【武蔵野S】予想　過去10年の優勝馬共通点と関東馬について、今年の注目は外枠データから推薦の2頭！

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭

かなり波乱傾向で過去10年で1～4番人気以内で決着した年はありません。

今年も頭数が揃いましたし5番人気以下の穴馬に注意して考察したいと思います。

重賞考察

前走条件戦から好走した馬は2012年1着イジゲン、2014年3着モーニンの2頭

2頭は共に東京マイルダートで1番人気1着上がり最速でした。

イジゲンは前走-0.5秒差圧勝、モーニンも-0.4秒差の圧勝と共に当日1番人気に支持されるほどでした。

そもそも出走馬がほとんど出てこないので、近6年では好走馬がありません。

今年も前走条件戦からの参戦はなし、割愛させていただきます。

前走OPからは12頭と意外にもこのレース最多のステップ

しかも2桁人気で激走した4頭のうち3頭は前走OPだった馬で妙味も十分

基本的には前走好走馬が10頭で例外2頭は4着も0.2秒差だったダノンフェイス

0.4秒差4着のアキトクレッセントで好走全馬を見ても5番人気以内or掲示板は最低限確保していました。

アシャカトブ　8番人気1着

アドマイヤルプス　1番人気9着

レモンポップ　1番人気1着

タガノビューティー　4番人気3着

デュードヴァン　4番人気1着

ギルデッドミラー　5番人気2着

スマッシングハーツ　3番人気4着

デュープロセス　14番人気3着

前走掲示板外から巻き返した馬は過去10年ゼロでアドマイヤルプスは厳しそう

前走2桁人気だった馬も全滅しておりデュープロセスも厳しめ

前走G2～G3だった馬は8頭

基本的には前走OP組と変わらないのですが、こちらは馬券外から巻き返した馬が5頭

そのうち3頭は前走3番人気以内でしたがクインズサターンは同年ダート重賞を3回好走

前走芝だったダノンカモンは前年マイルG1連対馬でした。

フルデプスリーダー　9番人気1着(2走前)

