エリザベス女王杯を連対した馬一覧
2021年
アカイイト
ステラリア
2020年
ラッキーライラック
サラキア
2019年
ラッキーライラック
クロコスミア
2018年
リスグラシュー
クロコスミア
2017年
モズカッチャン
クロコスミア
2016年
クイーンズリング
シングウィズジョイ
2015年
マリアライト
ヌーヴォレコルト
2014年
ラキシス
ヌーヴォレコルト
2013年
メイショウマンボ
ラキシス
2012年
レインボーダリア
ヴィルシーナ
2011年
スノーフェアリー
アヴェンチュラ
2010年
スノーフェアリー
メイショウベルーガ
2009年
クィーンスプマンテ
テイエムプリキュア
2008年
リトルアマポーラ
カワカミプリンセス
2007年
ダイワスカーレット
フサイチパンドラ
2006年
フサイチパンドラ
スイープトウショウ
2005年
スイープトウショウ
オースミハルカ
2004年
アドマイヤグルーヴ
オースミハルカ
2003年
アドマイヤグルーヴ
スティルインラブ
2002年
ファインモーション
ダイヤモンドビコー
過去20年で上記40頭
連対馬の距離実績について
まず注目したいのが連対馬の距離実績
アカイイト 2000m1着
ステラリア 2000m1着
ラッキーライラック 2000mG1 1着
サラキア 距離実績なし
ラッキーライラック 2400mG1 3着
リスグラシュー 2000mG1 2着
クロコスミア 2000m1着
モズカッチャン 2000mG2 1着
クロコスミア 2000m1着
クイーンズリング 2000mG1 2着
シングウィズジョイ 2000mG2 1着
マリアライト 2000m1着
ヌーヴォレコルト 2400mG1 1着
ラキシス 2000m1着
ヌーヴォレコルト 2400mG1 1着
メイショウマンボ 2400mG1 1着
ラキシス 2000m1着
レインボーダリア 2000m1着
ヴィルシーナ 2000m1着
スノーフェアリー 2400mG1 1着
アヴェンチュラ 2000mG1 1着
スノーフェアリー 2400mG1 1着
メイショウベルーガ 2400mG2 1着
クィーンスプマンテ 2600mOP 1着
テイエムプリキュア 2400mG2 1着
リトルアマポーラ 距離実績なし
カワカミプリンセス 2400mG1 1着
ダイワスカーレット 2000mG1 1着
フサイチパンドラ 2200mG1 1着
フサイチパンドラ 2400mG1 2着
スイープトウショウ 2200mG1 1着
スイープトウショウ 2200mG1 1着
オースミハルカ 2200mG1 2着
アドマイヤグルーヴ 2200mG1 1着
オースミハルカ 距離実績なし
アドマイヤグルーヴ 2000mG2 1着
スティルインラブ 2400mG1 1着
ファインモーション 2000mG1 1着
ダイヤモンドビコー 2000mG2 1着
ブエナビスタが3着に破れ11番人気のクィーンスプマンテと12番人気のテイエムプリキュアで決着した2009年のエリザベス女王杯もしっかりとこの2頭には長距離適性がありました。
非根幹距離なのでスピードよりもパワーやスタミナ寄りのレースになりやすく、驚くのがリピーターの多さ
3着まで広げても
アドマイヤグルーヴ 2003年1着
アドマイヤグルーヴ 2004年1着
アドマイヤグルーヴ 2005年3着
オースミハルカ 2005年2着
オースミハルカ 2006年2着
スイープトウショウ 2005年1着
スイープトウショウ 2006年2着
スイープトウショウ 2007年3着
フサイチパンドラ 2006年1着
フサイチパンドラ 2007年2着
アパパネ 2010年3着
アパパネ 2011年3着
スノーフェアリー 2010年1着
スノーフェアリー 2010年1着
ラキシス 2013年2着
ラキシス 2014年1着
ヌーヴォレコルト 2014年2着
ヌーヴォレコルト 2015年2着
ミッキークイーン 2016年3着
ミッキークイーン 2017年3着
モズカッチャン 2017年1着
モズカッチャン 2018年3着
