オークスで上がり最速を記録した馬の成績一覧
2022年
1着スターズオンアース 上がり最速
2021年
4着タガノパッション 上がり最速
2020年
1着デアリングタクト 上がり最速
2019年
1着ラヴズオンリーユー 上がり最速
2018年
1着アーモンドアイ 上がり最速
2017年
3着アドマイヤミヤビ 上がり最速タイ
2016年
1着シンハライト 上がり最速タイ
2着チェッキーノ 上がり最速タイ
2015年
1着ミッキークイーン 上がり最速
2014年
2着ハープスター 上がり最速
2013年
1着メイショウマンボ 上がり最速タイ
2着エバーブロサッム 上がり最速タイ
2012年
1着ジェンティルドンナ 上がり最速
2011年
3着ホエールキャプチャ 上がり最速
2010年
1着アパパネ 上がり最速
2009年
1着ブエナビスタ 上がり最速
2008年
3着レジネッタ 上がり最速
2007年
3着ラブカーナ 上がり最速
2006年
8着マイネジャーダ 上がり最速
2005年
1着シーザリオ 上がり最速
2004年
2着スイープトウショウ 上がり最速
2003年
1着スティルインラブ 上がり最速タイ
3着シンコールビー 上がり最速タイ
【12-4-5-2】
馬券内率91.3%
オークスは上がり最速馬を当てることができれば的中できると言っても過言ではありません。
過去に上がり最速を記録した馬の実績を見てみる
2022年
1着スターズオンアース
前走 桜花賞 1着 上がり3位
2020年
1着デアリングタクト
前走 桜花賞 1着 上がり1位
2019年
1着ラヴズオンリーユー
前走 忘れな 1着 上がり1位
前々走 500万 1着 上がり1位
2018年
1着アーモンドアイ
前走 桜花賞 1着 上がり1位
前々走 シンザン記念 1着 上がり1位
2017年
3着アドマイヤミヤビ
前走 桜花賞 12着 上がり4位以下
前々走 クイーンC 1着 上がり1位
2016年
1着シンハライト
前走 桜花賞 2着 上がり3位
前々走 チューリップ賞 1着 上がり1位
2着チェッキーノ
前走 フローラS 1着 上がり1位
2015年
1着ミッキークイーン
前走 OP 1着 上がり3位
前々走 クイーンC 2着 上がり1位
2014年
2着ハープスター
前走 桜花賞 1着 上がり1位
2013年
1着メイショウマンボ
前走 桜花賞 10着 上がり9位
前々走 Fレビュー 1着 上がり1位
2着エバーブロサッム
前走 フローラS 2着 上がり5位
前々走 フラワーC 2着 上がり1位
2012年
1着ジェンティルドンナ
前走 桜花賞 1着 上がり1位
2011年
3着ホエールキャプチャ
前走 桜花賞 2着 上がり2位
2010年
1着アパパネ
前走 桜花賞 1着 上がり5位
2009年
1着ブエナビスタ
前走 桜花賞 1着 上がり1位
2008年
3着レジネッタ
前走 桜花賞 1着 上がり2位
2007年
3着ラブカーナ
前走 OP 2着 上がり5位
前々走 OP 2着 上がり1位
2005年
1着シーザリオ
前走 桜花賞 2位 上がり1位
2004年
2着スイープトウショウ
前走 桜花賞 5着 上がり2位
2003年
1着スティルインラブ
前走 桜花賞 1着 上がり2位
3着シンコールビー
前走 フローラS 1着 上がり2位
2002年
1着スマイルトゥモロー
前走 桜花賞 6着 上がり2位
上記オークスを上がり最速で馬券になった馬には以下共通点がありました。
上がり実績
A 前2走内でOP以上を上がり最速で連対or桜花賞を上がり3位以内で1着
B 東京or京都マイル以上1勝クラス以上のレースで上がり最速33(32)秒台で1着
C G1で上がり2位以内を2回以上記録か前走桜花賞で上がり2位以内か前走東京重賞上がり2位以内で優勝
上記A~Cのいづれかに例外なく該当していた。
直近2走内の実績
A 2走連続でOP以上連対
B 桜花賞を上がり3位以内で1着or上がり2位以内or2走内に重賞を上がり2位以内で1着
C 2走内に0.3秒差以上の圧勝経験かつ生涯上がり最速で1着
上記A~Cのいづれかに例外なく該当していた。
まだ出走馬が確定している訳ではありませんが、全馬チェックをしていきたいと思います。
2023年オークスの上がり最速馬の資格がある馬一覧
【A上がり実績 B近2走実績】
イングランドアイズ -
ウェイビー -
エミュー B
キタウイング AB
キミノナハマリア -
クインズカムイ -
コナコースト B
ゴールデンハインド -
シンリョクカ -
ソーダズリング -
ドゥーラ -
ドゥアイズ -
ハーパー -
ヒップホップソウル -
ペリファーニア -
ミッキーゴージャス B
メランポジューム -
ライトクオンタム AB
ラヴェル A
リバティアイランド AB
レミージュ -
今年上がり最速を記録する可能性があるのは下記3頭
キタウイング
ライトクオンタム
リバティアイランド
しかし、過去20年オークスで当日上がり最速を記録した馬は全馬例外なく2走内連対馬
近2走内どちらも掲示板外だったキタウイングが脱落、となると今年は…
ライトクオンタムorリバティアイランド
2択です。
最後に上がりに関するデータを紹介します。
・桜花賞を上がり最速かつ33.5秒以下で1着
上記パターンは
過去20年【2-1-0-0】連対率100%
このデータの凄いところは、実際に当日該当馬が全馬上がり最速を記録していた点です。
ここまでの考察と照らし合わせてもかなり裏付けが取れているデータで尚且つ過去20年で3頭という厳しい条件です。
今年この条件に一致する馬が久々に出走してきます。
リバティアイランド
該当していますので注目です。
