過去20年でスプリンターズSを好走した同年の高松宮記念出走馬
2022年
ジャンダルム
ナランフレグ
2021年
レシステンシア
2020年
グランアレグリア
ダノンスマッシュ
アウィルアウェイ
2019年
モズスーパーフレア
ダノンスマッシュ
2018年
ファインニードル
2017年
レッドファルクス
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン
2016年
ミッキーアイル
2015年
ストレイトガール
サクラゴスペル
2014年
スノードラゴン
ストレイトガール
レッドーオーヴァル
2013年
ロードカナロア
ハクサンムーン
2012年
ロードカナロア
カレンチャン
2011年
好走馬なし
2010年
キンサシャノキセキ
サンカルロ
2009年
ローレルゲレイロ
ビービーガルダン
2008年
キンサシャノキセキ
2007年
好走馬なし
2006年
好走馬なし
2005年
デュランダル
アドマイヤマックス
2004年
デュランダル
2003年
ビリーヴ
過去20年の好走馬60頭中31頭が同年の高松宮記念に出走していました。
2011年は好走馬なしとありますが、この年は外国馬3頭が参戦していました。
ロケットマン
ラッキーナイン
グリーンバーディ
そのうちのロケットマンが1番人気になるほどこの年のスプリント路線は過去20年でも非常にレベルが低かったように見えます。
2006年も海外招待馬のテイクオーバーターゲットが優勝
そのときも日本のスプリント路線は空き巣状態で、海外馬が1番人気に支持されていました・
純粋に高松宮記念出走の有力馬で好走が無かったのは2007年くらいかなと思います。
近年は海外馬が日本で1番人気になることなど滅多にないくらい日本のレベルが上がったように感じます。
本日はこの高松宮記念出走組の熱さを伝えていきたいと思います。
高松宮記念組の好走パターンA
『高松宮記念で3番人気以内に支持されていた』
2021年
メイケイエール 2番人気
2021年
レシステンシア 1番人気
2020年
グランアレグリア 2番人気
ダノンスマッシュ 3番人気
アウィルアウェイ 11番人気
2019年
モズスーパーフレア 2番人気
ダノンスマッシュ 1番人気
2018年
ファインニードル 2番人気
2017年
レッドファルクス 1番人気
レッツゴードンキ 2番人気
ワンスインナムーン 8番人気
2016年
ミッキーアイル 2番人気
2015年
ストレイトガール 1番人気
サクラゴスペル 12番人気
2014年
スノードラゴン 8番人気
ストレイトガール 1番人気
レッドーオーヴァル 9番人気
2013年
ロードカナロア 1番人気
ハクサンムーン 10番人気
2012年
ロードカナロア 1番人気
カレンチャン 2番人気
2011年
好走馬なし
2010年
キンサシャノキセキ 1番人気
サンカルロ 4番人気
2009年
ローレルゲレイロ 3番人気
ビービーガルダン 4番人気
2008年
キンサシャノキセキ 5番人気
2007年
好走馬なし
2006年
好走馬なし
2005年
デュランダル 1番人気
アドマイヤマックス 4番人気
2004年
デュランダル 1番人気
2003年
ビリーヴ 3番人気
好走馬30頭のうち19頭がこのパターンと王道路線になります。
何よりMAXで3頭までしか該当しないので少ない頭数の割りに該当馬が出走してくればかなり熱いです。
皆さん今年の高松宮記念の単勝オッズは覚えていますか?
今年、高松宮記念に出走し3番人気以内に支持されスプリンターズSに登録がある馬は…
メイケイエール 1人気
ナムラクレア 2人気
アグリ 3人気
なんと今年は上位3頭揃って出走します。
これ実はかなり珍しいことで、基本は1頭、多くても2頭かなという感じ
3頭揃っていますのでますます高松宮記念出走組から好走馬が出る確率は例年以上に上がっていると思います。
高松宮記念組の好走パターンB
『高松宮記念で支持されていない馬はその後のレースに共通点あり』
2021年
ジャンダルム 13番人気
ナランフレグ 8番人気
2020年
アウィルアウェイ 11番人気
2017年
ワンスインナムーン 8番人気
2015年
サクラゴスペル 12番人気
2014年
スノードラゴン 8番人気
レッドーオーヴァル 9番人気
2013年
ハクサンムーン 10番人気
2010年
サンカルロ 4番人気
2009年
ビービーガルダン 4番人気
2008年
キンサシャノキセキ 5番人気
2005年
アドマイヤマックス 4番人気
上記の好走パターン1で3番人気以内に支持されていなかった12頭をみてみましょう。
非常に目立ったのが高松宮記念を惨敗したあとの成績が異様によかったんですよね。
ジャンダルム
オーシャンS1着→高松宮記念惨敗→前走G3凡走→スプリンターズS好走
ナランフレグ
高松宮記念1着(8番人気)
アウィルアウェイ
高松宮記念惨敗→前走G3好走→スプリンターズS好走
ワンスインナムーン
高松宮記念惨敗→2連勝→スプリンターズS好走
サクラゴスペル
高松宮記念惨敗→G2優勝→スプリンターズS好走
スノードラゴン
高松宮記念惨敗→G3好走→スプリンターズS好走
レッドオーヴァル
高松宮記念惨敗→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走
ハクサンムーン
高松宮記念3着→その後重賞含む3戦全て連対→スプリンターズS好走
サンカルロ
高松宮記念を上がり最速で4着(0.1秒差)
ビービーガルダン
高松宮記念惨敗→G3優勝→スプリンターズS好走
キンサシャノキセキ
高松宮記念3着→その後重賞2戦全て好走→スプリンターズS好走
アドマイヤマックス
高松宮記念1着馬(4番人気)
ほぼ確実に重賞好走は必要かなと思います。
本当によく走っています、唯一といっても良いサンカルロだけが好走なし
しかし高松宮記念を上がり最速0.1秒差4着は十分な例外要素だと感じます。
ここでのボーダーは重賞好走or高松宮記念で着差0.1秒以内とします。
1つ例外的なのは昨年のジャンダルムで同年1200m重賞(スプリンターズSと同じ舞台)で勝利経験がありました。
この馬に関しては枠の恩恵があまりにも大きかったと思いますが、それでも同年1200m重賞実績は必須と言えるでしょう。
今年の高松宮記念出走組をみていきましょう。
ウインマーベル
高松宮記念6人気10着→京王杯SC2着
トウシンマカオ
高松宮記念5人気15着→函館SS3着、キーンランドC3着
ナランフレグ
高松宮記念4着(+0.3秒差)上がり2位→重賞好走なし
ボンボヤージ
高松宮記念17人気18着→重賞好走なし
今年はかなり大混戦です、高松宮記念で凡走した馬のほとんどがその後の重賞で巻き返しており
