【新潟記念】予想　過去10年データ傾向から注目は10年連続で好走馬が出ている前走敗退馬巻き返しの法則

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭

新潟最終週のハンデ戦もあってかなりの波乱傾向

穴馬の発掘は必須条件なので頑張って馬券妙味を見つけていきたいと思います。

重賞考察

前走条件戦を使用し好走した馬は過去10年で4頭と厳しい道程

全馬が3番人気以内かつ上がり2位以内で1着となかなかボーダーが高いステップ

ファユエン　5人気上がり2位

昨年も3頭が出走し全馬凡走、ファユエンは前走人気が過去の好走馬よりも落ちるので積極的には買いづらい存在

前走OPクラスは更に厳しい過去10年で2頭のステップ

母数が少なく絞り切るはかなり厳しいが2走内に上り3位以内を使っており後方脚質が目立ちました。

イーサンパンサー　非該当

9走連続の2桁着順となり走ると今後の説明がつかないほどなので軽視したいと思います。

前走G3～G2だった馬は19頭と最多のステップ

それ故に条件もバラバラで絞り切るのはなかなか難しいが、

2桁人気かつ2桁着順の大敗パターンは好走馬が未だに出ておらず

前走1秒以上の大敗馬は2走内にOP勝ちか、過去の重賞を複数好走していた実績馬のみ

グランオフィシェ　10人気13着

サトノルークス　14人気15着

ブラヴァス　16人気14着

フラーズダルム　13人気10着

インプレス　12人気13着

今年は該当馬が多く、ここまで多いとブレイクの可能性も少し高くなりそうですが

走ると過去10年で初の出来事となるので軽視したい存在です。

前走G1から好走した馬は過去10年で4頭のみ

2018年ブラストワンピースは3歳馬で前走ダービーから

2019年ユーキャンスマイルは天皇賞春からでどちらも前走3番人気以内に支持されていました。

2022年ユーキャンスマイルも天皇賞春で過去の新潟記念優勝馬でいわゆるリピーター

2022年カラテは安田記念からで2走前にG2戦で2番人気に支持されていました。

リピーターだったユーキャンスマイルを除けば2走内にG1で3番人気以内に支持されていたか、

G2以上で2人気以内に支持されていたことが共通点

更に後半戦ということもあり同年重賞で好走の無かった馬はこちらも22年カラテのみ

該当馬全馬が左回り2勝以上だったのもミソ、4歳以上だった馬は左回りの重賞を勝っていました。

ノッキングポイント　2走前G3で2人気＋左2勝

プラダリア　2走前G2で2人気＋左1勝(青葉賞)

ノッキングポイントは重賞未勝利かつ2走前がG3で微妙なところ

プラダリアは青葉賞勝ちで優秀なんですが左は1勝のみとどちらも一長一短

しかし母数が少ないのではっきりと消しとは言えず本当に難しいところです。

プラスではなくマイナスデータなのには間違いないので少し評価は下げたいと思います。

前走馬券外の巻き返しに注目

過去の好走馬30頭中、前走好走→今回も好走した馬は13頭しかおらず

逆に前走馬券外だった馬の巻き返しは17頭、もちろん前走好走馬が人気になるのは当たり前で

今年も現在の前日オッズでは1番人気～3番人気が前走好走馬

ちなみに過去10年で前走好走馬がワン・ツー・スリーを決めた例は1度もありません

言葉の裏返しだと3番人気以内の人気馬が1頭以上飛ぶということ

回収率、占有率でみても前走馬券外だった馬に注目した方が良いのは見ての通り

その中でも私が注目したのは下記の項目

・前走は1600ｍ以上の重賞で馬券外かつ着差2.0秒以下

・前走から斤量据え置きor斤量減

・前走G1を除き1桁人気or一桁着順

・3走以内にOP以上で0.5秒以内に好走

この条件に一致した過去の好走馬を年度別に見ていきましょう。

ちなみに2012年も9人気タッチミーノット、8人気アスカクリチャンが該当し激走しました。

過去10年毎年、さらに全体の好走馬30頭中、約半数の14頭がこの条件に該当して激走しています。

12番人気のマイネルファンロン、12番人気のカフジプリンス、10人気カラテ、9番人気ロンギングダンサーなど

14頭中10頭が当日5番人気以下という穴っぷり

これは流石に見逃す訳には行きません、もちろんTARGETを隅々まで1頭1頭調べて導き出した私オリジナルのデータです。

今年これに該当するのが

ノッキングポイント

ユーキャンスマイル

バラジ

プラダリア

マイネルウィルトス

今年は該当馬が多い＋該当馬が2～7番人気以内と馬券的妙味も不足

好走馬は当たり前に出てくるでしょうが少々ワクワク感が微妙な馬たちです。

2023年　新潟記念の推薦馬

▲マイネルウィルトス

前走は1年の休み明けとは思えない外から豪快な脚を見せており地力の高さを再認識

陣営も前走とは中身がまるで違うと断言、ここを勝てばサマーシリーズ大逆転優勝で物凄い賞金が手に入るので本気でしょう。

データ面からの後押しも強いのですが、個人的には何度レースを見返しても33秒を求められる新潟は適正外で間違いないと思います。

時計を更新しているときに敗退し、直近の好走レースは全て上がりの掛かるタフなレース

向かないのは間違いないのですが、それでも戦ってきた相手関係などを見ると一番相手関係が楽な今回は

デムーロ騎手もペース次第では捲くると宣言していますし、自分の得意な形で食い込める感覚はあるので指名したいと思います。

◯バラジ

今回は圧倒的に前に行く馬が少なく、これまでの戦績から前目で33秒台を使えるこの馬は魅力的

2走前は直線で川田騎手が立ち上がる不利もあり度外視、前走はラスト3ハロン11秒台ではしぶとく粘り

ラストの12.0でグッと時計が上がったスタミナが問われたところで失速しているのを見ると、距離短縮は良さそう

2000ｍ戦は2戦して全て馬券内、新潟コースは4戦して連対率100％と非常に相性の良いコース

3ヶ月半の休み明けも過去2戦2勝しており鉄砲も問題なし、適正距離に戻り得意コース得意間隔で推薦材料が大量

三浦騎手が強気に先手を主張すれば、そのまま残れる馬場だと思うので推薦したいです。

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4走前は究極の上がり勝負で2着馬に1秒近くエンジンの違いを見せつけ勝利

3走前は残り1ハロンでようやく加速してきた感あり脚を相当余してしまい敗退

2走前で先行できることも確認し、前走が見れば見るほど負けて強い内容かなと個人的には感じます。

騎手の好判断もあり勝ち馬はロス無く運んでいるのに対し、こちらは大外を回すロスが響きました。

それでも同じ位置にいた馬を全て置き去りにしており、今回のスローからの瞬発力勝負は1枚も2枚も抜けていると思います。

心配なのは中間の調整ミスで状態面だけしっかりしていれば問題なく通過点だと思います。