好走馬の前走
スターズオンアース 桜花賞G1
スタニングローズ フラワーG3
ナミュール 桜花賞G1
ユーバーレーベン フローラG2
アカイトリノムスメ 桜花賞G1
ハギノピリナ 矢車賞・1勝
デアリングタクト 桜花賞G1
ウインマリリン フローラG2
ウインマイティー 忘れな草(L)
ラヴズオンリーユー 忘れな草(L)
カレンブーケドール スイート(L)
クロノジェネシス 桜花賞G1
アーモンドアイ 桜花賞G1
リリーノーブル 桜花賞G1
ラッキーライラック 桜花賞G1
ソウルスターリング 桜花賞G1
モズカッチャン フローラG2
アドマイヤミヤビ 桜花賞G1
シンハライト 桜花賞G1
チェッキーノ フローラG2
ビッシュ フローラG2
ミッキークイーン 忘れな草
ルージュバック 桜花賞G1
クルミナル 桜花賞G1
ヌーヴォレコルト 桜花賞G1
ハープスター 桜花賞G1
バウンスシャッセ 皐月賞G1
メイショウマンボ 桜花賞G1
エバーブロッサム フローラG2
デニムアンドルビー フローラG2
ジェンティルドンナ 桜花賞G1
ヴィルシーナ 桜花賞G1
アイスフォーリス フローラG2
エリンコート 忘れな草
ピュアブリーゼ フローラG2
ホエールキャプチャ 桜花賞G1
アパパネ 桜花賞G1
サンテミリオン フローラG2
アグネスワルツ フローラG2
ブエナビスタ 桜花賞G1
レッドディザイア 桜花賞G1
ジェルミナル 桜花賞G1
トールポピー 桜花賞G1
エフティマイア 桜花賞G1
レジネッタ 桜花賞G1
ローブデコルテ 桜花賞G1
ベッラレイア フローラG2
ラブカーナ スイート
カワカミプリンセス スイート
フサイチパンドラ 桜花賞G1
アサヒライジング 桜花賞G1
シーザリオ 桜花賞G1
エアメサイア 桜花賞G1
ディアデラノビア フローラG2
ダイワエルシエーロ 桜花賞G1
スイープトウショウ 桜花賞G1
ヤマニンアラバスタ 桜花賞G1
スティルインラブ 桜花賞G1
チューニー 桜花賞G1
シンコールビー フローラG2
過去20年の好走60頭のうち、実に半数以上を占める36頭が前走桜花賞
この桜花賞組について考察していきます。
4角位置取り(逃げ先行馬編)
下記は前走桜花賞+コーナー順位です。
スターズオンアース ,10,9
ナミュール ,13,12
アカイトリノムスメ ,3,6
デアリングタクト ,13,12
クロノジェネシス ,8,9
アーモンドアイ ,15,16
リリーノーブル ,6,6
ラッキーライラック ,3,3
ソウルスターリング ,6,5
アドマイヤミヤビ ,17,16
シンハライト ,8,8
ルージュバック ,12,15
クルミナル ,12,13
ヌーヴォレコルト ,12,12
ハープスター ,18,18
メイショウマンボ ,9,7
ジェンティルドンナ ,10,10
ヴィルシーナ ,4,4
ホエールキャプチャ ,15,17
アパパネ ,5,4
ブエナビスタ ,16,16
レッドディザイア ,12,12
ジェルミナル ,14,14
トールポピー ,13,12
エフティマイア ,6,6
レジネッタ ,10,10
ローブデコルテ ,13,14
フサイチパンドラ 7,5,3
アサヒライジング 1,1,1
シーザリオ 6,11,10
エアメサイア 12,11,10
ダイワエルシエーロ 6,8,6
スイープトウショウ 17,16,14
ヤマニンアラバスタ 18,18,14
スティルインラブ 4,5,3
チューニー 13,15,16
もう感の良い方なら上の並びを見て気付くと思いますが、
「桜花賞で前に行った馬はオークスに直結しない」
シンプルにこれです。
4角3番手以内だった馬でオークスを好走したのは過去20年でたったの4頭
36頭中32頭が4角4番手以下からの馬でした。
ラッキーライラック
フサイチパンドラ
アサヒライジング
スティルインラブ
フサイチパンドラは初角7番手と差し競馬でしたが一応カウント
直近10年で見るとラッキーライラックの3着が最高となり、連対馬は16年間1頭も出てきておりません。
ここから察するに桜花賞で問われた追走力が必要ない=末脚勝負へシフトしていると考えられます。
前走桜花賞を4角3番手で競馬してオークスで好走した4頭を見ていきましょう。
ラッキーライラック 東京マイル重賞連対
フサイチパンドラ 桜花賞以外のマイルG1を好走
アサヒライジング 東京マイル重賞連対
スティルインラブ 桜花賞を上がり2位で1着
追走力よりも終いの末脚を活かせる東京コースで重賞連対があったか、
桜花賞以前から2歳チャンピオンを決めるレースで好走していた実績馬の2択です。
スティルインラブのみ桜花賞を先行し上がり3ハロンもメンバー中2位と終いの脚を使っています。
他のデータ派と差別化をする意味でも、私は毎回データに弱い部分がないのか確認するのですが
もう少し枠を広げて「桜花賞で初角5番手以内or4角5番手以内だった馬」を対象に同じ条件で見ていきます。
要するに桜花賞で先行力を見せた全馬を対象に、本当に裏付けができるのか調べて行きたいと思います。
アカイトリノムスメ 東京マイル重賞連対
ソウルスターリング 桜花賞以外のマイルG1を好走
ヴィルシーナ 東京マイル重賞連対
アパパネ 桜花賞以外のマイルG1を好走
ラッキーライラック 東京マイル重賞連対
フサイチパンドラ 桜花賞以外のマイルG1を好走
アサヒライジング 東京マイル重賞連対
スティルインラブ 桜花賞を上がり2位で1着
ビンゴです。
これだけ枠を増やしても桜花賞を先行して1着だった20年前のスティルインラブ以外
全馬例外なくどちらかの実績を持ち合わせています。
そしてなぜ、今回この桜花賞での位置取りに注目したのか?
