過去20年で前走条件戦から好走した馬
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル
2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース
過去10年で見ると連対できたのがアリストテレスのみ、おそらく普通のデータ派の方なら過去10年前走条件戦組は0-1-5-xxなど、
「勝ち馬ゼロ」と書くでしょうが、過去20年でみると勝ち馬含み2-1-6-xxと人気的にも侮れない存在です。
過去10年なんて2019年、2016年、2015年、2012年以外は好走馬が出ており半数以上で好走しています。
今年は混戦ですし前走条件戦の馬にも十分チャンスはあると思います。
好走馬の前走
基本的には前走5番人気以内で1着が最低ラインです。
これは全馬9該当していますので、ここから漏れる馬は問答無用の消し
今年は登録段階で23頭いまして、その中で前走条件戦組は約半分の11頭もいます。
一応どんな抽選結果になっても良いように今の段階から全馬を見ていきたいと思います。
インプレス
シェルビーズアイ
シホノスペランツァ
ジェンヌ
セレシオン
タイムオブライト
ディナースタ
ドゥラドーレス
ポッドボレット
マイネルトルファン
レッドバリエンテ
上記11頭
この中で過去20年全ての同ステップ好走馬が満たしていた
5番人気以内で勝ち上がりを満たしている馬は
シホノスペランツァ
セレシオン
ディナースタ
ドゥラドーレス
マイネルトルファン
レッドバリエンテ
今年は上記6頭を対象として考察していきたいと思います。
前走の位置取り
ディヴァインラヴ 3番手
アリストテレス 1番手
ユーキャンスマイル 5番手
ポポカテペトル 3番手
ゴールドアクター 2番手
バンデ 1番手
ビートブラック 4番手
スリーロールス 2番手
デルタブルース 2番手
好走馬の前走4コーナー位置取りをみると全馬前にいました。
基本的には3番手以内で4番手だったビートブラックは上がり3位
5番手とこれまでの馬より一番後ろだったユーキャンスマイルは上がり最速でした。
今年の該当馬をみると
シホノスペランツァ 4番手上がり最速
セレシオン 2番手上がり最速
ディナースタ 1番手
ドゥラドーレス 7番手上がり最速
マイネルトルファン 3番手上がり3位
レッドバリエンテ 5番手上がり最速
毎年この考察をしていますが、今年は見ての通りレベル高いです。
ここからの好走、正直全然あると思います。
オールクリアで次の考察に行きたいと思います。
過去の戦歴
TARGETの過去20年の同パターン好走馬1頭1頭を見ていると、
面白いことに気づきます。
ディヴァインラヴ 連勝馬
アリストテレス 連勝馬
ユーキャンスマイル 京都新聞杯0.4秒差
ポポカテペトル 青葉賞4着
ゴールドアクター 連勝馬(青葉賞0.1秒差)
バンデ セントライト記念0.3秒差
ビートブラック なし
スリーロールス 毎日杯0.4秒差
デルタブルース 青葉賞出走
過去の好走馬を見る限り、生粋の上がり馬(連勝馬)かクラシックの未練残りといったところでしょうか。
特に過去10年で絞るなら、連勝馬orクラシックのトライアルレースである程度の成績を残した馬しか好走できていません。
早速ですが今年の該当馬と照らし合わせて行きます。
シホノスペランツァ 連勝なしTRなし
セレシオン 連勝なしTRなし
ディナースタ 連勝馬
ドゥラドーレス 毎日杯0.2秒差
マイネルトルファン 連勝なしTRなし
レッドバリエンテ 連勝なしTRなし
これ凄くないですか!?
