【秋華賞】最終結論 過去20年データ考察 好走馬60頭を様々な角度から徹底考察し今年買える3頭をピックアップ

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過去20年で前走2桁人気から激走した馬

 

2014年3着 タガノエトワール
2013年3着 リラコサージュ
2008年3着 プロヴィナージュ

 

過去20年の歴史でたったの3頭なんです。

ちょっとデータ考察で明確なボーダーを引くには母数が少ないのでTARGETで遡れる秋華賞全てを見ていきたいと思います。

データは1996年まで見れましたので、上記3頭に下記2頭をプラス

 

2002年3着 シアリアスバイオ
2000年3着 トーワトレジャー

 

間隔的に今年このパターンで激走があっても不思議ではないと思っています。

しかしここまで遡っても連対馬に限ってはゼロ、かなり鬼門になりますのでしっかりと調査していきたいと思います。

 

 

上記5頭の前走

 

タガノエトワール ローズS 15番人気2着 上がり最速
リラコサージュ ローズS 12番人気18着
プロヴィナージュ シリウスS 11人気16着

シアリアスバイオ 紫苑S 11番人気2着 上がり最速
トーワトレジャー ローズS 11番人気3着 上がり2位

 

上がりを使ってしっかりとクラシック前哨戦を好走しており、思っていたほど悪くないという印象です。

どちらにも該当しないのはリラコサージュと前走ダートだったプロヴィナージュです。

よく出来てるなーと思ったのが、この前走好走した3頭はそれまで最高でも1勝クラスの馬でした。

実績のなかった馬は前走で当たり前に人気がありませんよね、しかしそこで激走し本番でも好走というパターン

この中でOP以上の勝鞍があり、重賞でタイム差なしの3着と実績をすでに持ち合わせていたのがリラコサージュです。

ダートから参戦したプロヴィナージュも既に2勝を挙げており、3走前の関東オークス(G2)で連対実績がありました。

こうやってデータを細かく紐解くと面白いですよね。

今年の該当馬は現時点で2頭います。

 

キタウイング クイーンS 10人気8着

ミタマ 紫苑S 10人気6着

 

ミタマは恐らく賞金的にも出走は叶わないと思います。

キタウイングはこれまで新潟2歳S、フェアリーSと重賞2勝と過去の実績は文句なしなんですが…

あまりにも直近の戦績が悪すぎます。過去の例外2頭は少なくても3走以内にOP1着かG2以上連対実績がありました。

ちょっとズレる感じはありますが、この重賞2勝という実績は走っても納得できる物なので悩ましいですね。

個人的には保留、今の段階ではボーダーを広めに取っても週の後半へ行くと自然に絞れてくるでしょうから焦らずじっくり考察していきましょう。

 

 

1勝馬の可能性について

 

クラシックとは言え、最後の三冠目となれば出走してくる全馬それなりにレース経験があります。

出走時点での勝ち数も立派な馬券のヒントになると仮説を立てて、調べて行くことにしました。

こちらも母数が少ないので1996年から全て調べます。

秋華賞までに2勝以上していなかった馬は、

 

2020年 2着マジックキャッスル

2019年 3着シゲルピンクダイヤ

2014年 3着タガノエトワール

2002年 3着シリアスバイオ

1997年 3着エイシンカチータ

 

なんと5頭も好走馬がいました。

1頭づつ戦績をみていきましょう。

 

マジックキャッスル
前走紫苑S4着(0.2秒差)上がり2位
過去クイーンS2着、ファンタジーS2着

シゲルピンクダイヤ
前走ローズS4着(0.2秒差)上がり2位
過去桜花賞2着、チューリップ賞2着

タガノエトワール
前走ローズS2着(0.2秒差)上がり1位
過去なし(キャリア4戦)

シリアスバイオ
前走紫苑S2着(0.2秒差)上がり1位
過去なし(芝戦3回のみ)

エイシンカチータ
前走クイーンS3着(0.2秒差)上がり3位
過去なし(京都コース好走率100%)

 

これだけ長い歴史を振り返っても面白いくらい共通点がありますね、

 

A 前走重賞で上がり3位以内かつ0.2秒差←全馬完全クリア

B 前走馬券外だった馬は過去に複数重賞連対経験←全馬完全クリア

 

この2ポイントを完全にクリアした馬しか好走できていません。

例年この1勝馬というのは1~2頭、多くても3頭ほどが該当するのですが見てくださいコレ

 

コナコースト 主な勝鞍 新馬戦

シランケド 主な勝鞍 新馬戦

シンリョクカ 主な勝鞍 新馬戦

ドゥアイズ 主な勝鞍 新馬戦

ヒップホップソウル 主な勝鞍 新馬戦

 

いや多すぎ!そして過去の重賞好走馬も多すぎ!

ちょっと特殊な1年かなと思います。

これら5頭を見てみると、

 

コナコースト B

シランケド 該当なし

シンリョクカ 該当なし

ドゥアイズ B

ヒップホップソウル B

 

全馬がクリアしていたAの前走重賞で上がり3位以内かつ0.2秒差をクリアしていません。

該当なしだったシランケドが前走0.3秒差で、むしろこの馬が一番ニアピンなので期待が持てるほどです。

これだけの過去重賞好走馬が消せれば調べた意味がありますね、走ったとしても自分で納得して切っているので後悔はありません。

こうやって徹底的に無駄を省いて極限の3頭まで絞って行きます。

 

 

最後に、ここまで勝利数について後半は調べてきましたが1つ気づいたポイントがあります。

逆に勝利数が多かった馬はどうなのか?