クロコスミア 2017年2着
クロコスミア 2018年2着
クロコスミア 2019年2着
ラッキーライラック 2019年1着
ラッキーライラック 2020年1着
ラヴズオンリーユー 2019年3着
ラヴズオンリーユー 2020年3着
ここまでリピーター色の強いG1は他に無いと思います。
それだけ適正が偏ると言っても過言じゃないのでデータ派としては見せ所の1戦
ちなみに今年はアカイイトが唯一リピーターの資格があります、この流れだと結構熱そうな気がしますね…
話しはそれましたが、距離の話題に戻しまして
2000m以上に勝鞍のなかった例外の3頭を見てみます。
サラキア 距離実績なし
リトルアマポーラ 距離実績なし
オースミハルカ 距離実績なし
サラキア
フローラS 0.2秒差4着
秋華賞 0.5秒差4着
前走非根幹距離G2 1着
リトルアマポーラ
京成杯 0.2秒差4着
オークス 0.5秒差7着
前走秋華賞 0.3秒差6着
オースミハルカ
秋華賞 0.3秒差6着
前走非根幹距離G2 1着
例外パターンはクラシック0.5秒以内は必須ですね、
着順は落としても着差はほんの僅かだった3頭
過去20年の連対馬としては最低でも2000m以上で1着or2000m以上のG1で好走経験は欲しいところ
例外は上記3頭との比較になります。
早速今年の出走予定馬を見ていきましょう。
アカイイト 2200mG1 1着
アンドヴァラナウト 2000mG2 1着
イズジョーノキセキ 距離実績なし
ウインキートス 2500mG2 1着
ウインマイティー 2000mG3 1着
ウインマリリン 2500mG2 1着
クリノプレミアム 距離実績なし
コトブキテティス 2400m1着
サンテローズ 2000m1着
シャムロックヒル 2000mG3 1着
ジェラルディーナ 2200mG2 1着
スタニングローズ 2000mG1 1着
ソフトフルート 2000m1着
テルツェット 距離実績なし
デアリングタクト 2000mG1 1着
ナミュール 2400mG1 1着
ピンハイ 距離実績なし
フィオリキアリ 2000m1着
ホウオウエミーズ 2200m1着
マジカルラグーン 海外馬
ライラック 距離実績なし
ルビーカサブランカ 2000mG3 1着
ローザノワール 距離実績なし
距離実績のない6頭を見ていきましょう。
まず確実に必要なのが過去の例外馬全てがクリアしていた秋華賞0.5秒以内、
更に前走G1を0.3秒以内(リトルアマポーラは上がり最速)か非根幹重賞を優勝していることです。
イズジョーノキセキ クラシック未出走
クリノプレミアム クラシック未出走
テルツェット クラシック未出走
ピンハイ オークス0.5秒差
ライラック クラシック全て1秒以上差
ローザノワール クラシック未出走
ピンハイは前走3勝クラスと過去の好走馬と比較しても走れば最低レベルの実績
他は前走非根幹重賞勝ちのあるイズジョーノキセキとテルツェットがまだ買えそうですが、
こちらはクラシックすら出走がなく難しいところ。
例外候補のほとんどがキャリアの少ない3歳馬だったことから、かなり甘くみてもピンハイがギリギリのラインだと思います。
基本的に距離実績のない馬は凡走傾向なのでここから推薦馬を選ぶことはありません。
距離実績でも熱いパターンは以下
2021年2着ステラリア 2000mOP1着
2020年1着ラッキーライラック 2000mG1 1着
2019年2着クロコスミア 2200mG1 2着
2018年1着リスグラシュー 2000mG1 2着
2018年2着クロコスミア 2200mG1 2着
2017年1着モズカッチャン 2000mG2 1着
2016年1着クイーンズリング 2000mG1 2着
2016年2着シングウィズジョイ 2000mG2 1着
2015年2着ヌーヴォレコルト 2400mG1 1着
2014年2着ヌーヴォレコルト 2400mG1 1着
2013年1着メイショウマンボ 2400mG1 1着
2012年2着ヴィルシーナ 2400mG1 2着
2011年1着スノーフェアリー 2400mG1 1着
