過去20年でスプリンターズSを好走した牝馬一覧
2021年
レシステンシア
2020年
グランアレグリア
アウィルアウェイ
2019年
モズスーパーフレア
2018年
ラブカンプー
2017年
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン
2016年
ソルヴェイグ
2015年
ストレイトガール
ウキヨノカゼ
2014年
ストレイトガール
レッドオーヴァル
2012年
カレンチャン
2011年
カレンチャン
エーシンヴァーゴウ
2009年
カノヤザクラ
2008年
スリープレスナイト
2007年
アストンマーチャン
サンアディユ
2003年
ビリーヴ
過去20年でスプリンターズSの牝馬好走は上記20頭です。
全体の出走は96頭、そのうち20頭が好走していますので20.8%の好走率
実は牡馬(セン馬)の全体成績は好走率17.9%ですので一般的には牝馬の方が期待度は高めです。
そんな好走率が非常に高い牝馬を本日は徹底解析していきたいと思います。
好走馬の直近の成績が非常に高レベル
この20頭の前走、前々走の記録を眺めていると非常に高レベルだなと感じました。
まずは好走した20の前走をみていきましょう。
2021年 レシステンシア セントウG2 1人気 1着
2020年 グランアレグリア 安田記念G1 3人気 1着
2020年 アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
2019年 モズスーパーフレア 北九州記HG3 2人気 4着
2018年 ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
2017年 レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
2017年 ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
2016年 ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
2015年 ストレイトガール セントウG2 3人気 4着
2015年 ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
2014年 ストレイトガール 函館スプG3 1人気 11着
2014年 レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
2012年 カレンチャン セントウG2 3人気 4着
2011年 カレンチャン キーンラG3 1人気 1着
2011年 エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
2009年 カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
2008年 スリープレスナイト 北九州記HG3 1人気 1着
2007年 アストンマーチャン 北九州記HG3 1人気 6着
2007年 サンアディユ セントウG2 11人気 1着
2003年 ビリーヴ セントウG3 1人気 2着
基本的には前走2番人気以内or1着で20頭中15頭がこのパターン
これに該当しなかった5頭
アウィルアウェイ 前走北九州記念3着
カレンチャン 前々走高松宮記念2番人気1着
ストレイトガール 前々走ヴィクトリアM5番人気1着
ソルヴェイグ 前々走函館SS12番人気1着
レッツゴードンキ 前々走高松宮記念2番人気2着
ソルヴェイグとアウィルアウェイ以外は2走内でG1連対しています。
この2頭は同年の1200m重賞勝ち馬で共通点があります。
A 前走2番人気以内or1着
B 2走内でG1連対
C 2走内で重賞好走+同年1200m重賞優勝
この3パターン以外で好走した牝馬は20年ではいません。
牝馬で最低人気激走のラブカンプーもしっかりとクリアしていました。
さっそく今年の登録馬を見てみましょう。
オールアットワンス
キミワクイーン
テイエムスパーダ
ナムラクレア
ボンボヤージ
ママコチャ
メイケイエール
モズメイメイ
今年の牝馬登録は上記8頭
各馬の過去成績を見て馬名の横に判定を書いていきます。
※除外対象もいますが念のため全て調査します。
オールアットワンス A
キミワクイーン C
テイエムスパーダ A
ナムラクレア A
ボンボヤージ なし
ママコチャ A
メイケイエール なし
モズメイメイ A
これ地味にやばいっす、毎年この時点で多くても3~4頭なのですが
今年は赤く塗った6頭が条件クリアで意外にもレベルの高い1戦です。
もう少し踏み込んで削って行きたいと思います。
好走牝馬の気になるローテーション
別角度から見ていきましょう、今回は出走するまでの『ローテーション』です。
好走馬のパターン的にはざっくり分けて2パターンです。
・夏をガッツリ使ってきた勢い系
・夏を休養に使った実力系
サマージリーズを複数使ってここも勢い十分に好走を果たした馬と、
予めここ目標に十分休養を挟んで前走を叩いて好走した実力馬とで2パターンあります。
今回はこのうちの夏に複数使ってきた勢い重視の馬についてです。
具体的には7月以降のレース(3ヶ月以内)に2レース以上を走った馬を対象に調べると、
これまでに好走してきた牝馬に面白い共通点が見えてきます。
該当馬の7月以降の戦績に注目
アウィルアウェイ 2戦 重賞好走
ラブカンプー 3戦 重賞2連対+3回全て好走
ワンスインナムーン 2戦 全て勝利
ウキヨノカゼ 2戦 全て勝利
レッドオーヴァル 2戦 重賞連対+条件戦勝利
カレンチャン 2戦 全て勝利
エーシンヴァーゴウ 3戦 重賞3勝+3戦全て好走
カノヤザクラ 3戦 重賞勝利+重賞3着
サンアディユ 3戦 重賞2勝
ビリーヴ 2戦 重賞勝利+全て連対
ビリーヴ 3戦 全て勝利
アウィルアウェイは少し足りないですが、
全体的に見てこの勢い凄く無いですか?