こちらも過去20年1頭1頭全て手作業で調べてきました。

 

2022年 1着スタニングローズ
2021年 該当馬なし

2020年 該当馬なし
2019年 該当馬なし
2018年 該当馬なし
2017年 該当馬なし
2016年 該当馬なし
2015年 該当馬なし
2014年 2着ヌーヴォレコルト
2013年 1着メイショウマンボ
2012年 1着ジェンティルドンナ
2011年 3着ホエールキャプチャ
2010年 1着アパパネ
2009年 3着ブエナビスタ
2008年 該当馬なし
2007年 該当馬なし
2006年 該当馬なし
2005年 該当馬なし
2004年 1着スイープトウショウ
2003年 1着スティルインラブ

 

直近に該当馬がいなく、少し前の年で集中して好走馬が出てきていますが

上記はある条件で絞った馬になります。

その合計は

 

【6-1-2-0】好走率100%

 

・前走重賞で0.2秒差以内

・○勝以上○○実績あり

 

たったの2ポイントです。

どこにも載っていない全て手作業の完全オリジナルデータです。

該当馬と条件は月曜日限定記事のため割愛

 

 

過去20年の好走馬で前走掲示板外だった馬

 

2017年 3着 モズカッチャン
2013年 3着 リラコサージュ
2008年 1着 ブラックエンブレム
2008年 3着 プロヴィナージュ
2007年 3着 ウオッカ
2004年 3着 ウイングレット

 

前走で6着以下を記録していた馬の好走は20年でわずか6頭です。

 

連対馬に限れば、たったの1頭

 

今年は登録段階ではありますが9頭該当馬がいます。

中には穴人気するであろう馬も含まれていますから本日はこの好走パターンを探って行きたいと思います。

 

 

6頭の前走を分析

 

モズカッチャン ローズS 2番人気7着 0.7秒差
リラコサージュ ローズS 12番人気18着 2.9秒差
ブラックエンブレム ローズS 4番人気15着 2.1秒差
プロヴィナージュ シリウスS 11番人気16着 2.8秒差
ウオッカ 宝塚記念 1番人気8着 1.6秒差
ウイングレット クイーンS 4番人気8着 0.8秒差

 

これを見る限り前走の着順や人気、着差などは全く気にする必要はなさそうです。

ほとんどの馬がローズSとなっています。

一番特殊なのがプロヴィナージュ前走ダート重賞です。

この馬はここまで9戦を消化しますが、そのうち8戦がダート

実際の秋華賞は3コーナーで先頭、逃げ残りました。

このパターンは相当な例外で、この馬に基準を合わせていたらとんでもないことになるので除外して考察していきます。

毎年前走ダートだった馬が出走するパターンはかなり稀なんですが、今年もそのような馬はいないのでほぼ気にする必要はなさそうです。

そのプロヴィナージュを除けば全馬2走前にはオークス(ウオッカはダービー)に出走していました。

 

それまでの戦歴を見ると

 

モズカッチャン G1連対 重賞優勝
リラコサージュ G33着タイム差なし OP優勝
ブラックエンブレム G3優勝
ウオッカ G1優勝
ウイングレット G2連対タイム差なし OP優勝

 

重賞での好走が全馬にあり。

今年の該当馬を見ていきましょう。

 

エミュー

キタウイング

グランベルナデット

コナコースト

コンクシェル

ソレイユヴィータ

ドゥアイズ

ラヴェル

ミタマ

 

上記9頭が今年は前走掲示板外に破れた馬

これらの2走前オークス出走があったか見ていきましょう。

 

エミュー オークス

キタウイング オークス

グランベルナデット 該当なし

コナコースト 桜花賞

コンクシェル 該当なし

ソレイユヴィータ 該当なし

ドゥアイズ 桜花賞

ラヴェル オークス

ミタマ 該当なし

 

クラシックと全く関係のないオークス以外に出走していた馬はこの時点でほぼノーチャンス

桜花賞はまだ救えるとは思いますがプラス材料にはなりません。

過去の6頭を見ると例外なく全馬オークスの後に1戦使っています。

裏返せば、

オークスから直行組はオークス好走馬以外は秋華賞で必ず凡走しているということです。

過去22年調べましたが前走から直行した(オークス)馬は以下

 

ナミュール オークス3着→秋華賞2着
スターズオンアース オークス1着→秋華賞3着
クロノジェネシス オークス3着→秋華賞1着

アーモンドアイ オークス1着→秋華賞1着
カワカミプリンセス オークス1着→秋華賞1着
テイエムオーシャン オークス3着→秋華賞1着

 

過去22年の歴史でオークスから直行し秋華賞を好走した馬は6頭

これ凄くないですか?1頭たりとも道を外れることなく直行組はそのまま馬券に…

 

オークス馬券外→秋華賞直行→過去に1頭も好走馬なし

 

こうなると、前走掲示板外どころか

 

コナコースト オークス馬券外→直行

シンリョクカ オークス馬券外→直行

ドゥアイズ オークス馬券外→直行

 

ここまでのクラシックを沸かした上記3頭が走れば歴史が動きます。

それくらい該当馬全馬がここまで凡走を繰り返してきたパターンになります。

表を調べると裏が取れる、まさにそんなデータ考察になりました…。

 

さて、話を戻して2走前オークスだった馬がこれまでの実績にどれだけ共通点があるのか?

ただでさえ母数が少ないのであまり厳しいボーダーで縛らないように注意しながらふるいにかけていきたいと思います。

 

モズカッチャン
過去フローラS優勝 2走前G1 0.3秒差

リラコサージュ
過去フラワー3着(0.0秒差) 3走前OP 1着

ブラックエンブレム
過去フラワーC優勝 2走前G1 0.3秒差

ウオッカ
過去ダービー優勝 2走前G1 1着

ウイングレット
過去新潟2歳S2着(0.0秒差) 3走前OP 1着

 

A 過去に重賞優勝or勝ち馬からタイム差なし

B 3走内OP1着or2走内G1で0.3秒差

 

上記2ポイントどちらにも該当した馬しか好走できておりません。

これだけ長い歴史を振り返ってもある程度まとまりのあるボーダーラインに落ち着くのは不思議ですね。

早速今年の2走前該当馬を見ていきましょう。

 

エミュー A

キタウイング A

ラヴェル A

 

ABとどちらも該当しなければ行けませんが、今年の3頭は直近の戦績が悪すぎて全馬NG

もし走れば過去20年の歴史が動きます、しかし今年はあまりにもリバティアイランドが強すぎて着差の部分では例年より厳しいかなと思います。

その点、無理やり例外を探すなら直近ではG1再先着ラヴェルのオークス4着でしょう。

まとめに入りますが、今年前走掲示板外から買える馬は…

 

 

いません。

 

 

1頭もボーダークリアならず。

なんならオークス直行組データから前走掲示板内のシンリョクカですら完全アウトです。

こうやって考察している側としては、好走する可能性がある馬が1頭もいないという結論だと非常に楽です。

後半迷う必要がないので、該当馬なしはポジティブな要素なので余計な馬券を買う必要がなくなった、すなわち回収率が必然的に上がったことなのでプラスに考えましょう。

 