2011年2着アヴェンチュラ 2000mG1 1着
2010年1着スノーフェアリー 2400mG1 1着
2010年2着メイショウベルーガ 2400mG2 1着
2009年2着テイエムプリキュア 2400mG2 1着
2008年2着カワカミプリンセス 2400mG1 1着
2007年1着ダイワスカーレット 2000mG1 1着
2007年2着フサイチパンドラ 2200mG1 1着
2006年1着フサイチパンドラ 2400mG1 2着
2006年2着スイープトウショウ 2200mG1 1着
2005年1着スイープトウショウ 2200mG1 1着
2005年2着オースミハルカ 2200mG1 2着
2004年1着アドマイヤグルーヴ 2200mG1 1着
2003年1着アドマイヤグルーヴ 2000mG2 1着
2003年2着スティルインラブ 2400mG1 1着
2002年1着ファインモーション 2000mG1 1着
2002年2着ダイヤモンドビコー 2000mG2 1着
昨年のサラキアはOPでしたが基本的には2000m以上のG2優勝馬orG1連対馬が毎年好走中
さらに直近10年ベースで見ると
2021年
ステラリア 前走秋華賞0.5秒差上がり2位
2020年
サラキア 前走府中牝馬S1着
2019年
ラッキーライラック 府中牝馬S3着
2018年
リスグラシュー 府中牝馬S2着
2017年
モズカッチャン 秋華賞3着
クロコスミア 府中牝馬S1着
2016年
クイーンズリング 府中牝馬S1着
2015年
ヌーヴォレコルト オールカマー2着
2014年
ラキシス オールカマー2着
ヌーヴォレコルト 秋華賞2着
2013年
メイショウマンボ 秋華賞1着
2012年
ヴィルシーナ 秋華賞2着
非根幹重賞の府中牝馬S、オールカマーの好走馬or秋華賞組(3歳馬)が必ず連対しています。
過去20年で見てもほぼこの傾向は変わりませんが今とローテションが違ったりとややこしいので省きます。
今年このことから距離実績を合わせて注目したいのが、
アンドヴァラナウト 府中牝馬S3着
ウインキートス オールカマー3着
ジェラルディーナ オールカマー3着
スタニングローズ 秋華賞1着
ナミュール 秋華賞2着
上記5頭
過去20年で前走が秋華賞だった馬
2021年 ステラリア 2着
2017年 モズカッチャン 1着
2015年 タッチングスピーチ 3着
2014年 ヌーヴォレコルト 2着
2013年 メイショウマンボ 1着
2012年 ヴィルシーナ 2着
2011年 アヴェンチュラ 2着
2010年 アパパネ 3着
2009年 ブエナビスタ 3着
2008年 リトルアマポーラ 1着
2007年 ダイワスカーレット 1着
2006年 フサイチパンドラ 2着
2003年 アドマイヤグルーヴ 1着
2003年 スティルインラブ 2着
2002年 ファインモーション 1着
過去20年で上記15頭
好走しなかったのは2004年、2005年、2016年、2018年、2019年ですが、
オークスから直行した2019年のラヴズオンリーユーを含めれば前走G1の3歳馬は20年中16年好走しており注目
好走馬の前走着順
ステラリア 6着
モズカッチャン 3着
タッチングスピーチ 6着
ヌーヴォレコルト 2着
メイショウマンボ 1着
ヴィルシーナ 2着
アヴェンチュラ 1着
アパパネ 1着
ブエナビスタ 3着
リトルアマポーラ 6着
ダイワスカーレット 1着
フサイチパンドラ 3着
アドマイヤグルーヴ 2着
スティルインラブ 1着
ファインモーション 1着
前走馬券外だった青の3頭を見てみましょう。
ステラリア 6着0.5秒差上がり2位
タッチングスピーチ 6着0.3秒差上がり2位
リトルアマポーラ 6着0.3秒差上がり1位
全馬が6着なのは面白い共通点ですが説明がつかないので偶然でしょう。
着差は最大0.5秒で上がりは2位以内が例外ボーダーです。
今年の登録馬を見てみましょう。
スタニングローズ 3人気1着
ナミュール 2人気2着
ライラック 6人10着(0.8秒差)上がり2位
