過去20年の好走馬前走馬体重
ジオグリフ -4キロ
イクイノックス 10キロ
ドウデュース -8
エフフォーリア 4キロ
タイトルホルダー -4キロ
ステラヴェローチェ -2キロ
コントレイル 6キロ
サリオス -2キロ
ガロアクリーク -10キロ
サートゥルナーリア 12キロ
ヴェロックス -8キロ
ダノンキングリー 4キロ
エポカドーロ -4キロ
サンリヴァル 10キロ
ジェネラーレウーノ -2キロ
アルアイン 6キロ
ペルシアンナイト 4キロ
ダンビュライト -2キロ
ディーマジェスティ 6キロ
マカヒキ 0キロ
サトノダイヤモンド -2キロ
ドゥラメンテ 0キロ
リアルスティール 6キロ
キタサンブラック 0キロ
イスラボニータ 2キロ
トゥザワールド -2キロ
ウインフルブルーム -4キロ
ロゴタイプ 4キロ
エピファネイア 8キロ
コディーノ 8キロ
ゴールドシップ 4キロ
ワールドエース -8キロ
ディープブリランテ -8キロ
オルフェーヴル -6キロ
サダムパテック 10キロ
ダノンバラード 0キロ
ヴィクトワールピサ -8キロ
ヒルノダムール 6キロ
エイシンフラッシュ 0キロ
アンライバルド 2キロ
トライアンフマーチ -2キロ
セイウンワンダー 12キロ
キャプテントゥーレ 6キロ
タケミカヅチ 0キロ
マイネルチャールズ -4キロ
ヴィクトリー -4キロ
サンツェッペリン 4キロ
フサイチホウオー 10キロ
メイショウサムソン 0キロ
ドリームパスポート 4キロ
フサイチジャンク -4キロ
ディープインパクト -4キロ
シックスセンス 2キロ
アドマイヤジャパン -6キロ
ダイワメジャー -4キロ
コスモバルク 6キロ
メイショウボーラー 8キロ
ネオユニヴァース 2キロ
サクラプレジデント 0キロ
エイシンチャンプ 2キロ
赤く塗ったのは前走増減なしか増の馬
青く塗ったのは前走馬体重減の馬
好走馬60頭のうち、約3分の1に当たる24頭が前走馬体減で好走
それ以外の約3分の2は増減なしか馬体増だったことがわかります。
この比率は長らく変わっていません。
なぜ前走馬体重が減っている馬の好走率が低いか?
それは3歳馬と言う成長期にあると思っています。
優先出走権を獲得するためにメイチと言われる仕上げ、または飼葉の食いなど様々な要因があるとは思いますが
総じて一言で言うならばシンプルに
「順調度」
だと思います。
この皐月賞に照準を合わせて強い調教を消化できる余裕があると言えます。
こちらをご覧ください。
ジオグリフ 2キロ 共同通信杯G3 1人気 2着 0.2
イクイノックス 東スポG2 1人気1着 -0.4
ドウデュース 弥生賞G2 1人気 1着 0
エフフォーリア 4キロ 共同通信G3 4人気 1着 -0.4
ドゥラメンテ 0キロ 共同通信G3 1人気 2着 0.1
キタサンブラック 0キロ スプリンG2 5人気 1着 0
エイシンフラッシュ 0キロ 京成杯G3 1人気 1着 0
イスラボニータ 2キロ 共同通信G3 1人気 1着 -0.2
コントレイル 2キロ ホープフSG1 1人気 1着 -0.2
ダノンキングリー 4キロ 共同通信G3 3人気 1着 -0.2
ペルシアンナイト 4キロ アーリンG3 1人気 1着 -0.5
ロゴタイプ 4キロ スプリンG2 1人気 1着 -0.2
ゴールドシップ 4キロ 共同通信G3 2人気 1着 -0.3
アルアイン 6キロ 毎日杯G3 2人気 1着 -0.1
ディーマジェスティ 6キロ 共同通信G3 6人気 1着 -0.2
リアルスティール 6キロ スプリンG2 1人気 2着 0
ヒルノダムール 6キロ 若葉S 1人気 2着 0.1
エピファネイア 8キロ 弥生賞G2 1人気 4着 0.1
コディーノ 8キロ 弥生賞G2 2人気 3着 0
サンリヴァル 10キロ 弥生賞G2 5人気 4着 0.3
サートゥルナーリア 12キロ ホープフG1 1人気 1着 -0.2
ヒルノダムール 6キロ 若葉S 1人気 2着 0.1
エイシンフラッシュ 0キロ 京成杯G3 1人気 1着 0
アンライバルド 2キロ スプリンG2 1人気 1着 -0.1
セイウンワンダー 12キロ 弥生賞G2 2人気 8着 0.9
キャプテントゥーレ 6キロ 弥生賞G2 5人気 4着 0.4
タケミカヅチ 0キロ 弥生賞G2 7人気 3着 0.2