さて、恒例ではありますが最後はイチオシデータです。

該当馬無しならどの馬を買えば良いのかという声が聞こえてきそうなので書きます。

火曜日段階でこれ出しちゃうともう9割私の印がバレてしまうので出したく無かったですが先はまだ長いので書いときます。

 

・桜花賞→オークスの超王道パターン

・○○を3番人気以内で連対

・○○で上がり3位以内

 

上記パターンは前走着順や人気問わず過去20年

該当馬【8-2-1-0】好走率100%

 

このポイントは前走どれだけ大敗してようが、どれだけ人気が無かろうが、どこを使ってようが

11頭出走して過去20年全て秋華賞を好走しているところですね。

クラシックの中でも秋華賞は瞬発力だけではなく前半も流れるのでタフだったり色々書かれますが、この結果を見る限り○○を好走できていればその対応力の裏付けは取れている訳で全くの別物と言う予想家もいますが、これを見て説明がつかないでしょう。

結局は直結するんです、LAPが違うとか瞬発力勝負ではなく持続戦だとか色々語る人はいますが結果が証明していますので、このレースはイコールです。

キーワードと条件該当馬は火曜日限定記事のため割愛

 

 

前走オークス組以外からの好走馬は?

 

今年は1番人気確実のリバティアイランドが前走のオークスから直行ということで、それ以外の組にチャンスはあるかと思います。

まずは以下の好走馬をご覧ください。

 

2021年 アンドヴァラナウト
2019年 シゲルピンクダイヤ

2018年 カンタービレ
2017年 リスグラシュー
2017年 モズカッチャン
2016年 カイザーバル
2015年 ミッキークイーン
2015年 クイーンズリング
2014年 ヌーヴォレコルト
2014年 タガノエトワール
2013年 メイショウマンボ
2013年 リラコサージュ
2012年 ジェンティルドンナ
2012年 ヴィルシーナ
2011年 キョウワジャンヌ
2011年 ホエールキャプチャ
2010年 アパパネ
2010年 アニメイトバイオ
2009年 レッドディザイア
2009年 ブロードストリート
2008年 ブラックエンブレム
2008年 ムードインディゴ
2007年 ダイワスカーレット
2007年 レインダンス
2006年 フサイチパンドラ
2005年 エアメサイア
2005年 ラインクラフト
2004年 スイープトウショウ
2003年 スティルインラブ
2003年 アドマイヤグルーヴ
2003年 ヤマカツリリー

 

これ何かわかりますか?

前走「ローズS」だった馬です。

とにかくこの秋華賞はローズS組を語らずとして的中なしといっても過言ではありません。

実に31頭、好走馬60頭の半数以上が前走ローズS組なのです。

このローズSについて徹底的に考察していきましょう。

 

 

前走の着順について

 

まずは前走ローズSで馬券外だった馬について触れていきたいと思います。

このパターンは全部で8頭います。

 

シゲルピンクダイヤ
前走4番人気4着上がり2位
桜花賞連対 チューリップ賞連対

モズカッチャン
前走2番人気7着
オークス連対 フローラS勝ち

クイーンズリング
前走5番人気5着
フィリーズレビュー勝ち

メイショウマンボ
前走4番人気4着上がり3位
オークス勝ち フィリーズレビュー勝ち

リラコサージュ
前走12番人気18着
OP勝ち フラワーC3着タイム差なし

アパパネ
前走1番人気4着
オークス勝ち 桜花賞勝ち

ブラックエンブレム
前走4番人気15着
フラワーC勝ち

スティルインラブ
前走1番人気4着
オークス勝ち 桜花賞勝ち

 

最低でもOP勝ち、G3以上に勝鞍(タイム差なし1頭)、G1連対などが必要です。

上記全馬2走前にはオークス出走履歴がありました。

 

コンクシェル
前走4番人気12着
OP以上勝鞍なし 2走前条件戦

 

ラヴェル
前走2番人気14着
アルテミスS1着 2走前オークス

 

条件一致はラヴェルのみ、コンクシェルは展開やLAPなどを理由に穴で推薦する人も出てくるでしょうが

念のためTARGETで調べられる1996年~遡ってもこのパターンでの好走馬はなし、バッサリ切ります。

 

 

ローズS好走馬は?

 

こうなってくると今年注目したい馬はローズS好走馬

2020年、2022年と最近は直行ローテが主流で好走馬は出ませんでしたが、それ以外では毎年のように好走馬がでています。

ならばどの馬を狙い撃ちするか?

まずはこの組は、上がり馬系かオークス出走系の2種類で系統が別れます。

今回だと上がり馬系で「2走前にオークスを使用していなかった馬」恐らく当日も人気確実であろう

 

マスクトディーヴァ

マラキナイア

 

上記2頭

 

そしてオークスを使用してきた

オークスを使用してきた…

ん、、あれ…いない。

 

今年はなんと毎年主流になっている2走前オークス→ローズS→秋華賞の超王道ローテ馬が存在しません。

非常に珍しいと思います。この辺りは最後にもう一度書きますが結構重要なので。

 

ならば上がり馬系を見ていきます。

このパターンは過去に5頭いて、逆の見方をすると過去20年でたった5頭しかいない…

そのうち4頭がローズSで上がり2位以内で好走

残りの1頭はその時点で3勝をあげていた2011年のキョウワジャンヌです。

 

マスクトディーヴァ 上がり2位

マラキナイア 上がり4位

 

ここで2頭の明暗を分ける上がり順位、マラキナイアはここまで2勝なので結構厳しそうです。

 

そして今回は存在しないのですが、オークス出走組の王道パターンも見ていきます。
(普通は該当馬が1頭もいないところにフォーカスして考察するデータ派などいないのですが、誰もやらないから価値(勝ち)があるんです。)

実はこれが前走ローズS組で最も多く、最も好走するパターンです。

好走馬18頭中15頭がオークスで掲示板に載っていました。

このオークス掲示板内を1つのボーダーとし、逆に過去20年で

オークス掲示板外→ローズS好走→秋華賞好走

このパターンは過去20年でわずか3頭しかいません。

 