めちゃくちゃ絞れます、ディナースタとドゥラドーレスは全然好走あります。
特にドゥラドーレスはトレンドの毎日杯を上がり最速で3着に好走していますし侮れない1頭だと思います。
ここまでの考察をまとめると、今年買える前走条件戦組は
ディナースタ
ドゥラドーレス
上記2頭で確定です。
本日は最後に2頭まで絞れた前走条件戦組ですが、
2021年 3着 ディヴァインラヴ
2020年 2着 アリストテレス
2018年 3着 ユーキャンスマイル
2017年 3着 ポポカテペトル
2014年 3着 ゴールドアクター
2013年 3着 バンデ
2010年 3着 ビートブラック
2009年 1着 スリーロールス
2004年 1着 デルタブルース
2014年のゴールドアクターを除き前走条件戦だった馬は、ほぼ全て関西馬だったですよね。
そのゴールドアクターは前走0.2秒差勝利、前々走0.6秒差勝利の連勝馬でした。
ドゥラドーレス 関東馬
連勝がない関東馬ですがゴールドアクターを超えられるか注目です。
前走セントライト記念で菊花賞を好走した馬
2021年 1着タイトルホルダー
2021年 2着オーソクレース
2020年 3着サトノフラッグ
2019年 2着サトノルークス
2017年 2着クリンチャー
2015年 1着キタサンブラック
2012年 2着スカイディグニティ
2011年 3着トーセンラー
2009年 2着フォゲッタブル
2007年 3着ロックドゥカンブ
2004年 2着ホオキパウェーブ
過去20年で上記11頭
勝ち馬はタイトルホルダーとキタサンブラックのみ
2020年までは綺麗にバラけていまして、昨年初めて同ステップから2頭以上の好走馬が出ました。
今年はこの組の人気馬が多いのでしっかり考察していきたいと思います。
好走馬の前走
タイトルホルダー 1番人気13着4角5番手
オーソクレース 5番人気3着
サトノフラッグ 1番人気2着上がり1位
サトノルークス 8番人気2着上がり3位
クリンチャー 4番人気9着4角2番手
キタサンブラック 6番人気1着4角1番手
スカイディグニティ 14番人気2着上がり2位
トーセンラー 3番人気2着上がり2位
フォゲッタブル 7番人気3着上がり2位
ロックドゥカンブ 1番人気1着上がり2位
ホオキパウェーブ 2番人気2着上がり1位
ここまで見る限り2桁人気でなければ前走人気はそこまで重要ではなさそう。
重要なのは4コーナーでも位置取りと上がり順位です。
若干法則からズレるのはタイトルホルダー、オーソクレースの昨年の2頭
基本的には4角2番手以内or上がり3位以内で過去20年のセントライト組は拾えましたが、
タイトルホルダーとオーソクレースがその法則を崩しました。
オーソクレースはキャリア4戦の身で、これまで好走率100%かつG1連対の経験がありました。
タイトルホルダーはG2勝ち、G1連対と過去実績が目立ちます。
今年の前走セントライト記念組を見ていきましょう。
アスクビクターモア
ガイアフォース
セイウンハーデス
ボーンディスウェイ
上記4頭
これらの前走と過去の実績を見ていきます。
アスクビクターモア 1番人気2着4角2番手
ガイアフォース 3番人気1着上がり1位
セイウンハーデス 7番人気4着4角2番手
ボーンディスウェイ 10番人気6着上がり4位
この時点で前走2桁人気かつ上がり4位以下のボーンディスウェイはかなり厳しそうです。
残りの3頭は過去の好走馬と類似しており問題なさそう。
好走馬の実績
A 非根幹距離を3勝以上
サトノルークス
キタサンブラック
ロックドゥカンブ
B 非根幹距離で0.2秒以上の快勝経験
(芝1800m以上)
オーソクレース
タイトルホルダー
クリンチャー
スカイディグニティ
フォゲッタブル
ホオキパウェーブ
C 前走非根幹のセントライト記念連対馬
トーセンラー
サトノフラッグ
これまでの好走馬にはそれなりに非根幹実績がありました。
今年の出走馬を見ていきましょう。
アスクビクターモア BC
ガイアフォース C
セイウンハーデス なし
ボーンディスウェイ なし
やはり人気どころが残りました。
今年買えそうな前走セントライト記念組は以下の2頭に絞れます。
アスクビクターモア