とにかく夏を複数使ってきた馬は素晴らしい成績を記録していました、
凡走した馬を探すのが難しい位で、サンアディユとカノヤザクラが1回づつ凡走は記録しているのですが
それでも最高0.5秒での敗戦、もちろんどちらも重賞です。
アウィルアウェイだけがかなり実績に欠けてる状態で1回凡走しており7着でした。
この3頭に共通している部分が2つあります。
アウィルアウェイ 前走3着+上がり2位
カノヤザクラ 前走4着+上がり3位
サンアディユ 前走1着+上がり3位
最低でも前走掲示板確保+上がり3位以内を記録
ここまでのまとめを今年のここまでの条件クリア馬に当てはめてみたいと思います。
オールアットワンス 前走1着(1000m)
キミワクイーン 夏1戦
テイエムスパーダ 該当なし(上がり不足)
ナムラクレア 夏1戦
ママコチャ 夏1戦
モズメイメイ 夏1戦
夏を複数使ってきた馬はオールアットワンスとテイエムスパーダが残っていますが、
オールアットワンスの前走直線1000mは過去20年で1頭も好走馬がいないので割引
テイエムスパーダは1度しか好走がなく過去の上がり馬と比較しても、ラスト3ハロンが非常に見劣りします。
なので今年シンプルに夏を複数使った上がり馬よりも1戦しか使っていないここ目標の牝馬狙いがベストかと思います。
キミワクイーン 夏1戦
ナムラクレア 夏1戦
ママコチャ 夏1戦
モズメイメイ 夏1戦
更にここから1頭削って、3頭まで絞りたいのですが
過去に前走10着以下、もしくは着差0.5秒以内から漏れる馬は過去20年で2頭しかいません。
それほど牝馬の好走ボーダーは高いと言えます。
2017年 2着レッツゴードンキ
2014年 2着ストレイトガール
上記2頭です。
もう長年このデータを調べている私としては説明不要なのですが、昨日書いた記事にリンクします。
レッツゴードンキ 同年高松宮記念2番人気2着
ストレイトガール 同年高松宮記念1番人気3着
走って当然ですよね、むしろ前走凹んだことで妙味が上がって買い要素にすら感じます。
ここで今年脱落してしまうのが…
モズメイメイ 前走G3戦10着 同年G1好走なし
これで今年買える牝馬の結論が出ました。
キミワクイーン
ナムラクレア
ママコチャ
上記3頭が今年スプリンターズSで買える牝馬になります。
本日は最後にこの3頭の中から特にイチオシの1頭を書いて行きたいと思います。
正直昨日の記事から今日の記事にリンクするので日付を開けるべきかなとも考えたのですが、もう自分の中で確信に変えてしまおうという考えで細分化して更に推薦していきたいと思います。
疑う人は疑えばいいんです、どんなに妙味取ろうが競馬には1つしか答え(結果)がありませんので、その1つの結果にどれだけ確信を持ってBETできかの勝負ですから。
・前走逃げ馬を除く5歳以下牝馬
・前走単勝10倍以下に支持されている
・○○好走馬
上記条件を満たす牝馬は、過去20年
【1-4-0-0】連対率100%
少し勝ちきれていないのが気になりますが、逆にこれらに該当しない牝馬は15頭の凡走馬が出ており期待値はかなり低め
明日からは更に別の角度から過去20年スプリンターズSのデータ考察をしていきます。
一応上記該当馬は今年1頭だけ、ブログランキングへ次回更新まで限定公開しておきますが、
昨日の記事を読んでいる方には少し申し訳ないので本日は週末の馬券軸が確信に変わったと思ってゆっくり休んでください。
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まだ火曜日、今週のG1が面白くなってくるのはこれからですよ!
明日も他のデータ派には到底書けない独自データを過去20年振り返ってスプリンターズSを解析して行きたいと思います。
明日また会いましょう!お楽しみに!







