前走神戸新聞杯から好走した馬一覧
2022年 ボルドグフーシュ2着
2022年 ジャスティンパレス3着
2020年 コントレイル 1着
2019年 ワールドプレミア 1着
2019年 ヴェロックス 3着
2018年 エタリオウ 2着
2017年 キセキ 1着
2016年 サトノダイヤモンド 1着
2016年 エアスピネル 3着
2015年 リアルスティール 2着
2015年 リアファル 3着
2014年 トーホウジャッカル 1着
2014年 サウンズオブアース 2着
2013年 エピファネイア 1着
2013年 サトノノブレス 2着
2012年 ゴールドシップ 1着
2012年 ユウキソルジャー 3着
2011年 オルフェーヴル 1着
2011年 ウインバリアシオン 2着
2010年 ビッグウィーク 1着
2010年 ローズキングダム 2着
2009年 セイウンワンダー 3着
2008年 オウケンブルースリ 1着
2008年 フローテーション 2着
2008年 ナムラクレセント 3着
2007年 アサクサキングス 1着
2006年 ソングオブウインド 1着
2006年 ドリームパスポート 2着
2006年 アドマイヤメイン 3着
2005年 ディープインパクト 1着
2005年 アドマイヤジャパン 2着
2005年 ローゼンクロイツ 3着
2003年 ザッツザプレンティ 1着
2003年 リンカーン 2着
2003年 ネオユニヴァース 3着
過去20年の好走馬60頭のうち実に半数以上の35頭が過去の好走馬です。
2004年と2021年が好走できなかった年で、逆にこの神戸新聞杯組だけでワン・ツー・スリーした年は、
2008年、2005年、2003年と3回もあります。
菊花賞で最も走る前走ステップ、神戸新聞杯組をみていきましょう。
好走馬の前走
ボルドグフーシュ 3着 4人気
ジャスティンパレス 1着5人気
コントレイル 1着 1人気
ワールドプレミア 3着 3人気
ヴェロックス 2着 2人気
エタリオウ 2着 3人気
キセキ 2着 2人気
サトノダイヤモンド 1着 1人気
エアスピネル 5着 2人気
リアルスティール 2着 1人気
リアファル 1着 3人気
トーホウジャッカル 3着 9人気
サウンズオブアース 2着 8人気
エピファネイア 1着 1人気
サトノノブレス 3着 2人気
ゴールドシップ 1着 1人気
ユウキソルジャー 4着 9人気
オルフェーヴル 1着 1人気
ウインバリアシオン 2着 2人気
ビッグウィーク 3着 5人気
ローズキングダム 1着 2人気
セイウンワンダー 3着 5人気
オウケンブルースリ 3着 2人気
フローテーション 12着 14人気
ナムラクレセント 6着 7人気
アサクサキングス 2着 5人気
ソングオブウインド 3着 6人気
ドリームパスポート 1着 3人気
アドマイヤメイン 7着 2人気
ディープインパクト 1着 1人気
アドマイヤジャパン 5着 3人気
ローゼンクロイツ 3着 6人気
ザッツザプレンティ 5着 4人気
リンカーン 4着 5人気
ネオユニヴァース 3着 2人気
赤く塗ったのは3番人気以内+3着以内で18頭とこの組のほとんどがこのパターン
緑色は3番人気以内or3着以内で12頭
青はどちらにも当てはまらなかった馬で5頭
基本的には前走3番人気以内か3着以内で全体の35頭中30頭になります。
過去10年でみるとこれ以外のパターンで馬券内に突入した馬は存在せず、
おそらく過去10年データだけで考察している人はここから漏れる馬は全てNGでしょう。
しかし当ブログはいつも通り、過去20年まで遡って徹底的に絞り出していきましょう。
ユウキソルジャー 京都2戦2勝
フローテーション 京都1戦1勝
ナムラクレセント 非根幹距離0.6秒圧勝
ザッツザプレンティ 京都重賞含む連対率100%
リンカーン 京都3戦連対率100%
京都コースへの適正が目立ちました、特に京都のコーナーは坂があり得意不得意が結構出ます。
直近は阪神開催ということもあり、データ的には難しかったですが、今年は京都開催です。