皆さんお分かりの通り…
コナコースト 桜花賞2着 4角2番手
ペリファーニア 桜花賞3着 4角4番手
当日人気するであろう2頭が桜花賞好走馬にも関わらず4角4番手以内の馬なんです。
恐らくオークスで狙おうと思っていた人もかなり多いと思います。
今年は他の先行馬が桜花賞からオークスに出走してきませんので、本日はこの2頭を見ていきたいと思います。
かなり枠を広げて桜花賞で初角5番手以内or4角5番手以内だった馬までカバーしても36頭中28頭がそれ以外ですから、
基本的には桜花賞で先行していた馬はオークスでの期待値は低めです。
求められる要素が違う点からも人気するなら軽視の方向で考えたいところ。
早速該当馬の東京マイル重賞連対実績or桜花賞以外でのG1好走実績を見ていきましょう。
コナコースト 該当なし
ペリファーニア 該当なし
実は2頭共に実績を持ち合わせておらず、かなり期待値は低め
個人的にも3頭という少ない枠の中で他の穴馬を探す部分では少しも妥協はできないので厳しくこの辺りは判断したいと思います。
もちろん2頭は桜花賞好走馬なのでオークスでそのまま好走するパターンなどいくらでも考えられると思います。
しかし桜花賞とオークスでは求められる適正が全く違うという部分は頭に入れておいた方が良いです。
4角位置取り(差し追い込み馬編)
スターズオンアース ,10,9
ナミュール ,13,12
アカイトリノムスメ ,3,6
デアリングタクト ,13,12
クロノジェネシス ,8,9
アーモンドアイ ,15,16
リリーノーブル ,6,6
ラッキーライラック ,3,3
ソウルスターリング ,6,5
アドマイヤミヤビ ,17,16
シンハライト ,8,8
ルージュバック ,12,15
クルミナル ,12,13
ヌーヴォレコルト ,12,12
ハープスター ,18,18
メイショウマンボ ,9,7
ジェンティルドンナ ,10,10
ヴィルシーナ ,4,4
ホエールキャプチャ ,15,17
アパパネ ,5,4
ブエナビスタ ,16,16
レッドディザイア ,12,12
ジェルミナル ,14,14
トールポピー ,13,12
エフティマイア ,6,6
レジネッタ ,10,10
ローブデコルテ ,13,14
フサイチパンドラ 7,5,3
アサヒライジング 1,1,1
シーザリオ 6,11,10
エアメサイア 12,11,10
ダイワエルシエーロ 6,8,6
スイープトウショウ 17,16,14
ヤマニンアラバスタ 18,18,14
スティルインラブ 4,5,3
チューニー 13,15,16
逃げ先行馬の好走条件は上の考察で書いた通りですが、じゃあ差し追い込み馬はどうなの?
任せてください、ちゃんとこの辺りも考察していきたいと思います。
先程とはまるで景色が違いますね、これだけ占有率が高い桜花賞後方待機組(初角+4角共に6番手以下)
スターズオンアース 桜花賞好走
ナミュール
デアリングタクト 桜花賞好走
クロノジェネシス 桜花賞好走
アーモンドアイ 桜花賞好走
リリーノーブル 桜花賞好走
アドマイヤミヤビ
シンハライト 桜花賞好走
ルージュバック
クルミナル 桜花賞好走
ヌーヴォレコルト 桜花賞好走
ハープスター 桜花賞好走
メイショウマンボ
ジェンティルドンナ 桜花賞好走
ホエールキャプチャ 桜花賞好走
ブエナビスタ 桜花賞好走
レッドディザイア 桜花賞好走
ジェルミナル 桜花賞好走
トールポピー
エフティマイア 桜花賞好走
レジネッタ 桜花賞好走
ローブデコルテ
シーザリオ 桜花賞好走
エアメサイア
ダイワエルシエーロ
スイープトウショウ
ヤマニンアラバスタ
チューニー
28頭中18頭が後方から桜花賞を好走→オークス好走の流れ
流石に追走力重視の桜花賞で後方から馬券内に好走する力のある馬はオークスでも直結傾向で最も桜花賞組が好走するパターン
問題は前走馬券外に破れた馬はなぜ巻き返せたのか?過去実績を見ていきたいと思います。
ナミュール 2走前重賞1着
アドマイヤミヤビ 2走前重賞1着
ルージュバック 2走前重賞1着
メイショウマンボ 2走前重賞1着
トールポピー 2走前重賞2着(0.0秒差)
ローブデコルテ 前走桜花賞上がり最速
エアメサイア 2走前重賞3着(0.1秒差)
ダイワエルシエーロ 2走前重賞1着
スイープトウショウ 2走前重賞1着
ヤマニンアラバスタ 2走前重賞2着(0.2秒差)
チューニー 2走前重賞1着
11頭中10頭が2走前重賞好走馬、結局は桜花賞の1戦だけ凡走している形で2走前は重賞で力を見せていた馬です。
1頭だけ例外なのが桜花賞で上がり最速だったローブデコルテ、4角14番手から4着まで追い込んでおり負けて強い内容
桜花賞で届かなかった末脚が、オークスに舞台が変わり見事に優勝しました。
これらを今年の該当馬に合わせて行きましょう。
エミュー 2走前フラワーC1着
キタウイング 該当なし
シンリョクカ 2走前阪神JF2着
ドゥーラ 該当なし
ドゥアイズ 2走前クイーンC2着
ハーパー 2走前クイーンC1着
ライトクオンタム 2走前シンザン記念1着
ラヴェル 該当なし
流石にレベルが高いですね、この時点で絶望的なのは青く塗った3頭
今年は先に書いたペリファーニア、コナコーストが先行して馬券になっているのでこのグループからは馬券外から巻き返しの条件を選別しました。
例外候補の上がり最速はリバティアイランドが1頭抜けていますのでこちらも除外
昨日のリバティアイランドを除きここまでをまとめると
前走桜花賞組で買える馬
エミュー
シンリョクカ
ドゥアイズ
ハーパー
ライトクオンタム
前走桜花賞組で買えない馬
コナコースト
ペリファーニア
キタウイング
ドゥーラ
ラヴェル
以上がまとめになります。
過去20年の3勝以上好走馬
2022年 2着スタニングローズ
2022年 3着ナミュール
2021年 2着アカイトリノムスメ
2020年 1着デアリングタクト
2020年 2着ウインマリリン
2020年 3着ウインマイティー
2019年 1着ラヴズオンリーユー
2019年 3着クロノジェネシス
2018年 1着アーモンドアイ
2018年 3着ラッキーライラック
2017年 1着ソウルスターリング
2017年 2着モズカッチャン
2017年 3着アドマイヤミヤビ
2016年 1着シンハライト
2016年 2着チェッキーノ
2015年 2着ルージュバック
2014年 2着ハープスター
2014年 3着バウンスシャッセ
2013年 1着メイショウマンボ
2012年 1着ジェンティルドンナ
2012年 2着ヴィルジーナ
2011年 1着エリンコート
2011年 3着ホエールキャプチャ
2010年 1着アパパネ
2010年 2着サンテミリオン
2009年 1着ブエナビスタ
2009年 3着ジェルミナル
2008年 2着エフティマイア
2008年 3着レジネッタ
2007年 2着ベッラレイア
2006年 1着カワカミプリンセス
2006年 3着アサヒライジング
2005年 1着シーザリオ
2005年 3着ディアデラノビア
2004年 2着スイープトウショウ
2003年 3着スティルインラブ
過去20年の好走馬60頭中36頭が出走時点で3勝以上の馬
これ実は毎年出走馬はそんなに多くなくて、それでもこれだけの占有率は驚き
