【函館2歳S】予想　過去10年データ傾向と良馬場以外になった過去20年傾向から今年は人気馬全部消し！穴はコレ

過去10年の好走馬

過去10年の好走馬は上記30頭

好走馬の人気を見ると1～6番人気以内で決着したパターンはなく最終週もあってかなり荒れていますね…

人気馬は基本信頼しない方向で週末の雨も考慮しながらと難しい1戦になりそうですが頑張りたいと思います。

重賞考察

好走馬30頭中前走未勝利戦から好走した馬は6頭

その6頭全てが前走3番人気以内かつ初角4番手以内で4角3番手以内でした。

先行力がなければ本番では苦戦傾向ということになります。

ちなみに6頭中5頭が上がり2位以内、例外だった1頭は初角も4角も先頭(いわゆる逃げ切り)で0.4秒差の圧勝

人気は最もなかった馬で3番人気(単勝オッズ5.4倍)と支持されていました。

ナナオ　2-2 1番人気(2.8倍)

アガシ　4-2 2番人気(4.7倍)

レガテアドール　4-2 6番人気(36.9)

今年は3頭いますが全て前走上がり最速、オッズの面ではレガテアドールが厳しく見えます。

毎年何頭か脱落しますが今年は未勝利でもレベルが高く見えます。

前走新馬戦からは24頭とほぼ好走パターンはここから

前走2桁人気で好走したのは2013年3着のトーセンシルエットで前走10番人気から

連対馬は全て前走5番人気以内でした。

その他は全て4角3番手以内の先行馬というのも共通点

過去の好走馬と比較して若干ズレが見える馬をピックアップ

ベルパッション　前走4角4番手以下

ゼルトザーム　前走4角4番手以下

今年はなんと先の条件でNGだったレガテアドール以外全て前走5番人気以内と削れる馬が1頭もいません…

4角4番手以下といっても上記2頭は共に4番手で好走する理由がいくらでもあるので今のところ前走だけでは出走馬ほぼ全て買えるでしょう。

それでは予想にならないので加点材料を見つけていきたいと思います。

買うなら圧倒的に関西馬

過去10年

関東馬　2-5-5-56(2.9%/10.3%/17.6%)

関西馬　8-5-5-45(12.7%/20.6%/28.6%)

左から勝率/連対率/複勝率ですが、もう一目瞭然ですね。

美浦トレセンの坂路改修工事で今後この差がどれほど縮まるのか興味がありますが、やはり現時点で設備や所属している調教師のレベル等もあり若駒の段階では顕著にその差が出ています。

好走した関西馬の共通点を探して行きましょう。

ブトンドール
クリダーム
ナムラリコリス
カイカノキセキ
グランデ
ラヴケリー
ビアンフェ
タイセイビジョン
プリンスリターン
アスターペガサス
ラブミーファイン
カシアス
アリア
レヴァンテライオン
モンドキャンノ
ブランボヌール
アクティブミノル
トウショウピスト

上記が過去10年で好走した18頭です。

・前走芝で5番人気以内かつ4角3番手以内

・2着に0.2秒差以上の着差を付けている

・外国人騎手以外に乗り替わりではない

上記3点が個人的な注目ポイントで、昨年4番人気ながら◎ブトンドールを推薦した決めてがこれでした。

その当時を含め2012年～を見ていくと

2022年1着ブトンドール
2021年2着カイカノキセキ
2020年3着ラヴケリー
2019年2着タイセイビジョン
2018年1着アスターペガサス
2017年1着カシアス
2016年2着モンドキャンノ
2014年3着トウショウピスト
2012年1着ストークアンドレイ
2012年3着ティーハーフ

該当馬がいた年は全て好走馬が出てきています。

ちなみに上記で1番人気は2頭しかいません。

今のところ7年連続で該当馬が出現しており、当たり前に好走しています。

今年の該当馬を見ていきましょう。

チークタイム（予想オッズ11番人気）

なんと1頭だけ、現在15番人気のチークタイムです。

個人的には前走阪神コースというのが少し引っかかっており、過去10年で前走函館札幌でなかった馬は1頭しかいません。

9割以上が洋芝経験馬だったことと、前走4番人気と評価されていなかった点も気になります。

しかし妙味は十分なので注文は付きますが一応の該当馬ということで名前を残したいと思います。

その他で騎手の乗り替わりだけがNGなナナオ(予想オッズ5番人気)、佐々木騎手がそのまま継続騎乗であれば是非買いたい1頭でしたが、

今回はクールベイビーに騎乗するとの事です。

土曜日の函館競馬場天気について

今年最大のポイントになるのではないかと感じている馬場状態ですが、

函館競馬場の天気予報を見る限り今現在からちょうど降り初めて明日のレースまでずっと雨マークです。

特に夜中から朝方にかけて纏まった雨が降るので恐らく重馬場スタートだと思います。

少しサンプルが過去10年だと少ないので過去20年で良馬場以外で開催された同レースを見ていきましょう。

過去20年良馬場以外

好走馬12頭中9頭が1コーナー5番手以下(占有率75％)
好走馬12頭中8頭が4コーナー5番手以下(占有率67％)