まずは今年の前走神戸新聞杯組を見てみます。
サヴォーナ
サトノグランツ
ショウナンバシット
シーズンリッチ
ナイトインロンドン
ハーツコンチェルト
ファントムシーフ
マイネルラウレア
この中で最も好走の多い前走3番人気+3着以内は
サトノグランツ
ファントムシーフ
上記2頭
2番目に多い3番人気以内or3着以内は
ハーツコンチェルト
サヴォーナ
上記以外は
ショウナンバシット 非根幹4戦好走率100%
シーズンリッチ 特になし
ナイトインロンドン 特になし
マイネルラウレア 特になし
京都開催が無いので非常に難しい判断ですが、非根幹距離に好走が集中しているショウナンバシットはまだ例外候補かなと
他の3頭は今の段階では買える材料がありません。
好走馬の前走上がり
ここからは特に色濃く出ている近10年に絞ってのデータで解説したいと思います。
過去10年の神戸新聞杯組を見ると
ボルドグフーシュ 3着上がり1位
ジャスティンパレス 1着上がり2位
コントレイル 1着上がり2位
ワールドプレミア 1着上がり1位
ヴェロックス 3着上がり3位
エタリオウ 2着上がり1位
キセキ 1着上がり1位
サトノダイヤモンド 1着上がり2位
エアスピネル 3着上がり3位
リアルスティール 2着上がり1位
リアファル 3着上がり2位
トーホウジャッカル 1着上がり1位
サウンズオブアース 2着上がり2位
エピファネイア 1着上がり2位
サトノノブレス 2着上がり4位
この圧倒的とも言える上がりの数値
ほとんどの馬が上がり3位以内で、サトノノブレスだけが例外
神戸新聞杯で4角4番手以内の前目で競馬していましたので納得です。
更に面白いのが京都開催の菊花賞で京都コース勝率100%と完全なコース巧者でした。
今年の該当馬を見ていきましょう。
サヴォーナ 4角4番手
サトノグランツ 1着上がり2位
ショウナンバシット 7着上がり3位
シーズンリッチ 4角2番手
ナイトインロンドン 4角2番手
ハーツコンチェルト
ファントムシーフ 4角先頭
マイネルラウレア
先のデータと合算してマイネルラウレアはほぼ絶望的、推薦することはないでしょう。
2つのデータを完全クリアしている馬は、
サトノグランツ
上記1頭のみ
今年神戸新聞杯組では問題なく買えるでしょう。
他の例外候補馬は沢山いますが、やはり京都開催ですが前哨戦に京都コースで走る機会がないため非常に難しいです。
この後も別の角度から徐々に絞り込んで行くので焦らずに行きたいと思います。
本日は最後に前走神戸新聞杯組で毎年注目している完全オリジナルデータを紹介
昨年はこの段階で◎ボルドグフーシュを推薦、7番人気ながら100%条件に該当し好走してくれました。
今回はボルドグフーシュと同じパターンは該当馬なし、別の角度から行きたいと思います。
昨年は過去にクラシック出走のないデータを出し、該当馬がボルドグフーシュのみ
最後の三冠目に余力に注目したデータでした。
今回も似たような部分があるのですが、
・皐月賞、ダービーの両方に出走していた馬を除く
・2000m以上に勝鞍のある3勝以上馬
・神戸新聞杯を◯◯
過去16年【2-1-1-0】好走率100%
神戸新聞杯が2400m(中京開催時2200m)の今の条件になってからの16年間で該当馬がいた場合は全て馬券内です。
毎年あまり該当する馬は多くないのですが、今年は久々に1頭だけ該当しています。
月曜日限定記事のため割愛
過去20年前走2桁着順or2桁人気で好走した馬
2021年 1着 タイトルホルダー
2012年 2着 スカイディグニティ
2008年 2着 フローテーション
過去20年でたったの3頭
全て連対馬というのも少し面白いですね笑
特に触れる必要はないかと思っていましたが、今年は複数該当馬がいるので見ていきます。
ウインオーディン
サヴォーナ
シーズンリッチ
ナイトインロンドン
パスクオトマニカ
上記5頭が前走2桁着順or2桁人気だった馬です。
この前走2桁着順or2桁人気から菊花賞を好走したパターンを見ていきましょう。