間違いなくオークスを的中させる上で必要になってくる条件ですので、こちらに注目して考察したいと思います。
好走馬の前走
馬名 | 前走 | 人気 | 着順 |
スタニングローズ | フラワーG3 | 2人気 | 1着 |
ナミュール | 桜花賞G1 | 1人気 | 10着 |
アカイトリノムスメ | 桜花賞G1 | 4人気 | 4着 |
デアリングタクト | 桜花賞G1 | 2人気 | 1着 |
ウインマリリン | フローラG2 | 4人気 | 1着 |
ウインマイティー | 忘れな草(L) | 3人気 | 1着 |
クロノジェネシス | 桜花賞G1 | 3人気 | 3着 |
アーモンドアイ | 桜花賞G1 | 2人気 | 1着 |
ラッキーライラック | 桜花賞G1 | 1人気 | 2着 |
ソウルスターリング | 桜花賞G1 | 1人気 | 3着 |
モズカッチャン | フローラG2 | 12人気 | 1着 |
アドマイヤミヤビ | 桜花賞G1 | 2人気 | 12着 |
シンハライト | 桜花賞G1 | 2人気 | 2着 |
チェッキーノ | フローラG2 | 3人気 | 1着 |
ルージュバック | 桜花賞G1 | 1人気 | 9着 |
ハープスター | 桜花賞G1 | 1人気 | 1着 |
バウンスシャッセ | 皐月賞G1 | 12人気 | 11着 |
メイショウマンボ | 桜花賞G1 | 4人気 | 10着 |
ジェンティルドンナ | 桜花賞G1 | 2人気 | 1着 |
ヴィルシーナ | 桜花賞G1 | 4人気 | 2着 |
エリンコート | 忘れな草 | 2人気 | 1着 |
ホエールキャプチャ | 桜花賞G1 | 1人気 | 2着 |
アパパネ | 桜花賞G1 | 1人気 | 1着 |
サンテミリオン | フローラG2 | 1人気 | 1着 |
ブエナビスタ | 桜花賞G1 | 1人気 | 1着 |
ジェルミナル | 桜花賞G1 | 5人気 | 3着 |
エフティマイア | 桜花賞G1 | 15人気 | 2着 |
レジネッタ | 桜花賞G1 | 12人気 | 1着 |
ベッラレイア | フローラG2 | 1人気 | 1着 |
カワカミプリンセス | スイート | 1人気 | 1着 |
アサヒライジング | 桜花賞G1 | 9人気 | 4着 |
シーザリオ | 桜花賞G1 | 1人気 | 2着 |
ディアデラノビア | フローラG2 | 2人気 | 1着 |
スイープトウショウ | 桜花賞G1 | 2人気 | 5着 |
スティルインラブ | 桜花賞G1 | 2人気 | 1着 |
前走G1以外だった馬(青色)は、
スタニングローズ フラワーG2 2人気1着
ウインマリリン フローラG2 4人気 1着
ウインマイティー 忘れな草(L) 3人気 1着
ラヴズオンリーユー 忘れな草(L) 1人気 1着
モズカッチャン フローラG2 12人気 1着
チェッキーノ フローラG2 3人気 1着
エリンコート 忘れな草(L) 2人気 1着
サンテミリオン フローラG2 1人気 1着
ベッラレイア フローラG2 1人気 1着
カワカミプリンセス スイート 1人気1着
ディアデラノビア フローラG2 2人気 1着
11頭全馬が前走勝ち馬、しかも全馬上がり2位以内
こんな偶然ありますか、非常に面白い共通点だと思います。
更に前走G1だった残りの25頭中24頭は前走桜花賞でした。
皐月賞を選択したバウンスシャッセはかなり特殊な例ですが、当日も支持を集め3番人気で好走しました。
今年前走G1から桜花賞以外の別路線馬はいませんので割愛します。
ナミュール 桜花賞+0.3秒
アカイトリノムスメ 桜花賞+0.2秒
デアリングタクト 桜花賞-0.2秒
クロノジェネシス 桜花賞+0.4秒(3着)
アーモンドアイ 桜花賞-0.3秒
ラッキーライラック 桜花賞+0.3秒
ソウルスターリング 桜花賞+0.1秒
アドマイヤミヤビ 桜花賞2人気
シンハライト 桜花賞+0.0秒
ルージュバック 桜花賞1人気
ハープスター 桜花賞+0.0秒
メイショウマンボ 桜花賞4人気
ジェンティルドンナ 桜花賞-0.1秒
ヴィルシーナ 桜花賞+0.1秒
ホエールキャプチャ 桜花賞+0.1秒
アパパネ 桜花賞-0.1秒
ブエナビスタ 桜花賞-0.1秒
ジェルミナル 桜花賞+0.3秒
エフティマイア 桜花賞+0.1秒
レジネッタ 桜花賞-0.1秒
アサヒライジング 桜花賞+0.3秒
シーザリオ 桜花賞+0.0秒
スイープトウショウ 桜花賞2人気
スティルインラブ 桜花賞1人気
前走桜花賞だった馬は最低でも4番人気以内or0.3秒差以内(3着以内)
メイショウマンボが前走人気のボーダーを下げており、今回は100%にするために甘く判定していますが
仮に前走2番人気以内で厳しく見たとしても該当馬が存在する年は全て例外なく好走
この2つのポイントは最重要項目とし、
これまでの過去20年に当てはめて見たいと思います。
(※前走桜花賞以外のG1除く)
A 出走時点で3勝かつ前走OP以上で上がり2位以内で1着
B 出走時点で3勝かつ前走桜花賞で4番人気以内or0.3秒差以内(3着以内)
2022年 2着スタニングローズ B
2022年 3着ナミュール A
2021年 2着アカイトリノムスメ A
2020年 1着デアリングタクト A
2020年 2着ウインマリリン B
2020年 3着ウインマイティー B
2019年 1着ラヴズオンリーユー A
2019年 3着クロノジェネシス A
2018年 1着アーモンドアイ A
2018年 3着ラッキーライラック A
2017年 1着ソウルスターリング A
2017年 2着モズカッチャン B
2017年 3着アドマイヤミヤビ A
2016年 1着シンハライト A
2016年 2着チェッキーノ B
2015年 2着ルージュバック A
2014年 2着ハープスター A
2013年 1着メイショウマンボ A
2012年 1着ジェンティルドンナ A
2012年 2着ヴィルジーナ A
2011年 1着エリンコート B
2011年 3着ホエールキャプチャ A
2010年 1着アパパネ A
2010年 2着サンテミリオン B
2009年 1着ブエナビスタ A
2009年 3着ジェルミナル A
2008年 2着エフティマイア A
2008年 3着レジネッタ B
2007年 2着ベッラレイア A
2006年 1着カワカミプリンセス B
2006年 3着アサヒライジング A
2005年 1着シーザリオ A
2005年 3着ディアデラノビア B
2004年 2着スイープトウショウ A
2003年 3着スティルインラブ A
見事に一致
早速今年の3勝以上馬を見ていきましょう。
エミュー
キタウイング
リバティアイランド
毎年本当に3勝以上の壁は高く該当馬が多くありません。
今年も上記3頭とかなり枠は狭く、本来であればベタでも馬券内占有率6割以上とこの時点で熱いのですが
ここから条件を当てはめていくと…
リバティアイランド 桜花賞-0.2秒差
ご存知の通りこの馬しか該当馬がいません。
1勝馬がオークスで好走した例
2021年 1着ユーバーレーベン
2013年 2着エバーブロッサム
2012年 3着アイスフォーリス
2011年 2着ピュアブリーゼ
2007年 3着ラブカーナ
前回の「3勝馬」から反対の最低勝利条件である「1勝馬」はどうなのか?