サンツェッペリン 4キロ スプリンG2 4人気 8着 0.7
フサイチホウオー 10キロ 共同通信G3 1人気 1着 0
メイショウサムソン 0キロ スプリンG2 4人気 1着 0
ドリームパスポート 4キロ スプリンG2 2人気 3着 0
シックスセンス 2キロ 若葉S 2人気 4着 0.3
コスモバルク 6キロ 弥生賞G2 2人気 1着 -0.2
メイショウボーラー 8キロ 弥生賞G2 3人気 2着 0.2
ネオユニヴァース 2キロ スプリンG2 2人気 1着 -0.2
サクラプレジデント 0キロ スプリンG2 1人気 2着 0.2
エイシンチャンプ 2キロ 弥生賞G2 2人気 1着 0
これは前走増減なしかプラス体重だった馬の前走成績になります。
前走マイナス体重だった馬と比較してみましょう。
タイトルホルダー -4キロ 弥生賞G2 4人気 1着 -0.2
ステラヴェローチェ -2キロ 共同通信G3 1人気 5着 0.5
ガロアクリーク -10 スプリンG2 6人気 1着 -0.2
ヴェロックス -8キロ 若葉S(L) 1人気 1着 -0.5
ワールドエース -8キロ 若葉S 1人気 1着 -0.3
ディープブリランテ -8キロ スプリンG2 1人気 2着 0.2
ヴィクトワールピサ -8キロ 弥生賞G2 1人気 1着 -0.1
エポカドーロ -4キロ スプリンG2 3人気 2着 0
ウインフルブルーム -4キロ 若葉S 1人気 2着 0.2
ジェネラーレウーノ -2キロ 京成杯G3 1人気 1着 -0.1
ダンビュライト -2キロ 弥生賞G2 5人気 3着 0.3
サトノダイヤモンド -2キロ きさらぎG3 1人気 1着 -0.6
トゥザワールド -2キロ 弥生賞G2 1人気 1着 0
サリオス -2キロ 朝日杯G1 1人気 1着 -0.4
ヴィクトワールピサ -8キロ 弥生賞G2 1人気 1着 -0.1
トライアンフマーチ -2キロ 若葉S 4人気 2着 0
マイネルチャールズ -4キロ 弥生賞G2 2人気 1着 -0.1
ヴィクトリー -4キロ 若葉S 1人気 1着 0
フサイチジャンク -4キロ 若葉S 1人気 1着 -0.1
ディープインパクト -4キロ 弥生賞G2 1人気 1着 0
アドマイヤジャパン -6キロ 弥生賞G2 3人気 2着 0
ダイワメジャー -4キロ スプリンG2 11人気 3着 0.2
何か気づきませんか?
一昨年の3着馬ステラヴェローチェを除いてほぼ全馬が前走好走馬なんです。
馬体重に余裕のあった馬は前走馬券外でも巻き返している点に気づくと思います。
前哨戦で余裕力のある敗戦→本番でしっかり絞って好走
最初に書いた「順調度」とはまさにこの事です。
逆に前走で皐月賞出走権を得るためにある程度仕上げていた馬は前走でも好走していることが大前提となります。
唯一この20年で前走マイナス体重かつ馬券外から本番3着に食い込んだステラヴェローチェを見ると
出走時点で2歳重賞を優勝、G1を連対と有り余るほどの重賞実績の持ち主です。
それでも3着が精一杯のここまで連対ゼロデータとなります。
今年このパターンに該当する馬は、
グラニット -4キロ 前走馬券外
重賞未勝利馬でもありステラヴェローチェと比較しても到底買える馬ではありません。
そしてこの馬体重に一つ注目して欲しいのですが、
過去の好走馬の前走馬体重を見てください。
ジオグリフ 498キロ
イクイノックス 482キロ
ドウデュース 504キロ
エフフォーリア 514キロ
タイトルホルダー 466キロ
ステラヴェローチェ 500キロ
コントレイル 462キロ
サリオス 538キロ
ガロアクリーク 496
サートゥルナーリア 500キロ
ヴェロックス 482キロ
ダノンキングリー 454キロ
エポカドーロ 492キロ
サンリヴァル 500キロ
ジェネラーレウーノ 496キロ
アルアイン 520キロ
ペルシアンナイト 482キロ
ダンビュライト 470キロ
ディーマジェスティ 476キロ
マカヒキ 496キロ
サトノダイヤモンド 498キロ
ドゥラメンテ 488キロ
リアルスティール 506キロ
キタサンブラック 504キロ
イスラボニータ 462キロ
トゥザワールド 518キロ
ウインフルブルーム 490キロ
ロゴタイプ 486キロ
エピファネイア 494キロ
コディーノ 484キロ
ゴールドシップ 506キロ