好走馬の前走
タイトルホルダー セントライト記念1番人気13着
スカイディグニティ セントライト記念14番人気2着
フローテーション 神戸新聞杯14番人気12着
全馬が前走G2以上に出走していました。
これまでの非根幹距離実績を見てみると、
タイトルホルダー 非根幹重賞連対(前走以外全て連対)
スカイディグニティ 非根幹重賞連対+非根幹0.4秒の圧勝
フローテーション 非根幹重賞連対+非根幹距離4戦3回好走
距離が倍以上になるマイル以下の戦績は省いて計算しています。
非根幹重賞連対実績は必須、そしてプラスアルファの好走要素もしっかりとありました。
更にこの3頭は4走内にG2以上で連対経験があった馬たちです。
今年の該当馬の非根幹実績を見ていきましょう。
ウインオーディン 非根幹重賞好走なし
サヴォーナ 非根幹重賞好走なし
シーズンリッチ 非根幹重賞好走あり
ナイトインロンドン 非根幹重賞好走なし
パスクオトマニカ 非根幹重賞好走なし
次に4走内でのG2以上連対実績
ウインオーディン 好走なし
サヴォーナ 好走あり
シーズンリッチ 好走なし(G3優勝)
ナイトインロンドン 好走なし
パスクオトマニカ 好走なし
上記2項目を合算すると、今年好走できそうな馬は…
いません。
しかし、G2以上のボーダーを緩和しG3以上1着を少し甘くみるならば
シーズンリッチ
上記馬がまだ例外候補として残りそうです。
皐月賞とダービーの両方を連対していた馬
少し話は変わって、今年のクラシック1着2着の成績を見てみましょう。
皐月賞
1着ソールオリエンス
2着タスティエーラ
ダービー
1着タスティエーラ
2着ソールオリエンス
ここまでのクラシック結果、同じ馬が連対しています。
2頭がそのまま菊花賞に出走するパターンはTARGETで調べられる1986年~現在の35年間で
2020年
コントレイル 皐月賞、ダービー連対
サリオス 皐月賞、ダービー連対
1995年
タヤスツヨシ 皐月賞、ダービー連対
ジェニュイン 皐月賞、ダービー連対
上記に続いて3例目です。
非常に珍しい年だと言えます。
ちなみに両馬が揃って菊花賞に出走するのは初です。
今回はこの、それまでにクラシック全て(皐月賞&ダービー)連対していた馬は菊花賞でどんな成績を残したのかを調べてきました。
Twitterのポストをそのまま貼り付けます。
菊花賞🏆考察
皐月賞&ダービー連対していた馬
1986年〜2022年(過去36年)菊花賞【7-1-1-5】好走率57.1%
今年はソールオリエンスとタスティエーラ両方参戦で2020年、1995年以来
A【1-0-0-5】両レース優勝馬除き馬券外
B【6-1-1-0】好走率100%(36年間)買える馬と消せる馬、ブログで詳細書きます。 pic.twitter.com/yfiEo2suCO
— スミレ🥃激走ZONE (@zonekeiba) October 17, 2023
菊花賞に出走してきた馬の全体成績は
【7-1-1-5】好走率57.1%
間違いなく全馬人気でしょうから、それを加味するとそこまで良い成績だとは感じません。
しかし、好走した馬に明確な共通点があったので、それを最後書いて終わろうと思います。
1986年~2022年(35年間)
・皐月賞とダービーの両方で連対している
・皐月賞とダービーで◯◯
・菊花賞出走までに単勝オッズ10倍以上を未経験
過去35年【6-1-1-0】好走率100%
これを満たさずに菊花賞を好走した馬は2011年のオルフェーヴルのみ、ご存知の通りこの馬は後の三冠馬で皐月賞とダービーを優勝しています。
今年は二冠馬はおらず、共に1勝を分け合っています。
こちらは火曜日限定公開のため割愛
前走セントライト記念で菊花賞を好走した馬
2022年 1着アスクビクターモア
2021年 1着タイトルホルダー
2021年 2着オーソクレース
2020年 3着サトノフラッグ
2019年 2着サトノルークス
2017年 2着クリンチャー
2015年 1着キタサンブラック