セキフウ　前走海外3着

ブラッティーキッド　1番人気4着

ハヤブサナンデクン　1番人気7着

ケイデンスコール　15番人気14着

今回が初ダートになるケイデンスコールは過去の芝から巻き返した馬と比較しても厳しそう

OP同様にかなり絞れず難解です。

前走G1から好走した馬は8頭、全て大井か盛岡の地方G1でした。

2013年2着アドマイヤロイヤルを除いて全馬3番人気以内

上記は2走前中央G3勝ち、3走前OP勝ちと連勝実績あり。

サンライズノヴァ　9番人気

エアスピネル　7番人気

バスラットレオン　前走海外

2走前に重賞好走馬はおらず、厳しそうです。

前走海外でデータ取りが難しいバスラットレオンは去年の武蔵野Sにも出走しており、

その時は初ダートで10番人気13着と結果が出ていません。

関東馬について

過去10年

関東馬　2-0-0-38
関西馬　8-10-10-90

占有率も好走率も関西馬が圧倒しています。

優勝した2頭は、

2015年1着ノンコノユメ

2012年1着イジゲン

ノンコノユメは前走G1戦含むOP以上3連勝で当日2番人気

イジゲンはダート戦6戦4勝で敗れた2戦はレパードS3着、端午S4着0.2秒差でした。

こちらは当日1番人気で、関東馬は人気馬しか走っていません。

ちなみにノンコノユメもイジゲンも3歳馬でどちらにもマイル以上の中央G3以上で優勝経験ありです。

関東馬の好走ボーダーは恐ろしく高いと思います。

今年の関東馬は、

フルデプスリーダー

アシャカトブ

アドマイヤルプス

レモンポップ

デュープロセス

この中で3歳馬はおらず、一番若い馬でレモンポップの4歳

予想オッズでは単勝1倍台と圧倒的人気ですがG3以上の好走どころか今回が初のG3戦になります。

これまでの好走関東馬と比較してもダート1400ｍに成績が集中しており実績としては意外にも寂しく、

中1週での好走も気になります。

ちなみに同パターンで過去10年の好走馬を見るとソリストサンダーの2着のみで、他は全て馬券外

飛ぶ要素が満載の1番人気となっております。

過去の優勝馬について

ソリストサンダー
サンライズノヴァ
ワンダーリーデル
サンライズノヴァ
インカンテーション
タガノトネール
ノンコノユメ
ワイドバッハ
ベルシャザール
イジゲン

上記10頭の前走を見ると、

・前走は東京ダート戦or地方

・全馬前走3番人気以内

基本的には最低ライン上記2点

更に2016年1着タガノトーネルを除き3走内でG1好走or2走内重賞連対or2走内OP1着でした。

タガノトーネルは前年の武蔵野Sを0.0秒差の2着でマイルG1連対の実績あり。

最低着順はサンライズノヴァの4着で前走G1＋過去の武蔵野S優勝馬でもあります。

今年この条件で絞ってみると、

レモンポップ　前走東京1番人気1着

上記1頭のみ

そもそも今年は前走3番人気以内かつ3着以内の馬がレモンポップしかいません。

関東馬の項目でかなり割り引きたい1頭ではありましたが、

本当に今年の武蔵野Sは過去10年で最もレベルの低い1戦といっても間違いないくらい他に強い馬がいません。

外枠について

レモンポップが関東馬で内枠に入れば相手には関西馬の外枠を一考したいです。

東京ダートマイル戦は外枠有利が有名ですが、この武蔵野Sも例外ではありません。

過去10年6～8枠から好走した馬

2021年 ソリストサンダー 3人気 1着
2021年 エアスピネル 2人気 2着
2021年 オメガレインボー 6人気 3着
2020年 ソリストサンダー 11人気 2着
2019年 ダノンフェイス 13人気 3着
2017年 インカンテーション 6人気 1着
2016年 タガノトネール 8人気 1着
2015年 ノンコノユメ 2人気 1着
2015年 タガノトネール 5人気 2着
2014年 ワイドバッハ 7人気 1着
2013年 ベストウォーリア 7人気 3着
2012年 ガンジス 4人気 2着
2012年 ダノンカモン 6人気 3着

2018年を除き毎年好走馬が出てきています。

4番人気以下で好走した18頭のうち半分の9頭が6～8枠に入った関西馬でした。

上記13頭の共通点を探すと、

・前走中央OP以上で上がり2位以内＋馬券内or0.2秒差以内

・前走地方重賞を2番人気以内で馬券内

・ダートマイルG1連対馬

上記3項目に必ず当てはまります。

全馬が前走1桁人気だったことも共通しています。

ちなみに前走で掲示板を外していた馬は全て前年の武蔵野S好走馬でした。

今年の6枠～8枠で買えそうな馬を探してみると、

ギルデッドミラー

上記1頭のみ

とにかく今年はレベルが低く、そもそも近い該当馬がほとんどいない状態

試しに1枠～5枠に限定してみると、ダート6戦以下の馬を除いた11頭中7頭が上記3項目をクリア

他は1桁人気で中央OP以上馬券内かG1掲示板だった事を踏まえても

セキフウ

タガノビューティー

デュードヴァン

上記3頭が近いと思います。

あとは過去10年で1桁馬番のワンツースリーは1度もないので外枠を気にしながら予想していきたいと思います。

2022年　武蔵野Sの推薦馬

▲人気ブログランキングへ掲載中
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 1位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)

前走はスタート出ずに後方から、東京ダートマイルでは不利な内枠もあって

道中は内で揉まれ、4角でも前と外が壁になっており追い出しがかなり遅れた

それでも今回上位人気確実の馬とラストの伸びを比較しても確実に上で

相手は有利な外枠からレースを進めており、着差以上に価値ある内容

今回は外枠を引いて更に休み明けを叩いて万全な状態

金曜日の予想オッズ段階では10番人気以下と妙味十分な1頭なので

特注としてこの馬の末脚が発揮される展開になることを楽しみにしていと思います。

◯ギルデッドミラー

2走前はただ1頭外から伸びており、先に抜け出したノンライセンスとマッチレース

3着以下は5馬身離しており着差0.0秒も後方から追い込んだ内容は評価できる。

前走はタイムが相当速く芝で活躍していたこの馬にとっては向いたレース

それでも内枠から前が壁、追い出しはラスト1ハロンのみでも一気に抜け出した。

勝ち馬はダート路線では強敵のデシエルトで0.1秒差に迫った内容は非常に強かった。

今回は外枠の理想的な位置でスタートの芝を長く使ってポジションを取れそう

データ面でも外枠から好走した過去の馬と類似している。

毎年前半58秒台で流れるので直近3年の好走馬は全て4角で5番手以下と展開も向きそう

今年レモンポップに逆転の目があるのは外枠の馬だと思います。

◎レモンポップ

例年のレベルなら関東馬＆内枠もあり妙味求めて消しとしたいところだが、

今回はあまりにもメンバーが手薄、先行馬も揃っており厳しいペースになりそうだが

4連勝した内容が前半飛ばしてもラストは全て上がり最速

2着以下を相当離しており仮に1ハロン延長したとしても対応は可能と見ています。

今後中央や地方のG1を使うにはマイルで実績を積む必要があるので、

今回のこの1戦は陣営にとってもこの先を占う重要な1戦

圧倒的な1番人気なので妙味もなくリスクも高いが他に推せる馬が少ないので

人気で申し訳ないですが一応1番手評価とします。