気になって調べました。
案の定、地獄みたいな結果でした。
過去10年ベースで区切るならたったの2頭…
私はデータを取る事に対して、ある程度「比例」している事を重要視します。
ある程度です。(全部が全部そうではないですが)
分かりやすく言うと8枠が有利なら1枠が不利でなければ、データとしては少し弱いかなと判断します。
当たり前ですが、大外が不利で明確な理由があれば、その反対側の最内は恩恵を最大限受ける事になり、こちらも反対の結果でなければなりません。
有馬記念の内枠は有利ですよね?コーナースタートかつ小回りかつコーナー6回のコース形状が物語っています。
それは数字としてもしっかりと出ており比例して外枠が圧倒的に成績不振となっています。
枠順が発表されましたが、過去10年で0-0-2-17連対率0%の3枠にリバティアイランドが入りました。
リバティアイランド終わった…魔の3枠に…これは荒れるな…様々な声が飛び交いましたが下記をみてください。

過去10年の該当馬見ればそうなるわなと言うレベル、両サイドの2枠4枠が普通に走ってて3枠だけ不利とか、ただの数字並べ。

過去30年である程度人気だった馬で調べると【2-2-4-4】好走率67%
過去30年のオークス1番人気の成績
【11-4-3-1】好走率60%
むしろ1番人気より3枠に入った3番人気以内の馬の方が好走している。
ちなみに昨年のサークルオブライフは放馬の影響で15分の遅延、ゲート裏で汗びっしょりシェービングだらだらで疲弊しており、レース前に気持ちが切れていたとの事、個人的には度外視して良いと思ってます。
同じように先週のヴィクトリアMでは2番人気の成績が過去10年0-0-1-10、2番人気の馬は消しと判定していたデータブログはもう掛ける言葉がありません。
2番人気が低調であれば1番人気も同じ要素がなければ意味不明なデータ(偶然性の高い例)でしかありません。
その1番人気は3-3-0-5と2頭に1頭以上は好走しており全く有用性が取れていません。
例えばこれが1番人気も低調な場合、オッズに影響しやすい直近の充実度よりも過去の実績や格だったりコース実績だったり別の要因が結果と結びつきやすいレースとなりますが、ピンポイントでそこだけ凹んでいるというデータは立証できず基本的には偶然の積み重ねです。
サイコロだって1・2・3・4・5・6と数字があり出現する確率は全部等しいですが、6回振ったらそれぞれが必ず1回ずつ出るとは限りません。
競馬も同じで、先週のヴィクトリアMで毎年2番人気が飛んでるから今回も当日2番人気になった馬は外して馬券を買おう。
それで的中したとしてもシンプルに「運が良かった」としか言いようがないのです。
私は口を酸っぱくして競馬で再現性のない的中は全くの無意味と断言してきているように棚ぼたの的中は返ってその先の自分を苦しめる結果となります。
話を戻して、昨日書いた「3勝馬」が圧倒的なアドバンテージ
それと対照的に「1勝馬」は鬼門ですね…
過去に好走した5頭の前走を見てみましょう。
2021年 ユーバーレーベン 前走フローラS3着(0.2秒差)
2013年 エバーブロッサム 前走フローラS連対
2012年 アイスフォーリス 前走フローラS連対
2011年 ピュアブリーゼ フローラS3着(0.0秒差)
2007年 ラブカーナ スイートピーS2着(0.0秒差)
これを見てゾッとしたのですが、全馬が桜花賞以外、いわゆる別路線組でした。
話を裏返せば桜花賞→オークス好走馬が全て2勝以上馬だったことになります。
さらにこの5頭中4頭には共通点があり、2走前も連対していました。
ユーバーレーベンは2走前も0.2秒差で重賞3着
今年の1馬を見ていきましょう。
ヒップホップソウル
コナコースト
ソーダズリング
ペリファーニア
ドゥアイズ
シンリョクカ
イングランドアイズ
今年はかなり多めで上記7頭
この中に買いたい馬はいますか?