2012年 2着スカイディグニティ
2011年 3着トーセンラー
2009年 2着フォゲッタブル
2007年 3着ロックドゥカンブ
2004年 2着ホオキパウェーブ
過去20年で上記12頭
勝ち馬はアスクビクターモアとタイトルホルダーとキタサンブラックのみ
2020年までは綺麗にバラけていまして、2年前に初めて同ステップから2頭以上の好走馬が出ました。
年号の流れを見てもらうと分かるのですが、むかしより直近はかなりリンクしており重要なステップレースとなっております。
好走馬の前走
アスクビクターモア 1番人気2着4角2番手
タイトルホルダー 1番人気13着4角5番手
オーソクレース 5番人気3着4角8番手
サトノフラッグ 1番人気2着上がり1位
サトノルークス 8番人気2着上がり3位
クリンチャー 4番人気9着4角2番手
キタサンブラック 6番人気1着4角1番手
スカイディグニティ 14番人気2着上がり2位
トーセンラー 3番人気2着上がり2位
フォゲッタブル 7番人気3着上がり2位
ロックドゥカンブ 1番人気1着上がり2位
ホオキパウェーブ 2番人気2着上がり1位
ここまで見る限り2桁人気でなければ前走人気はそこまで重要ではなさそう。
重要なのは4コーナーでも位置取りと上がり順位です。
若干法則からズレるのはタイトルホルダー、オーソクレースの2頭
基本的には4角2番手以内or上がり3位以内で過去20年のセントライト組は拾えましたが、
タイトルホルダーとオーソクレースがその法則を崩しました。
オーソクレースはキャリア4戦の身で、これまで好走率100%かつG1連対の経験がありました。
タイトルホルダーはG2勝ち、G1連対と過去実績が目立ちます。
今年の前走セントライト記念組を見ていきましょう。
ウインオーディン
ソールオリエンス
上記2頭
これらの前走と過去の実績を見ていきます。
ウインオーディン 10人気6着4角12番手
ソールオリエンス 1人気2着上がり2位
この時点で前走2桁人気かつ上がり4位以下のウインオーディンはかなり厳しそう
これだけ近年直結傾向のセントライト記念組、ソールオリエンスはかなりの確率で好走してきそうな印象です。
好走馬の実績
A 非根幹距離を3勝以上
サトノルークス
キタサンブラック
ロックドゥカンブ
B 非根幹距離で0.2秒以上の快勝経験
(芝1800m以上)
アスクビクターモア
オーソクレース
タイトルホルダー
クリンチャー
スカイディグニティ
フォゲッタブル
ホオキパウェーブ
C 前走非根幹のセントライト記念連対馬
トーセンラー
サトノフラッグ
これまでの好走馬全12頭、上記のように非根幹実績がありました。
今年の出走馬を見ていきましょう。
ウインオーディン B
ソールオリエンス C
どちらもクリアですが、非根幹圧勝傾向のないソールオリエンスは前走3着以下なら正直かなりの危険馬でした。
ギリギリセーフと言った印象です。
今年は出走馬予定馬が2頭と少ないですが、毎年それなりに多い組なのでこの考察は簡単なようで来年また役に立つでしょう。
ここまでのまとめですが、
ソールオリエンス
上記1頭が今年のセントライト記念組で買える馬です。
当たり前で申し訳ないのですが、その当たり前もしっかりと検証し裏を取ることが馬券のスタートです。
最後に下記データを1つ紹介します。
気になって調べたのですが、意外にもセントライト記念組は菊花賞に直結せず
その共通点が少し意外な場所にあったので共有します。
京都開催過去20年データ
【0-1-2-40】
勝率0% 連対率2.3% 複勝率7.0%
前走セントライト記念組の好走馬を見ると、ほとんどが◯◯だった事もあり
今年出走する中で若干不安な要素なので◯◯に入る条件と該当馬を公開
こちらは水曜日限定記事のため割愛
過去20年で前走条件戦から好走した馬
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル
2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース
過去10年で見ると連対できたのがアリストテレスのみ、おそらく普通のデータ派の方なら過去10年前走条件戦組は0-1-5-30など、
「勝ち馬ゼロ」と書くでしょうが、過去20年でみると普通に勝ち馬は存在します。
意外と出走数に対して非常に走る前走ステップで人気も無い馬が多いので十分チャンスはあると思います。
好走馬の前走
基本的には前走5番人気以内で1着が最低ラインです。
これは全馬9該当していますので、ここから漏れる馬は問答無用の消し
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
ダノントルネード
リビアングラス
ドゥレッツア
上記3頭
この中で過去20年全ての同ステップ好走馬が満たしていた
5番人気以内で勝ち上がりを満たしている馬は
リビアングラス 2人気1着
ドゥレッツア 1人気1着
今年は上記2頭を対象として考察していきたいと思います。
前走の位置取り
ディヴァインラヴ 3番手
アリストテレス 1番手
ユーキャンスマイル 5番手
ポポカテペトル 3番手
ゴールドアクター 2番手
バンデ 1番手
ビートブラック 4番手
スリーロールス 2番手
デルタブルース 2番手
好走馬の前走4コーナー位置取りをみると全馬前にいました。
基本的には3番手以内で、4角4番手だったビートブラックは上がり3位
5番手とこれまでの馬より一番後ろだったユーキャンスマイルは上がり最速でした。
今年の2頭をみると
リビアングラス 1番手
ドゥレッツア 7番手(上がり最速)
ドゥレッツアはもし好走すれば過去20年では最も前走後方にいた条件戦使用馬になります。
上がり最速なのでほぼ問題はなさそうですが、プラス評価にはなりませんね。
過去の戦歴
TARGETの過去20年の同パターン好走馬1頭1頭を見ていると、
面白いことに気づきます。
ディヴァインラヴ 連勝馬
アリストテレス 連勝馬
ユーキャンスマイル 京都新聞杯0.4秒差
ポポカテペトル 青葉賞4着
ゴールドアクター 連勝馬(青葉賞0.1秒差)
バンデ セントライト記念0.3秒差
ビートブラック なし
スリーロールス 毎日杯0.4秒差
デルタブルース 青葉賞出走
過去の好走馬を見る限り、生粋の上がり馬(連勝馬)かクラシックの未練残りといったところでしょうか。
特に過去10年で絞るなら、連勝馬orクラシックのトライアルレースである程度の成績を残した馬しか好走できていません。
早速ですが今年の該当馬と照らし合わせて行きます。
リビアングラス 京都新聞杯0.0秒差
ドゥレッツア 4連勝馬
どちらも問題ないと思います。
特に人気はドゥレッツアの方が圧倒的でしょうが、馬券妙味も枠順もリビアングラスに軍配が上がります。
データ上は全く問題ない1頭なので注目したいと思います。
ここまでのまとめをすると、前走条件戦使用馬で今年買える馬は
リビアングラス
上記1頭のみ
前走条件戦は個人的に注目しているローテなので人気的にも期待したいです。
ドゥレッツア
完全クリアではありませんが、例外的に買える1頭
他の馬は好走共通点NG馬となります。
特に本日Twitterにもポストしましたが、今年は外枠にかなり人気馬が集中しました。
内枠の馬が馬券の盲点になってくると思うので注目ですね。
今年は外枠に人気馬が揃ったので調べてみました。
◽️1枠〜3枠に当日1〜5人気馬が不在の年
2017年
2着🥈2枠4番クリンチャー10人気
2008年
2着🥈1枠1番フローテーション15人気
2001年
1着🥇2枠1番マンハッタンカフェ6人気過去35年で3回あって全て1〜2枠の人気薄が連対しています。今年はどうなのか… https://t.co/UTJ9AeeLC0
— スミレ🥃激走ZONE (@zonekeiba) October 19, 2023
最後に2頭(1頭は例外候補)まで絞れた前走条件戦組ですが、
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル
2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース
2014年のゴールドアクターを除き前走条件戦だった馬は、ほぼ全て◯◯馬だったですよね。
そのゴールドアクターは前走0.2秒差勝利、前々走0.6秒差勝利の連勝馬でした。
更にはここまで非根幹距離を4戦して3勝、パーフェクト連対と完璧な戦績でした。
こちらは木曜日限定公開のため割愛
過去20年で菊花賞を好走した関東馬
2022年 1着アスクビクターモア
2021年 1着タイトルホルダー
2021年 2着オーソクレース
2020年 3着サトノフラッグ
2018年 1着フィエールマン
2014年 3着ゴールドアクター
2007年 3着ロックドゥカンブ
2004年 2着ホオキパウェーブ
過去20年でたったの8頭しか好走馬がいません。
馬券外に沈んだ関東馬は実に88頭もいます。
ドゥラドーレス 3人気4着
アサマノイタズラ 5人気9着
ニシノデイジー 2人気 9着
ヒシゲッコウ 4人気 10着
ホウオウサーベル 5人気 11着
ブラストワンピース 1人気 4着
ジェネラーレウーノ 4人気 9着
ミッキースワロー 3人気 6着
ディーマジェスティ 2人気 4着
ユールシンギング 4人気 15着
フェデラルホール 4人気 8着
フェイトフルウォー 4人気 7着
トウカイメロディ 2人気 6着
クォークスター 4人気 9着
ナカヤマフェスタ 4人気 12着
マイネルチャールズ 2人気 5着
ダイワワイルドボア 4人気 8着
スマイルジャック 3人気 16着
ハイアーゲーム 3人気 11着
ゼンノロブロイ 2人気 4着
サクラプレジデント 3人気 9着
これだけの人気馬が飛んでいます。
今年は1番人気確実のソールオリエンス、2番人気タスティエーラが共に関東馬
馬券的にはかなり重要な考察だと思います。
好走馬の前走
アスクビクターモア セントラG2 1人気 2着
タイトルホルダー セントラG2 1人気 13着
オーソクレース セントラG2 5人気 3着
サトノフラッグ セントラG2 2人気 2着
フィエールマン ラジオNIHG3 1人気 2着
ゴールドアクター 支笏湖特1000 1人気 1着
ロックドゥカンブ セントラG2 1人気 1着
ホオキパウェーブ セントラG2 2人気 2着
前走重賞で2番人気以内or好走が基本的なパターン
ゴールドアクターだけ条件戦を使っており連勝馬でした。
過去の実績に青葉賞を0.1秒差まで好走できていますので実績は十分
その他で注目したいのは「距離」全馬が前走非根幹距離に出走していました。
今年の該当馬を見ていきましょう。
ウインオーディン
シーズンリッチ
パスクオトマニカ
タスティエーラ
ノッキングポイント
ハーツコンチェルト
ナイトインロンドン
ソールオリエンス
ドゥレッツァ
今年は9頭と出走馬の半数以上が関東馬、毎年この項目を考察していますが超多いです。
ここまで出走が多いと流石に好走馬は出てくると思います。
ウインオーディン 2200m
シーズンリッチ 2400m
パスクオトマニカ 1800m(ダ)
タスティエーラ 2400m
ノッキングポイント 2000m
ハーツコンチェルト 2400m
ナイトインロンドン 2400m
ソールオリエンス 2200m
ドゥレッツァ 2200m
絶対に好走できないとは断言できませんが、タスティエーラやハーツコンチェルトなど
前走根幹距離から好走した関東馬は過去20年で1頭もいません。全ての関東馬が馬券外へ飛んでいます。
なので好走する期待値に対してリターンが少ない低期待値馬となりあまりおすすめはできません。
この1年だけ切り取れば走っても関係ありませんが、あくまでも過去20年で計算すると超が付く低期待値馬となります。
好走馬の非根幹実績
これまで好走した8頭には更に過去の競争成績で注目したい部分があります。
アスクビクターモア 前走非根幹重賞連対
タイトルホルダー 過去非根幹重賞連対
オーソクレース 非根幹距離好走率100%