母数が少ないので更に枠を広げて「前走ローズS以外も全て含めて」オークスで掲示板を外していた馬が秋華賞を好走したパターンを調べてみます。

 

2021年2着ファインルージュ
オークス11着
桜花賞3着、フェアリーS1着、紫苑S1着

2019年3着シゲルピンクダイヤ
オークス12着
桜花賞2着、チューリップ賞2着

2018年3着カンタービレ
オークス13着
フラワーC1着、ローズS1着

2015年2着クイーンズリング
オークス9着
フィリーズR1着

2015年3着マキシマムドパリ
オークス8着
フローラS3着

2013年3着リラコサージュ
オークス8着
フラワーC3着

2010年3着アプリコットフィズ
オークス6着
クイーンC1着、フェアリーS2着

2008年2着ムードインディゴ
オークス10着
ローズS2着

2004年3着ウイングレット
オークス7着
新潟2歳S2着

2003年2着アドマイヤグルーヴ
オークス7着
桜花賞3着、ローズS1着

 

重賞好走は確実に必須項目

1つ気になるのは2008年のムードインディゴ以外はローズS前に重賞実績がありました。

ローズSが初の重賞好走だった馬はこの1頭だけです。

更にオークスで掲示板を外していた過去20年上記10頭

 

勝ち馬ゼロ

 

1番人気に支持されたエアグルーヴですら敗れています。

昨年はこれを元に自信満々で人気だったアートハウスを切りました、来年以降も必ず重要になってくると思うので覚えておくと良いです。

ここまでオークスを挟んでローズSを好走した馬の好走数の多さが伝わったと思いますが、何が言いたいかというと

 

シンプルに「オークス未出走だった馬のローズS組は好走期待値が低い」

 

これが言いたかったのです。

マスクトディーヴァは確実に人気でしょう。

前走1着の際、◎本命を打ったこのブログの自慢話になって申し訳ないですが、7番人気だった前走で買うのが正解だったことは間違い有りません。

特に直近はその傾向が高くなっており、10年間で絞ると…

 

オークスに出走あり【3-4-5-31】

オークスに出走なし【0-1-2-25】

 

更に先程考察で書いたオークス掲示板内のボーダーを加味すると、

 

オークスで掲示板内【3-3-2-7】

オークスに出走なし【0-1-2-25】勝率0%

 

比較してみてください、一目瞭然だと思います。

人気薄なら話は別です。少ない好走数でもリターンが高いのでリスクとリターンのバランスが取れています。

しかし今回当たり前にマスクトディーヴァは人気、リスクに対してのリターンが少なすぎます。

右と左のバランスを見て、損切りしていくことが馬券の期待値を上げる中で重要な作業なんです。

リバティアイランドとは直接対決をしていない貴重な組ですので、言葉を言い換えれば唯一逆転を期待できる存在です。

前走レコード勝ち、超素質馬のブレイディヴェーグに完勝しており、もしかしたらハーパーより単勝売れる可能性すら秘めていると思います。

しかし、私は凡走するとまでは断言しませんが買う価値は低いかなという印象です。

もちろん◎○▲☆△△△△←こんな感じに毎回印を乱れ打ちしていたら流石に△辺りで拾えるでしょうが、

私は必ず◎○▲の3頭推薦のみ、馬券内に好走できるのは3頭だけなので究極に無駄を省きます。

先に結論を出して申し訳ないですが、今回この3頭推薦にはリターンの面から推薦することは無いと思います。

 

さて、ここまで前走ローズS組について考察してきましたがまとめに入りたいと思います。

今年ローズS組で買える馬は、

 

マスクトディーヴァ

ラヴェル(例外候補)

 

上記2頭

軽視したい(消したい)残りは

 

コンクシェル

マラキナイア

 

上記2頭になります。

 

 

本日は最後に簡易的ではありますが過去10年データを紹介

あるレースでの位置取りに非常に偏りがあります。

 

○○4角5番手以内かつ馬券外

【0-0-1-25】連対率0%

 

この凡走した25頭の中に結構人気馬いるんですよね。

本日の考察にも関わってきます、これでだいぶ絞れて来たでしょう。

キーワードと条件該当馬は水曜日限定のため割愛

 

 

前走G3以下から好走した馬

 

2022年 スタニングローズ
2021年 ファインルージュ
2020年 マジックキャッスル
2020年 ソフトフルート
2019年 カレンブーケドール

2018年 ミッキーチャーム
2017年 ディアドラ
2016年 ヴィブロス
2016年 パールコード
2015年 マキシマムドパリ
2014年 ショウナンパンドラ
2013年 スマートレイアー
2012年 アロマティコ
2011年 アヴェンチュラ
2010年 アプリコットフィズ
2008年 プロヴィナージュ
2005年 ニシノナースコール
2004年 ヤマニンシュクル
2004年 ウイングレット

 

上記は前走G1(基本的にはオークス)とG2(基本的にはローズS)を除いた別路線組です。

その代表レースはやはり紫苑Sですかね、昨年は前走紫苑Sだったスタニングローズが優勝しました。

今年もここから好走馬がでてくるのか注目です。

 

 

該当馬の前走と人気と着順

 

スタニングローズ 紫苑SG3 1人気 1着
ファインルージュ 紫苑SG3 2人気 1着
マジックキャッスル 紫苑SG3 6人気4着
ソフトフルート 夕月特別2勝クラス 1人気 1着
カレンブーケドール 紫苑SG3 1人気 3着

ミッキーチャーム 藻岩山H1000 1人気 1着
ディアドラ 紫苑SG3 1人気 1着
ヴィブロス 紫苑SG3 3人気 2着
パールコード 紫苑SG3 2人気 5着
マキシマムドパリ 甲武特別500 1人気 1着
ショウナンパンドラ 紫苑S 1人気 2着
スマートレイアー 夕月特別1000 1人気 1着
アロマティコ ムーンH1600 1人気 3着
アヴェンチュラ クイーンG3 1人気 1着
アプリコットフィズ クイーンG3 2人気 1着
プロヴィナージュ シリウスHG3 11人気 16着
ニシノナースコール 五頭連峰1000 5人気 1着
ヤマニンシュクル クイーンG3 3人気 3着
ウイングレット クイーンG3 4人気 8着

 

赤く塗った紫苑S組が8頭
緑に塗った条件組が6頭
オレンジに塗ったクイーンS組が4頭
それ以外が青で1頭(ダート主戦のプロヴィナージュ)