該当しないのがボンボヤージ1頭くらいで削れる馬がほぼいません。
ナランフレグも一応NGではありますが、高松宮記念の着差が僅かな点、上がりを使っている点が過去の例外馬サンカルロと丸かぶり。
厳しく見るならサンカルロは0.1秒差の上がり最速で同年重賞好走馬でした。
ナランフレグはこれと比較すると年齢的な部分も高松宮記念での内容も同年成績も全て劣ります…。
ここまでの高松宮記念出走馬の好走パターンA
好走パターンBに当てはまった馬を過去20年ベースでもう一度見ていきます。
2022年
ジャンダルム B
ナランフレグ B
2021年
レシステンシア A
2020年
グランアレグリア A
ダノンスマッシュ A
アウィルアウェイ B
2019年
モズスーパーフレア A
ダノンスマッシュ A
2018年
ファインニードル A
2017年
レッドファルクス A
レッツゴードンキ A
ワンスインナムーン B
2016年
ミッキーアイル A
2015年
ストレイトガール A
サクラゴスペル B
2014年
スノードラゴン B
ストレイトガール A
レッドーオーヴァル B
2013年
ロードカナロア A
ハクサンムーン B
2012年
ロードカナロア A
カレンチャン A
2011年
好走馬なし
2010年
キンサシャノキセキ A
サンカルロ B
2009年
ローレルゲレイロ A
ビービーガルダン B
2008年
キンサシャノキセキ B
2007年
好走馬なし
2006年
好走馬なし
2005年
デュランダル A
アドマイヤマックス B
2004年
デュランダル A
2003年
ビリーヴ A
もう何が言いたいのかわかりましたよね?
過去20年間、好走パターンAかBに該当した馬以外好走していない。
です。
という訳でここまでの私の考察では
過去20年の好走馬60頭中31頭と半数以上の馬が同年の高松宮記念に出走しているので
同年の高松宮記念出走馬=好走期待値が高い
中でも好走パターンAもしくはBに該当した馬しか好走できていない。
上記がこの記事での前提部分です。
そして今年の条件クリア馬は以下
Aメイケイエール 高松宮記念1人気
Aナムラクレア 高松宮記念2人気
Aアグリ 高松宮記念3人気
Bウインマーベル 京王杯SC2着
Bトウシンマカオ 函館SS3着、キーンランドC3着
この5頭は是非注目してみてください。
月曜日1発目の記事ということもあり、これだけ週の初めから当ブログを欠かさずチェックしている方は結構な古参かと思います。
私が週初めの記事をどれほど大切にしているのかは以前Twitterにてポストしたことがあるのですが、
100%データをあわせた2022年~2023年のG1本命成績↓
【6-4-1-0】好走率100%
未だにブログ開設から馬券外に1頭も飛んでいないのです。
もちろん全て独自データ、このブログ以外に世界のどこ探しても同じものは存在しません。
全て私がTARGETを開いて、こうなるであろう予測を立てた上で1頭1頭手作業で調べています。
人間ですから機械的に抽出したそこら辺の数字並べをしてデータを語っている人に比べたら数字の正確性は落ちますが、そこは結果で全て証明してきました。
G1週ですので毎日ブログ更新がありますが、次回ブログ更新まで独自データを公開しておきます。
今回「高松宮記念」出走馬はアツいですと語ってきましたが、それを裏付けるとっておきの独自データです。
・前走逃げ馬除く5歳以下
・高松宮記念で◯◯
・高松宮記念後にG1好走または重賞連対
過去20年【4-3-0-0】連対率100%
今年これに該当する馬が1頭います。
※月曜日限定公開のため伏せます。
過去20年でスプリンターズSを好走した牝馬一覧
2021年
レシステンシア
2020年
グランアレグリア
アウィルアウェイ
2019年
モズスーパーフレア
2018年
ラブカンプー
2017年
レッツゴードンキ
ワンスインナムーン
2016年
ソルヴェイグ
2015年
ストレイトガール
ウキヨノカゼ
2014年
ストレイトガール
レッドオーヴァル
2012年
カレンチャン
2011年
カレンチャン
エーシンヴァーゴウ
2009年
カノヤザクラ
2008年
スリープレスナイト
2007年
アストンマーチャン
サンアディユ
2003年
ビリーヴ
過去20年でスプリンターズSの牝馬好走は上記20頭です。
全体の出走は96頭、そのうち20頭が好走していますので20.8%の好走率
実は牡馬(セン馬)の全体成績は好走率17.9%ですので一般的には牝馬の方が期待度は高めです。
そんな好走率が非常に高い牝馬を徹底解析していきたいと思います。
好走馬の直近の成績が非常に高レベル
この20頭の前走、前々走の記録を眺めていると非常に高レベルだなと感じました。
まずは好走した20の前走をみていきましょう。
2021年 レシステンシア セントウG2 1人気 1着
2020年 グランアレグリア 安田記念G1 3人気 1着
2020年 アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
2019年 モズスーパーフレア 北九州記HG3 2人気 4着
2018年 ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
2017年 レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
2017年 ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
2016年 ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
2015年 ストレイトガール セントウG2 3人気 4着
2015年 ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
2014年 ストレイトガール 函館スプG3 1人気 11着
2014年 レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
2012年 カレンチャン セントウG2 3人気 4着
2011年 カレンチャン キーンラG3 1人気 1着
2011年 エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
2009年 カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
2008年 スリープレスナイト 北九州記HG3 1人気 1着
2007年 アストンマーチャン 北九州記HG3 1人気 6着
2007年 サンアディユ セントウG2 11人気 1着