ガイアフォース
どちらも前走連対馬になりますし過去の好走馬と基本的に同じ部類になります。
本日は最後に下記データを1つ紹介します。
気になって調べたのですが、意外にもセントライト記念組は菊花賞に直結せず
その共通点がないかある部分に注目してみたのですがドンピシャでした。
セントライト記念で上がり最速だった馬
【0-1-1-16】勝率0%
これかなりの人気馬が該当して飛ぶパターンで、
過去20年の凡走馬を調べると
2021年 5番人気9着アサマノイタズラ
2019年 2番人気9着ニシノデイジー
2017年 3番人気7着ミッキースワロー
2016年 2番人気4着ディーマジェスティ
2011年 4番人気7着フェイトフルウォー
2010年 4番人気9着クォークスター
2009年 5番人気11着アドマイヤメジャー
2005年 4番人気6着アドマイヤフジ
5番人気以内に限定してもこれだけの馬が人気を背負って飛んでいます。
ガイアフォース 上がり最速
人気確実のこの馬は、今年データブレイクして優勝できるか注目です。
前走神戸新聞杯から好走した馬一覧
2020年 コントレイル 1着
2019年 ワールドプレミア 1着
2019年 ヴェロックス 3着
2018年 エタリオウ 2着
2017年 キセキ 1着
2016年 サトノダイヤモンド 1着
2016年 エアスピネル 3着
2015年 リアルスティール 2着
2015年 リアファル 3着
2014年 トーホウジャッカル 1着
2014年 サウンズオブアース 2着
2013年 エピファネイア 1着
2013年 サトノノブレス 2着
2012年 ゴールドシップ 1着
2012年 ユウキソルジャー 3着
2011年 オルフェーヴル 1着
2011年 ウインバリアシオン 2着
2010年 ビッグウィーク 1着
2010年 ローズキングダム 2着
2009年 セイウンワンダー 3着
2008年 オウケンブルースリ 1着
2008年 フローテーション 2着
2008年 ナムラクレセント 3着
2007年 アサクサキングス 1着
2006年 ソングオブウインド 1着
2006年 ドリームパスポート 2着
2006年 アドマイヤメイン 3着
2005年 ディープインパクト 1着
2005年 アドマイヤジャパン 2着
2005年 ローゼンクロイツ 3着
2003年 ザッツザプレンティ 1着
2003年 リンカーン 2着
2003年 ネオユニヴァース 3着
2002年 ヒシミラクル 1着
2002年 メガスターダム 3着
過去20年の好走馬60頭のうち実に半数以上の35頭が過去の好走馬です。
2004年と2021年が好走できなかった年で、逆にこの神戸新聞杯組だけでワン・ツー・スリーした年は、
2008年、2005年、2003年と3回もあります。
この最も走る前走神戸新聞杯組をみていきましょう。
好走馬の前走
コントレイル 1着1人気
ワールドプレミア 3着 3人気
ヴェロックス 2着 2人気
エタリオウ 2着 3人気
キセキ 2着 2人気
サトノダイヤモンド 1着 1人気
エアスピネル 5着 2人気
リアルスティール 2着 1人気
リアファル 1着 3人気
トーホウジャッカル 3着 9人気
サウンズオブアース 2着 8人気
エピファネイア 1着 1人気
サトノノブレス 3着 2人気
ゴールドシップ 1着 1人気
ユウキソルジャー 4着 9人気
オルフェーヴル 1着 1人気
ウインバリアシオン 2着 2人気
ビッグウィーク 3着 5人気
ローズキングダム 1着 2人気
セイウンワンダー 3着 5人気
オウケンブルースリ 3着 2人気
フローテーション 12着 14人気
ナムラクレセント 6着 7人気
アサクサキングス 2着 5人気
ソングオブウインド 3着 6人気
ドリームパスポート 1着 3人気
アドマイヤメイン 7着 2人気
ディープインパクト 1着 1人気
アドマイヤジャパン 5着 3人気
ローゼンクロイツ 3着 6人気
ザッツザプレンティ 5着 4人気
リンカーン 4着 5人気
ネオユニヴァース 3着 2人気
ヒシミラクル 6着 7人気
メガスターダム 5着 4人気