こう見ると前走条件組は今年の結果次第では紫苑Sと並ぶくらい頑張っています。

まずは紫苑Sから見てみましょう。

今年の紫苑S組は

 

エミュー 紫苑S 5人気9着

グランベルナデット 紫苑S 1人気10着

ソレイユヴィータ 紫苑S 3人気12着

ヒップホップソウル 紫苑S 2人気2着

ミシシッピテソーロ 8人気5着

モリアーナ 4人気1着

 

まずこの組はオークス出走系と上がり馬系の2つに別れます。

 

オークス出走組好走パターン

 

スタニングローズ 先行して2着
カレンブーケドール 先行して2着

ディアドラ 上がり最速4着
レディパステル 上がり最速1着

 

このオークスでの成績がキモになってきます。

「オークスで掲示板内」このキーワードは連日出てくるように、本当にオークス直結レースなのが秋華賞

これは前走紫苑Sだった馬にも同じことが言えるので本当にブレない格言だと思います。

 

エミュー オークス13着

ヒップホップソウル オークス6着(上がり3位)

 

エミューはかなり厳しそう、ヒップホップソウルはNGではありますが

オークス6着で上がり3位は前走紫苑S連対馬でもあり例外余地は十分ありそうですね。

 

 

次にオークス未出走組

 

ヴィブロス
パールコード
ショウナンパンドラ

 

この組は前走を除いた2走以内に上がり最速で1着か重賞連対経験を全馬がもっていました。

 

グランベルナデット なし

ソレイユヴィータ 2走前上がり最速1着

ミシシッピテソーロ 2走前上がり2位1着

モリアーナ 2走前NHKマイルC

 

グランベルナデットは完全NG、ソレイユヴィータが条件クリアになります。

ミシシッピテソーロは上がり32.7秒を使うもジュンブロッサムに最速を譲っているので微妙なライン

モリアーナはオークスをパスしてNHKマイルなのでこちらも微妙、今年の紫苑S組は少し癖が強いですね…

 

 

残りは前走条件組をみていきましょう。

 

ミッキーチャーム
スマートレイアー
アロマティコ
ニシノナースコール
ティコティコタック
マキシマムドパリ

 

とにかくこの組は「上がり」が重要です。

 

ミッキーチャーム 6戦2回上がり最速
スマートレイアー 4戦2回上がり最速
アロマティコ 9戦4回上がり最速
ニシノナースコール 6戦3回上がり最速
ティコティコタック 8戦3回上がり最速(ダ除く)
マキシマムドパリ 8戦3回上がり最速

 

最低でも上がりは30%以上で最速であってほしいです。

最低ラインのミッキーチャームも少し特殊で未勝利抜け出すまで3戦と足踏みしましたが、

そこから別馬のように3連勝、ここでようやく上がり最速で勝つのですが

0.6秒差、0.6秒差、1.3秒差と逃げ馬としては大楽勝でした。

 

ピピオラ 6戦1回

フェステスバント 9戦1回

 

はい、話になりません。

もし好走したら事故かなと、問答無用の消しです。

 

 

最後に母数はかなり少ないですが、前走クイーンS組

 

アヴェンチュラ 1人気1着
アプリコットフィズ 2人気1着
ヤマニンシュクル 3人気3着
ウイングレット 4人気8着

 

上記の通り基本的には前走3人気以内かつ3着以内

なんですが、ここで走った4頭実はかなりOP以上の成績が良く

 

アヴェンチュラ 札幌2歳S2着 クイーンC1着

アプリコットフィズ フェアリーS2着 クイーンC1着 クイーンS1着

ヤマニンシュクル 札幌2歳S3着 阪神JF1着 チューリップ賞3着 桜花賞3着 クイーンS3着

ウイングレット 新潟2歳S2着 スイートピーS1着

 

なかなか凄い成績じゃないですか?

牡馬混合重賞で連対があった2頭、なかった2頭は複数牝馬限定戦を好走

全馬にOP以上で2連対以上とボーダーはなかな高そうです。

 

キタウイング クイーンS10人気8着

ドゥーラ クイーンS1人気1着

 

前走条件からはドゥーラのみ完全クリア、後は過去実績を見ていきましょう。

 

キタウイング 新潟2歳S1着 フェアリーS1着

ドゥーラ 札幌2歳S1着 オークス3着 クイーンS1着

 

2頭とも素晴らしいですね、間違いなくドゥーラは好走できそうですが

やはりキタウイングの前走2桁人気、更には直近の戦績も気になります。

好走しても不思議ではないですが、例外候補とさせていただきます。

 

 

ここまでをまとめると、前走主要ステップ以外(オークス、ローズS)から買えそうな馬は

 

ソレイユヴィータ

ドゥーラ

 

上記2頭が完全クリア

期待値は低いが好走しても良さそうな例外候補

 

ヒップホップソウル

ミシシッピテソーロ

モリアーナ

キタウイング

 

上記になります。

特にこの組はオークス、ローズS組に比べて母数が少ないですからハッキリとしたボーダーが定まらず難しい判断です。

 

さて本日は最後にこの組のまとめを更に絞りたいと思います。

過去20年好走馬60頭中、前走オークスとローズSを除けば21頭しかいません。

これら21頭の前走人気が非常に重要で、実に17頭が前走3番人気以内でした。

 

2着マジックキャッスル6番人気4着(0.2秒差)
3着ウイングレット4人気8着
3着プロヴィナージュ11人気16着
3着ニシノナースコール5人気1着

 

まずここから読み取れるのは、前走主要ステップ以外の馬は

前走重賞で0.2秒差以内だった馬か3番人気以内だった馬しか当日連対できていないという事実

更にマジックキャッスルは何度も出てくる「オークス掲示板内」条件クリア+重賞複数連対馬と実績は完璧でした。

何とか3着に滑り込んだ3頭も当日5番人気以内だったニシノナースコールを除きG2連対orOP以上複数連対実績あり。

 

更に人気以外の着順を見て行くと、21頭中18頭が前走掲示板は最低でもキープしていました。

例外だった3頭を見ていくと

 

3着ウイングレット8着
3着プロヴィナージュ16着
3着ウオッカ8着

 