2003年 ビリーヴ セントウG3 1人気 2着
基本的には前走2番人気以内or1着で20頭中15頭がこのパターン
これに該当しなかった5頭
アウィルアウェイ 前走北九州記念3着
カレンチャン 前々走高松宮記念2番人気1着
ストレイトガール 前々走ヴィクトリアM5番人気1着
ソルヴェイグ 前々走函館SS12番人気1着
レッツゴードンキ 前々走高松宮記念2番人気2着
ソルヴェイグとアウィルアウェイ以外は2走内でG1連対しています。
この2頭は同年の1200m重賞勝ち馬で共通点があります。
A 前走2番人気以内or1着
B 2走内でG1連対
C 2走内で重賞好走+同年1200m重賞優勝
この3パターン以外で好走した牝馬は20年ではいません。
牝馬で最低人気激走のラブカンプーもしっかりとクリアしていました。
さっそく今年の登録馬を見てみましょう。
オールアットワンス
キミワクイーン
テイエムスパーダ
ナムラクレア
ボンボヤージ
ママコチャ
メイケイエール
モズメイメイ
今年の牝馬登録は上記8頭
各馬の過去成績を見て馬名の横に判定を書いていきます。
※除外対象もいますが念のため全て調査します。
オールアットワンス A
キミワクイーン C
テイエムスパーダ A
ナムラクレア A
ボンボヤージ なし
ママコチャ A
メイケイエール なし
モズメイメイ A
これ地味にやばいっす、毎年この時点で多くても3~4頭なのですが
今年は赤く塗った6頭が条件クリアで意外にもレベルの高い1戦です。
もう少し踏み込んで削って行きたいと思います。
好走牝馬の気になるローテーション
別角度から見ていきましょう、今回は出走するまでの『ローテーション』です。
好走馬のパターン的にはざっくり分けて2パターンです。
・夏をガッツリ使ってきた勢い系
・夏を休養に使った実力系
サマージリーズを複数使ってここも勢い十分に好走を果たした馬と、
予めここ目標に十分休養を挟んで前走を叩いて好走した実力馬とで2パターンあります。
今回はこのうちの夏に複数使ってきた勢い重視の馬についてです。
具体的には7月以降のレース(3ヶ月以内)に2レース以上を走った馬を対象に調べると、
これまでに好走してきた牝馬に面白い共通点が見えてきます。
該当馬の7月以降の戦績に注目
アウィルアウェイ 2戦 重賞好走
ラブカンプー 3戦 重賞2連対+3回全て好走
ワンスインナムーン 2戦 全て勝利
ウキヨノカゼ 2戦 全て勝利
レッドオーヴァル 2戦 重賞連対+条件戦勝利
カレンチャン 2戦 全て勝利
エーシンヴァーゴウ 3戦 重賞3勝+3戦全て好走
カノヤザクラ 3戦 重賞勝利+重賞3着
サンアディユ 3戦 重賞2勝
ビリーヴ 2戦 重賞勝利+全て連対
ビリーヴ 3戦 全て勝利
アウィルアウェイは少し足りないですが、
全体的に見てこの勢い凄く無いですか?
とにかく夏を複数使ってきた馬は素晴らしい成績を記録していました、
凡走した馬を探すのが難しい位で、サンアディユとカノヤザクラが1回づつ凡走は記録しているのですが
それでも最高0.5秒での敗戦、もちろんどちらも重賞です。
アウィルアウェイだけがかなり実績に欠けてる状態で1回凡走しており7着でした。
この3頭に共通している部分が2つあります。
アウィルアウェイ 前走3着+上がり2位
カノヤザクラ 前走4着+上がり3位
サンアディユ 前走1着+上がり3位
最低でも前走掲示板確保+上がり3位以内を記録
ここまでのまとめを今年のここまでの条件クリア馬に当てはめてみたいと思います。
オールアットワンス 前走1着(1000m)
キミワクイーン 夏1戦
テイエムスパーダ 該当なし(上がり不足)
ナムラクレア 夏1戦
ママコチャ 夏1戦
モズメイメイ 夏1戦
夏を複数使ってきた馬はオールアットワンスとテイエムスパーダが残っていますが、
オールアットワンスの前走直線1000mは過去20年で1頭も好走馬がいないので割引
テイエムスパーダは1度しか好走がなく過去の上がり馬と比較しても、ラスト3ハロンが非常に見劣りします。
なので今年シンプルに夏を複数使った上がり馬よりも1戦しか使っていないここ目標の牝馬狙いがベストかと思います。
キミワクイーン 夏1戦
ナムラクレア 夏1戦
ママコチャ 夏1戦
モズメイメイ 夏1戦
更にここから1頭削って、3頭まで絞りたいのですが
過去に前走10着以下、もしくは着差0.5秒以内から漏れる馬は過去20年で2頭しかいません。
それほど牝馬の好走ボーダーは高いと言えます。
2017年 2着レッツゴードンキ
2014年 2着ストレイトガール
上記2頭です。
もう長年このデータを調べている私としては説明不要なのですが、昨日書いた記事にリンクします。
レッツゴードンキ 同年高松宮記念2番人気2着
ストレイトガール 同年高松宮記念1番人気3着
走って当然ですよね、むしろ前走凹んだことで妙味が上がって買い要素にすら感じます。
ここで今年脱落してしまうのが…
モズメイメイ 前走G3戦10着 同年G1好走なし
これで今年買える牝馬の結論が出ました。
キミワクイーン
ナムラクレア
ママコチャ
上記3頭が今年スプリンターズSで買える牝馬になります。
最後にこの3頭の中から特にイチオシの1頭を書いて行きたいと思います。
・前走逃げ馬を除く5歳以下牝馬
・前走単勝10倍以下に支持されている
・○○好走馬
上記条件を満たす牝馬は、過去20年
【1-4-0-0】連対率100%
少し勝ちきれていないのが気になりますが、逆にこれらに該当しない牝馬は15頭の凡走馬が出ており期待値はかなり低め
※火曜日限定公開のため伏せます。
スプリンターズSを前走2桁着順or1秒以上負けで好走した馬一覧
※前走3着以内好走馬を除く過去30年間
2021年
1着 ジャンダルム
前走 北九州記念 9番人気17着2.0秒
2017年
2着 レッツゴードンキ
前走 ヴィクトリアM 3番人気11着0.7秒
2015年
2着 サクラゴスペル
前走 安田記念 13番人気17着1.1秒差
2009年
1着 ローレルゲレイロ
前走 セントウルS 4番人気14着1.4秒差
2005年
3着 アドマイヤマックス
前走 安田記念 4番人気12着0.7秒差
2001年
1着 トロットスター
前走 安田記念 4番人気14着1.4秒差
1998年
1着 マイネルラブ
前走 スワンS 1番人気7着1.2秒差
1998年
2着 シーキングザパール
前走 マイルCS 2番人気8着1.0秒差
1993年
3着 ニシノフラワー
前走 マイルCS 2番人気13着0.9秒差
母数が少なかったので普段の過去20年→30年前まで遡って考察したいと思います。
過去30年まで遡ってもわずか9頭しかいません。
この前走2桁着順、1秒以上の負けを記録していた馬を徹底考察していきます。