ライラックが前走馬券外ですが2桁着順で0.8秒差となかなか厳しそう。
上がり2位なのは過去の馬券外巻き返し馬と共通しているので推せるポイントでもありますが、
走れば間違いなく過去最低着順を更新します。
好走馬の前走人気
ステラリア 9人気
モズカッチャン 5人気
タッチングスピーチ 2人気
ヌーヴォレコルト 1人気
メイショウマンボ 3人気
ヴィルシーナ 2人気
アヴェンチュラ 2人気
アパパネ 1人気
ブエナビスタ 1人気
リトルアマポーラ 6人気
ダイワスカーレット 2人気
フサイチパンドラ 4人気
アドマイヤグルーヴ 1人気
スティルインラブ 2人気
ファインモーション 1人気
ほとんどの馬が2番人気以内に支持されています。
特に15頭中10頭が2番人気以内かつ2着以内(ブエナビスタ含む)なんですよね。
ステラリア 9人気
モズカッチャン 5人気
メイショウマンボ 3人気
リトルアマポーラ 6人気
フサイチパンドラ 4人気
この5頭のうちステラリアとリトルアマポーラには先程の例外条件が当てはまり、
残りの3頭には「オークスで好走」と言う共通点がありました。
簡単にまとめると、この秋華賞組は3パターンに別れます。
A 秋華賞を2番人気以内で連対
B 秋華賞で3着以内かつオークスで2着以内
C 秋華賞を上がり2位以内かつ着差0.5秒以内
過去20年の好走馬全馬をこのグループに分類してみましょう。
C ステラリア 秋華賞0.5秒差 上がり2位
B モズカッチャン 秋華賞3着 オークス2着
C タッチングスピーチ 秋華賞0.3秒差 上がり2位
A ヌーヴォレコルト 秋華賞1番人気2着
B メイショウマンボ 秋華賞1着 オークス1着
A ヴィルシーナ 秋華賞2番人気2着
A アヴェンチュラ 秋華賞2番人気1着
A アパパネ 秋華賞1番人気1着
B ブエナビスタ 秋華賞3着 オークス1着
C リトルアマポーラ 秋華賞0.3秒差 上がり1位
B ダイワスカーレット 秋華賞2番人気1着
B フサイチパンドラ 秋華賞3着 オークス2着
A アドマイヤグルーヴ 秋華賞1番人気2着
A スティルインラブ 秋華賞2番人気1着
A ファインモーション 秋華賞1番人気1着
このパターン以外は過去20年で走っていません。
特にAに分類されている馬も重複しますが秋華賞とオークスのどちらも好走している馬は非常に好走率が高いですね。
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
スタニングローズ B
ナミュール A
ライラック なし
どの方面から見てもやはりライラックは厳しく見えます。
今年の秋華賞は人気馬がその通り順当に馬券内に入りましたのでデータとしてはすんなり2頭買えそうです。
なんとかスタニングローズを割り引けないか全馬調べてみましたが、
前走3番人気以下だった馬は「オークスで連対しているか上がり最速」
スタニングローズ オークス2着
素晴らしい戦績で正直非の打ち所がないです。
今年の秋華賞連対馬は過去20年の15年を占める好走3歳馬パターンに完全一致しているので人気でも注目したいと思います。
過去20年で前走府中牝馬Sだった馬
2021年 アカイイト
2020年 サラキア
2020年 ラヴズオンリーユー
2019年 ラッキーライラック
2019年 クロコスミア
2018年 リスグラシュー
2018年 クロコスミア
2017年 クロコスミア
2016年 クイーンズリング
2016年 シングウィズジョイ
2014年 ディアデラマドレ
2013年 アロマティコ
2012年 レインボーダリア
2011年 アパパネ
2008年 カワカミプリンセス
2008年 ベッラレイア
2006年 ディアデラノビア
2005年 オースミハルカ
2004年 オースミハルカ
2004年 エルノヴァ
2002年 ダイヤモンドビコー
2002年 レディパステル
過去20年で上記22頭
占有率で見た場合、このエリザベス女王杯では最も走る前走ステップでもあります。
前走着順と人気について
アカイイト 7着
サラキア 1着
ラヴズオンリーユー 5着