私は買いたい馬がたくさんいるので少々絶望しております。
ヒップホップソウル フラワーS2着
コナコースト 桜花賞2着
ソーダズリング フローラS2着
ペリファーニア 桜花賞3着
ドゥアイズ 桜花賞5着
シンリョクカ 桜花賞6着
イングランドアイズ フローラS4着
前走を見ると、この中で前走別路線組+2走前連対馬は
ソーダズリング
1頭のみ
信じたくないですが過去20年、ここまでの歴史で前走桜花賞組かつ1勝馬は全馬が馬券外へ飛んでいます。
母数が5頭と少ないことから、まだ例外の余地はありそうですが客観的に見てもやはり1勝馬はあまりにも好走率が低いと感じます。
オークスを5番人気以下から好走した馬一覧
スタニングローズ
ハギノピリナ
ウインマリリン
ウインマイティー
カレンブーケドール
モズカッチャン
ビッシュ
クルミナル
メイショウマンボ
エバーブロッサム
アイスフォーリス
エリンコート
ピュアブリーゼ
サンテミリオン
アグネスワルツ
エフティマイア
レジネッタ
ローブデコルテ
ラブカーナ
フサイチパンドラ
アサヒライジング
ダイワエルシエーロ
ヤマニンアラバスタ
チューニー
シンコールビー
過去20年で25頭
ほぼ毎年コンスタントに好走馬が出てきていて、
06年、09年、14年、18年は4番人気以内で決着しています。
20年中、16年で好走していますので馬券的にも期待したいと思います。
穴馬のポイントその1
『前走馬券外からの巻き返しは基本的に桜花賞から』
前走4着以下から好走した上記馬を見てみましょう。
ビッシュ フローラG2 5着
メイショウマンボ 桜花賞G1 10着
ローブデコルテ 桜花賞G1 4着
フサイチパンドラ 桜花賞G1 14着
アサヒライジング 桜花賞G1 4着
ダイワエルシエーロ 桜花賞G1 7着
ヤマニンアラバスタ 桜花賞G1 9着
チューニー 桜花賞G1 12着
前走4着以下はビッシュ以外全馬桜花賞から、
前走のフローラSでは1番人気に支持され上がり最速でした。
差して届かずと言った内容で過去の競争では全て上がり最速か2位を記録していました。
今年これに該当しそうなのは
イングランドアイズ
前走1番人気ではないですが、上がり最速
2走前も上がり3位、この2走前はかなりの不利があってのもの
厳密に言うとデータ上は完全にNGなのですが対象が少なくビッシュとの比較になるので少しチャンスはありそう。
一応データ上の判定はNGとしカウントします。
桜花賞敗退組にどのような共通点があったのかみていきましょう。
メイショウマンボ フィリーズR1着
ローブデコルテ 桜花賞上がり最速
フサイチパンドラ フラワーC2着
アサヒライジング クイーンC2着
ダイワエルシエーロ クイーンC1着
ヤマニンアラバスタ フラワーC2着
チューニー クイーンC1着
面白いくらいに
桜花賞トライアル好走→桜花賞凡走→人気落ちでオークス好走
このパターンです。
唯一別口のローブデコルテは桜花賞上がり最速馬、桜花賞で上がり最速馬が馬券にならない事の方が少数派なので、
桜花賞では負けて強しの内容だったと思います。
今年はご存知の通りリバティアイランドが最速ですのでこのパターンは無し。
出走馬をみてみましょう。
ライトクオンタム シンザン記念1着
ハーパー クイーンC1着
エミュー フラワーC1着
ドゥアイズ クイーンC2着
シンリョクカ 阪神JF2着
今年は上記5頭がドンピシャ
穴馬のポイントその2
『桜花賞好走、距離実績、コース実績が必要不可欠』
その1で触れたものとは逆で前走好走組をみていきたいと思います。
主に2パターンに振り分けることができます。
・桜花賞を連対
・フローラSを連対(もしくは0.0秒差)
・1800m以上で1着
17頭全ての馬が上記に該当して好走しています。
同じ東京コースの1800m戦、それ意外の1800m以上と3歳の浅い戦歴で重要になってくるのは少し長めの距離での好走実績
昨年のスタニングローズも10番人気ながらこの条件に該当、一昨年の16番人気ハギノピリナも該当しています。
ゴールデンハインド フローラS1着
ヒップホップソウル 該当なし
ソーダズリング フローラS2着
ミッキーゴージャス 1800m1着
ペリファーニア 該当なし
前走桜花賞3着のペリファーニアが距離実績なく減点に、個人的にも距離は長いと感じます。
ちなみに該当しない馬の過去20年好走馬は1度もありません。
ここまでの2ポイントをまとめて
今年人気薄で買えそうな馬は(※リバティアイランド以外全馬対象で見ています)
ライトクオンタム
ハーパー(※5番人気以内濃厚)
エミュー
ドゥアイズ
シンリョクカ
ゴールデンハインド
ソーダズリング
ミッキーゴージャス
上記8頭ですがハーパーは流石に当日人気は確実だと思うので実質穴となると7頭
本日はここから更に2頭を消したいと思います。
前走2000m以上のレースを上がり2位以内で優勝していた馬を除き
過去20年2走内に新馬未勝利があった馬は【0-0-0-28】
意外にも人気馬が該当して飛ぶケースも多く今年もかなり厳しいのではと思います。
今年の該当馬は
ソーダズリング
ミッキーゴージャス
これで想定5番人気以下からは5頭に絞られました。
ライトクオンタム
エミュー
ドゥアイズ
シンリョクカ
ゴールデンハインド
過去20年好走馬の上がり最速記録
スターズオンアース 2着32.6
スタニングローズ 3着33.2
ナミュール 1着33.0
ユーバーレーベン 3着33.2
アカイトリノムスメ 1着33.9
ハギノピリナ 1着36.0
デアリングタクト 1着33.1
ウインマリリン 1着36.5
ウインマイティー 1着34.8
ラヴズオンリーユー 1着33.9
カレンブーケドール 2着33.0
クロノジェネシス 1着32.5
アーモンドアイ 1着33.2
リリーノーブル 1着34.0
ラッキーライラック 1着33.3
ソウルスターリング 1着33.9
モズカッチャン 1着33.9
アドマイヤミヤビ 1着33.6
シンハライト 1着33.0
チェッキーノ 1着34.6
ビッシュ 1着35.3
ミッキークイーン 2着33.7
ルージュバック 1着32.8
クルミナル 1着34.0
ヌーヴォレコルト 1着33.7
ハープスター 1着32.5
バウンスシャッセ 1着36.6
メイショウマンボ 1着34.3
エバーブロッサム 2着34.3
デニムアンドルビー 1着34.3