前走宝塚記念に出走していたウオッカは少し特殊かもしれませんが、それでも3着

連対馬は出ておらず上記3頭は全てG2以上連対かOP以上で複数連対実績のあった馬です。

更に全馬3走内にOP以上で勝ち鞍か重賞連対実績あり。

これらを今年の馬に当てはめて行くと答えは簡単、どれだけ例外候補だろうがデータクリア馬であろうが

今年主要ステップ以外から買える馬は3頭まで絞り切ることができます。

該当馬は木曜日限定公開のため割愛

 

 

秋華賞は関東馬にとって非常に厳しいレース

 

1996年の第一回秋華賞から今年で28年目、それまで27回の過去があります。

その東西成績は以下

 

関西馬 22-19-19-244
関東馬 5-8-8-154

 

関西馬
勝率7.2%
連対13.5%
複勝19.7%

関東馬
勝率2.9%
連対7.4%
複勝12.0%

 

もう一目瞭然なんです、関東馬は関西馬に比べて非常に凡走しやすい傾向にあります。

今年どれだけの関東馬が出走するか把握してますでしょうか?

 

モリアーナ

ミシシッピテソーロ

グランベルナデット

キタウイング

ヒップホップソウル

エミュー

 

この中に買いたい馬はいますでしょうか?

過去の関東馬を徹底解析していきたいと思います。

 

 

過去27年の好走馬

 

スターズオンアーズ
アカイトリノムスメ

ファインルージュ
マジックキャッスル
カレンブーケドール
アーモンドアイ
ヌーヴォレコルト
ホエールキャプチャ
アパパネ
アニメイトバイオ
アプリコットフィズ
ブラックエンブレム
プロヴィナージュ
アサヒライジング
ニシノナースコール
ウイングレット
サクラヴィクトリア
レディパステル
クロックワーク
エアデジャヴー
メジロドーベル

第一回から去年まで172頭が走りましたが上記21頭しか好走馬がいません。

その勝率わずか2.9%

この21頭についてある程度共通している点は大きく3つ

 

・前走は5着以内(21頭中18頭)
・前走は5番人気(21頭中19頭)
・前走オークス以外(21頭中18頭)

 

前走海外だったアサヒライジングはアメリカンオークスを2着から好走

今年海外から参戦する馬はいませんので、この馬を除いて考察します。

 

前走で掲示板を確保出来ていなかった3頭

 

ブラックエンブレム
フラワーC優勝 オークス0.3秒差

プロヴィナージュ
関東オークス2着(芝は1戦のみ)

ウイングレット
新潟2歳S連対

 

牡馬混合戦で連対もしくは重賞勝ちでオークスを0.3秒以内

プロヴィナージュはダートから参戦です、今年はラブパイローが似た形で参戦します。

この馬も関東オークス連対馬ですが比較すると、

プロヴィナージュはその時点で2勝、さらに芝重賞で0.5秒以内を記録

ラブパイローは1勝、芝重賞での好走はありません。

 

 

前走5番人気以下から好走した2頭

 

マジックキャッスル
重賞2回連対+オークス0.4秒差

プロヴィナージュ
上記同様

 

プロヴィナージュは先に書いた通りダート馬

マジックキャッスルはかなりの実績も前走では6番人気と支持されていませんでした。

 

 

前走オークスだった3頭

スターズオンアース
オークス3番人気1着

アカイトリノムスメ
オークス2番人気2着

アーモンドアイ
オークス1番人気1着

 

3番人気以内で連対とレベルが高いです。

 

更にに注目して欲しいのがクラシック成績と牡馬混合重賞戦の実績です。

 

スターズオンアース オークス1着
アカイトリノムスメ オークス2着

ファインルージュ 桜花賞3着
マジックキャッスル オークス0.4秒差
カレンブーケドール オークス2着
アーモンドアイ オークス1着
ヌーヴォレコルト オークス1着
ホエールキャプチャ 桜花賞2着
アパパネ オークス1着
アニメイトバイオ 桜花賞0.4秒差
アプリコットフィズ 桜花賞0.3秒差
ブラックエンブレム オークス0.3秒差
プロヴィナージュ 前走ダート 
アサヒライジング オークス3着
ニシノナースコール 2勝クラス混合戦1着
ウイングレット 混合重賞2着
サクラヴィクトリア 3連続重賞好走(ダート路線)
レディパステル オークス1着
クロックワーク 1勝クラス混合戦1着
エアデジャヴー オークス2着
メジロドーベル オークス1着

 

なんと20頭中16頭がクラシック0.4秒以内好走馬

クラシックに出走のなかった馬でデビューからダートを使われていた2頭を除くと

最低でも牡馬混合戦で1着、重賞連対のどちらかを満たして欲しいところ

しかし近年はぼぼクラシック実績が重要で、クロックワークは1999年の好走馬なので今とローテーションなど違いがかなりあります。

基本的にはここを重視して判断したいと思います。

 

今年の関東馬を見ていきましょう。

 

まずは前走掲示板を確保できていなかったパターン

牡馬混合戦で連対もしくは重賞勝ちでオークスを0.3秒以内がボーダー

 

グランベルナデット なし

キタウイング 重賞勝ちもオークス大敗

エミュー 重賞勝ちもオークス大敗

 

今年は前走崩れていた関東馬の出番はなさそうです。

前走5番人気以下でダート路線からの馬を除けば上記ボーダーがそのまま適用

 

ミシシッピテソーロ なし

キタウイング 上記同様NG

エミュー 上記同様NG

 

最後に前走オークスだった関東馬を見てみましょう。

 

なし

 

はい、今年はいません。

というのも今年のオークスは関西馬で1着~4着までを独占、桜花賞も関西馬のワンツーと関東馬は出番少なめです。

ここまで無傷だった関東馬をピックアップ

 

モリアーナ

ヒップホップソウル

 

今年関東馬で好走できそうなのは上記2頭のみ

ここまでのデータ考察でも例外候補ではありますが、しっかりと残ってきた2頭なので

当日のオッズに妙味を感じれば馬券に組み込んでも良いと思います。

すごくシンプルに考えるならダート路線だったプロヴィナージュを除けば前走0.3秒差以内もしくはオークス0.3秒以内に走っていた馬しか関東馬は馬券になっていません。

15年以上続いていますから、シンプルに前走好走していた2頭しか残らないのも納得です。

 

 

京都開催の秋華賞をどう考察するか

 

直近2年は阪神開催ということもありデータ的にも難しい秋華賞でしたが、今年は本来の京都開催に戻ります。

ここで個人的に注目しているのが「上がり」の質ですね。

というのも、クラシック最後のレースになりますが桜花賞、オークスと上がりの質が少し違うことが分かります。

 

過去10年好走馬平均上がりタイム
(秋華賞は京都コース限定)

 

桜花賞 34.3秒

オークス 34.1秒

秋華賞 34.7秒

 

阪神の外回り長い直線の桜花賞、初距離同士でスローになりやすい東京のオークス

この秋華賞だけグッと上がりの掛かるレースなんです。

そこである仮説を立てます。過去に上がりの掛かるレースを好走していた馬は秋華賞で有利に働くのか?

