【富士ステークス】予想　過去10年データから注目は10年連続で好走馬が出ている激アツの前走G2～G3組

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭

比較的堅く収まる傾向ではありますが、2桁人気の好走は5頭と結構多いです。

出走頭数も今年は揃っていますから大穴の激走も注意したいと思います。

重賞考察

前走条件戦から好走した馬は1頭のみ、2014年3着レッドアリオンです。

この馬の前走は3勝クラスで2番人気1着上がり最速で0.3秒差の完勝

前走条件戦とはいえ、過去にマイルG2連対（0.0秒差）、マイルG1では上がり最速で0.3秒差と実績十分

今年は前走条件戦の馬はいないので割愛させていただきます。

前走OPからは3頭、2021年2着サトノウィザード、2013年3着シャイニープリンス、2012年3着ヒットジャポット

前走関越Sを2番人気で上がり最速1着だったサトノウィザードを除けば他2頭は前走人気も着順も悪いです。

そのシャイニープリンスは3歳馬で3走前のNHKマイルを上がり3位で0.3秒差

ヒットジャポットは3走前に同舞台の東京新聞杯を上がり3位で好走していました。

条件戦のときも触れましたが、この富士Sというのは勢いよりも過去の実績がかなり重要だということが分かります。

アルサトワ　4番人気1着　上がり8位

アオイクレアトール　3番人気4着

レインボーフラッグ　10番人気9着

リレーションシップ　3番人気6着

スマートリアン　2番人気4着

今年は結構多く、上記5頭が前走OP出走組

前走1着のアルサトワは上がりが使えていないのと前走人気が弱く強調材料に欠けます。

他の4頭も直近で東京マイルでの実績が必要ですが該当なし、今年この組は凡走傾向だと思います。

強いていうならリレーションシップの3走前が京王杯SCで距離は違いますがメイケイエールに0.3秒差で上がり3位

かなり甘く見るなら今年はこの馬が激走しても不思議ではありません。

前走G3からは12頭と最多の好走数です。

そのうち9頭が前走3番人気以内で3着以内とかなりボーダーが高いです。

残りの3頭を見ても2020年ケイアイノーテックは前走4着も上がり3位で勝ち馬から0.1秒差

2019年レイエンダは2走前のエプソムCで上がり最速1着

2014年シャイニープリンスは前走6着も上がり2位で勝ち馬から0.3秒差、そして前年好走馬でした。

この前走G3組というのはかなりレベルが高いと感じます。

タイムトゥヘヴン　前走5番人気5着

ノルカソルカ　前走10番人気14着

ルフトシュトローム　前走8番人気10着

ピースワンパラディ　前走11番人気5着

ラウダシオン　前走4番人気12着

ピースオブエイト　前走4番人気5着

今年は上記6頭ですが、なんと前走好走馬がゼロ

前年好走馬のシャイニープリンス以外は全て前走3番人気以内だった点も1頭もクリアできず。

直近の戦績を詳しく見ると、

タイムトゥヘヴン
2走前京王杯SC3着上がり2位
3走前ダービーCT1着上がり1位

上記はまだ買い要素があるかなと思います。

あとは一応ラウダシオンがリピーターにはなるのですが2年前なのと過去の同パターンと比較しても好走したレースは

9走前（2021年5月）まで遡らないとなので判断が難しい1頭ですね。

前走G2からは5頭と以外にも少ない前走ステップ

この5頭は全馬が前走馬券外という悩ましい5頭でした。

1600～1800ｍ重賞を同年に好走しているか近3走内で好走のある実績馬が基本になります。

ダイワキャグニー　3走前京都金杯2着

今年は上記1頭のみですが、同年重賞実績はクリア

しかし6歳以上で馬券になった馬は全馬前走着差0.5秒以内なので

その点から見るとNGの1頭です。

前走G1だった馬は結構多く、これまでの好走馬は8頭

前走マイルG1orクラシックの2択で古馬はマイルG1からしか好走馬が出ていません。

全馬が2走以内に重賞好走か勝ち馬から0.3秒以内で走っており、近走には要注目

エアロロノア　前走安田記念0.2秒差

セリフォス　前走安田記念0.1秒差