巻き返した馬の前走
ジャンダルム 北九州記念
レッツゴードンキ ヴィクトリアM
サクラゴスペル 安田記念
ローレルゲレイロ セントウルS
アドマイヤマックス 安田記念
トロットスター 安田記念
マイネルラブ スワンS
シーキングザパール マイルCS
ニシノフラワー マイルCS
基本的には前走マイルG1で大敗した馬の巻き返しが非常に目立っております。
今年前走2桁着順もしくは1秒以上敗退馬を見ていきましょう。
ウインマーベル キーンランドC 7人気16着
ドルチェモア セントウルS 9人気13着
ナランフレグ キーンランドC 5人気10着
マッドクール CBC賞 1人気9着(1.0秒差)
メイケイエール 安田記念 12人気15着
モズメイメイ 北九州記念 2人気10着
現時点での登録馬は上記6頭
今年前走G1だった馬はメイケイエール1頭のみです。
巻き返した馬の近走成績
ジャンダルム 3走前 オーシャンS 2人気1着
レッツゴードンキ 2走前 高松宮記念 2人気2着
サクラゴスペル 2走前 京王杯 5人気1着
ローレルゲレイロ 3走前 高松宮記念 3人気1着
アドマイヤマックス 3走前 高松宮記念 4人気1着
トロットスター 2走前 高松宮記念 1人気1着
マイネルラブ 2走前 セントウルS 2人気1着
シーキングザパール 3走前 海外G1 1着
ニシノフラワー 2走前 スワンS 2人気3着(0.1秒差)
これかなり凄くないですか!?笑
ちょうど30年前のニシノフラワーを除けば全馬3走以内に5番人気以内かつ重賞勝利経験あり。
ニシノフラワーはちょっと特殊で、4歳牝馬ですが既にG1を3勝しており昨年のスプリンターズS優勝馬でした。
あまりにも実績が飛び抜けていたこともあり、前走1秒以上敗退も当日は3番人気と支持されています。
中山芝も勝率100%、それでいて結果3着と連対できていませんので、これだけの実績があって例外候補だとしても最低限上記実績は欲しいところ。
早速今年該当する馬の近3走を見ていきましょう。
ウインマーベル 該当なし
ドルチェモア 該当なし
ナランフレグ 該当なし
マッドクール 該当なし
メイケイエール 該当なし
モズメイメイ 葵S 4人気1着
ここまでの30年の歴史で前走2桁着順or1秒以上敗退馬が巻き返した条件ですから流石に今回は厳しく判定したいと思います。
ご覧の通り今年はモズメイメイのみ、それも2走前の葵Sですから何とも言えない実績ですね…
前走G1でもないですし個人的には買い難い存在です。
一応今回の前走大敗→スプリンターズS巻き返しのパターンは6頭いましたが
モズメイメイ
上記1頭だけが今年はチャンスありと結論を出したいと思います。
結構穴人気しそうな複数馬を根拠を持って消せたので良しとします。
本日は最後に面白いデータを紹介します(何回も言いますが全て当ブログオリジナルデータです)
個人的に気になったことがあり調べてみました、
それは「同年のサマースプリントシリーズ優勝馬」です。
スプリンターズSには、ほぼ毎年出走してくるのですが
その成績は過去10年で2014年不出走だった年を飛ばして1-1-0-8
意外と悪いんです。
優勝するくらいですので近走の戦績が良いのは当たり前で、結構当日人気で飛んでいるんですよね。
昨年も人気だったナムラクレアがシリーズ優勝馬で馬券外へ…
今年の優勝馬は、
ジャスパークローネ
現在netkeibaの予想オッズでも赤オッズで当日もあるていど人気するでしょう。
過去に好走した2頭ですが、
2019年 1着タワーオブロンドン
2013年 2着ハクサンムーン
この2頭の共通点は同年のG2以下出走レースで全て○○だったこと。
夏の暑い時期に連戦していた馬でこれだけ人気馬が揃っているのに凡走が目立つという事は、確実に余力がポイントになってくると思います。
平日限定でブログランキングへ公開しておくので、もし買おうか迷っている方は是非確認してみてください。
※水曜日限定公開のため伏せます。
過去20年で5番人気以下から好走した馬一覧
2022年
ジャンダルム 8人気
ウインマーベル 7人気
ナランフレグ 5人気
2021年
シヴァージ 10人気
2020年
アウィルアウェイ 10人気
2018年
ラブカンプー 11人気
ラインスピリット 13人気
2017年
レッツゴードンキ 5人気
ワンスインナムーン 7人気
2016年
ソルヴェイグ 9人気
2015年
サクラゴスペル 11人気
ウキヨノカゼ 9人気
2014年
スノードラゴン 13人気
レッドオーヴァル 5人気
2013年
マヤノリュウジン 15人気
2012年
ドリームバレンチノ 9人気
2011年
パドトロワ 9人気
エーシンヴァーゴウ 7人気
2010年
ウルトラファンタジ 10人気
サンカルロ 7人気
2009年
ローレルゲレイロ 6人気
カノヤザクラ 8人気
2008年
ビービーガルダン 6人気
2007年
アイルラヴァゲイン 5人気
2006年
メイショウボーラー 10人気
タガノバスティーユ 16人気
2004年
カルストンライトオ 5人気
ケープオブグッドホ 8人気
2003年
デュランダル 5人気
20年の全体好走馬60頭のうち上記29頭になります。
割合で言うと約48.3%が5番人気以下からの好走ですので配当的にもここは見逃せないポイントになりそうです。
馬券内の半数が5人気以下=1~4人気は約2分の1で飛ぶという荒れっぷり…本日はこの大事な穴馬について考察していきます。
激走馬の前走について
ジャンダルム 北九州記HG3 9人気 17着
ウインマーベル キーンラG3 2人気 2着
ナランフレグ 安田記念G1 12人気 9着
シヴァージ パラダH(L) 1人気 5着
アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
ラインスピリット セントウG2 9人気 5着
レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
サクラゴスペル 安田記念G1 13人気 17着
ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
スノードラゴン キーンラG3 4人気 8着
レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
マヤノリュウジン セントウG2 7人気 7着
ドリームバレンチノ キーンラG3 2人気 7着
パドトロワ キーンラG3 4人気 3着
エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
ウルトラファンタジ シャVG3 – 14着
サンカルロ オータムHG3 3人気 5着