赤く塗ったのは3番人気以内+3着以内で18頭とこの組のほとんどがこのパターン
緑色は3番人気以内or3着以内で10頭
青はどちらにも当てはまらなかった馬で7頭
基本的には前走3番人気以内か3着以内で全体の35頭中28頭になります。
過去10年でみるとこれ以外のパターンで馬券内に突入したのは2012年3着のユウキソルジャーだけです。
例外パターンを探してみましょう。
ユウキソルジャー 京都2戦2勝
フローテーション 京都1戦1勝
ナムラクレセント 非根幹距離0.6秒圧勝
ザッツザプレンティ 京都重賞含む連対率100%
リンカーン 京都3戦連対率100%
ヒシミラクル 非根幹距離0.8秒圧勝
メガスターダム 京都4戦3連対
京都コースへの適正が目立ちました、特に京都のコーナーは坂があり得意不得意が結構出ます。
今年は阪神開催、そして神戸新聞杯は2019年まで阪神開催と今年もリンクしてくれるか不安な部分もありますが、
開催が阪神ということで阪神実績で見ていきたいと思います。
まずは今年の前走神戸新聞杯組を見てみます。
プラダリア
ボルドグフーシュ
ヤマニンゼスト
ビーアスドニッシド
アスクワイルドモア
ヴェローナシチー
ジャスティンパレス
この中で最も好走の多い前走3番人気+3着以内は
なし
2番目に多い3番人気以内or3着以内は
ジャスティンパレス
ヤマニンゼスト
ボルドグフーシュ
プラダリア
ヴェローナシチー
上記以外は
ビーアスドニッシド 阪神コース連対率100%
アスクワイルドモア 実績なし
ビーアスドニッシドは可能性ありそうで、アスクワイルドモアは非根幹距離での圧勝歴
阪神コースでの好走もなく、この時点でほぼ絶望的になります。
好走馬の前走上がり
ここからは近10年に絞ってのデータで解説したいと思います。
過去10年の神戸新聞杯組を見ると
コントレイル 1着上がり2位
ワールドプレミア 1着上がり1位
ヴェロックス 3着上がり3位
エタリオウ 2着上がり1位
キセキ 1着上がり1位
サトノダイヤモンド 1着上がり2位
エアスピネル 3着上がり3位
リアルスティール 2着上がり1位
リアファル 3着上がり2位
トーホウジャッカル 1着上がり1位
サウンズオブアース 2着上がり2位
エピファネイア 1着上がり2位
サトノノブレス 2着上がり4位
ゴールドシップ 1着上がり1位
ユウキソルジャー 3着上がり9位
この圧倒的とも言える上がりの数値
ほとんどの馬が上がり3位以内で、サトノノブレスとユウキソルジャーが例外
この2頭は共通して4角4番手以内の前目で競馬していました。
更に面白いのが京都開催の菊花賞で、この2頭は出走時点で京都コース勝率100%と完全なコース巧者でした。
今年の該当馬を見ていきましょう。
プラダリア 阪神1戦1勝
ボルドグフーシュ 上がり1位
ヤマニンゼスト 上がり3位
ビーアスドニッシド 阪神連対率100%
アスクワイルドモア なし
ヴェローナシチー 阪神コース複勝率100%
ジャスティンパレス 上がり2位
困ったことに先に消したアスクワイルドモア以外、上がり4位以下は全馬阪神コース巧者
4角の位置取りが後方だった事を考えると今年は純粋に神戸新聞杯好走馬に絞られると思います。
ここまでコース巧者だと強気に消しまでは難しいかもしれません。
明日で解説予定ではありますが気になるのがヤマニンゼストの前走12番人気
このパターンで好走したのは2008年のフローテーションしかいません。
この馬は非根幹距離は3回走って連対率100%、コース実績は勝率100%と完全に走る理由満載の馬でした。
ヤマニンゼストは非根幹距離5戦1勝、阪神コースは0-0-1-2と流石にこれで走られたら結構すごいことだと思います。
なので今年は純粋にこれまでの好走馬では通常パターンである前走上がり3位以内のヤマニンゼストを除いた2頭
ジャスティンパレス
ボルドグフーシュ
必然的にこの2頭が買いとなります。
しかし今年は凡走した馬にコース巧者が集中しており推薦はしないが消しもできない3頭
プラダリア
ビーアスドニッシド
ヴェローナシチー
この3頭も最終考察まで残したいと思います。
過去20年で菊花賞を好走した関東馬
2021年 1着タイトルホルダー
