前走4着以下から好走した馬
2019年 ダノンプレミアム 2着
2017年 キタサンブラック 1着
2017年 レインボーライン 3着
2016年 リアルスティール 2着
2016年 ステファノス 3着
2015年 ステファノス 2着
2014年 ジェンティルドンナ 2着
2012年 エイシンフラッシュ 1着
2011年 ペルーサ 3着
2010年 ペルーサ 2着
2009年 スクリーンヒーロー 2着
2006年 スウィフトカレント 2着
2005年 ダンスインザムード 2着
2004年 ダンスインザムード 3着
2004年 アドマイヤグルーヴ 3着
2003年 シンボリクリスエス 1着
2003年 テンザンセイザ 3着
2002年 サンライズペガサス 3着
過去20年で上記18頭
全体の60頭の18頭、逆に42頭は前走3着以内から天皇賞秋を好走していたことになります。
面白いのが前走4着以下に限定してもリピーターの多さに驚きます。
東京2000mの舞台はどれほど得意不得意が分かれるレースなのかもしれません。
実は今年、出走登録段階ですが前走好走馬が5頭のみ(例年に比べたらめちゃくちゃ少ない)
馬券外だった馬は10頭と倍の数です。
かなり考察としては重要な部分になってきますので、
本日はこの前走馬券外から巻き返した馬を徹底考察していきましょう。
好走馬の前走
スウィフトカレント オールカG2 3人気 4着
ダンスインザムード 秋華賞G1 1人気 4着
アドマイヤグルーヴ 京都大賞G2 2人気 4着
サンライズペガサス 毎日王冠G2 1人気 4着
レインボーライン 宝塚記念G1 7人気 5着
ステファノス 毎日王冠G2 2人気 5着
ペルーサ 毎日王冠G2 1人気 5着
スクリーンヒーロー 宝塚記念G1 6人気 5着
シンボリクリスエス 宝塚記念G1 1人気 5着
テンザンセイザ 毎日王冠G2 8人気 5着
ステファノス 毎日王冠G2 6人気 7着
ペルーサ 天皇賞春G1 4人気 8着
ダンスインザムード 府中牝馬G3 2人気 8着
キタサンブラック 宝塚記念G1 1人気 9着
ジェンティルドンナ 宝塚記念G1 3人気 9着
エイシンフラッシュ 毎日王冠G2 2人気 9着
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
18頭中13頭が前走3番人気以内に支持されていました。
この中でも2003年の3着になったテンザンセイザだけがかなり特殊で正直走った理由が見当たりません。
強いて言うなら前走の毎日王冠で上がり最速で勝ち馬から0.5秒差で走っていたこと。
一応この馬を除くと
レインボーライン 菊花賞
スクリーンヒーロー ジャパンカップ
ステファノス クーンエリザベス二世
ペルーサ 天皇賞秋
G1実績がありました。
そして面白いのが前走馬券外から好走した過去20年の18頭全馬が
3歳~5歳馬
なんですよね。
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
アブレイズ 府中牝馬S 4番人気5着
カデナ 小倉記念 8番人気7着
シャフリヤール 前走海外
ジオグリフ ダービー 4番人気7着
ダノンベルーガ ダービー 1番人気4着
ノースブリッジ 毎日王冠 5番人気5着
バビット オールカマー 9番人気4着
ポタジェ 毎日王冠 7番人気6着
ユーバーレーベン 札幌記念 6番人気11着
レッドガラン 京都大賞典 13番人気9着
前走様々ですが今年は上記10頭
前走海外からの参戦は2004年のゼンノロブロイしか例がないので、
今回のシャフリヤールは一旦省いて考察します。
こちらは明日以降で更新される年齢別データにて買い消し判定をしますのでお待ち下さい。
なんと前走3番人気以内に支持されていた馬は今回ダノンベルーガ1頭だけ、
他の9頭を見ていきましょう。
アブレイズ G1実績なし
カデナ G1実績なし+8歳馬
ジオグリフ 皐月賞1着
バビット G1実績なし
