今年の天皇賞春枠順決定
本日JRAより天皇賞春の枠順が発表されました。
1枠1番 ジャスティンパレス
1枠2番 ディープモンスター
2枠3番 タイトルホルダー
2枠4番 メロディーレーン
3枠5番 アイアンバローズ
3枠6番 アスクビクターモア
4枠7番 ディープボンド
4枠8番 トーセンカンビーナ
5枠9番 ヒュミドール
5枠10番 サンレイポケット
6枠11番 ディアスティマ
6枠12番 ブレークアップ
7枠13番 ボルドグフーシュ
7枠14番 マテンロウレオ
8枠15番 エンドロール
8枠16番 シルヴァーソニック
8枠17番 アフリカンゴールド
週中から推しているボルドグフーシュが外枠に、他の人気馬は極端に内枠に集まりました。
本当にこの枠で大丈夫?そんな不安をデータ考察で紐解いて行きましょう。
過去20年の枠順から見る天皇賞春の結果
この20年で日本馬で2桁馬番から馬券になった馬は以下で、それ以外は全て1桁馬番です。
(※2013年レッドカドー外国馬除く)
2022年 タイトルホルダー 前走日経賞1着 当日2番人気
2022年 ディープボンド 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
2021年 ディープボンド 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
2020年 フィエールマン 前走有馬記念4着(前年優勝馬)当日1番人気
2019年 フィエールマン 前走AJCC2着 当日1番人気
2018年 レインボーライン 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2018年 シュヴァルグラン 前走大阪杯13着(前年連対馬) 当日1番人気
2017年 サトノダイヤモンド 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2015年 フェイムゲーム 前走ダイヤモンドS1着 当日7番人気
2014年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞1着 当日3番人気
2012年 トーセンジョーダン 前走大阪杯3着 当日3番人気
2012年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞2着 当日2番人気
2011年 エイシンフラッシュ 前走大阪杯3着 当日3番人気
2010年 ジャガーメイル 前走京都記念2着 当日2番人気以内
2010年 マイネルキッツ 前走日経賞1着 当日4番人気
2009年 ドリームジャーニー 前走大阪杯1着 当日5番人気
2008年 アドマイヤジュピタ 前走阪神大賞典1着 当日3番人気
2008年 アサクサキングス 前走大阪杯3着 当日1番人気
2007年 エリモエクスパイヤ 前走日経賞10着(2走前ダイヤモンドS2着)当日11番人気
2007年 トウカイトリック 前走阪神大賞典3着 当日4番人気
2006年 リンカーン 前走日経賞1着 当日2番人気
2005年 スズカマンボ 前走大阪HC3着(2走前鳴尾記念2着)当日13番人気
2005年 ビッグゴールド 前走大阪HC1着(2走前OP1着)当日14番人気
2005年 アイポッパー 前走阪神大賞典2着 当日4番人気
2004年 ゼンノロブロイ 前走日経賞2着 当日4番人気
2003年 ヒシミラクル 前走大阪杯7着(前年菊花賞1着)当日7番人気
2003年 サンライズジャガー 前走阪神大賞典10着 当日8番人気
2003年 ダイタクバートラム 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
全部で28頭(外国馬込み29頭)
好走馬が全体で60頭なのでおおよそ半数、出走頭数は確実に2桁馬番の方が少ないので外の方が有利とまでは行きませんが
外枠は距離ロスがあるから不利と言われますが、実際にはそこまで不利ではありません。(むしろ好走率は外の方が高い)
前走3着以内、もしくは当日3番人気以内だった馬は赤く塗っていますが、実に25頭がこのパターンです。
青く塗った3頭、エリモエクスパイヤは2走前のダイヤモンドS勝ち馬から0.0秒差2着に好走、大波乱だった2005年を見てもわかるように2走前も好走しているパターンは評価できます。
ヒシミラクルは菊花賞優勝の4歳馬でした。
唯一なんの理由も見つからないのが今から18年前のサンライズジャガーです。
同年は阪神大賞典、京都記念と2走だけでどちらも2桁着順、その前年は9回走って全て3着以内という奇妙な戦績でした。