ソウルラッシュ　2走前マイラーズC1着

ダノンスコーピオン　前走NHKマイル1着

今年は上記4頭ですが、全馬が条件クリア

昨年は好走馬が出ませんでしたが、そもそも前走マイルG1だった馬の出走がありませんでした。

2014年も前走G1出走馬はゼロ、2013年と2012年は共にガルボが1頭だけ該当しましたが条件未達で凡走

それ以外の2015年～2020年は全て好走馬が出ており、複数該当馬がいる今年はやはり中心視で間違いないと思います。

前走G2、G3組の逆襲

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好走馬30頭中半数以上の17頭が前走G2orG3出走馬

過去10年で全て好走馬が出ています。

これまでの好走馬の人気を見ても中穴でも結構走っており、馬券的妙味も十分あります。

ここから先の重賞考察でもあった近走に注目して厳選していきたいと思います。

・2走内で重賞を勝ち馬から0.2秒差以内

・2走内で重賞を勝ち馬から0.3秒以内＋前年好走

たったこの2ポイントで前走G2、G3からの好走馬を見てみると

2021年1着ソングライン
2020年3着ケイアイノーテック
2019年2着レイエンダ
2018年1着ロジクライ
2018年2着ワントゥワン
2017年1着エアスピネル
2017年3着クルーガー
2016年1着ヤングマンパワー
2016年3着ダノンプラチナ
2015年2着サトノアラジン
2014年1着ステファノス
2014年2着シャイニープリンス
2013年1着ダノンシャーク
2012年2着ファイナルフォーム

過去10年全て好走馬あり。

G1出走馬に人気が集まる中で好走率も高くリターンにも期待できます。

今年の該当馬を見ていきましょう。

タイムトゥヘヴン

ピースワンパラディ

今年は上記2頭が熱いです。

2022年　富士Sの推薦馬

▲ダノンスコーピオン

休み明けは2戦2勝なので間隔はあった方が良く、明確な叩きとしても抑えたい1頭

気になるのが斤量で、富士Sで55キロ以上の3歳馬は過去10年29頭が挑んで優勝馬ゼロ

それでも前走のNHKマイル、アーリントンCと内容も時計も非常に優秀で外せない

馬券外に飛んだ1戦も馬場が悪い稍重だった3走前の共同通信杯のみ

今回は良馬場開催で間違いなさそうなので、ここまで朝日杯FSといったマイルG1で強さを見せていたように

マイルの舞台は絶好だと思います。人気ですが、抑えたい1頭です。

◯セリフォス

上記のダノンスコーピオンとは2キロ差、陣営も目標にしてきた分

中間の追い切りも圧巻の内容だった。マイルG1から参戦するのが加点ポイントで

ソングラインよりも上がりで上回り着差0.1とすでに古馬とやれるだけの地力は示している。

2歳時にダノンスコーピオンに朝日杯で先着しており、更に今回斤量差をもらっている分

個人的にはこれで走らなかったら本番どうこう言える立場じゃなくなるので相当やる気だと思います。

前走が直線掛かってしまったり、壁になってしまったりと不完全燃焼なレースだったので

ここでその鬱憤を晴らすような素晴らしい好走を期待したいと思います。

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上位人気が前走G1組、そして関西馬という事で今回はその逆をついてみました。

過去10年の東西成績は関西馬5-4-7-79に対して関東馬5-6-3-42と好走率で見たら1.5倍

前走ステップも最多となり、人気馬が集中するG1以外を考えると当然1番評価しなければなりません。

前走は内枠スタートからラチ沿いを通ってスタミナ温存しますが、

直線では外に出そうと動きますが前が壁、結局内に戻って追い出ししますが稍重の馬場が悪い内で不完全燃焼

もともと良馬場しか走らない馬で、その中でも勝ち馬から差のないレースが出来た収穫がありました。

今回は前走よりも条件は良いでしょうし、あとは同じように内に入ったので騎手の捌き方１つでしょう。

注目データとして書いた過去10年連続好走の激アツデータにも該当し配当妙味も十分

今年はこの馬の逆襲に期待したいと思います。