ワールドエース 446キロ
ディープブリランテ 502キロ
オルフェーヴル 444キロ
サダムパテック 508キロ
ダノンバラード 460キロ
ヴィクトワールピサ 510キロ
ヒルノダムール 466キロ
エイシンフラッシュ 492キロ
アンライバルド 478キロ
トライアンフマーチ 478キロ
セイウンワンダー 526キロ
キャプテントゥーレ 464キロ
タケミカヅチ 504キロ
マイネルチャールズ 452キロ
ヴィクトリー 476キロ
サンツェッペリン 474キロ
フサイチホウオー 516キロ
メイショウサムソン 508キロ
ドリームパスポート 464キロ
フサイチジャンク 482キロ
ディープインパクト 446キロ
シックスセンス 452キロ
アドマイヤジャパン 480キロ
ダイワメジャー 532キロ
コスモバルク 480キロ
メイショウボーラー 486キロ
ネオユニヴァース 484キロ
サクラプレジデント 488キロ
エイシンチャンプ 486キロ
赤く塗った馬は480キロ以上の馬で青く塗ったのは480キロ未満の馬
クラシックとは言え3歳で480キロ超えの馬格のある馬が非常に目立ちます。
好走馬60頭のうち41頭は前走時点で480キロ以上の馬でした。
今年この前走480キロ以下の馬が、
ウインオーディン
グラニット
ソールオリエンス
ワンダイレクト
人気確実のソールオリエンスが該当しており、
今年は波乱も十分考えられる1戦です。
ちなみに過去20年でみても前走480キロ以下だった馬のワンツー決着は2009年の1度だけ
過去10年では1度もこの決着はありませんでした。
いかに馬格のある馬が有利かよくわかります。
人気馬も該当しているだけに軸は是非とも480キロ以上馬を狙いたいところ。
ちなみに過去20年で前走480キロ未満だった馬19頭中11頭はプラス体重もしくは増減なしから本番好走
前走480キロ未満かつ前走マイナス体重で本番好走できたのは
2021年 タイトルホルダー
2017年 ダンビュライト
2012年 ワールドエース
2011年 オルフェーヴル
2009年 トライアンフマーチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 ヴィクトリー
2005年 ディープインパクト
上記の8頭
改めて狭き門なのが伝わると思います。
1年で2頭以上走ったことはありません。
今年これに該当するのが、
グラニット
ワンダイレクト
上記2頭はこの時点で期待値は相当低めです。
好走馬の前走着順に注目
過去20年の好走馬60頭中47頭が、
「前走連対馬だった」
まずは過去好走馬の前走をみてみましょう。
ジオグリフ 共同通信G3 2着
イクイノックス 東京スポG2 1着
ドウデュース 弥生賞G2 2着
エフフォーリア 共同通信G3 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 1着
ステラヴェローチェ 共同通信G3 5着
コントレイル ホープフG1 1着
サリオス フューチG1 1着
ガロアクリーク スプリンG2 1着
サートゥルナーリア ホープフG1 1着
ヴェロックス 若葉S(L) 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 1着
エポカドーロ スプリンG2 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 4着
ジェネラーレウーノ 京成杯G3 1着
アルアイン 毎日杯G3 1着
ペルシアンナイト アーリンG3 1着
ダンビュライト 弥生賞G2 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 1着
マカヒキ 弥生賞G2 1着
サトノダイヤモンド きさらぎG3 1着
ドゥラメンテ 共同通信G3 2着
リアルスティール スプリンG2 2着
キタサンブラック スプリンG2 1着
イスラボニータ 共同通信G3 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1着
ウインフルブルーム 若葉S 2着
ロゴタイプ スプリンG2 1着
エピファネイア 弥生賞G2 4着
コディーノ 弥生賞G2 3着
ゴールドシップ 共同通信G3 1着