2021年 2着オーソクレース
2020年 3着サトノフラッグ
2018年 1着フィエールマン
2014年 3着ゴールドアクター
2007年 3着ロックドゥカンブ
2004年 2着ホオキパウェーブ
過去20年でたったの7頭しか好走馬がいません。
馬券外に沈んだ関東馬は実に91頭もいます。
アサマノイタズラ 5番人気9着
ニシノデイジー 2人気 9着
ヒシゲッコウ 4人気 10着
ホウオウサーベル 5人気 11着
ブラストワンピース 1人気 4着
ジェネラーレウーノ 4人気 9着
ミッキースワロー 3人気 6着
ディーマジェスティ 2人気 4着
ユールシンギング 4人気 15着
フェデラルホール 4人気 8着
フェイトフルウォー 4人気 7着
トウカイメロディ 2人気 6着
クォークスター 4人気 9着
ナカヤマフェスタ 4人気 12着
マイネルチャールズ 2人気 5着
ダイワワイルドボア 4人気 8着
スマイルジャック 3人気 16着
ハイアーゲーム 3人気 11着
ゼンノロブロイ 2人気 4着
サクラプレジデント 3人気 9着
ローエングリン 4人気 16着
これだけの人気馬が飛んでいます。
今年は1番人気になりそうなアスクビクターモア、
穴人気しそうなドゥラドーレスが関東馬です。
しっかりと判断して馬券の取捨を決めたいと思います。
好走馬の前走
タイトルホルダー セントラG2 1人気 13着
オーソクレース セントラG2 5人気 3着
サトノフラッグ セントラG2 2人気 2着
フィエールマン ラジオNIHG3 1人気 2着
ゴールドアクター 支笏湖特1000 1人気 1着
ロックドゥカンブ セントラG2 1人気 1着
ホオキパウェーブ セントラG2 2人気 2着
前走重賞で2番人気以内or好走が基本的なパターン
ゴールドアクターだけ条件戦を使っており連勝馬でした。
過去の実績に青葉賞を0.1秒差まで好走できていますので実績は十分
その他で注目したいのは「距離」全馬が前走非根幹距離に出走していました。
今年の該当馬を見ていきましょう。
アスクビクターモア
ドゥラドーレス
ボーンディスウェイ
マイネルトルファン
今年は4頭と登録が少ないです。
アスクビクターモア セントラG2 1人気 2着
ドゥラドーレス 2勝クラス 1人気 1着
ボーンディスウェイ セントラG2 10人気 6着
マイネルトルファン 1勝クラス 1人気 1着
アスクビクターモアは全く問題なさそう、
ドゥラドーレスは2走前に敗退しており前走距離も根幹距離とゴールドアクターと比較すると連勝馬でもないですし飛ぶ可能性は十分
しかし3走前の毎日杯(非根幹重賞)を上がり最速で0.2秒差と例外の要素も持ち合わせており難しい1頭
ボーンディスウェイは完全に無理だと思います、あまりにもズレているので
マイネルトルファンは前走1勝クラス、連勝馬でもなく例外要素もなし、かなり厳しそうです。
好走馬の非根幹実績
これまで好走した7頭には更に過去の競争成績で注目したい部分があります。
タイトルホルダー 過去非根幹重賞連対
オーソクレース 非根幹距離好走率100%
サトノフラッグ 前走非根幹重賞連対
フィエールマン 前走非根幹重賞連対
ゴールドアクター 非根幹距離好走率100%
ロックドゥカンブ 前走非根幹重賞連対
ホオキパウェーブ 前走非根幹重賞連対
A 前走非根幹距離重賞連対
B 非根幹距離好走率100%
C 過去に非根幹距離重賞連対
昨年のタイトルホルダーだけ少しズレますが、
この馬はそれまで非根幹距離は連対率100%でした。
しかし前走は前が詰まる不利で直線は一切競馬できず13着
過去に1800m重賞を連対しているのが唯一の救いでした。
今年の該当馬を見ていきましょう。
アスクビクターモア A
ドゥラドーレス B
ボーンディスウェイ なし
マイネルトルファン なし
ドゥラドーレスの非根幹実績が不安でしたが素晴らしいものがありました、
1つ目のデータで若干不安視しましたが、十分好走可能でしょう。
残りの2頭は完全に消せると思います。
今年の関東馬で買える馬は
アスクビクターモア
ドゥラドーレス
上記2頭で確定です。
しかし過去20年で関東馬が同年に2頭以上走ったケース
