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過去11年の好走馬

 

馬名 人気
2022年 1着 ベレヌス 6人気
2着 カテドラル 10人気
3着 ファルコニア 1人気
2021年 1着 アンドラステ 1人気
2着 カテドラル 6人気
3着 クラヴェル 5人気
2020年 1着 メイケイダイハード 18人気
2着 ラセット 6人気
3着 エントシャイデン 9人気
2019年 1着 グルーヴィット 3人気
2着 クリノガウディー 6人気
3着 プリモシーン 1人気
2018年 1着 グレーターロンドン 1人気
2着 ロジクライ 5人気
3着 リライアブルエース 4人気
2017年 1着 ウインガニオン 5人気
2着 グランシルク 2人気
3着 ブラックムーン 1人気
2016年 1着 ガリバルディ 7人気
2着 ピークトラム 6人気
3着 ケントオー 4人気
2015年 1着 スマートオリオン 6人気
2着 アルマディヴァン 13人気
3着 ダローネガ 3人気
2014年 1着 サダムパテック 7人気
2着 ミッキードリーム 11人気
3着 マジェスティハーツ 5人気
2013年 1着 フラガラッハ 5人気
2着 ミッキードリーム 13人気
3着 リルダヴァル 3人気
2014年 1着 フラガラッハ 5人気
2着 ショウリュウムーン 6人気
3着 トライアンフマーチ 10人気

 

直近2年が小倉1800mで開催されており、3年前は阪神コース

データ上は特に過去2年だと距離も違うので念のため普段より1年多い過去11年を見ていきます。

中京記念なのに何記念なのか分からなくなっていましたが、今年はようやく中京での開催です。

 

 

前走人気について

 

過去11年で前走2桁人気だった馬が好走した例は8頭

前走芝レースに限れば内訳として前走G2以上だった馬が4頭、それ以外の4頭は最低でも掲示板を確保していました。

今年2桁人気から挑むのは(前日19時のオッズ)

 

サブライムアンセム 前走G1

ベジャール 前走1着

アドマイヤビルゴ 14着

シュリ 15着

カイザーミノル 15着

ワールドウィンズ 7着

ミッキーブリランテ 5着

 

青く塗った4頭は走れば過去11年では初となるため、軽視予定

 

 

6歳以上をどう評価するか

 

中京記念の好走馬を眺めていると、3~5歳以内での決着が目立ちます。

ハンデ戦は高齢馬が集まりやすいですが、この中京記念もその傾向通りで一昨年は出走頭数16頭に対して半数の8頭が6歳以上馬

一昨年は出走12頭に対して3分の1以上が6歳~7歳馬と非常に高齢馬が集まっています。

基本的に好走期待値は超が付くほど低いですが、これまでの好走馬から今年好走できそうな高齢馬を探していきたいと思います。

 

カテドラル
グレーターロンドン

ダローネガ
サダムパテック
ミッキードリーム
フラガラッハ
ミッキードリーム
リルダヴァル
トライアンフマーチ

 

この11年間で好走できた6歳以上は上記9頭のみ

ちなみに好走馬の反対に凡走は70頭近くいますので、そもそも好走期待値が低いことがおわかりいただけると思います。

 

今年の6歳以上馬は

 

ウイングレイテスト

アドマイヤビルゴ

シュリ

カイザーミノル

ワールドウィンズ

ミッキーブリランテ

 

上記6頭

 

前走1秒以上敗退だったミッキードリームとフラガラッハとカテドラルは前年の中京記念好走馬

いわゆるリピーター、前走2桁人気だったのもミッキードリームとフラガラッハとカテドラルで共通しています。

ミッキードリームは13年→14年と好走していますが、12年の中京記念も勝ち馬から0.3秒差に好走しています。

前年実績は完全なる飛び級と言えるでしょう。

上記実績がなかった馬はサダムパテックを除いて前走勝ち馬か重賞で0.2秒差以内とボーダーは高め

そのサダムパテックはご存知の通りマイルG1優勝馬で実績は十分ありました。

 

ウイングレイテスト 前走OP4着

アドマイヤビルゴ 前走2.5秒差

シュリ 前走1.3秒差

カイザーミノル 前走1.8秒差

ワールドウィンズ 前走OP7着

ミッキーブリランテ 前走OP5着

 

今年は前年で0.3秒差以内に好走していた馬は6歳以上では出走なし。

となるとシンプルに前走着差が重要になってくるのですが今年は全滅です。

ウイングレイテストの過去実績が多少救える要素がありそうですが、現時点で結構人気しているので思い切って軽視したいと思います。

 

結論、出走16頭に対して6頭いる6歳以上馬は今年狙えそうな馬が1頭もません。

 

 

ハンデ戦でも近走内容は重要

 

ハンデ戦と言えば、近走の戦績が悪くてもハンデ差を効かせた馬が好走したり、

上がり馬が軽ハンデで激走したりと様々ですが、中京記念の過去の好走馬の2走内成績に注目すると

 

「2走内にOP以上で好走」

 

している馬が10年全てで好走しています。

 