ワールドエース 若葉S 1着
ディープブリランテ スプリンG2 2着
オルフェーヴル スプリンG2 1着
サダムパテック 弥生賞G2 1着
ダノンバラード 共同通信G3 9着
ヴィクトワールピサ 弥生賞G2 1着
ヒルノダムール 若葉S 2着
エイシンフラッシュ 京成杯G3 1着
アンライバルド スプリンG2 1着
トライアンフマーチ 若葉S 2着
セイウンワンダー 弥生賞G2 8着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 3着
マイネルチャールズ 弥生賞G2 1着
ヴィクトリー 若葉S 1着
サンツェッペリン スプリンG2 8着
フサイチホウオー 共同通信G3 1着
メイショウサムソン スプリンG2 1着
ドリームパスポート スプリンG2 3着
フサイチジャンク 若葉S 1着
ディープインパクト 弥生賞G2 1着
シックスセンス 若葉S 4着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 2着
ダイワメジャー スプリンG2 3着
コスモバルク 弥生賞G2 1着
メイショウボーラー 弥生賞G2 2着
ネオユニヴァース スプリンG2 1着
サクラプレジデント スプリンG2 2着
エイシンチャンプ 弥生賞G2 1着
赤く塗った馬は前走連対馬、それ以外は青く塗っています。
非常に高いレベルなのが見てわかります。
過去の好走馬で前走連対できていなかったのは以下の13頭
ステラヴェローチェ
サンリヴァル
ダンビュライト
エピファネイア
コディーノ
ダノンバラード
セイウンワンダー
タケミカヅチ
サンツェッペリン
ドリームパスポート
シックスセンス
ダイワメジャー
キャプテントゥーレ
これらの過去実績には明確な共通点がありました。
前走で連対できていなかったこの13頭の過去実績を見ていきましょう。
ステラヴェローチェ 重賞勝ち+G1連対
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+2000m重賞3着
エピファネイア 2000m重賞優勝
コディーノ 重賞勝ち+2000m重賞3着
ダノンバラード 2000m重賞優勝
セイウンワンダー G1勝ち
タケミカヅチ G1好走
サンツェッペリン 2000m重賞優勝
ドリームパスポート OP戦4度好走(重賞勝ち含む)
シックスセンス 2000m重賞優勝(中山)
ダイワメジャー 中山重賞好走(前走3着)
キャプテントゥーレ 重賞勝ち+G1好走
やはり巻き返しには明確な理由がありますね、
一番実績面で不足していたサンリヴァルですが、キャリアは4戦の身で勝率50%
デビューから一度も掲示板を外していませんでした。
基本的には2000m重賞実績orG1好走実績が必須
ウインオーディン
グラニット
グリューネグリーン
セブンマジシャン
メタルスピード
ワンダイレクト
今年は6頭が該当
過去の実績を見ていきたいと思います。
ウインオーディン
2000m重賞 なし
G1実績 なし
グラニット
2000m重賞 なし
G1実績 なし
グリューネグリーン
2000m重賞 1着
G1実績 なし
セブンマジシャン
2000m重賞 3着
G1実績 なし
メタルスピード
2000m重賞 前走中山重賞3着
G1実績 なし
ワンダイレクト
2000m重賞 前走中山重賞3着
G1実績 なし
前走で中山重賞3着パターンは少し古いですが18年前のダイワメジャーの1頭だけ
この馬はキャリア4戦で馬券外は1回(4着)、掲示板を外したことは1度もありませんでした。
メタルスピードのキャリア7戦はかなりマイナスですね、例外候補としてはかなり実績不足
セブンマジシャンも同様で前走敗退でキャリア5戦、掲示板は2度外しているのでこちらも厳しそう
グリューネグリーンも前走掲示板+2走前も掲示板外、このパターンは過去20年で好走馬1頭もなし
そうなるとキャリア3戦で前走中山重賞好走のワンダイレクトのみチャンスあり。
実は前走人気も非常に重賞な皐月賞
ここまで前走着順について書きましたが、
同時に前走の人気にも注目したいと思います。
「好走馬の約7割が前走2番人気以内」
前走60頭中43頭が前走2番人気以内です。
過去の好走馬を見て見ましょう。
前走3番人気以下から好走した9頭です。
エフフォーリア 共同通信G3 4人気 1着