ローレルゲレイロ セントウG2 4人気 14着
カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
ビービーガルダン キーンラG3 2人気 2着
アイルラヴァゲイン セントウG2 3人気 5着
メイショウボーラー セントウG2 5人気 7着
タガノバスティーユ 北九州記HG3 6人気 9着
カルストンライトオ アイビスG3 1人気 1着
ケープオブグッドホ ジュCG1 – 4着
デュランダル セントウG3 4人気 3着
外国馬が2頭入っていますが今年はいませんのでこちらを除いて計算します。
前走OPクラスからは2頭好走していますが、今年は該当馬がいないので割愛します。
前走G1はナランフレグ、レッツゴードンキ、サクラゴスペルと29頭の中では意外と少ないです。
レッツゴードンキ 2走前高松宮記念連対
レッツゴードンキ 2走前高松宮記念連対
サクラゴスペル 2走前京王杯SC優勝
3頭全て走前のG2以上で連対しております。
さらにサクラゴスペルは3走前に高松宮記念に出走しており、高松宮記念を経由していることは絶対条件
高松宮記念から距離延長→前走マイルG1→スプリンターズSで一気の距離短縮が3頭の共通点
今年はナムラクレア、ママコチャ、アグリの3頭は確実に5番人気以下だと思うので今回の考察から除外します。
残った登録のある13頭を対象に考察していきます。
メイケイエール 前走安田記念
今年は前走マイルG1に出走していたのがメイケイエールのみと非常に少ないです。
この馬の2走前は高松宮記念で、パターン的には短縮戻しで一致しています。
しかし12着→15着と全く好走できておらず、過去の3頭には到底届かい成績なので今回は軽視
最も激走が多い前走G3~G2組ですが、まず目立つのは前走3番人気or3着以内です。
これは前走海外orG1orOP戦を除く22頭中14頭が満たしていた条件です。
逆にこれらを満たしていない馬8頭をみてみると
・同年の高松宮記念連対馬or1200m重賞勝ち馬
このパターンが8頭中6頭
全馬該当ではないのですが、残った2頭はかなり例外的なので含めずに計算したいと思います。
2018年 3着ラインスピリット
前走セントウルSで9人気5着でしたが同年1200mOP以上は5戦走って高松宮記念以外は全て掲示板(0.4秒差以内)
更に1200m戦は6勝しており距離実績は十分でした、セントウルSは3-3と先行して敗退しています。
2013年 3着マヤノリュウジン
前走セントウルSで7人気7着でしたが、もともとダート(地方)を走っており芝での戦績が他の馬に比べて圧倒的に少なかった馬
芝キャリアが浅い中で同距離は複勝率7割超え、勝率も4割超えと適正がありました。セントウルSは3-3-で先行して敗退
どちらも3着までなのと、2頭に基準を合わせるとかなりボーダーが広くなってしまうので連対馬に絞って考察したいと思います。
気になるのがどちらも前走セントウルSで先行し敗退した馬、距離実績などにも注意しながら選別していきたいと思います。
今年の該当馬の前走をみてみましょう。
ウインマーベル 7人気16着
エイシンスポッター 6人気7着
オールアットワンス 9人気1着
キミワクイーン 4人気7着
ジャスパークローネ 5人気1着
ジュビリーヘッド 9人気6着
テイエムスパーダ 14人気1着
ドルチェモア 9人気13着
ナランフレグ 5人気10着
ピクシーナイト 4人気8着
マッドクール 1人気9着
モズメイメイ 2人気10着
青く塗った馬の近走成績をみてみると
ウインマーベル 該当なし
エイシンスポッター 該当なし
キミワクイーン 函館SS優勝
ジュビリーヘッド 該当なし
ドルチェモア 該当なし
ナランフレグ 該当なし
ピクシーナイト 該当なし
ここから拾えそうなのは同年1200m重賞1着のキミワクイーンのみ
残りの6頭は残念ながら今年激走のチャンスは少なそうで、あったとしてもギリギリ3着までかなという印象です。
激走馬の好走パターンとは
大まかに好走馬のパターンを分析すると
・前走フロック視系
ウインマーベル前走重賞2人気2着
ラブカンプー前走重賞2番人気2着
ウキヨノカゼ前走重賞8番人気1着
レッドオーヴァル前走重賞1番人気2着
パドトロワ前走重賞4番人気3着タイム差なし
エーシンヴァーゴウ前走重賞2番人気1着
ビービーガルダン前走重賞2番人気2着
カルストンライトオ前走重賞1番人気1着
・芝1200m得意系
ラインスピリット6勝
ワンスインナムーン4戦3勝
デュランダル3-1-1-0
タガノバスティーユ3戦2勝重賞勝ち
・同年の高松宮記念好走系
ナランフレグ1着
レッツゴードンキ2着
スノードラゴン2着
サンカルロ4着0.1秒差上がり最速
ローレルゲレイロ1着
・前々走重賞快勝系
ソルヴェイグ函館SS優勝
サクラゴスペル京王杯優勝
ドリームバレンチノ函館SS優勝
・それ以外
ジャンダルム(同年1200m重賞優勝馬)
カノヤザクラ(前走セントウルS2番人気)
アイルラヴァゲイン(前走セントウルS3番人気)
マヤノリュウジン(戦績の約半分がダート)
メイショウボーラー(近10走中7走ダート)
これが全馬のざっくりとした内訳です。
今年の出走馬に当てはめてみましょう。
まずは前走フロック系ですが、この特徴としては
前走の重賞を2番人気以内で連対していること、それ以外は1着かタイム差なしまでが好走の部類
これに今年当てはまるのが
オールアットワンス アイビスSD1着
ジャスパークローネ 北九州記念1着
テイエムスパーダ セントウルS1着
次に芝1200m得意系
6勝以上か着外1回以下の馬が揃っています。
今年当てはまりそうなのは
いません。
マッドクールが4-0-1-1で惜しいです。
今年の高松宮記念好走馬はナムラクレア以外は出走しないので割愛です。
前々走重賞勝ち馬系は以下
キミワクイーン 函館SS
ジャスパークローネ CBC賞
モズメイメイ 葵S
その他の前走人気や着順からのクリア馬は
オールアットワンス アイビスSD 9人気1着
ジャスパークローネ 北九州記念 5人気1着
テイエムスパーダ セントウルS 14人気1着
マッドクール CBC賞 1人気9着
モズメイメイ 北九州記念 2人気10着
重複しているのを整理し、ここまでで名前の上がらなかった馬は
ウインマーベル
エイシンスポッター
ジュビリーヘッド
ドルチェモア
ナランフレグ
ピクシーナイト
メイケイエール
ここまでをまとめると、
過去20年5番人気以下で好走した共通データクリア馬は
オールアットワンス
キミワクイーン
ジャスパークローネ
テイエムスパーダ
マッドクール
モズメイメイ
上記6頭です。
少し待ってください、実はもう狙える穴馬はかなり絞られている事に気が付きませんか?