ラッキーライラック 3着
クロコスミア 5着
リスグラシュー 2着
クロコスミア 5着
クロコスミア 1着
クイーンズリング 1着
シングウィズジョイ 7着
ディアデラマドレ 1着
アロマティコ 7着
レインボーダリア 4着
アパパネ 14着
カワカミプリンセス 2着
ベッラレイア 3着
ディアデラノビア 3着
オースミハルカ 3着
オースミハルカ 1着
エルノヴァ 5着
ダイヤモンドビコー 1着
レディパステル 3着
22頭中13頭が前走3着以内馬です。
それでは例外だった9頭を見てみましょう。
アカイイト 7着 12番人気
ラヴズオンリーユー 5着 1番人気
クロコスミア 5着 3番人気
クロコスミア 5着 6番人気
シングウィズジョイ 7着 8番人気
アロマティコ 7着 1番人気
レインボーダリア 4着 9番人気
アパパネ 14着 1番人気
エルノヴァ 5着 2番人気
前走3番人気以内が5頭と大半で、
22頭中18頭は前走3着以内か3番人気以内だったことになります。
アカイイト 上がり3位
クロコスミア 4角2番手
シングウィズジョイ 4角2番手
レインボーダリア 上がり2位
4角で2番手以外だった馬は全て上がり3位以内
例外候補としてはこのボーダーを最低ラインクリアしたいところ。
今年の該当馬を見ていきましょう。
アカイイト 8番人気10着上がり10位
アンドヴァラナウト 3番人気3着上がり3位
イズジョーノキセキ 12番人気1着上がり1位
クリノプレミアム 10番人気8着上がり7位
ローザノワール 9番人気15着4角先頭
前年の覇者アカイイトはデータ上厳しく、クリノプレミアムも脱落
ローザノワールは4角先頭で過去の例外馬と重なる部分もありますが、
2頭は前年の2000m以上重賞優勝馬で、この実績が全くない同馬は厳しく感じます。
ここまでのデータ上素直に買える前走府中牝馬S組の馬は
イズジョーノキセキ
アンドヴァラナウト
この2頭のみ
過去20年のエリザベス女王杯で前走府中牝馬S組は16年で好走馬が出ていますからもちろん熱い2頭だと思います。
関東馬について
過去20年
関東馬 3-3-4-78
関西馬 15-17-15-190
占有率で見るとやはり関西圏のG1だけあって関西馬が関東馬を圧倒しています。
過去に好走した10頭の関東馬を見てみましょう。
2015年マリアライト
2015年ヌーヴォレコルト
2014年ヌーヴォレコルト
2012年レインボーダリア
2011年アパパネ
2011年アパパネ
2009年クィーンスプマンテ
2004年エルノヴァ
2002年ダイヤモンドビコー
2002年レディパステル
直近5年では好走馬がいません。
好走馬の前走を見てみると、やはり関東圏の府中牝馬S、オールカマー組が目立ちます。
それ以外だった馬を含め大きく分けると
・2走内で関東圏以外のOP以上を優勝か重賞連対
・オールカマーor府中牝馬Sを好走
上記以外から馬券になったのは2012年のレインボーダリア、2011年のアパパネ
2頭は共に前年のエリザベス女王杯で掲示板に載っていた馬でした。
今年の関東馬を見ていきましょう。
ウインキートス 前走オールカマー好走
ウインマリリン 該当なし
クリノプレミアム 該当なし
コトブキテティス 該当なし
テルツェット 前走クイーンS優勝
ホウオウエミーズ 該当なし
ライラック 該当なし
関東馬が一気に削れます。
一番自然なのはやはりウインキートスの前走オールカマー好走組ですね、
府中牝馬S以外の前走G3組は関東馬に限定すると、過去20年では好走ゼロ
前走G3以下から好走した馬
2021年 3着クラヴェル
2013年 2着ラキシス
2012年 3着ピクシープリンセス
2007年 2着フサイチパンドラ
過去20年で上記4頭のみ、勝ち馬に限れば未だにこのステップからは出ていません。
2011年以前の府中牝馬Sを除いてカウントしています。
今年この前走G3以下に該当するのは、
テルツェット
ピンハイ
ホウオウエミーズ
ルビーカサブランカ
上記4頭です。
好走馬の前走
クラヴェル 新潟記念G3
ラキシス 2勝クラス
