【府中牝馬S】予想　過去10年データ考察から的中のポイントは前走の上がり順位、10年連続好走パターンはコレ

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭

直近5年は必ず5番人気以下から激走馬が出て中波乱傾向

しかし今年は13頭と若干少なめの頭数なので大波乱までは期待できないかもしれません。

重賞考察

前走条件戦から好走した馬はこれまで3頭のみ

全馬3番人気以内かつ上がり2位以内で勝ち上がりを決めていました。

今年は前走条件戦の馬が1頭もいませんので割愛します。

前走OPクラスから好走した馬は4頭のみ

全馬が前走連対馬であり、最も人気の無かった馬がノボリディアーナの前走4番人気

4角3番手以内が3頭、4角9番手から上がり最速が1頭と前走上がりも重要です。

エリカヴィータ　12人気5着上がり2位

ストーリア　4人気1着上がり1位

前走連対出来ていないエリカヴィータはかなり厳しそう

ストーリアの前走人気は若干不満も好走する余地は十分あるでしょう。

前走G3、G2組は19頭と最多ステップになります。

前走G1は海外除く4頭全て東京マイルG1に出走していました。

まず全馬に共通していることが1桁人気であったこと、

更に前走1秒以上負けは1頭しかおらず、

2013年　ホエールキャプチャ　ヴィクトリアM　2着(0.0秒)

同年の東京マイルG1で好走あり。

ちなみに2桁着順だった馬はこれまで2頭しかいませんが、どちらも前走G1出走＋過去G1好走馬です。

前走G1以外の牝馬限定戦で大敗を記録していた馬はこれまで馬券になっていません。

エリカヴィータ　前走12人気

ライラック　前走13人気

アンドヴァラナウト　前走13人気

イズジョーノキセキ　前走10人気

フィアスプライド　前走12人気

今年は上記5頭が前走2桁人気でNG

シンリョクカも前走1秒以上負けではありますが阪神JF好走実績から問題ないと判断しました。

あと気になるのはこのレース、あまりにもリピーターが走るので前年好走馬のイズジョーノキセキとアンドヴァラナウト辺りは若干可能性ありそうな気もします。

あと気になるのは、あまりにも高齢馬が活躍しないレースで

好走馬のほとんどが4歳or5歳の2択

3歳 0-0-1-1

4歳 6-5-5-40

5歳 5-4-2-50

6歳 0-1-2-14

7歳 0-0-0-2

今年は3歳馬の出走はシンリョクカのみ、母数が少ないので何とも言えませんが

これを見る限り全く問題ないでしょう、むしろ良いかもしれません。

しかし、やはり4歳、5歳中心

これまでに好走した6歳以上馬を見ていきましょう。

2019年　フロンティアクイーン

2016年　スマートレイアー

2014年　ホエールキャプチャ

これ調べててびっくりしたのですが…

フロンティアクイーン
2018年5歳時好走→2019年6歳で好走

スマートレイアー
2015年5歳時好走→2016年6歳で好走

ホエールキャプチャ
2014年5歳時好走→2015年6歳で好走

全馬がリピーターでした。

今年の6歳以上馬は…

イズジョーノキセキ

昨年5歳で好走していますので、上記3頭と全く同じパターン

必ず走るとは言えませんが走っても不思議ではありません。

結局は前走が重要

シンプルに東京重賞ということで前走上がりを調べていると

過去10年

10年全てで前走上がり2位以内を記録していた馬が好走しています。

府中牝馬Sは非根幹G1のエリザベス女王杯を目指す馬や、秋華賞の抽選漏れなどが多く

前走条件戦などの上がり馬も多く参戦しないため、意外にも前走上がりをしっかりと使っている馬は毎年少ないです。

上記の該当馬12頭中11頭が前走好走馬or着差0.2秒差以内、12頭中11頭が前走5番人気以内でした。

どちらか一方を満たす馬だけでも今のところ該当馬ありで過去10年全て好走しているので注目です。

ストーリア　前走上がり1位

ルージュスティリア　前走上がり1位

上記2頭が今年は前走好走かつ5番人気以内の馬

しかもこの2頭は現在のオッズでどちらも5番人気以下、13頭立てなら結構な穴馬だと思います。

2023年　府中牝馬Sの推薦馬

▲ルージュスティリア

この馬をデビューから振り返っても新馬戦はスターズオンアースに上がり32秒台で完勝

チューリップ賞では上がり最速を記録するも敗退、こちらは後方待機が長すぎて完全な展開負け

フローラSは良馬場だが雨が降っており、マイナス10キロと入れ込みもひどかった。

自己条件に戻って3連勝するが、全て馬場状態の良い良馬場を上がりを使って好位から差し切り

直近3走は馬場が悪かった阪神牝馬S、雨も降っておりメンバーが強かったヴィクトリアMと敗因はハッキリ

良馬場で直線の長い中京に戻って上がり最速馬券内と前走は納得で、今回も良馬場で東京コースなら期待できる。

上がりデータも該当、現在13頭立て6番人気なら十分リターンは期待できる馬だと思います。

○ストーリア

1800ｍ戦は3-1-0-1と大得意、この馬の勝鞍が全て左回りに集中しており4勝

逆に右回りは5戦して0勝となれば2走前、3走前の敗戦は少し緩和される。

前走はソングライン、シュネルマイスターと互角に戦ったアドマイヤハダルを上回る末脚で差し切っており

中山牝馬Sでは凱旋門賞で堂々の4着、イクイノックスと着差0.0秒差まで迫ったスルーセブンシーズと勝ち負け

戦ってきた相手を考えると、このメンバーは相当弱体化しているのでチャンスは大きいかと。

更に18頭→13頭と更に捌きやすい頭数に変化する点もプラス、休み明けは2戦して全て連対と状態も良し。

上がりデータもクリアし現在5番人気なら全然買っても良い馬だと思います。

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基本的にはこの馬、直線をどれだけスムーズに走れるかが好走する1つのポイントで、直近2走はあまりにも直線が短く度外視できる。

2走前は直線で内を選択した影響で前が壁、スペースが出来てから相当追い込んでおりスムーズなら勝ち負けしていたレベル

騎手も珍しく進路選択を失敗したと落ち込んでおり、前走はその教訓から大外に出すもヒシイグアスがこれに反応、更にその外を回される最悪な展開で敗退

今回は得意の非根幹距離である芝1800ｍ、直線余裕のあるコースで3-2-1-2と基本的には走る場面なので面白そう。

確かにここまでデータ考察で前走10番人気以下は過去10年で1頭も好走馬が出ておらず全滅の部類

前走0.6秒以上負けは0-0-0-20、更には2000ｍ戦からの短縮馬は0-1-0-14と来たら事故レベルなのは十分承知

しかし好走時のメンバーや直近のメンバー構成と比較しても、相当落ちるメンバーなので現在13頭の中で10番人気以下なら

馬券が外れるのは当たり前ですが、10回やって2回以上馬券になると思っているので個人的にはこのオッズなら本命を打ちたいと思います。