サトノフラッグ 前走非根幹重賞連対
フィエールマン 前走非根幹重賞連対
ゴールドアクター 非根幹距離好走率100%
ロックドゥカンブ 前走非根幹重賞連対
ホオキパウェーブ 前走非根幹重賞連対
A 前走非根幹距離重賞連対
B 非根幹距離好走率100%
C 過去に非根幹距離重賞連対
昨年のタイトルホルダーだけ少しズレますが、
この馬はそれまで非根幹距離は連対率100%でした。
しかし前走は前が詰まる不利で直線は一切競馬できず13着
過去に1800m重賞を連対しているのが唯一の救いでした。
今年の該当馬を見ていきましょう。
ウインオーディン
シーズンリッチ C
パスクオトマニカ
タスティエーラ
ノッキングポイント C
ハーツコンチェルト B
ナイトインロンドン B
ソールオリエンス A
ドゥレッツァ B
やはりタスティエーラの前走ダービーから直行パターンは相当鬼門だと思います。
何度も言いますが今年確実にこの馬が飛ぶとは断言できませんが、過去20年の長い歴史の中で
同類のパターンを買い続けても1円にもなってないので期待値は相当低いです。
今年の1回だけ好走したとしても、これまでもこれからも割合としては1%以下の好走率に入るので馬券を買う上では正しい判断とは感じません。
ここまでを合算すると今年買えそうな関東馬は
ソールオリエンス
ドゥレッツァ
上記2頭が完全クリア
その他は人気馬多数ですが…
ウインオーディン
シーズンリッチ
パスクオトマニカ
タスティエーラ
ノッキングポイント
ハーツコンチェルト
ナイトインロンドン
紛れもなく上記の中から1頭でも走れば過去20年では初のパターンです。
私がこう思うとか主観的な予想ではなく、これは客観的に見て確実にそうなっている事実です。
もちろん今年走る可能性はありますが、ここまで1度も来ていないパターンにわざわざ少ない印を回し、自分が汗を流して働き稼いだお金をBETしようとは思わないだけです。
効率的か非効率的かの話で、私の性格上は確率の高い方にBETするだけですので推薦馬をこの中から選ぶことはないでしょう。
特に、過去20年で関東馬が同年に2頭以上走ったケース
これは2021年の1回のみで基本的には凡走傾向、輸送が3000mを走る前に響くのか分かりませんがなかなか厳しい現状です。
ちなみに2021年は5番人気以内のうち、3頭が関東馬とかなり珍しい年でもありました。
今年そのパターンに類似しているので関東馬が強いかもしれませんが、馬券のさじ加減はご自身で判断お願いします。
最後に条件クリアの馬も消えてしまうデータを紹介
やはり菊花賞は関東馬にとってかなり鬼門で、これまでの好走馬を見ると本当に関心してしまうんですよね。
2022年 1着アスクビクターモア
2021年 1着タイトルホルダー
2021年 2着オーソクレース
2020年 3着サトノフラッグ
2018年 1着フィエールマン
2014年 3着ゴールドアクター
2007年 3着ロックドゥカンブ
2004年 2着ホオキパウェーブ
上記8頭は菊花賞出走前に◯◯だった実績を全馬共通してクリアしており、
なかなかハードルが高く、これまで未達の馬が何頭も馬券外に飛んでいます。
こうなると今年関東馬で買えそうな馬は1頭のみなのか…
こちらは金曜日限定公開のため割愛
今年の菊花賞について
秋G1が開幕してから菊花賞で3戦目、これまでの過去20年データ考察では
スプリンターズS
1着ママコチャ(データ完全クリア馬)
2着マッドクール(データ完全クリア馬)
3着ナムラクレア(データ完全クリア馬+100%好走独自データ該当馬)
過去20年データ考察完全クリア馬合計4頭→内3頭が馬券内(パーフェクト)
秋華賞
1着リバティアイランド(データ完全クリア馬+100%好走独自データ該当馬)
2着マスクトディーヴァ(データ完全クリア馬)
3着ハーパー(データ完全クリア馬+100%好走独自データ該当馬)
過去20年データ考察完全クリア馬合計4頭→内3頭が馬券内(パーフェクト)
ここまで完璧な考察と全く崩れない100%独自データが逆に恐ろしいほどですが、