タイトルホルダー 弥生賞G2 4人気 1着
ガロアクリーク スプリンG2 6人気 1着
ダノンキングリー 共同通信G3 3人気 1着
エポカドーロ スプリンG2 3人気 2着
サンリヴァル 弥生賞G2 5人気 4着
ダンビュライト 弥生賞G2 5人気 3着
ディーマジェスティ 共同通信G3 6人気 1着
キタサンブラック スプリンG2 5人気 1着
トライアンフマーチ 若葉S 4人気 2着
キャプテントゥーレ 弥生賞G2 5人気 4着
タケミカヅチ 弥生賞G2 7人気 3着
サンツェッペリン スプリンG2 4人気 8着
メイショウサムソン スプリンG2 4人気 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 3人気 2着
ダイワメジャー スプリンG2 11人気 3着
メイショウボーラー 弥生賞G2 3人気 2着
先に書いた前走で連対を外していた馬の共通点とほとんど同じで
重賞実績が非常にポイントになります。
エフフォーリア 3戦3勝前走重賞勝ち
タイトルホルダー 前走中山重賞勝ち
ガロアクリーク 前走中山重賞勝ち
ダノンキングリー 3戦3勝前走重賞勝ち
エポカドーロ 複勝率100%+前走TR好走
サンリヴァル 中山2000mOP戦を0.2秒差快勝
ダンビュライト 重賞連対+前走TR好走
ディーマジェスティ 連対率100%前走重賞勝ち
キタサンブラック 3戦3勝前走重賞勝ち
トライアンフマーチ 連対率75%+前走TR連対
キャプテントゥーレ 重賞勝ち+G1好走
タケミカヅチ 重賞3度好走+前走TR好走
サンツェッペリン 中山2000m重賞勝ち+中山OP2連対
メイショウサムソン 重賞5度好走+前走TR勝ち
アドマイヤジャパン 複勝率100%+前走TR連対
ダイワメジャー 前走TR好走
メイショウボーラー 連対率100%+前走TR好走
ここでもサンリヴァルが異質な感じにはなりますが、
基本的には重賞連対の実績か100%系or前走TR好走
こちらも今年の登録メンバーを見ていきましょう。
ウインオーディン
グラニット
グリューネグリーン
タッチウッド
タスティエーラ
ファントムシーフ
ホウオウビスケッツ
メイテソーロ
メタルスピード
ラスハンメル
登録段階ではありますが上記10頭が該当しています。
該当の10頭全馬の過去実績を見ていきましょう。
ウインオーディン なし
グラニット なし
グリューネグリーン なし
タッチウッド 連対率100%+前走重賞連対
タスティエーラ 前走TR勝ち
ファントムシーフ 前走重賞勝ち
ホウオウビスケッツ 連対率100%+前走TR好走
メイテソーロ 好走率100%
メタルスピード 前走TR好走
ラスハンメル 前走TR好走
メイテソーロは強調材料が馬券外なしだけなので過去の同パターンと比較しても実績不足
ラスハンメルは前走若葉S連対ですが、過去20年の好走馬で同パターンの最低人気は4番人気
5番人気かつ掲示板外2度と実績を比較しても1頭の好走例もない実績不足パターンでこちらも厳しそう
残りの赤く塗った馬は前走TR組で条件クリア
ここまでをまとめると、前走馬券外、前走3番人気以下のどちらかに引っかかる馬は、
ウインオーディン
グラニット
グリューネグリーン
セブンマジシャン
メイテソーロ
メタルスピード
ラスハンメル
上記7頭は過去20年全飛びの条件で消し対象です。
好走したら事故レベル、馬券的には妙味があっても効率が悪いので消します。
皐月賞を好走した関東馬
2022年 ジオグリフ
2022年 イクイノックス
2021年 エフフォーリア
2021年 タイトルホルダー
2020年 サリオス
2020年 ガロアクリーク
2019年 ダノンキングリー
2018年 ジェネラーレウーノ
2016年 ディーマジェスティ
2015年 ドゥラメンテ
2014年 イスラボニータ
2013年 ロゴタイプ
2013年 コディーノ
2008年 タケミカヅチ
2008年 マイネルチャールズ
2007年 サンツェッペリン
2004年 ダイワメジャー
2003年 サクラプレジデント
過去20年で18頭います。
逆を返すと、過去20年で60頭好走馬がいますが、
そのうちの42頭は関西馬だったと言うこと。
見ての通り関東馬にとっては狭き門なのです。
この18頭の関東馬には面白いほど共通点があったので、
本日はそれを書いて行こうと思います。