馬場状態なので毎度の過去20年ではなくフレッシュなデータで検証したいので過去10年に絞って計算していきます。

 

A 上がり35秒以上でOP以上の競争を好走

B 上がり35秒以上に勝鞍がある

 

こちらの条件で京都コースで開催された過去10年を見てみると

 

馬名 A B
2020年 1着 デアリングタクト
2着 マジックキャッスル
3着 ソフトフルート
2019年 1着 クロノジェネシス
2着 カレンブーケドール
3着 シゲルピンクダイヤ
2018年 1着 アーモンドアイ
2着 ミッキーチャーム
3着 カンタービレ
2017年 1着 ディアドラ
2着 リスグラシュー
3着 モズカッチャン
2016年 1着 ヴィブロス
2着 パールコード
3着 カイザーバル
2015年 1着 ミッキークイーン
2着 クイーンズリング
3着 マキシマムドパリ
2014年 1着 ショウナンパンドラ
2着 ヌーヴォレコルト
3着 タガノエトワール
2013年 1着 メイショウマンボ
2着 スマートレイアー
3着 リラコサージュ
2012年 1着 ジェンティルドンナ
2着 ヴィルシーナ
3着 アロマティコ
2011年 1着 アヴェンチュラ
2着 キョウワジャンヌ
3着 ホエールキャプチャ

 

いや、もうこれはビンゴでしょう。

予想通り直結していますね、何より同年に2頭以上走っていないというのが素晴らしい。

好走馬30頭中21頭がシンプルにAとBの条件どちらかを満たしていた馬

ならば条件未達の馬を少し調べて見ましょう。

 

マジックキャッスル

シゲルピンクダイヤ

アーモンドアイ

カイザーバル

クイーンズリング

ヌーヴォレコルト

スマートレイヤー

ジェンティルドンナ

キョウワジャンヌ

 

全部1頭1頭調べてきたのですが、正直な話アーモンドアイとジェンティルドンナは脚が速すぎるのか

他が35秒台で走るレースを自身は34秒後半とかで片付けちゃうので35秒以上を記録していないんですよね。

この2頭は三冠牝馬ですし脚が速いから条件クリアというのは主観的なので、条件に「オークス1着馬」を付け加えますか。

少し緩和してオークス3着以内好走馬でもオークス掲示板でも抽出馬に変化がないので来年以降ケースバイケースで考えたいと思います。

これでAかBか同年オークス馬だけしか秋華賞を優勝できていないことが分かります。

残りの7頭を見てみると…

 

マジックキャッスル 紫苑S+0.2

シゲルピンクダイヤ ローズS+0.2

カイザーバル ローズS+0.1

クイーンズリング ローズS+0.9

ヌーヴォレコルト ローズS-0.2

スマートレイヤー 2勝クラス-0.2

キョウワジャンヌ ローズS+0.1

 

これもまた凄い共通点ですが、前走ローズSか紫苑Sを0.2秒差以内で走っていた馬が7分の5

スマートレイヤーは条件戦でしたが上がり最速で1着、秋華賞が初重賞挑戦なのはキャリア4戦という少なさから納得

なんと前走条件戦だったにも関わらず当日の人気は2番人気と支持を集めていました。

基本的にこんなパターンは超珍しく、戦績も浅いので納得でしょう。

基本は秋華賞TRであるローズSと紫苑Sですね。

唯一ここから漏れるのがクーンズリング、この馬は惜しいのですがフィリーズレビューを上がり最速1着(34.9秒)なんですよね…

あと0.1秒なんですが、ここまで手を広げるとボーダーが甘くなってしまうのと正直好走馬30頭中29頭がカバーできているので気にする必要もないかなと思います。

さて、ここまで仮説と検証をつらつら書いてきましたが

 

A 上がり35秒以上でOP以上の競争を好走

B 上がり35秒以上に勝鞍がある

C オークス好走or条件戦圧勝or主要TR着差0.2秒差以内

 

馬名 A B C
2020年 1着 デアリングタクト
2着 マジックキャッスル
3着 ソフトフルート
2019年 1着 クロノジェネシス
2着 カレンブーケドール
3着 シゲルピンクダイヤ
2018年 1着 アーモンドアイ
2着 ミッキーチャーム
3着 カンタービレ
2017年 1着 ディアドラ
2着 リスグラシュー
3着 モズカッチャン
2016年 1着 ヴィブロス
2着 パールコード
3着 カイザーバル
2015年 1着 ミッキークイーン
2着 クイーンズリング
3着 マキシマムドパリ
2014年 1着 ショウナンパンドラ
2着 ヌーヴォレコルト
3着 タガノエトワール
2013年 1着 メイショウマンボ
2着 スマートレイアー
3着 リラコサージュ
2012年 1着 ジェンティルドンナ
2着 ヴィルシーナ
3着 アロマティコ
2011年 1着 アヴェンチュラ
2着 キョウワジャンヌ
3着 ホエールキャプチャ

 

はい。そういう事です。

さて、ここからが本番ですよね?