今回の菊花賞がかなり鬼門だと思っています。
特に鉄板データは片方母数が少ない点、もう片方には100%データと凡走データの両方を持ち合わせている点です。
更に今年は京都開催ですが、京都開催がそれまで使われていなかったことから菊花賞で重要になってくるコース実績をデータが取れません。
それが原因で今回は例外候補が非常に多く、正直絞りきれていません。
完全データクリアに絞ってもこれまでの秋G1では最多の5頭残り、さらに人気馬全て外枠配置となればデータ通りに収まらない気がしてなりません。
先にこんな事を言うのは申し訳ないですが、流石にデータブレイクはあると思っています。
毎週必ず当たるG1、必ずデータ通りに収まるG1、指名した馬が必ず走るG1など存在しません。
むしろここまで少ない点数で良く完璧にキッチリとデータ通りに収めてきたことを褒めてください。
他の数字だけのデータ派よりも確実に的を絞り、回収率にこだわって有料予想の何倍もの成績をブログ開設から収めてきました。
ここまで後悔なくやってきたことを信じて、妙味も忘れずに馬券を取りに行きたいと思います。
2023年 菊花賞の推薦馬
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この位置は正直トップナイフと最後まで迷いましたが確実に前目を取れるこの馬にしました。
新馬戦は直線で前カットされてますしキレ味がある訳でもない中、最後まで減速せず伸びていますし
次走は向こう正面で大外から一気にまくって長い直線をロスだらけで完勝、相当な勝負根性でした。
2走前も3走前も雨が降っていたようにパンパンの良馬場で瞬発力勝負だと歯が立ちませんが、今くらいの京都芝はぴったりでしょう。
前走は菊花賞目標の太め残りと陣営コメントあったように、この状態でやれるのだから非常に楽しみ。
今回は上積み十分で馬体はピカピカとコメントしており、中間の追い切りでも自己ベストを更新し順調に成長しています。
データクリア馬の中では最も人気が無く下から数えた方が早い馬、妙味十分だと思うので推薦します。
◯ソールオリエンス
新馬戦は11.5-11.0-11.0の加速LAPをレーベンスティール相手に勝利、2戦目も12.2-11.7-11.5の加速LAPを上がり最速2馬身半差圧勝
その後の皐月賞も12.7-12.5-12.0の加速LAPを大外差し切りとLAPを見ればみるほど強い馬です。
今年のダービーはタスティエーラに譲りましたが、ゴール通過後は余力を持って抜き去っていたので正直展開1つだったなと感じます。
前走のセントライト記念は見ての通りこの菊花賞を見据えた緩い仕上がりに、レースでは超安全策を取って大外ぶん回し。
レーベンスティールに立ち回りの差で負けましたが、負けて強い内容だったのは誰しもが感じた通りだと思います。
データ面では関東馬や前走など多少不安な面がありますが、それらを跳ね除けて頑張ってほしいと思います。
◎サトノグランツ
神戸新聞杯がどんな結果であろうと前走出走する前から菊花賞では印を打ちたいと思っていた馬です。
ダービーの敗戦を見る限り流石に18番は厳しかったでしょうし、大外ぶん回しで33.1秒を使っても差が縮まらないLAPで展開も全く向いてません。
もちろん度外視できるのですが、逆に瞬発力勝負だけではなく菊花賞のような多少上がりの掛かるレースが一番向いているかなと感じます。
物凄いキレ味がある訳でもないですが、道中は完全に鞍上の指示に従いポジションを取って我慢し直線は減速せず持続できる脚
そこに間を割る一瞬の脚と並ばれてからの勝負根性はまさに菊花賞で存分に力を発揮できる馬だと思います。
上位人気2頭がどちらも関東馬ですし、枠は外目ではありますが7~8枠でなければそこまで影響ないでしょうし丁度良いと思います。
外差しが効いて来た今の京都芝コース、上がり最速馬が素晴らしい成績を残しているのを見るとソールオリエンスかなと一度は思ったのですが、
自分の最初から決めていた感性を信じて、ここは本命を打ちたいと思います。