2022年　最後方にいたオマツリオトコが3着
2015年　後方3番手のメジャータイフーンが2着
2007年　後方1番手2番手の馬が揃って2着3着
2003年　後方3番手のミュージックホークが3着

上記見れば何が言いたいのか伝わると思うのですが、稍重程度の雨でも函館最終週で洋芝が重くなると「前が相当キツイ」と言えるでしょう。

今年の人気馬を見てみると…（予想オッズ1～3人気順）

バスターコール　前走逃げ切り　関東馬

スカイキャンバス　前走逃げ切り　関東馬

ロータスワンド　前走逃げ切り

逃げて勝った馬しかおらず、しかも上位人気は過去10年で勝率2％の関東馬

まだサンプルが少ないので絶対とは言えませんが良馬場以外で前走逃げ切り勝ちだった馬は昨年のクリダーム2着が最高

今年は消去段階でほとんど絞れていないように、言葉を裏返せば全馬にチャンスがあるわけで荒れる要素十分です。

思い切って印を打って行きたいと思います。

2023年　函館2歳Sの推薦馬

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新馬戦ではスタートがあまり良くなく直線では逃げた馬を捕まえる事ができませんでした。

それでも勝ち馬よりも間違いなく強い競馬をしており、残り30ｍもあれば勝ち馬はこの馬だったほど。

続く2戦目では低調なメンバー構成だったこともありましたが、前走の鬱憤を晴らすような豪快な先行抜け出し。

このときに多少渋った馬場を経験しているのもプラスですし、何と言ってもゴールまで加速LAPであったこと。

まだまだ上のクラスで通用すると思いますし、このレースでは関西馬というところも推せます。

非常に小柄な馬なので明日の雨を上手く攻略してくれれば今現在ほぼ人気がないので狙い目だと思います。

◯チークタイム

前走は関西圏のレースで洋芝は未出走となりますが、新馬戦のレース映像を見ても切れるタイプではなさそう。

4角で挟まれながらも直線に向くと突き放す訳でもなくラスト12.2秒になったところで他が脱落

この馬が最後まで持続したイメージで、馬群で揉まれた経験やタフな流れは意外と向くのではと感じています。

前走の和田騎手のコメントはトビが大きい馬とあったので、小回りで直線が短いコースが合うかは分かりませんが

その未知数な部分はもれなく単勝15番人気という大穴として妙味が上がっていますし、

先に触れた関西馬データには一応の該当馬として推薦したいので評価を上げたいと思います。

◎ベルパッション

週初めの本命予告ツイートからこの馬絡みは3回投稿したのですが合計40万以上のインプレッションで正直驚きました。

G1かと思うほどの反響で嬉しい反面想定していたオッズとかけ離れた人気になってしまっております。

ここまでのデータ予想では余裕のNG馬なのですが、それよりも自分が感じた感性を信じたいと思います。

関西馬ですし道悪になったときに後方有利な展開は説明した通りで、今年は多くの人気馬が前走逃げ切り勝ち

もちろんそのまま好走すると皆さん判断し、結果もそうなりやすいコース形状だとは思います。

しかし馬券は妙味を追わなければ勝つことができませんので、騎手に不安があったり色々ありますが本命を打ちたいと思います。

推薦理由は動画と共にTwitterにあるので良ければ見てみてください。

ひとつだけ言える事が、本来の人気であれば凡走する確率の方が圧倒的に高いです、それを馬券的妙味を取りに行き(リスクは承知)

予想通り走れば良いですが、そうでない確率の方が高い(それが普通)だと言う事を忘れないでほしいです。

毎回ツイートで先出しすると周りの期待だけが上がって行き、その1戦だけPK戦のように◯か×かの結果しか見てない人がいます、

そういう人は何をやっても勝てない人なので競馬というギャンブルに勝つためには長い目で見てください。