関東馬と中山コースの深い関係性
同じ関東圏と言うことで関東馬なら中山コースへの出走歴が非常に多く目立ちます。
1頭1頭見ていきましょう。
ジオグリフ 中山重賞出走なし
イクイノックス 中山重賞出走なし
エフフォーリア 中山重賞出走なし
タイトルホルダー 弥生賞優勝
サリオス 朝日杯FS優勝
ガロアクリーク スプリングS優勝
ダノンキングリー 中山重賞出走なし
ジェネラーレウーノ 京成杯優勝
ディーマジェスティ 中山重賞出走なし
ドゥラメンテ 中山重賞出走なし
イスラボニータ 中山重賞出走なし
ロゴタイプ スプリングS優勝
コディーノ 朝日杯FS連対
タケミカヅチ 弥生賞3着
マイネルチャールズ 弥生賞優勝
サンツェッペリン 京成杯優勝
ダイワメジャー スプリングS3着
サクラプレジデント 朝日杯FS連対
中山の重賞に出走があった場合は全馬に好走歴がありました。
馬名を青く塗った中山重賞に出走がなかった馬も非常に面白いことになっています。
ジオグリフ 東京重賞勝ち(3着以下はG1のみ)
イクイノックス 連対率100%東京重賞勝ち
エフフォーリア 連対率100%東京重賞勝ち
ダノンキングリー 連対率100%東京重賞勝ち
ディーマジェスティ 連対率100%東京重賞勝ち
ドゥラメンテ 連対率100%東京重賞連対
イスラボニータ 連対率100%東京重賞勝ち
なんと中山重賞に出走していなかった馬はほぼ東京重賞勝ち馬
ドゥラメンテだけ2着でしたが上がり最速0.1秒差でした。
ジオグリフはG1の5着を除けば連対率100%、更に重賞2連対の実績でした。
今年の関東馬はなかなか穴っぽいところが揃っているのでしっかり見ていきたいと思います。
今年の関東馬を査定していきます。
ウインオーディン
グラニット
グリューネグリーン
ソールオリエンス
タスティエーラ
ホウオウビスケッツ
メイテソーロ
メタルスピード
現在の登録段階では上記7頭
想定1番人気の馬や穴で注目されている素質馬もいますので過去の実績をしっかりと見ていきたいと思います。
ウインオーディン
連対率50%(3着以下G1以外2回)
東京重賞 なし
グラニット
連対率40%(3着以下G1以外5回)
東京重賞 サウジRC2着
グリューネグリーン
連対率40%(3着以下G1以外3回)
東京重賞 なし
ソールオリエンス
連対率100%
東京重賞 なし
タスティエーラ
連対率66%(3着以下G1以外1回)
東京重賞 なし
ホウオウビスケッツ
連対率100%
東京重賞 なし
メイテソーロ
連対率66%
東京重賞 なし
メタルスピード
連対率29%
東京重賞 なし
なんと今年は東京重賞連対の関東馬がグラニット1頭のみ。
しかしG1以外で3着以下2回と挽回の余地なし、
その他は過去20年、東京重賞連対していない関東馬の好走は1頭もなし…
更に中山重賞実績を見ていきましょう。
ウインオーディン なし
グラニット なし
グリューネグリーン なし
ソールオリエンス 京成杯1着
タスティエーラ 弥生賞1着
ホウオウビスケッツ スプリングS2着
メイテソーロ なし
メタルスピード スプリングS3着
東京実績、連対実績含め今年の関東馬は期待薄…
赤く塗った4頭はまだ買える余地がありますが、直近はTR勝ち馬or東京重賞好走馬で形成されていますから微妙なところ
ここではソールオリエンスとタスティエーラが条件クリアになります。
過去20年で8枠から好走した馬
2022年 イクイノックス
2020年 ガロアクリーク
2016年 ディーマジェスティ
2014年 トゥザワールド
2014年 ウインフルブルーム
2010年 ヒルノダムール
2009年 アンライバルド
2007年 ヴィクトリー
2005年 アドマイヤジャパン
2004年 コスモバルク
過去20年で上記10頭
全てフルゲート18頭立て
中山コースの大外枠はみなさんどんなイメージを持ちますでしょうか?
一般的にポジション取りやコーナーの面で18番は流石に不利、そんなイメージをお持ちでしょう。
本日はそのイメージが少し変わるかもしれません。
8枠に入った全体の成績
3-4-3-47
勝率5.3% 連対率12.3% 複勝率17.5%
単勝回収値95% 複勝回収値62%
1~7枠に入った全体の成績
17-16-17-246
勝率5.7% 連対率11.1% 複勝率16.9%
単勝回収値52% 複勝回収値66%
どうですか?