ピクシープリンセス 2勝クラス
フサイチパンドラ エルムS
まずは例外的なダートを使ってきたフサイチパンドラについてですが、
この馬がなぜダートを使ったのか到底理解できないローテーションなのですがご存知の通り、
オークス2着、秋華賞3着、そしてエリザベス女王杯の過去の優勝馬でもあります。
当然のことながら当日は3番人気に支持され、2着と走る理由の塊のような馬でした。
このパターンは今後出てこないでしょう、それくらい前走ダートが謎でした。
前走OP以下を使ってきた2頭を見ていきます。
ラキシス 1番人気1着 上がり2位0.1秒
ピクシープリンセス 1番人気1着 上がり1位0.7秒
当たり前ですが前走は1着、人気も共に1番人気
上がりを使っていた点がポイントになりそう。
その他に気になったのは
ラキシス 5戦
ピクシープリンセス 7戦
そのキャリアの浅さ、3歳馬と4歳馬だったところもポイントになるでしょう。
そして共に馬券外に飛んだレースは2戦のみとそれなりの安定感をキープ
このあたりで今年の該当馬を見ていきましょう。
ピンハイ 3勝クラス1番人気1着上がり1位
ホウオウエミーズ OP8番人気1着上がり2位
前走で上がり最速でなかったホウオウエミーズは若干割引、
更に前走8番人気と過去の好走馬と比較してもかなりズレます。
ピンハイ キャリア5戦
ホウオウエミーズ キャリア22戦
馬券外回数はピンハイ2回(共にG1)、ホウオウエミーズ13回
流石にホウオウエミーズが走ったら説明がつかないほどなので厳しいと思います。
ピンハイは馬券外と言っても桜花賞0.1秒差、オークス0.5秒差と十分な実績
次に前走G3の馬を見ていきたいのですが、先に説明したフサイチパンドラは完全な例外として
昨年のクラヴェルしか好走馬が出てきておらず比較対象が少ないです。
クラヴェル 新潟記念2番人気3着上がり3位
前走OPと同様に前走人気で好走かつ上がりを使っています。
今年の2頭を見てみましょう。
テルツェット クイーンC2番人気1着上がり2位
ルビーカサブランカ クイーンC6番人気4着上がり3位
人気と着順からはルビーカサブランカの巻き返しは厳しそうに見えます。
前走上がりを使い、人気も支持されていたテルツェットは問題なさそう。
OPと同じくキャリアを見てみると、
クラヴェル キャリア12戦
結構走っていますが、馬券外は4回
そのうち3回は掲示板内と崩れていませんでした。
テルツェット キャリア12戦
ルビーカサブランカ キャリア24戦
馬券外の回数はテルツェットが4回、ルビーカサブランカが10回とこちらもルビーカサブランカは結構厳しそう。
個人的に一番気にしているのが下記です。
2021年 3着クラヴェル 4歳
2013年 2着ラキシス 3歳
2012年 3着ピクシープリンセス 4歳
2007年 2着フサイチパンドラ 4歳
前走G3以下だった5歳以上馬は着順人気に関わらず過去20年「全滅」
5歳以上で前走主要ステップを使えなかった理由は様々ですが、このエリザベス女王杯では今のところ完全に用無し状態です。
今年の前走G3以下は、
テルツェット 5歳
ピンハイ 3歳
ホウオウエミーズ 5歳
ルビーカサブランカ 5歳
ここまでの考察を含め、結論を出したいと思います。
今年の前走G3以下出走組で買える馬は、
ピンハイ
上記1頭のみ
過去10年の前走傾向
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年 | 着 | 馬名 | 前走 |
2021年 | 1着 | アカイイト | 4歳府中牝馬S |
2着 | ステラリア | 3歳秋華賞 | |
3着 | クラヴェル | 前走牡馬混合重賞 | |
2020年 | 1着 | ラッキーライラック | 前年1着馬 |
2着 | サラキア | 前年0.4秒差 | |
3着 | ラヴズオンリーユー | 4歳府中牝馬S | |
2019年 | 1着 | ラッキーライラック | 4歳府中牝馬S |
2着 | クロコスミア | 前年2着馬 | |
3着 | ラヴズオンリーユー | 3歳オークス | |