ジェンティルドンナ 1着34.1
ヴィルシーナ 1着34.6
アイスフォーリス 2着35.2
エリンコート なし
ピュアブリーゼ 1着34.4
ホエールキャプチャ 1着35.5
アパパネ 1着33.6
サンテミリオン 1着34.6
アグネスワルツ 1着34.6
ブエナビスタ 1着33.3
レッドディザイア 1着34.2
ジェルミナル 1着34.4
トールポピー なし
エフティマイア なし
レジネッタ 1着33.7
ローブデコルテ 1着36.4
ベッラレイア 1着33.8
ラブカーナ 1着35.8
カワカミプリンセス 1着34.6
フサイチパンドラ 1着35.5
アサヒライジング なし
シーザリオ 1着34.4
エアメサイア なし
ディアデラノビア 1着33.8
ダイワエルシエーロ 1着34.9
スイープトウショウ 1着34.0
ヤマニンアラバスタ 1着35.7
スティルインラブ 1着34.3
チューニー 1着35.4
シンコールビー 2着35.7
ここまでオークスは「上がり3ハロンのレースです」と書き続けてきましたが、
個人的にどうしても気になる事があり、過去20年の好走馬の戦歴を全て調べて見ました。
もう驚きとしか言いようがありません。
自分が想像していたある仮説がほぼ的中していました。
それは、
「ラストの直線を1番速く走っていた経験のある馬が好走する」
簡単に言うと上がり最速を記録したことがあるか無いかを調べました。
上記の色分け的には
・赤色=上がり32~33秒台+上がり最速+好走経験
・緑色=上がり34秒以上+上がり最速+1着経験
・青色=上がり最速経験+連対経験
・黒色=上がり最速経験なし
好走馬60頭中55頭が上がり最速を記録していた馬です。
馬券内占有率は脅威の91.7%
更に近年はその傾向が強く、過去20年ではなく過去10年ベースで見た場合
30頭中30頭で馬券内占有率100%
これって相当凄い事だと思いませんか…
例外馬は全て10年以上前の馬なので今と馬場も違うでしょうし、正直無視しても良いレベルかなと思いましたが
それだと他のデータ派と同じなので徹底的に見ていきます。
上がり最速経験なしでオークスを好走した5頭を見ていきましょう。
エリンコート OP上がり2位1着 2走前も上がり2位1着
トールポピー 阪神JF上がり3位1着 チューリップ賞2着
エフティマイア OP上がり2位1着 新潟2歳S1着 桜花賞2着
アサヒライジング 近3走全て逃げ OP勝ち 桜花賞0.3秒差 クイーンC2着
エアメサイア OP上がり2位1着 フィリーズレビュー3着
近3走全て初角1番手~4角1番手だったアサヒライジングは完全なる例外馬として見ます。
この馬の過去の全成績を見ると、上がり2位以内で1着を複数記録していました。
残りの4頭を見るとG1を上がり3位以内で1着orOPを上がり2位以内で1着が最低条件
更に全馬がOP以上優勝経験+G3~G1で好走していた経験があります。
アサヒライジングも該当しており重要な実績だと感じます。
上がりに特化した条件をまとめると
・上がり32~33秒台+上がり最速+好走経験
・上がり34秒以上+上がり最速+1着経験
・上がり最速経験+連対経験
・上がり2位以内でOP以上1着経験
この4パターンでアサヒライジングを除く60頭中59頭がカバーできます。
ちなみにアサヒライジングは3着馬なので過去の連対馬に限れば100%条件
近3走が全て逃げの馬がオークスに出走してくるのはかなりのレアパターンなので今年もちろん該当馬はいません。
さて、ここから今年のオークスに落とし込んで行くのですが
結果を見れば何故ここに注目したのか良く分かると思います。
ラヴェル 1着33.0
ライトクオンタム 1着34.6
キタウイング 1着33.0
キミノナハマリア 1着34.5
リバティアイランド 1着31.4
ゴールデンハインド なし
ヒップホップソウル 1着34.6
レミージュ なし
コナコースト 1着34.6
ソーダズリング 1着34.1
ミッキーゴージャス 1着35.0
ハーパー なし
ドゥーラ 1着34.5
ペリファーニア 1着35.0
エミュー 1着35.2
ドゥアイズ なし
シンリョクカ 1着33.4
イングランドアイズ なし
そうなんです…
ゴールデンハインド 4番人気
レミージュ 18番人気
ハーパー 2番人気
ドゥアイズ 10番人気
イングランドアイズ 12番人気
ハーパーやゴールデンハインド狙っていた人いませんか?
ドゥアイズやイングランドアイズの激走を期待していた人いませんか?
上記5頭は馬券内占有率91.7%から外れる8.3%側にいます。
過去10年で見れば0%側にいます…
特にハーパーはリバティアイランドを除けば現時点で唯一の赤オッズ、単勝1桁台の2番人気です。
ここまでの考察でも軽視と書いて来たように、あくまでも個人的ではありますが危険な人気馬だと感じています。
ドゥアイズやイングランドアイズなど自分でも狙っていた穴馬がこのパターンから外れてしまい落胆しています。
アサヒライジングの近3走全て逃げとは違いますが、ゴールデンハインドが前走逃げて勝利しているので少し救えるかもしれません。
それでもアサヒライジングは上がり2位以内で2勝以上挙げていましたし、OP以上を例外馬全て複数好走経験があった点からもかなり弱い後押し
連対馬に限れば過去20年全ての馬がクリアしていた条件なのでやはり厳しく見えます。
ここまでの考察は全て私の主観的な要素を取り除いた「過去の事実」を並べてきました。
あくまでも予想とは違い過去の記録そのものです。
ここまでが週中に更新してきたオークスのデータ考察記事になります、睡眠時間を削って何回も調べて月曜日から毎日書いてきました。
様々な角度(いろんな国)からよりすぐりのデータ(食材)を集めましたので、後は各自で調理してください。
必ずデータ通りになるとは限りません、あくまでも過去の記録であることを胸に1番は自分の腕を信じてください。
結果的に美味しい料理が完成することを願っています。
今年のオークスについて
ラヴェル 桜花賞4角位置× 5番人気以下条件×
ライトクオンタム ※下記に記載
キタウイング 桜花賞4角位置× 3勝馬条件× 5番人気以下条件×
キミノナハマリア 5番人気以下条件×
リバティアイランド データクリア
ゴールデンハインド 上がり最速経験×
ヒップホップソウル 1勝馬条件× 5番人気以下条件×
