【レパードS】予想　過去10年データ傾向からは圧倒的先行有利！毎年馬券内の前走着差やローテの法則とは

過去10年の好走馬

上記30頭が過去10年の好走馬

昔は人気馬がそのまま好走する堅い決着が目立ちましたが、現在9年連続で6番人気以下が激走

30頭中7頭が10番人気以下と大穴の激走も目立ちます。

重賞考察

前走条件戦から好走した馬は12頭

全馬が前走5番人気以内かつ5着以内で全馬が前走4角4番手以内でした。

2018年のヒラボクラターシュとビッグスモーキー、2021年のカフジオクタゴンを除けば前走3番人気以内かつ連対がほとんど

この3頭はこの時点で2勝を挙げておりました。

リバートゥルー　前走6人気1着

ソッコータルマカ　前走5人気4着

マオノアラシ　1人気1着

ライオットガール　6人気4着

オメガギネス　4人気1着

ベンダバリラビア　2人気10着

ミスティックロア　1人気1着

ルクスフロンティア　4人気1着

クールミラボー　3人気2着

ハッスルダンク　1人気6着

今年は出走15頭に対して10頭が前走条件戦から参戦

厳しく見えるのは前走5番人気以下or掲示板外の4頭

完全クリアはやはり人気が予想されるミスティックロア、クールミラボー辺り

前走OPクラスからは3頭と以外にも直結しないレース

芝から初ダートで挑んだダノンリバティ

地方で圧勝して参戦のタマノブリュネット

2～4走前まで上がり2位以内で連続連対し前走OP敗退から巻き返したハヤヤッコ

母数が少なく絞りきれません。

マテンロウガイ

ツウカイリアル

エクロジャイト

今年は2頭が参戦しますが、前走2桁人気はユニコーンS組しかおらずマテンロウガイの前走OP11人気はかなり割引

重賞実績なく2走連続で馬券外のパターンもここまで全飛びなのでツウカイリアルも割り引きたいですが母数が少ないのでブレイクも否定できません。

エクロジャイトは前走OPを優勝しており問題なさそうです。

前走重賞から好走した馬は15頭

前走大敗馬や2桁人気も好走していますが、どちらも前走好走しているか1番人気だったのどちらか

それ以外で絞れる明確なボーダーはあまりありません。

クレメダンジュ　前走地方

パスクオトマニカ　前走芝

今年は2頭と少なく、近年は前走条件戦の馬が中心になることが多いので年々少ないです。

そしてどちらも判断に困る前走で、クレメダンジュは2走前JRA条件勝ちなので人気はないですが好走する資格はありそう。

パスクオトマニカはダノンリバティが初芝で好走した例もあるので何とも言えませんがG3以上で実績があったのに対して

OP勝ちのみ、少し芝での実績が甘く感じます。

圧倒的先行有利

好走馬30頭中20頭が4角4番手以内の先行馬

長い直線もコーナーがきついので前の馬が残りやすいコース

ちなみに4角3番手以内だった馬は、設立から全てで好走し

これまで14年連続で好走中という驚異的なアドバンテージです。

当日4角5番手以下から見事に好走した馬を見ていくと

前走上がり2位以内で条件戦を勝ち上がっていたカフジオクタゴン

JRA全レース上がり最速勝ちで前走地方出走のハピ

JRA全レース上がり2位以内で好走し前走地方出走のミヤジコクオウ

前走OP敗退で2～4走連続上がり2位以内で連対していたハヤヤッコ

など基本的には上がり勝負に強かった馬です。

ちなみに前走地方でもジャパンDDは最多の10頭で2021年と2018年以外は馬券になっています。

注目は前走2番人気以内かつ4角3番手以内から着差0.3秒以上をつけて勝った馬です。

残念ながら今年はJDD組がいません…

基本の狙い目は先行力の違いを前走時点で見せつけている馬で、

過去11年前走ジャパンDDor前走2番人気以内かつ4角3番手以内から0.3秒以上だと

好走馬の半数以上がこのパターンです。

なんと今年はこちらの該当馬もいません…毎年3頭以上はいるのですが例年と比較してもかなり低レベルです。

類似する部分としては過去11年中8年で前走着差0.3秒以上の馬が好走しており、該当馬が好走しなかったのは

2019年、2018年、2016年の3つ、このときの好走馬を見ると好走馬9頭中7頭が前走OP以上だった馬でした。

ようするに前走条件戦の強い上がり馬がいない年は、先に上のクラスに上がった馬が巻き返しています。

今年唯一の前走0.3秒以上の馬は

ミスティックロア　前走1勝クラス-0.5秒差

当然この馬が中心なのはわかりますが、人気的にも

10番人気クレメンダジュ　前走地方G2

12番人気ツウカイリアル　前走OP

15番人気マテンロウガイ　前走OP

2番人気エクロジャイト　前走OP

エクロジャイトは人気ですが、他の人気薄3頭も出番があるかもしれません。

2023年　レパードSの推薦馬

▲ミスティックロア

ここまで全て右回り、良馬場は1度も経験していないとなると嫌いたい1頭ですが

陣営的には左回りベスト、良馬場で時計が掛かるレースが合っているとのことで

もしそれが正しいのであれば圧勝してもおかしくない舞台設定でしょう。

しかしまだ3歳の身、走ってみないことには分からない部分が多いので人気なら評価を1枚下げたいと思います。

それでも今回の低レベルなメンバー構成でデビューからオール連対は評価できますし、

3戦全てがコーナーでポジションを上げての先行押し切り、今回の新潟コースは余裕で対応できるでしょう。

ちなみに過去10年の1番人気は3-3-1-3で安定していますが、更に馬体重480キロ以上だと3-3-1-0、馬格のあるこの馬にとっては良い傾向です。

◯エクロジャイト

例年なら圧倒的先行有利のコースで前走OP勝ち、3勝馬のこの馬が本命で良さそうですが想定通りの人気

ちなみに過去10年3勝以上馬は全てで連対しており8年で優勝しています。

今年の該当馬は前走3勝クラスで馬券外のライオットガール、今回が初ダートのパスクオトマニカ

どう考えてもこの2頭より実績も脚質も1枚上のこの馬が最も軸にふさわしい1頭だと思います。

前走も中盤に緩んだこともあり展開は正直向いた感ありますが、ゴール前の映像を見ると非常に面白いです。

よほど持久力に長けているのか一切垂れない直線、更にはもう一度伸びる末脚となると非の打ち所がない馬です。

今回のコース形状も見方するでしょうし、よほど道中で絡まれない限りは安定株だと思います。

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新馬戦ではラスト1ハロンでようやくエンジン点火といったところでゴール板を過ぎても余力十分

前走は時計の掛かる馬場にも関わらず同日のダートレースの中でも上位と差がない数値で完勝

こちらも多少ズブい面を見せており、ここまで1度も本格的なレースがない。

今年は例年だと必ず参戦のあるJDD組が不在、重賞勝ち馬も不在、過去データを見ても設立以来最弱メンバーで間違いないです。

ここを勝ってどうするのか？正直この後のローテにも疑問が残りますし元々は予定になかった歴史の浅い新設のダート重賞

今後も手薄なメンバーが集まりやすいG3戦になりそうで、今年は過去の実績よりも今後の伸びしろ含め未知の部分に期待しても

十分それが通用するメンバーだと考えています。こちらの想定よりも人気していないのもプラスです。

ここでしっかりと賞金加算しダート路線を盛り上げてくれる1頭だと思うので期待したいと思います。