2018年 | 1着 | リスグラシュー | 4歳府中牝馬S |
2着 | クロコスミア | 前年2着馬 | |
3着 | モズカッチャン | 前年1着馬 | |
2017年 | 1着 | モズカッチャン | 3歳秋華賞 |
2着 | クロコスミア | 4歳府中牝馬S | |
3着 | ミッキークイーン | 前年3着馬 | |
2016年 | 1着 | クイーンズリング | 4歳府中牝馬S |
2着 | シングウィズジョイ | 4歳府中牝馬S | |
3着 | ミッキークイーン | 前走牝馬限定G1 | |
2015年 | 1着 | マリアライト | 4歳オールカマー |
2着 | ヌーヴォレコルト | 4歳オールカマー | |
3着 | タッチングスピーチ | 3歳秋華賞 | |
2014年 | 1着 | ラキシス | 4歳オールカマー |
2着 | ヌーヴォレコルト | 3歳秋華賞 | |
3着 | ディアデラマドレ | 4歳府中牝馬S | |
2013年 | 1着 | メイショウマンボ | 3歳秋華賞 |
2着 | ラキシス | 前走条件戦 | |
3着 | アロマティコ | 4歳府中牝馬S | |
2012年 | 1着 | レインボーダリア | 前年5着馬 |
2着 | ヴィルシーナ | 3歳秋華賞 | |
3着 | ピクシープリンセス | 前走条件戦 |
赤「4歳馬+オールカマーor前走府中牝馬S」
オレンジ「3歳馬+前走クラシックで0.5秒差以内」
緑「前年掲示板or着差0.5秒以内」
この3パターンで過去10年中好走30頭の26頭が該当
青く塗った例外4頭は、
クラヴィル 4歳馬 前走牡馬混合戦2番人気3着
ミッキークイーン 4歳馬 前走ヴィクトリアM1番人気2着
ラキシス 3歳馬 前走条件戦1番人気1着
ピクシープリンス 4歳馬 前走条件戦1番人気1着
例外馬全てが4歳以下+前走2番人気以内で馬券内好走のパターン
今年4歳以下の馬は6頭出走(海外馬除く)で上記パターンは1頭のみ
ピンハイ 3歳馬 前走条件戦1番人気1着
4歳馬+オールカマーor前走府中牝馬Sは2頭のみ
アンドヴァラナウト 4歳馬 前走府中牝馬S
ジェラルディーナ 4歳馬 前走オールカマー
3歳馬+前走クラシックで0.5秒差以内は2頭のみ
スタニングローズ 3歳馬 秋華賞-0.1秒差
ナミュール 3歳馬 秋華賞0.1秒差
前年5着以内or0.5秒差以内は2頭のみ
イズジョーノキセキ 前年0.4秒差
アカイイト 前年1着
一応上記が過去10年の好走馬30頭全てに当てはまる好走パターンです。
ここに海外馬のマジカルラグーンを追加しても出走18頭→8頭まで絞れます。
過去30頭のうち前走1秒以上負け、または2桁着順だった馬の好走が無い点からアカイイト
個人的に海外馬は日本の高速馬場では厳しく2010年と2011年を連覇したスノーフェアリーの実績を見ると
英愛オークスをどちらも優勝しており別格だったかなとも思います。
この2頭を割引して、今年中心視したいのは下記6頭
ピンハイ 3歳馬 前走条件戦1番人気1着
アンドヴァラナウト 4歳馬 前走府中牝馬S
ジェラルディーナ 4歳馬 前走オールカマー
スタニングローズ 3歳馬 秋華賞-0.1秒差
ナミュール 3歳馬 秋華賞0.1秒差
イズジョーノキセキ 前年0.4秒差
中でも注目したいのが上で説明した赤と緑のパターン
過去10年ベースで見てみると
年 | 着 | 馬名 | 前走 |
2021年 | 1着 | アカイイト | 4歳府中牝馬S |
2020年 | 1着 | ラッキーライラック | 前年1着馬 |
2着 | サラキア | 前年0.4秒差 | |
3着 | ラヴズオンリーユー | 4歳府中牝馬S | |
2019年 | 1着 | ラッキーライラック | 4歳府中牝馬S |
2着 | クロコスミア | 前年2着馬 | |
2018年 | 1着 | リスグラシュー | 4歳府中牝馬S |
2着 | クロコスミア | 前年2着馬 | |
3着 | モズカッチャン | 前年1着馬 | |
