馬の強さは説明不要だと思います、データ完全クリアで今年勝つのはこの馬だと思います。