そうです、上記6頭のうち4頭が牝馬です。
牝馬はどれを買えば良いのか月曜日1発目の記事でびっしり書いた通りですので一気に絞れますよね?
これが1つ1つ深掘りしていく最大のメリットなんです、コーヒー豆を荒く挽いて少しずつドリップしていく。
美味しいコーヒーを飲むのに慌ててはいけません、じっくり深掘りをしていくことで美味しくなるのです。
そこら辺の数字並べで0-0-0-10消し!とかやってるインスタントコーヒーみたいな記事見て満足していませんか?
月曜日の記事を是非見直して見てください。
2023年 スプリンターズS枠順確定
1枠1番 ナムラクレア
1枠2番 テイエムスパーダ
2枠3番 ピクシーナイト
2枠4番 ナランフレグ
3枠5番 ウインマーベル
3枠6番 ママコチャ
4枠7番 オールアットワンス
4枠8番 メイケイエール
5枠9番 アグリ
5枠10番 マッドクール
6枠11番 ジュビリーヘッド
6枠12番 ドルチェモア
7枠13番 ジャスパークローネ
7枠14番 エイシンスポッター
8枠15番 キミワクイーン
8枠16番 モズメイメイ
出走16頭の枠順が決まりました。
皆さんの印象はどうですか?狙った馬は良いところ引けましたでしょうか?
枠が決まってから1つ書こうと決めていたものがあったので枠順について考察していきたいと思います。
2014年の馬場改修工事後の変化
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年 | 着 | 馬名 | 人気 | 馬番 |
2022年 | 1着 | ジャンダルム | 8人気 | 2番 |
2着 | ウインマーベル | 7人気 | 7番 | |
3着 | ナランフレグ | 5人気 | 6番 | |
2021年 | 1着 | ピクシーナイト | 1人気 | 4番 |
2着 | レシステンシア | 10人気 | 12番 | |
3着 | シヴァージ | 4人気 | 1番 | |
2020年 | 1着 | グランアレグリア | 6人気 | 10番 |
2着 | ダノンスマッシュ | 2人気 | 3番 | |
3着 | アウィルアウェイ | 1人気 | 16番 | |
2019年 | 1着 | タワーオブロンドン | 11人気 | 8番 |
2着 | モズスーパーフレア | 4人気 | 7番 | |
3着 | ダノンスマッシュ | 2人気 | 2番 | |
2018年 | 1着 | ファインニードル | 7人気 | 8番 |
2着 | ラブカンプー | 1人気 | 9番 | |
3着 | ラインスピリット | 2人気 | 1番 | |
2017年 | 1着 | レッドファルクス | 7人気 | 8番 |
2着 | レッツゴードンキ | 4人気 | 2番 | |
3着 | ワンスインナムーン | 12人気 | 6番 | |
2016年 | 1着 | レッドファルクス | 1人気 | 13番 |
2着 | ミッキーアイル | 4人気 | 15番 | |
3着 | ソルヴェイグ | 5人気 | 4番 | |
2015年 | 1着 | ストレイトガール | 2人気 | 2番 |
2着 | サクラゴスペル | 4人気 | 4番 | |
3着 | ウキヨノカゼ | 9人気 | 6番 | |
2014年 | 1着 | スノードラゴン | 2人気 | 18番 |
2着 | ストレイトガール | 8人気 | 9番 | |
3着 | レッドオーヴァル | 5人気 | 13番 | |
2013年 | 1着 | ロードカナロア | 1人気 | 10番 |
2着 | ハクサンムーン | 2人気 | 7番 | |
3着 | マヤノリュウジン | 11人気 | 5番 | |
2012年 | 1着 | ロードカナロア | 4人気 | 16番 |
2着 | カレンチャン | 3人気 | 14番 | |
3着 | ドリームバレンチノ | 1人気 | 3番 | |
2011年 | 1着 | カレンチャン | 3人気 | 10番 |
2着 | パドトロワ | 9人気 | 3番 | |
3着 | エーシンヴァーゴウ | 7人気 | 14番 | |
2010年 | 1着 | ウルトラファンタジ | 10人気 | 7番 |
2着 | キンシャサノキセキ | 3人気 | 14番 | |
3着 | サンカルロ | 7人気 | 3番 | |
2009年 | 1着 | ローレルゲレイロ | 6人気 | 13番 |
2着 | ビービーガルダン | 2人気 | 9番 | |
3着 | カノヤザクラ | 8人気 | 12番 | |
2008年 | 1着 | スリープレスナイト | 1人気 | 14番 |
2着 | キンシャサノキセキ | 2人気 | 15番 | |
3着 | ビービーガルダン | 6人気 | 13番 | |
2007年 | 1着 | アストンマーチャン | 3人気 | 7番 |
2着 | サンアディユ | 1人気 | 6番 | |
3着 | アイルラヴァゲイン | 5人気 | 1番 | |
2006年 | 1着 | テイクオーバーター | 1人気 | 13番 |
2着 | メイショウボーラー | 10人気 | 4番 | |