レミージュ 5番人気以下条件× 上がり最速経験×
コナコースト 桜花賞4角位置×
ソーダズリング 2走内新馬未勝利×
ミッキーゴージャス 2走内新馬未勝利×
ハーパー 上がり最速経験×
ドゥーラ 桜花賞4角位置× 5番人気以下条件×
ペリファーニア 桜花賞4角位置× 1勝馬条件×
エミュー 3勝馬条件×
ドゥアイズ 1勝馬条件× 上がり最速経験×
シンリョクカ 1勝馬条件×
イングランドアイズ 1勝馬条件× 上がり最速経験× 5番人気以下条件×
ここまでの考察をまとめると無傷のデータクリアはリバティアイランドただ1頭
ライトクオンタムがブログ考察ではNGデータに該当しませんが、過去20年で乗り替わりかつ前走掲示板外は
【0-2-0-46】勝率0%
この2着に入った2頭は17年前と20年前、かなり遡りますが
2006年 フサイチパンドラ
2003年 チューニー
どちらも過去に騎乗経験のある騎手で再騎乗という形でした。
オークスが初騎乗となるパターンは過去20年で1頭も馬券になったケースがありません、全馬飛びです。
ライトクオンタムは田辺騎手がオークスで初騎乗となり、こちらも走れば過去20年では初のパターン
過去に1頭も存在しない好走になります。
結論としましては、
「過去20年で1度も好走したことのない部類から今年は必ず2頭以上出てくる」
いわゆるデータブレイク確定の年です。
リバティアイランドがもし飛べば、1着~3着の馬は過去20年で1頭の例もないパターン
それが今年少なくとも2頭以上出ます。これは確定しています。
なので一生懸命ここまで調べ上げて好走馬60頭の完全な好走共通点などを探ってきましたが、
先に言わせてください、必ずどこかが崩れます。
毎年過去20年データ考察をしていますが、ここまでNGで埋め尽くされた年はまずありません。
何が起きても不思議ではないならば、リバティアイランド意外の馬をフラットに見た時、見返りの大きい馬を狙うのが鉄則
私個人としてそう考えますので今年の印はかなり穴に振っています。
正直どうなるか分かりませんが、やはり私のここまでのデータ考察で見に来て下さった方々の予想を壊すような事はしたくないので、
レースが終わった後に、ご自身が納得できる形で参考にしてください。
もう一度言いますがデータブレイク確定の年、ここまでのデータ考察が崩れる場所が必ずあります。
軽視したハーパーがあっさり好走する世界も普通にあるので、データはあくまでも過去の記録でしかない事を十分に理解した上で参考にしてください。
ここまでを加味して個人的にデータブレイクが可能と判断した穴馬は下記3頭(全て5番人気以下)
ドゥアイズ 上がり最速条件NGもG1実績あり
シンリョクカ 1勝馬条件NGもG1実績あり
エミュー 3勝条件NGも母数少なく2走前重賞勝ち実績あり
この中からリバティアイランドの相手を探して行きたいと思います。
2023年 オークスの推薦馬
▲人気ブログランキングへ掲載中
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています【ZONE競馬】を要チェック)
最後の最後まで迷いましたが東京コースでの上がり実績を重視してこの馬にしました。
近年のトレンドになりつつある東京コースを上がり最速1着経験ですが、10年中8年がこのパターン
昨年、一昨年と前走桜花賞組は全てこの条件を持ち合わせていましたほど強力な推薦材料
もともと距離が伸びてラストに切れ味勝負に持ち込むのが本来のパターンも2走前の
12秒台が並ぶタフな展開を一切垂れることなく伸び続けたのは瞬発力だけではなく持久力も兼ね備えている証拠
ここまでのデータ的にはNGですが近年のローテ的にかなりゆとりがありキャリアも浅いので、この辺りが度外視できる要素ではないかなと感じます。
正直枠はもう少し内側が良かったですが、それはオッズ妙味に反映されていると思いますのでポジティブに考えたいと思います。
リバティアイランドの単勝オッズ次第でもう1頭の大穴も合成オッズ的にワイドが買えそうなのでランキングへ掲載しておきました。
◯ドゥアイズ
月曜日の1発目からずっと推薦してきた同馬ですが、最後の最後に上り最速データでNG
それでも過去の同パターンから類似している阪神JFを上がり2位で好走していることからほぼ問題ないのではと感じています。
OPクラス4度の好走と実績は説明不要、2走前は前が壁の中で進路を選びながらの追い出し
ゴール前のラスト50mを見ると一切垂れておらず相当な持久力を持っている馬だなと感じます。
前走のパトロール映像を見てもかなり左右に移動しており、エンジンの掛かりが遅い分勝負どころの位置が若干下がってしまいます。
それでもスペースが開いたところにグングンと加速し良い脚を見せていましたし、最初からスムーズに追い出しができていれば、恐らく馬券内は相当際どいレースだったと思います。
今回距離が伸びて道中での位置はゴールまで調整が効きますし、なんとかこの馬の減速しない持続する脚を活かして
早めの仕掛けを期待したいところ、丁寧に乗って溜めて溜めて一気にキレるような馬ではないので騎手の乗り方1つだと思います。
◎リバティアイランド
Twitterの方で久々に枠順確定前本命告知に選出させていただきました。
この告知はブログ開設以来3-1-0-0連対率100%単勝回収率248%の鉄板コーナーです。
新馬戦で見せた31.4秒の衝撃、全くレース質の異なるラスト3ハロン11.1-12.5-12.5の底力勝負
前走で見せた1頭だけ上がり32秒台のトラックバイアス無視の大外一気、どの末脚を取っても非の打ち所がない馬です。
いまさらこの馬の強さを説明する必要はないと思いますが、ここまで数々の馬が脱落してきた過去20年データ考察で唯一の満点クリア
恐らくG1でデータ考察クリア馬が1頭しか残らなかったレースはこれまで無いかもしれません。
今年のオークスはこの馬に全てを託して観戦したいと思います。無事に1着で駆け抜けて欲しいと思います。
現在予想を書いている朝方で単勝オッズ1.6倍と正直このまま買えるなら個人的には単勝だけで十分過ぎるほどのレースかと思います。
それくらい今年はこの馬が他馬よりも抜けており、尚且つ他の馬が圧倒的に例年よりもレベルが低いので(データ上)かなりの確率で好走すると思います。
データブレイク確定の年、色々な意味でも結果が楽しみな1戦です。皆様のご武運を祈ります。