なら今年はどうなんだと…行きましょう。

 

フェステスバント B

ハーパー C

マラキナイア 

コナコースト

ドゥーラ A

リバティアイランド A

マスクトディーヴァ C

モリアーナ B

ミシシッピテソーロ

グランベルナデット B

キタウイング

ドゥアイズ A

ラヴェル

コンクシェル B

ヒップホップソウル A

ピピオラ B

ソレイユヴィータ B

エミュー A

 

もうお分かりでしょうか。

 

マラキナイア 

コナコースト

ミシシッピテソーロ

キタウイング

ラヴェル

 

上記5頭は該当しません。

もちろんクイーンズリング第二号となり、好走する可能性は0ではないですが…

ちなみに基本はAB、これだけで1年の好走3頭のうち2頭以上は必ず埋めています。

何が言いたいのか、例外処置であるCグループが1年で2頭以上走った年は無いということです。

 

C マスクトディーヴァ 3人気

C ハーパー 2人気

 

よって、今年は1人気リバティアイランド、2人気ハーパー、3人気マスクトディーヴァ

この並びの馬券は成立しない可能性が高いということです。

私が京都開催の上がりに注目した理由が伝わったと思います。

 

2番人気 ハーパー

3番人気 マスクトディーヴァ

4番人気 コナコースト

 

これらに関する重要な考察だからです。

リバティアイランドからハーパーとマスクトディーヴァに流しても妙味ないよな~という何となくの思考なのか?

それとも理論的かつ客観的になぜその馬券を買わないのか、印を打たないのか説明できるのでは大違いなんです。

正直コナコーストはずっと迷っていました。

エルフィンSでは不利を受け、チューリップ賞では展開負けの中1頭だけ(掲示板内唯一)着順を上げた馬

これを評価して桜花賞ではリバティアイランドと買い推薦したコナコースト(6人気)で完璧に的中

前走のオークスでは3人気で無印と完璧な立ち回りをしているのですが、正直前走はスタートが全てかなと

スタートでポジションを下げ直線では進路がなく伸びない内に入るしかなく負けて強い内容で、

今回インポケットの最高のポジションが期待できる偶数の内枠となれば直線短い今回は現在の人気も納得なんです。

これを調べる前までは3頭推薦の中に入れるつもりでした。オークス直行データNG馬ですが、それまでオール100%連対馬もあり

データ度外視で推薦できる馬だなと思いましたが、上がりの質から今回は人気ですし消しと判断します。

加えてリバティアイランドが好走した場合(飛ぶ方が珍しいですが)、ハーパー、マスクトディーヴァのどちらかが飛ぶので

ここら辺も今回調べた結果、自信と根拠を持って最終結論を書きたいと思います。

何度も何度もG1のときに書くのでもう分かったと言われそうですが、ここまでのデータ考察は全て事実しか書き込んでいません。

私の心情や主観的な要素はなるべく取り除いて、過去の結果を客観的に数字として出しています。

そこから買える、消せるの判断をしているので「ウソ」ではないですが「必ず今年もそうなるとは限らない」これだけ理解してください。

そしてデータ通りにならなくても私を責めないで下さい。よく馬券は自己責任だと言いますが、馬券は自己責任というより

自分の予想に自信がないから他人の思考に頼って予想を見に行っているのですから馬券が外れようと何しようと自分が弱いからだと言うことを理解してください。

これを読んでいる時点で自分で予想が出来ず、出来たとしても結果が付いてこない人でしょう。

どこか不安な部分や分からないところを後押ししてもらい自信を持って馬券を買いたいと思っている人でしょう。

他人が後押ししないと結論も出せない弱い自分をもう一度再認識し、馬券が外れても人のせいにしないこと。

強い人なら予想の全てに根拠があり、納得して馬券を買っているので他人に不満や文句など1ミリも出ないのです。

麻雀のプロは自分が切った牌を全て理論的に説明できると言います。あなたは自分が買った馬券全てを理論的に説明できますか?

出来ないから他人のせいにするのです。

長くなりましたがまとめると、自分で考えて自分で納得して馬券を買いましょうと言う事です。

 

 

2023年 秋華賞の予想

 

▲モリアーナ

上がりデータではコスモス賞の36.1秒で-0.3秒差を評価、明日多少馬場が渋っても対応できるでしょう。

非常に難しい馬で、パドックで入れ込んだり輸送に弱かったりと掴みどころが難しい馬ですが

クイーンCではインでロスなく回ったハーパーよりも外の狭いところを割って来たのは評価できますし

前走の紫苑Sでは展開が向いたとは言えラストの1ハロンは圧巻の内容でした。

4ヶ月の休み明けを叩かれて今回がラスト1冠メイチでしょうし、ここまで考察した関東馬データもクリア

すこしでも妙味を求めたいリバティアイランドの相手としては当日5番人気以下に落ち着くでしょうし

前が忙しくなる今回は鞍上含めハマってくれることを祈りたいと思います。

 

 

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正直1勝馬でどう扱うのか最後まで悩みましたが、リバティアイランドがいる以上妙味を最後まで追いたいと思います。

前走は先行馬が全滅する中で脚質的にみたら間違いなく一番強い競馬をしているのがこの馬

過去の戦績を見ても溜めてスローの上がり勝負よりも消耗戦に強いタイプ、今回間違いなく展開向くと思います。

オークスでは終始イン待機で、内からスルスル上がってきたときはかなり良い感じでしたが直線が長すぎました。

なかなか勝ちきれませんが内回りは条件良くなると思いますし、休み明けを叩かれて完全に仕上がっています。

使える脚が短いので鞍上の捌き方1つで最強馬に近づく好走を期待したいと思います。

 

 

◎リバティアイランド

説明する必要はないかもしれませんが新馬戦で見せた上がり31.4秒という異次元の末脚

そこから2戦目でラヴェルに負けてしまうのですが、直線でスムーズではなかったのとゴール後には1着だった事を考えると負けても強いなと。

阪神JFではそれまで見せなかった上がり35.5という数字ながら2着のシンリョクカに-0.4秒差とG1ながら圧勝

ここから三冠ロード、桜花賞は上がり32.9秒2着のコナコーストとは1.6秒もエンジンの違いを見せ、内前有利のバイアスも完全無視の差し切り勝ち

オークスでは6馬身差の圧勝と非の打ち所がない存在となっています。

この手の馬が出走してくる際に、毎回言うのが競馬には1つの結果しかないため、この馬が勝った場合は複勝かワイドしか的中できる馬券がありません。

嫌って妙味を求めるのは素晴らしいことではありますが、超高確率で三冠馬の誕生だと思っているので相手探しを全力で頑張りたいと思います。

ちなみにここには書いてませんが第一回から二冠馬の成績は5-0-2-0なんですね、ここで6頭目になることを祈りたいと思います。