私には勝率、連対率、複勝率の全てがほぼフラットに感じます。
1%前後の違いはほぼ誤差とも言えるでしょう。
しかし単勝回収率は外枠が嫌われるのか、むしろ8枠の方が妙味あります。
ちなみに3番人気以内に支持された馬が8枠の場合
イクイノックス 3番人気 2着
ステルヴィオ 2人気 4着
リオンディーズ 2人気 5着降着
トゥザワールド 1人気 2着
グランデッツァ 1人気 5着
アリゼオ 3人気 5着
アンライバルド 3人気 1着
リーチザクラウン 2人気 13着
ショウナンアルバ 3人気 14着
アドマイヤジャパン 3人気 3着
コスモバルク 1人気 2着
合計11頭が走って掲示板を外したのは僅か2頭のみ
11頭中9頭が5着以内に好走しています。
馬場改修工事後の中山に限れば全馬掲示板を確保しています。
ここまで見る限りシンプルに不利ではないと断言できます。
逆に有利ですとも言えませんが、8枠を理由に評価を下げるのはイメージだけで判断していることになります。
その根拠のないイメージが馬券にとっては負の要素となります。
ちなみに去年までは8枠の単勝回収率が20年間ベタ買いでも100%超えでした。
ここからは過去20年で8枠から好走した馬の詳細を見ていきます。
イクイノックス 東スポ杯G2 1着
ガロアクリーク スプリンG2 1着
ディーマジェスティ 共同通信G3 1着
トゥザワールド 弥生賞G2 1着
ウインフルブルーム 若葉S 2着
ヒルノダムール 若葉S 2着
アンライバルド スプリンG2 1着
ヴィクトリー 若葉S 1着
アドマイヤジャパン 弥生賞G2 2着
コスモバルク 弥生賞G2 1着
見事なまでに全馬が前走連対馬です。
最大着差は全馬+0.2秒差以内とハイレベル
前走3着以下から巻き返した8枠の馬は過去20年で1度も出てきていません。
イクイノックス 1位
ガロアクリーク 1位
ディーマジェスティ 1位
トゥザワールド 2位
ウインフルブルーム 3位
ヒルノダムール 3位
アンライバルド 2位
ヴィクトリー 2位
アドマイヤジャパン 2位
コスモバルク 1位
こちらは前走上がり3F順位
全馬が前走でラスト3Fは上位3頭以内の脚を使っていました。
上がり3位だったウインフルブルームとヒルノダムールは前走共に4角4番手以内の先行馬でした。
逆に4角5番手以下だった馬は最低でも上がり2位以内だったことがわかります。
甘く見ても過去20年の皐月賞で8枠から好走した馬の全てが
「前走OP以上で上がり3位以内で連対していた」
となります。
今年の8枠は3頭
タッチウッド
メタルスピード
マイネルラウレア
この3頭の前走を見てみると、
タッチウッド 共同通信杯2着 上がり10位
メタルスピード スプリングS3着 上がり2位
マイネルラウレア 若駒S1着 上がり1位
タッチウッドは前走の上がりがNG、過去に4角先頭馬も満たしていた条件なのでシンプルに割引
メタルスピードは上がりを使うも前走で連対できず、+0.3秒というのもズレます。
マイネルラウレアはローテは別として好走しても全く問題なくデータクリア
大外枠に入って肩を落とした人もいると思いますが、馬込みが苦手と陣営もコメントしている通り土曜日の雨の具合にもよりますが
前が流れる皐月賞でこの馬にとっては一番良い枠だと思います。嫌われてオッズが上がるなら尚更加点要素です。
さて、本日最後になりますが枠順も確定したことで出走頭数に関するデータを紹介
過去10年、皐月賞は全てフルゲート18頭立てで開催されてきましたが
・前走OP戦1番人気or0.3秒差以内
・過去に頭数14頭以上のレースに出走
・上記2番人気以内かつ上がり2位以内で1着or◯◯連対
2022年2着イクイノックス3人気
2021年3着ステラヴェローチェ6人気
2020年2着サリオス3人気
2019年2着ヴェロックス4人気
2019年3着ダノンキングリー3人気
2018年2着サンリヴァル9人気
2018年3着ジェネラーレウーノ8人気
2017年1着アルアイン9人気
2016年1着ディーマジェスティ8人気
2016年3着サトノダイヤモンド1人気
2015年1着ドゥラメンテ3人気
2014年1着イスラボニータ2人気
2013年1着ロゴタイプ1人気
2013年2着エピファネイヤ2人気
2013年3着コディーノ3人気
過去10年全てで好走
好走馬30頭中15頭と半数がこの条件達成馬という点も凄いですが、
1番人気は2頭のみ、13頭が3番人気以下と穴馬も該当して激走しています。
今年はなんと、
1番人気ファントムシーフ 該当せず
2番人気ソールオリエンス 該当せず
こちらは週中のブログランキングで平日から購読して頂いている方限定でしたので詳細は割愛させていただきます。
2023年 皐月賞の推薦馬