基本はこの20年で2桁馬番だった馬は上記のサンライズジャガーを除けば、基本は当日3番人気以内か前走3着以内、例外で2走前の戦績か前年の菊花賞が重要になってくるというパターンですね。
この時点で前走馬券外(2走続けて)+菊花賞実績のない4頭は軽視したい部類です。
今年はもうこれで走られたら仕方ないと思います、20年で1頭も走っていない予測例外を狙ってもトータルで見れば確実にマイナスに傾きますから割り切って買った方が良いので。
今年の出走馬の上位人気は金曜日時点ですが、
1番人気タイトルホルダー 3番
2番人気ジャスティンパレス 1番
3番人気ボルドグフーシュ 13番
人気馬が内枠に入った事により今年は条件的に
「前走好走馬」
2桁馬番が走るにはこのボーダーは最低ラインクリアしなければなりません。
5枠10番 サンレイポケット 阪神大賞典6着
6枠11番 ディアスティマ 日経賞3着(+1.4秒差)
6枠12番 ブレークアップ 阪神大賞典3着
7枠13番 ボルドグフーシュ 阪神大賞典2着
7枠14番 マテンロウレオ 大阪杯4着
8枠15番 エンドロール 条件戦1着
8枠16番 シルヴァーソニック 海外1着
8枠17番 アフリカンゴールド 阪神大賞典4着
前走馬券外の3頭は走ったら事故レベル、かなり厳しいと思います。
気になるのが2頭で、前走3着ではあるものの1.4秒以上と離されたディアステマ
このパターンは過去に天皇賞春を好走していたフィエールマン、シュヴァルグランの2頭
エリモエクスパイアは4歳かつ2走内の3000m以上重賞を連対していた馬でした。
それと比較すると6歳馬かつ2走内に3000m以上に出走も好走なし、G1の記録もありません。
走れば過去20年最低レベルを更新しますので軽視
エンドロールは2桁馬番で前走重賞以外は15年以上遡っても前走OPが最高
2頭好走馬がいますが2走内でG3を連対していたスズカマンボ、OP連勝のビッグゴールドです。
もしこの馬が走ればかなりの快挙といえる記録になるので、こちらも問答無用の消去対象です。
過去20年17頭以上(多頭数)の天皇賞春
7~8枠から好走した馬を見て行きましょう。
2022年 1着タイトルホルダー
2022年 2着ディープボンド
2018年 1着レインボーライン
2018年 2着シュヴァルグラン
2017年 3着サトノダイヤモンド
2012年 2着トーセンジョーダン
2011年 2着エイシンフラッシュ
2010年 2着マイネルキッツ
2007年 2着エリモエクスパイア
2006年 2着リンカーン
2005年 2着ビッグゴールド
2004年 2着ゼンノロブロイ
2021年、2022年は阪神開催なので一緒にするのは少し違うとは思いますが
ビッグゴールドとエリモエクスパイア以外は全て当日4番人気以内の人気馬
それでも2桁馬番で優勝したのは京都開催ではレインボーライン1頭のみと狭き門です。
これだけ毎年のように人気馬が外枠から好走していますが、なかなか勝ち切るのは難しい枠なのは間違いないです。
本日最後の結論を出したいのですが、
20年前のサンライズジャガーを除き17頭以上の天皇賞春で好走した馬番10番~18番の馬は以下
2022年タイトルホルダー
2022年ディープボンド
2021年ディープボンド
2018年レインボーライン
2018年シュヴァルグラン
2017年サトノダイヤモンド
2015年フェイムゲーム
2014年ウインバリアシオン
2013年レッドカドー
2012年トーセンジョーダン
2012年ウインバリアシオン
2011年エイシンフラッシュ
2010年ジャガーメイル
2010年マイネルキッツ
2009年ドリームジャーニー
2009年リンカーン
2006年スズカマンボ
2005年ビッグゴールド
2005年アイポッパー
2004年ゼンノロブロイ
2003年ヒシミラクル
2003年ダイタクバートラム
上記22頭は
・過去に3000m以上のG1好走馬
・前走OP以上1着馬
・前走OP以上◯◯
この3パターンでした。
今年はここまでの考察で
5枠10番 サンレイポケット
6枠11番 ディアスティマ
6枠12番 ブレークアップ
7枠13番 ボルドグフーシュ
7枠14番 マテンロウレオ
8枠15番 エンドロール
8枠16番 シルヴァーソニック
8枠17番 アフリカンゴールド
この中から買える馬は例外候補1頭を含めても2頭のみ
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これでだいぶ絞れてきたのではないでしょうか?
脚は更に枠順考察を深めて行きたいと思います、内枠の各馬についても考察していきたいと思います。
それではまた明日会いましょう!お楽しみに!