ポタジェ 大阪杯1着
ユーバーレーベン オークス1着
レッドガラン G1実績なし+7歳馬
この時点でG1実績がないプラス年齢条件もNGのカデナ、レッドガランの巻き返しはかなり厳しそう
バビットとアブレイズは共に前走で上がりを使えておらず、過去の例外馬からもズレます。
となるとシンプルに巻き返しが期待できそうな馬は
ダノンベルーガ
ジオグリフ
ポタジェ
ユーバーレーベン
上記4頭
1つ気になるのはユーバーレーベンの前走2桁着順です。
このパターンは過去に2頭だけ好走例があります。
2019年2着ダノンプレミアムと2016年2着のリアルスティールです。
リアルスティール 安田記念G1 2人気 11着
ダノンプレミアム 安田記念G1 2人気 16着
見てわかる通り2頭は前走東京コースのG1で共に2番人気以内に支持されていました。
ユーバーレーベン 札幌記念6番人気11着
かなりズレますね。
となると3頭まで絞れますが、過去の好走馬にはもう1つ重要な要素があります。
2002年は中山開催だったりローテーションが今と違うので過去10年に短縮して絞りますが、
2019年 ダノンプレミアム サウジRC1着
2017年 キタサンブラック JC1着
2017年 レインボーライン NHKマイル3着
2016年 リアルスティール 共同通信杯1着
2016年 ステファノス (富士S1着+前年2着)
2015年 ステファノス 富士S1着
2014年 ジェンティルドンナ JC1着
2012年 エイシンフラッシュ ダービー1着
最低でも東京重賞勝ち、5歳馬は最低でもG1連対がありました。
東京コースでの実績は必須級となっています。
ダノンベルーガ 共同通信杯1着
ジオグリフ 東京重賞勝ちなし
ポタジェ 東京重賞勝ちなし
特にポタジェに関しては5歳馬にしては東京重賞最高3着と、
これまでの巻き返した実績馬と比較してもかなり落ちると思います。
個人的にも直線は短く急坂のある阪神で本領発揮するタイプだと思うので軽視予定
まだ救いがあるのは3歳馬で出走歴の浅いジオグリフ
こちらは東京重賞勝ちはないものの、共同通信杯でダノンベルーガの2着に入っておりまだ例外の余地あり
しかしデビューから2連勝をした舞台は札幌の洋芝で小回りコース
G1勝利の皐月賞は雨でかなり馬場が緩い中での勝利と今回Bコースで逃げ馬も揃っており
直線の長い時計勝負となると都合が悪いと思います。
さらにこの2頭は前走4番人気以下と、本来巻き返しの基本パターンである前走3番人気以内をクリアしていません。
これは全体60頭のうちの5頭になりますからこの時点でかなり厳しいです。
そうなると今年純粋に前走馬券外から巻き返しを望めるのは、
ダノンベルーガ
1頭のみ
現時点での結論はこうなります。
また明日以降(毎日更新)で年齢別の考察をアップしていくので重ねて買いか消しかを判断したいと思います。
本日はブログランキングへの誘導はありません。
代わりにここまでのブログG1成績を報告します。
何を買うかも重要ですが、「何を買わないか」も非常に大切な要素です。
このブログは3頭しか推薦馬を書きません。それは徹底して回収率にこだわっているからです。
秋華賞、菊花賞とSNSでは沢山の的中報告があったと思います。
しかしそのほとんどが、6頭も7頭も印を打っていませんでしょうか?
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高松宮記念の2番人気メイケイエールを消し、桜花賞の2番人気サークルオブライフを消し、皐月賞で2番人気のダノンベルーガを消し、NHKマイルで1番人気のセリフォスを消し、ヴィクトリアMで1番人気のレイパパレを消し、ダービーで1番人気のダノンベルーガを消し、宝塚記念で1番人気のエフフォーリアを消し、これら全馬馬券外に飛んでいます。
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それではまた明日の記事で会いましょう!お楽しみに!


