【新潟2歳S】予想　過去10年傾向から今年は稀に見るデータ不成立の大混戦！注目は関西馬のアノ馬

過去10年の好走馬

過去10年の好走馬上記30頭

少し前はフルゲート18頭が当たり前でしたが昨年は12頭、一昨年は11頭とだいぶ少頭数に

今年も集まらず11頭と年々メンバーも弱体化してきており新潟県民としては少し悲しいです。

オッズも割れ気味なので点数絞って予想していきたいと思います。

重賞考察

2歳戦だけに前走は基本的に未勝利or新馬戦の2択

2015年の3着マコトルーメンが唯一前走G3を5着から好走していますが、

競走成績は全て上がり最速、新馬戦も勝利していることから

ピンクジン　前走ダリア賞10番人気7着

前走2桁人気で上がりも遅く新馬戦も負け未だ未勝利と今年唯一の別路線は厳しそうです。

前走未勝利戦、新馬戦だった馬は基本的に最低でも1桁人気で勝ち上がり

更に前走4番人気以上だった馬は全て2着馬にタイム差をつけて勝ち上がっていました。

更にTARGETの記録だと前走クラス、芝ダート問わず上がり3位以下だった馬は未だに1頭も好走馬が出ていません。

スタンレー　前走地方(好走例なし)

タマモブラックタイ　前走7番人気着差なし　上がり3位以下

ピンクジン　前走上がり3位以下

上記3頭は流石に厳しく見えます。

他で気になる部分は意外にも馬格のある馬しか馬券になっておらず、

この時期での完成度はある程度求められます。

過去10年の好走馬30頭中、前走時点で馬体重440キロ未満で好走したのは2018年3着スティルネスのみ

連対馬は全てそれ以上、更に牡馬に限れば100％の確率で上記を満たしています。

チカポコ　前走418キロ

ロードディフィート　前走424キロ

キタウイング　前走436キロ

ピンクジン　前走420キロ

この辺りは気になります、特に牡馬にも関わらず424キロを記録していた人気確実のロードディフィート

流石にこのメンバーなら上位ですがもし走れば過去10年で馬体重データからは初の快挙となります。

過去10年の優勝パターン

セリフォス
ショックアクション
ウーマンズハート
ケイデンスコール
フロンティア
ヴゼットジョリー
ロードクエスト
ミュゼスルタン
ハープスター
ザラストロ

過去10年の優勝馬10頭には面白いほど共通点があります。

ここまで書いてきた前走人気、着差、馬体重などはもちろんですが

シンプルに左回りで1勝以上している馬です。

意外にも毎年該当馬が少ないのに必ず勝ち馬が出ています（過去10年優勝馬全てこのパターン）

ウインオーディン

キタウイング

ロードディフィート

今年はこの3頭しかいません。

更に細かく分類すると、過去10年の勝ち馬は全て前走1400ｍ～1600ｍの左回りを勝ち上がってきた馬

前走は全馬が2着馬にタイム差を離して勝っており0.0などのタイム差なしは皆無

先程馬体重データで書いたように440キロ以下は連対ゼロ、牡馬に限れば好走馬全て前走440キロ以上

ウインオーディン　前走1800ｍ

キタウイング　前走着差0.0　馬体重436キロ

ロードディフィート　馬体重424キロ

どれが勝っても過去10年で初の出来事です。

ちなみにキタウイングとウインオーディンはどちらも連闘策

3着まで対象を広げても連闘で馬券になった馬は新潟2歳Sでは過去に1頭もいません。

今年は勝ち馬ゼロなんでしょうか？と思ってしまうほどで

データが示す通り過去最低メインバーは間違いないと思います。

毎年予想していますが、該当馬ゼロとここまでのータ総崩れは初めての経験

現在新潟競馬場はかなりの雨が降っており、おそらくこの後晴れても良馬場は無理でしょう。

どれが走っても基本過去10年では初のパターンになりますので、割り切ってタフな馬場で輝けそうな馬を探して行きたいと思います。

正直選べるならばこのレースは確実に買いたくありません、今後の楽しみもなく馬券的にも少頭数で妙味なし

リスクしかないにも関わらずデータ面でも総崩れとむちゃくちゃなレースです。

2022年　新潟2歳Sの推薦馬

▲アイスグリーン

新馬戦では小倉の芝状態が良くラチ沿い前有利の中1頭だけ大外

新馬戦特有のスローペースで前が楽をしていた分、外を回して展開負け

前走はスタート決めて好位追走、同じ位置にいた馬が後退していく中で長く良い脚を使い上がり最速で勝ち上がり

ここ2走の内容がとても良く、ここまでのデータ面からマイナス要素も少ないので素直に推薦

前走右回りから勝ち馬が出れば快挙となるが、最も推したいのは関西馬という点

このレースは関東馬3-8-6-76に対し、関西馬は7-2-4-46と圧倒しています。

更に当日3番人気以内の関西馬が現在6年連続で優勝しており大注目

○ウインオーディン

デビュー戦の相手は中々濃いメンバーでそれを証明するように前走は33.1の上がり最速で勝ち上がり

この時は稍重で今回の渋った馬場もこなしてくれそうな馬

過去優勝馬の前走左回り1着馬で完全にドンピシャなのですがとにかく連闘だけが気になって1枚評価下げました。

しかしデータを調べると鹿戸厩舎の勝負パターンは実は連闘で6-5-3-24と3頭に1頭以上が好走しています。

ここも前走で馬体が増えておりポジティブに考えるならば勝負気配

もともと今年の新潟2歳Sは手薄どころか過去最低メンバーは間違いないので

データクラッシャーとして注目したい1頭です。

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新馬戦はスタート寄られ不利、その後スローの流れを瞬発力勝負になりゴール前は首の上げ下げでわずかに取りこぼしてしまいました。

前走は他馬を圧倒するパフォーマンスで上がり最速で勝ち上がり

レース振りを見る限りパンパンな良馬場で瞬発力勝負よりも今回のように馬場が渋って持久力が求められると更に良さそうな印象を受けました。

馬格だけが心配ですが、それを除けば過去10年の優勝馬と何一つズレのない貴重な1頭

データ面も気になる部分がありますが他の項目ではパーフェクトクリア

ここ2戦の内容はレース映像を見る限りこのメンバーでは1番評価できると感じ本命にしました。