これは昨年の1回のみで基本的には凡走傾向、輸送が3000mを走る前に響くのか分かりませんがなかなか厳しい現状です。
ちなみに昨年は5番人気以内のうち、3頭が関東馬とかなり珍しい年でもありました。
今年はおそらくアスクビクターモアの1頭、ドゥラドーレスは5番人気に食い込めるかどうかといった感じ
2頭揃って買うのは多少リスクかなとも感じます。
過去20年前走2桁着順or2桁人気で好走した馬
2021年 1着 タイトルホルダー
2012年 2着 スカイディグニティ
2008年 2着 フローテーション
2002年 2着 ファストタテヤマ
過去20年でたったの4頭
全て連対馬というのも少し面白いですね笑
特に触れる必要はないかと思っていましたが、今年は神戸新聞杯組の重要な3頭が該当
ヤマニンゼスト
ビーアスドニッシド
アスクワイルドモア
この前走2桁着順or2桁人気から菊花賞を好走したパターンを見ていきましょう。
好走馬の前走
タイトルホルダー セントライト記念1番人気13着
スカイディグニティ セントライト記念14番人気2着
フローテーション 神戸新聞杯14番人気12着
ファストタテヤマ 札幌記念11番人気13着
全馬が前走G2以上に出走していました。
これまでの非根幹距離実績を見てみると、
タイトルホルダー 非根幹重賞連対(前走以外全て連対)
スカイディグニティ 非根幹重賞連対+非根幹0.4秒の圧勝
フローテーション 非根幹重賞連対+非根幹距離4戦3回好走
ファストタテヤマ 非根幹重賞連対+非根幹距離3戦3回好走
距離が倍以上になるマイル以下の戦績は省いて計算しています。
非根幹重賞連対実績は必須、そしてプラスアルファの好走要素もしっかりとありました。
更にこの4頭は3走内にOP以上で1着か重賞連対経験があった馬たちです。
今年の該当馬を見ていきましょう。
ヤマニンゼスト
非根幹重賞連対+非根幹距離5戦1勝
ビーアスドニッシド
非根幹重賞連対+非根幹戦3分の2好走
アスクワイルドモア
非根幹重賞連対+非根幹戦6分の5好走
全馬が非根幹重賞連対馬となかなか侮れない存在です。
ヤマニンゼストは非根幹距離の実績が少ないのですが、スカイディグニティか被るのが0.4秒以上圧勝の3走前です。
距離が2000m以上でないので走れば過去最低実績を更新するほど厳しいとは思いますが、もし例外要素があるならここです。
ビーアスドニッシドは実績は素晴らしいのですが近3走皐月賞11着、ダービー10着、神戸新聞杯9着と馬券内なし
前走2桁人気でこのパターンは1頭も好走馬がおらず消し要素は満載です。
アスクワイルドモアは戦績が20年前のファストタテヤマそっくりです。
ファストタテヤマは3走前に京都新聞杯を上がり3位で1着、2走前はダービー15着、前走は札幌記念11着
アスクワイルドモアは3走前に京都新聞杯を上り2位で1着、2走前はダービー12着、前走は神戸新聞杯10着
違う点はファストタテヤマは出走時点で重賞2勝、アスクワイルドモアは1勝のみ
更にファストタテヤマは出走時点での非根幹成績は好走率100%で少しアスクワイルドモアは足りないか…
過去10年では消せる馬が多いですが、流石に20年の同パターン好走馬を見ると様々です。
今年の3頭はこれまでの好走馬と比較しても正直実績としては全馬足りないと言えます。
しかし必須である非根幹重賞全馬が連対馬と激走しても何も言えない状態なので超がつくほど判断は難しいです。
最後に過去に2桁人気or2桁着順で好走した4頭全てがクリアしていた条件を1つ紹介
全馬が例外なく非根幹距離で掲示板外1回以下だった。
アスクワイルドモア
この馬は条件クリアで意外と熱いかもしれません。
2022年 菊花賞の推薦馬
▲アスクビクターモア
皐月賞では掛かり気味にハナに立ったが、本来の馬を前に置いた先行策なら3-1-2-0
ダービー3着もドウデュース、イクイノックスといった超一流馬が外を通って追い込む中
内ラチで2番手からよく粘り込んだ、ちなみに4着以内に入った馬は全て4角10番手以下
通過順を見てもこの馬だけ先行して残っており強さが際立っている
皐月賞馬とダービー馬が不在の年は過去20年で7回