3着 | タガノバスティーユ | 16人気 | 2番 |
2014年は改修工事で新潟開催だったので省きます。
上記は改修後の7年、改修前の7年で比較した表になっています。
赤く塗ったのは馬番4番以内で好走した馬で、枠だと1~2枠になります。
改修前好走数 6回
改修後好走数 10回(毎年必ず好走)
馬場改修後はなんと約倍走っています。
さらに2014年の改修後は毎年かならず1枠~2枠に入った馬が好走しており、
枠の恩恵を受けていることが好走率を見てもよくわかります。
改修前好走率 単勝0% 連対率6.3% 複勝18.8%
改修後好走率 単勝9.4% 連対率18.8% 複勝31.3%
ちなみにデータは凸であるならば、逆側は凹でなければ不自然なデータである
というマイルールから外枠(7~8枠)の馬の成績も調べてみました。
改修前好走数 9回
改修後好走数 3回
まさにビンゴ、改修工事後は3分の1に好走が下がっています。
これで内有利の裏取りができました。
合わせて回収率も見ていきましょう。
改修前回収率 単勝80% 複勝72%
改修後回収率 単勝28% 複勝42%
もう間違いないでしょう、馬場改修工事後の中山1200mは内枠有利だと言い切れます。
馬場改修後の好走馬共通点
2022年 ジャンダルム 8人気1着
2021年 ピクシーナイト 3人気 1着
2021年 シヴァージ 10人気 3着
2020年 ダノンスマッシュ 3人気 2着
2019年 ダノンスマッシュ 1人気 3着
2018年 ラインスピリット 13人気 3着
2017年 レッツゴードンキ 5人気 2着
2016年 ソルヴェイグ 9人気 3着
2015年 ストレイトガール 1人気 1着
2015年 サクラゴスペル 11人気 2着
馬場改修後、1枠~2枠で好走した馬は上記10頭
これまでの考察に共通してくるのですが、この10頭全馬の実績を調べると共通点が非常に多いです。
1頭1頭見ていきましょう。
ジャンダルム
同年の1200m重賞優勝馬
ピクシーナイト
前走、2走前と連続で1200m重賞連対
シヴァージ
同年の1200m重賞優勝馬
ダノンスマッシュ(20年)
同年の1200m重賞優勝馬
ダノンスマッシュ(19年)
同年の1200m重賞優勝馬
ラインスピリット
同年の1200mOP優勝馬
レッツゴードンキ
同年の高松宮記念連対馬
ソルヴェイグ
同年の1200m重賞優勝馬
ストレイトガール
同年のG1優勝馬
サクラゴスペル
同年の1200m重賞優勝馬
・同年の1200mOP以上優勝
・同年のG1連対
この2択で内枠の馬は判断できます。
唯一例外的だったピクシーナイトは前走のセントウルS(1200m重賞)を0.0秒差2着でした。
連続で1200m重賞を連対しており当日は3番人気に支持されています。
かなり人気のない馬も多数該当していますが上記2ポイントどちらは必ずクリアしております。
試しに馬場改修後の該当馬全てを見ていきます。
2022年
ジャンダルム 8番人気1着
テイエムスパーダ 4番人気15着
2021年
ピクシーナイト 3番人気1着
シヴァージ 10番人気3着
ラヴィングアンサー 15番人気10着
2020年
ダノンスマッシュ 3番人気2着
モズスーパーフレア 2番人気10着
2019年
ダノンスマッシュ 1番人気3着
リナーテ 5番人気9着
セイウンコウセイ 8番人気12着
2018年
ラインスピリット 13番人気3着
2017年
レッツゴードンキ 5番人気2着
フィドゥーシア 13番人気9着
セイウンコウセイ 3番人気11着
2016年
ソルヴェイグ 9番人気3着
ビッグアーサー 1番人気12着
2015年
ストレイトガール 1番人気1着
サクラゴスペル 11番人気2着
該当馬あり=必ず好走している
これはかなり熱いのではないでしょうか?
昨年もジャンダルムを枠順データ考察から激アツ指定で見事1着
シンプルに馬場改修工事後にこの条件に当てはまった馬を買っていれば…
単勝回収率 166.7%
複勝回収率 276.1%
毎年スプリンターズSが的中し、更にプラス収支となれば今年も見逃せないでしょう。
早速今年の該当馬をみていきましょう。
1枠1番 ナムラクレア
1枠2番 テイエムスパーダ
2枠3番 ピクシーナイト
2枠4番 ナランフレグ
この中に同年のG1連対馬、同年1200m重賞優勝馬を見て行くと…
ナムラクレア 高松宮記念2着 キーンランドC1着
テイエムスパーダ セントウルS1着
今年はこの2頭が激アツ!!
ここまでずっと考察してきた過去20年データとは違い、馬場改修工事後から8年しか経っていないので
これまでのデータと比較すると母数も落ちますし確実なことは言えませんが、事実これだけ買ってても勝ててますので…
シンプルに熱いとは思います。(絶対好走するとは言ってない)
外枠の馬はどうするか
ここまで内枠有利かつ、どの馬を狙えば良いかは伝わったと思います。
データの基本である逆パターンを調べて行くとするなら外枠は更に厳しい条件をクリアしなければ行けないのではないか?
当たり前ですが、枠の恩恵を受ける1枠2枠、枠で減算される7枠8枠は更に高いボーダーが求められるのは自然な流れだと思いませんか?