2017年 | 2着 | クロコスミア | 4歳府中牝馬S |
3着 | ミッキークイーン | 前年3着馬 | |
2016年 | 1着 | クイーンズリング | 4歳府中牝馬S |
2着 | シングウィズジョイ | 4歳府中牝馬S | |
2015年 | 1着 | マリアライト | 4歳オールカマー |
2着 | ヌーヴォレコルト | 4歳オールカマー | |
2014年 | 1着 | ラキシス | 4歳オールカマー |
3着 | ディアデラマドレ | 4歳府中牝馬S | |
2013年 | 3着 | アロマティコ | 4歳府中牝馬S |
2012年 | 1着 | レインボーダリア | 前年5着馬 |
2013年と2017年以外の勝ち馬はこのパターン
好走馬が出なかった年は無く該当する3頭は特に推薦したいです。
2022年 エリザベス女王杯の推薦馬
▲スタニングローズ
秋3戦目でお釣りの無い状態だと思いますが、データ面からは推し材料が多数
過去10年で見てもオークスと秋華賞の両方を好走していた馬は2-2-0-2と好走が多い
非根幹距離はここまで2戦して連対率100%、東京や外回りコースを除けば3戦3勝
今回の阪神内回りの舞台はこの馬にとっては絶好だと思います。
週中にも紹介しましたがエリザベス女王杯は非常にタフになりやすいレース
ラスト3ハロンを速く走るよりもしぶとく粘るレースで秋華賞を勝ち負けしていた馬が、
エリザベス女王杯と完璧にリンクしています。
・秋華賞で上がり3位以下2着以内
・◯◯の重賞で連対もしくはOP以上1着
上記2ポイントに当てはまり出走した馬の成績を御覧ください。
(◯◯は平日に週中で掲載した通り)
※TARGETでデータが取れる1996年~昨年まで
2013年1着メイショウマンボ
2012年2着ヴィルシーナ
2011年2着アヴェンチュラ
2007年1着ダイワスカーレット
2003年2着スティルインラブ
過去25年【2-3-0-0】連対率100%
データの全てが京都開催のものなので今回の阪神開催で継続されるか不明ですが、
久々の該当馬ですし、決して前走の勝ちがフロックではない事を証明してほしいと思います。
◯ジェラルディーナ
前走は内ラチから経済コースを通ってバイアスにも恵まれましたが、
それでも抜け出してからは突き放すばかりで外を回しても勝ち負けはしていたでしょう。
非根幹距離のスペシャリストで7戦して5勝と、もしここで好走するようなら来年も期待が膨らみます。
データ面では上で説明した通り、今年最も重視したい4歳馬+オールカマーor前走府中牝馬Sのパターン
前年のリピーターと合わせると好走馬のほとんどがこの部類で見逃せない1頭
大外が心配されていますが、土曜日の阪神芝コースは新馬戦を除き4鞍全てで7枠or8枠が連対しています。
内側がどれだけ荒れてくるかわかりませんが、もし枠で嫌われるくらいならむしろ妙味としてはプラスに考えています。
阪神開催の2年も勝ち馬は8枠からなので良い流れを継続して欲しいと思います。
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前年は落鉄し4角出口で前の馬と接触する不利がありながら2着馬とはコンマ1秒差
今年はそれ以上に力を付け、メンバーのレベルも変わりないので上位は狙えると思います。
もともと非根幹はかなり得意としており4-2-1-3、阪神コースは3-4-2-5と安定
特に阪神で走ったレースを見返すと他の開催場所とは別馬のように走る馬
前走はここを見据えた仕上げに更に得意の舞台へ変わるとなれば妙味合わせて期待できます。
先のデータで説明したように最も注目したい好走パターンに合致
今年は例年と比較しても4歳馬がかなり少なく、裏を返せばデータ上では
4歳馬+オールカマーor前走府中牝馬Sかリピーター VS 3歳馬の構造だと思います。
上位に印を打った2頭はどちらか好走する確率が高いと見ていますし人気的にも
予想オッズ段階では◎と◯の複勝2点でも合成オッズが取れていますので、
当日のオッズを見ながら馬券を組み立ててなんとか的中できるように頑張りたいと思います。