そのうちの6回で前走セントライト記念組か神戸新聞杯組が優勝しておりダービー最先着馬としてはまず見逃せない1頭
前走は権利取りのためにメイチだったガイアフォース、賞金が足りており余裕残しのアスクビクターモア
枠順も内と外で分かれたが阪神3000mの舞台はスタートから1コーナーまでが長く意外にも外枠有利
これは最初のカーブまでにポジション取りで流れる傾向がある中、インを取りに行く馬がラチ沿いに密集するため
1枠に入った馬はかなりごちゃつくケースが目立つ、偶数の後入れ外枠と個人的には絶好枠だと思っています。
前走からの上積み、枠順や展開等含めてもセントライト記念からの逆転要素しかないので人気ですが中心視
◯プラダリア
前走神戸新聞杯6着から参戦なので恐らく他のデータ派は過去10年神戸新聞杯6着以下0-0-0-25と書くでしょう。
2008年2着フローテーション(神戸新聞杯12着)
2008年3着ナムラクレセント(神戸新聞杯6着)
2006年3着アドマイヤメイン(神戸新聞杯7着)
2002年1着ヒシミラクル(神戸新聞杯6着)
その先の過去20年で見れば10年で4頭が好走し優勝馬も出ています。
過去10年でなぜ6着以下と書くか分かりますか?それはこの10年で5着から好走した馬がいるからです。
恐らくこの馬が今年走ったら来年は前走神戸新聞杯7着以下0-0-0-xxと変わるでしょう。
データというのはそれほど都合良く変化していきます。
前走は放牧先で体重がかなり減ってしまったため、予定よりも復帰を1週遅らせる苦肉の策でした。
予定よりも1週短い中で急仕上げ(陣営公式コメントより)、休み明けは走らない同馬にとってはかなり厳しい1戦でした。
個人的にこの1回は度外視できると思っていて、中間は別馬になったと前走からの上積みは計り知れないと思います。
生粋の内枠巧者で3番以内に入った場合2-2-0-0と馬群の中でもじっと構えることもでき菊花賞の乱ペースにも対応可能
3走前の阪神2400mでは上がり2位に1.3秒差をつけた上がり最速で7馬身の圧勝劇
阪神の舞台も完璧に合っていますし、ダービー5着と実績十分、青葉賞好走馬がこの菊花賞でも相性が良く
さらに前走から状態一変となれば優勝するチャンスはありと判断し推薦したいと思います。
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これまでのレース振りを見ると、加速力がなくトップスピードに乗るまでがかなり遅い馬
コーナリングもお世辞にも上手いとは言えない不器用なタイプで阪神内回りはベストではないと思います。
それでも3000mという仕掛けどころにチャンスの多い今回は周りも捲って行く馬などにより
状況の変化が普段よりも見込めます、その乱ペースから先行馬が消耗したスキをつくには十分な末脚だと思います。
過去20年の菊花賞では前走で14番手以下だった馬は0-1-0-17と凡走傾向です。
これだけ後方脚質の馬が菊花賞で好走するケースがあまりなく、正直不安もたくさんありますが
配当妙味というものは必ずネガティブな要素と比例しているので、回収率といった面では最も期待値の高い1頭だと思います。
なぜ私がこの馬を推薦するのか(下記データの詳細は週中記事で公開済)、過去のレースLAPと比較して推したい部分もありますが
・前走神戸新聞杯で上がり◯位
・過去に◯◯出走なし
・近3走全て◯◯
この条件に該当した馬は過去20年全馬買っても
【4-0-0-0】勝率100%
とにかくクラシック出走馬と未出走馬を比較した場合、好走率も配当妙味も様々な面でクラシック未出走組が圧倒しています。
競走馬はダービーを目標にされることが多いのでやはり余力という面でここが初クラシックの馬を狙って行きたいと思います。
流石に出来過ぎだとは思いますが、馬券内は十分可能だと思います。
今回は今年の優勝馬はどの馬か?という点に絞って配当妙味を加味しながら推薦馬3頭を書かせて頂きました。
毎年のように前走条件戦の上がり馬は好走していますし、2着3着なら全然好走あると思っていますから3連系などの馬券を買う方は、
この3頭にプラスアルファをし馬券を組み立ててください。それでは全馬無事を願って楽しみに発走を待ちたいと思います。