昨日記事の最後にちょろっと書いたインスタントコーヒーのくだりありますが、ただの数字並べで買い消しとかやっちゃってる人はこの辺り弱いと思います。
試しに7枠8枠で好走した馬に1枠2枠で好走した馬の条件を当てはめてみましょうか。
馬場改修工事後7枠~8枠から好走した馬
2020年 3着アウィルアウェイ
2016年 1着レッドファルクス
2016年 2着ミッキーアイル
たったのこれだけしかいません。
逆を返すと短い期間ではありますが、これだけの人気馬が外枠から飛んでいます。
シュネルマイスター 3人気9着
メイケイエール 1人気14着
モズスーパーフレア 5人気5着
ダノンスマッシュ 1人気6着
レッドアンシェル 4人気6着
レッドファルクス 5人気10着
ミッキーアイル 4人気4着
話を戻して好走した馬に1枠~2枠好走条件を当てはめます。
アウィルアウェイ 条件クリア
レッドファルクス 条件クリア
ミッキーアイル 条件クリア
はい、当たり前に裏取りできてます。
同じ条件ならまだしも、更に厳しいですよ外枠なら。
アウィルアウェイ 条件クリア+前走重賞好走馬
レッドファルクス 条件クリア+前走重賞好走馬
ミッキーアイル 条件クリア+前走G1連対馬
なんと前走で馬券内に走っていた馬しか馬券になっていません。
母数もかなり少ないですし、確実にそうなるとは言い切れません。
しかし嘘を書いている訳ではなく、これまでの「事実」なのです。
私の考察は流石に最終結論は個人的な情だったり馬場の予測だったり展開だったり様々な要素から予想として結論を出しますが、
週中のデータ考察は予想でも何でもなく、「過去の事実」でしかありません。
私はこう思う、こう感じるなどと言った主観的な要素(もちろん仮説を立てる上では若干ありますが)は、なるべく排除しだれが見ても必ずそうなるであろう客観的要素を大切にして書いています。
あのラーメン屋は美味しいと言っても意味ないのです、ただの感想です。
あれはラーメン屋ですか?コンビニですか?と聞かれたときに100%で皆さんがラーメン屋ですと答えるのが客観的な要素です。
なので今年も確実にそうなるとは言い切れないが、少なくとも過去は100%の確率でこの条件に該当していた馬しか走っていないという事です。
少し難しくなりましたが今年の7枠~8枠の馬を見ていきましょう。
7枠13番 ジャスパークローネ
7枠14番 エイシンスポッター
8枠15番 キミワクイーン
8枠16番 モズメイメイ
この中で同年1200m重賞勝ち馬orG1連対馬かつ前走重賞馬券内の馬は…
ジャスパークローネ 北九州記念1着
上記1頭のみ
もう一度言いますが、この馬しか好走できないとは言い切りません。
しかし、過去のスプリンターズS(馬場改修工事後)はこの条件の馬しか走っていません。
更に付け加えるなら外枠の馬は前走○○の馬しか好走していません、ジャスパークローネが該当するのかは
※金曜日限定公開のため伏せます。
2023年 スプリンターズSの推薦馬
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前走は58.5キロという非常に思いトップハンデを背負い、レース後に熱中症のような体調不良もあったとコメント
もともとスプリンターズS目標の叩き台で、馬体重からも緩めの仕上げは見て取れますし度外視できる内容でしょう。
1200m戦は5戦4勝好走率100%も前走で初めて崩れました、その次走では今回出走するメンバー相手に3.5キロ差の斤量も関係なし
完勝の内容でしたし、更に斤量差が縮まる今回は中間の調教で自己ベストを超大幅更新と上がり目
今年はオッズも割れており、混戦と言うことで間違いないのですが、誤魔化しの効かない一瞬のスプリント戦で、
わざわざ広い海のような海底からお宝(穴馬)を買い漁る必要はないのでは?とすら思ってきます。
とにかく難しい、そして上位3頭が必ず強い競馬をしたとは限らず枠の恩恵、馬場の恩恵、展開の恩恵など様々な要素がありますし
一瞬の運でもあるので、手を広げて薄く張るくらいなら今年の馬券はシンプルに穴馬を探さず強いと思った馬を素直に買って勝負したいと思います。
○アグリ
とにかく前走のセントウルSが本当に素晴らしかったです、スタートから典さんらしい騎乗で動かないのですが
4角出口で絶望的な位置から外目に進路を取ると、直線だけで周りが止まったような末脚で追い込んできます。
是非レース映像を見て欲しいのですが、前の馬を交わして横に移動した後の直線はアグリの脚の回転数が一気に上がる瞬間がもう鳥肌物です。
レーズ全体で見れば7割も出し切っていないのではと思うほどで、直近は海外遠征、不良の高松宮記念を度外視すれば本当に安定した成績です。
今回中山は初ですが、よほど阪神が合うのか3-1-2-0でスプリンターズSで最も好走馬を出しているのは前走阪神コースのセントウルS組
関西圏は関東よりもレベルが圧倒的に高いのもありますし、コース形状が中山とリンクするのか非常に直結傾向です。
阪神成績が完璧なこの馬にとって中山コースは初といっても全く不安はありません、むしろプラスの可能性ですらあります。
ここまで過去20年データ考察は完全クリア、更には同年高松宮記念3番人気以内馬となれば買わない手はないでしょう。
今年は荒れても1席だけかなと、やはりナムラクレアとアグリの2頭が中心になると予想、この馬は自信を持って推薦したいです。
◎ナムラクレア
全体の成績が5-3-3-3ですが1400m以上では勝鞍がなく0-2-2-2
完全に1200mの馬で5-1-1-1とヴィクトリアM、阪神JFの敗戦は距離による物で間違いなさそう。
3歳までは中山阪神の坂で面白いくらいに脚が止まっており、完全に平坦巧者と決めつけていた部分もあり
4歳になってシルクロードSを56.5キロで内から苦手な坂を難なくクリアし差し切ったレースはびっくりしました。
続く高松宮記念では不良馬場の中、ファストフォースに先着を許しましたがタフな馬場でもしっかりと連対、これは完全に本格化したなと感じる1戦でした。
過去20年データ考察では牝馬好走条件クリア、同年高松宮記念好走条件クリア、更には鉄板データも該当し万全の状態
後は1枠1番という浜中騎手にとっては試練でもあり腕の見せ所でもある極端な枠をどう攻略するのか、騎手の技量が試されます。
今のスプリント路線は個人的にこの馬一強だと思ってるほど、このメンバーの中では抜けた存在だと思っています。
サンデー系はスプリンターズSでは勝てない、中山の坂で止まる馬…などネガティブ要素は色々ありますが全て過去のもの
3歳から4歳にかけて成長しない馬などいません、全ては乗り越えるためにあるのです。
レース終わってから口を揃えて言うでしょう、この馬がこんなオッズで買えるなら本命にすれば良かった…と。
競馬に絶対はありませんし、いくら願ったとしても16分の3しか好走できる枠がないので来ない確率の方が圧倒的に高いです。
それでも馬券の全てをこの馬に託しても良いなと思えるほど自分なりに納得してここまで考察してきたので、自信の本命です。