▲ホウオウビスケッツ
新馬戦は抜群のスタートからナチュラルにハナを奪うと淡々としたラップを刻む
直線に入ってからは長く持続する末脚で逃げて上がり2位を計測
かなり緩い仕上げだったので派手な勝ち方ではなかったものの濃いレース内容で初勝利
2戦目もスタートは若干ヨレたが二の足が速くハナを取りきって直線まで馬なり
ラスト5ハロン全て11秒台と脚色が変わることなく連勝を飾った。
1番強かったのが前走のスプリングSで大逃げを打つグラニットの番手付近でレースを進める
1000m通過が59.4と重馬場を考えると前にはかなりキツイペース、流石に直線垂れて不思議ではないLAPも
1頭だけ前目で持続しており、外差しの中で唯一の好走馬とかなり評価できる。
ゴール後も持続しており瞬発力勝負よりも持続する競馬が合っていそうで皐月賞の舞台は完全マッチ
驚くのが6月生まれで全てのレース7割程度の仕上げだったとのこと、中間はかなり意欲的で上昇気配
タフなレースになると思うので他がマイナスされる中で、このペースを経験しているのは大きな収穫
現在9~10番人気付近をうろついており、妙味も十分なので推薦したい1頭です。
◯人気ブログランキングへ掲載中
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 20位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
新馬戦は特有のスローからラスト3ハロン33秒台の瞬発力勝負で敗退
直線は右に左にフラフラと真っ直ぐ走れておらず幼さもかなりみられた1戦
2戦目、3戦目と上がり35秒台を最速で突き抜けており瞬発力よりも持続力タイプ
敗戦したレースは全て上がり33秒台とキレ負け、逆に前走含め良馬場以外のタフな馬場
もしくは上がりの掛かる35秒台のレースでは全て先行して上がり最速と今回の舞台は間違いなく合う
前走もラスト1ハロンでグッと前に出ており、ゴール後もまだ余力ある動き
皐月賞が過去10年スローで流れた年は1度もないので馬場含め完全にこの馬に追い風なのは間違いない。
中間に跨った鞍上もかなり自信がありそうに良い馬だと報告、満面の笑みだったそう。
枠順も絶好枠を引き当てましたし、下のベラジオオペラで説明しますが良馬場以外で開催された皐月賞は
上がり35秒後半で勝鞍のある馬がかなりの確率で好走傾向、そして現在10番人気以下で当日も2桁人気確定だと思います。
個人的には買い材料しかないので複勝オッズで10倍以上見えているのもあり、少額でも複勝を抑えたいと思います。
◎ベラジオオペラ
月曜日からブログランキングへ毎回この馬の名前があったように最初から本命は決めていました。
ブログの性質上、直前の馬体重やパドックはもちろん、馬場状態や天候を完全に加味することができないので、
今年は雨残りで時計の掛かるタフなレースになると決め打ちで予想しています。
良馬場以外で開催された皐月賞
(稍重〜不良)
※上がりデータが遡れる過去32年
2021年
⭕️エフフォーリア 35.7(1着)
⭕️タイトルホルダー 35.9(1着)
⭕️ステラヴェローチェ 36.8(1着)
2020年
⭕️コントレイル 35.8(1着)
⭕️サリオス 35.4(1着)
❌ガロアクリーク なし
2018年
⭕️エポカドーロ 35.8(1着)
❌サンリヴァル なし
⭕️ジェネラーレウーノ 36.3(1着)
2012年
⭕️ゴールドシップ 36.5(1着)
⭕️ワールドエース 35.3(1着)
⭕️ディープブリランテ 35.9(1着)
2010年
⭕️ヴィクトワールピサ 36.1(1着)
⭕️ヒルノダムール 35.3(1着)
❌エイシンフラッシュ なし
2000年
⭕️エアシャカール 36.5(1着)
⭕️ダイタクリーヴァ 36.2(1着)
⭕️チタニックオー 35.5(1着)
1995年
⭕️ジェニュイン 39.7(1着)
⭕️タヤスツヨシ 36.9(1着)
⭕️オートマチック 35.0(1着)
1991年
⭕️トウカイテイオー 37.9(1着)
⭕️シャコーグレイド 35.8(1着)
⭕️イイデセゾン 37.5(1着)
好走馬24頭中21頭が35秒以上での1着経験あり。(占有率87.5%)
優勝馬に限ると全馬35秒後半で1着経験あり。(占有率100%)
今年の出走馬では人気馬の該当はベラジオオペラくらいで、他の馬はほぼ2桁人気となります。
この傾向がどこまで引き継がれるか分かりませんが、大荒れも考えられる中で一番飛び要素が低い馬かなと思います。
現在3連勝ですが、陣営が認める仕上がりの緩さ、その中でも素質だけで勝ちきってきたのは素直に評価
中間はこれまで以上に攻めており、このタフな馬場を経験している強みから傾向含め本命にしたいと思います。