馬名 2走内
2022年 1着 ベレヌス
2着 カテドラル
3着 ファルコニア
2021年 1着 アンドラステ
2着 カテドラル
3着 クラヴェル
2020年 1着 メイケイダイハード
2着 ラセット
3着 エントシャイデン
2019年 1着 グルーヴィット
2着 クリノガウディー
3着 プリモシーン
2018年 1着 グレーターロンドン
2着 ロジクライ
3着 リライアブルエース
2017年 1着 ウインガニオン
2着 グランシルク
3着 ブラックムーン
2016年 1着 ガリバルディ
2着 ピークトラム
3着 ケントオー
2015年 1着 スマートオリオン
2着 アルマディヴァン
3着 ダローネガ
2014年 1着 サダムパテック
2着 ミッキードリーム
3着 マジェスティハーツ
2013年 1着 フラガラッハ
2着 ミッキードリーム
3着 リルダヴァル
2012年 1着 フラガラッハ
2着 ショウリュウムーン
3着 トライアンフマーチ

 

全体33頭のうち21頭が該当しており、近年その傾向はかなり強くなっています。

青く塗った未該当馬も詳細を見てみると

 

グレーターロンドン 前走G2 0.1秒差4着

リライアブルエース 前走G2 0.2秒差6着

ダローネガ 前走3勝クラス 1着

 

この3頭は条件該当馬に近い存在かなと思います。

更に先程リピーターとマイルG1実績について書きましたが、

 

ミッキードリーム リピーター

フラガラッハ リピーター

カテドラル リピーター

サダムパテック マイルG1優勝馬

 

これらを含めると好走馬33頭中29頭、ほとんどの馬が該当しています。

上記外から1年で2頭以上馬券内に好走したパターンが無いので注目したいデータです。

 

今年の出走馬を見ていきましょう。

 

ヴァリアメンテ ◯
シュリ -
アドマイヤビルゴ ◯
メイショウシンタケ ◯
ワールドウインズ -
セルバーグ -
アナゴサン ◯
サブライムアンセム ◯
ホウオウアマゾン ◯
ウイングレイテスト -
ディヴィーナ ◯
ダノンスコーピオン -
ベジャール ◯
カイザーミノル -
ミッキーブリランテ -
ルージュスティリア -

 

今年は前走G2以上で着差が僅かだったディヴィーナ、前走条件戦を優勝しているベジャール

前年上がり最速で0.3秒差だったヴァリアメンテを例外候補としています。

 

ヴァリアメンテ
(アドマイヤビルゴ)
メイショウシンタケ
アナゴサン
サブライムアンセム
ホウオウアマゾン
ディヴィーナ
ベジャール

 

今年は上記7~8頭の内、2頭以上が好走すると考えています。

アドマイヤビルゴを保留にしたのは先の6歳以上データがNGのため軽視して良いと判断

ヴァリアメンテ、サブライムアンセム、ベジャール辺りは全く人気がないので結構チャンスあるかもしれません。

 

 

2023年 中京記念の推薦馬

 

▲ベジャール

毎日杯を連対しており元々はクラシックを期待されていた馬だが、前走初ダートで結果を出しており再度芝に挑戦という奇妙なローテ

そのときのメンバーも同クラスで勝ち負けしていた馬が5頭、上がり馬2頭と決してレベルが低い訳ではなかった。

2走前には後方2番手から上がり最速で0.1秒差、中京の最終週で馬場が荒れてきており、外差しが効くなら面白そう。

心配なのが陣営のコメントがあまりにも弱気なのだが、最終追い切りを見る限りフォームの乱れは感じ取れなかった。

先に書いた強力なデータにも該当しており、その中でも最も人気のない1頭

展開頼みの部分も多いが前走ダートが今の中京コースでは良いチャレンジだったと思えるような激走に期待したい。

 

 

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前走は出遅れて前でそのまま決着する流れを大外から追い込んでおり完全度外視でも良さそう。

2走前は直線で相当な不利を受けながら踏ん張っており、流れに乗れれば高メンバー相手に十分戦えている。

3走前も出遅れて外を回しただけ、4走前も不利を受けており直近のレースでまともなものが1つもない。

近走からみても今回は相当なメンバー弱体化、枠も選べるとしたらここを取っていたレベルの絶好枠

そして先程書いた通りの激アツデータに該当しており、現在びっくりするほど人気がない。

こうなると推薦しない訳にはいかないので、こちらも同様にこれまでの鬱憤が晴れるような激走に期待したいと思います。

 

 

◎メイショウシンタケ

前走の1.31.7は非常に優秀な時計で、高速決着にも上手く対応していた。

馬券内のレースは全てが良馬場で、2走前と4走前の大敗は馬場で簡単に理由がつく。

好走したレースを見ると、時計の掛かるラスト苦しい1ハロンでも減速することなく持続しており

阪神コースでは坂を登りきったあとの脚は素晴らしいので中京の長い直線でも持ち味を発揮できそう。

馬場的にも内が傷んで外差しが効いてくれば十分このメンバー相手でも戦える。

前走OPを優勝しており、このパターンは中京記念で非常に推せる材料でもあるので、想定よりもオッズが渋くなったが狙いたい。