【ラジオNIKKEI賞】予想　過去10年データ傾向から今年は大混戦間違いなし！絶対的な本命馬と妙味ある2頭

過去10年の好走馬

過去10年で上記30頭

3歳ハンデ戦ということで中波乱が目立ちます、今年も1人気以外はどの馬もオッズが割れて混戦模様

穴馬を少ない点数で推薦できるよう頑張ります。

重賞考察

前走条件戦から好走した馬は12頭と侮れない存在

前走逃げて勝っていた3頭を除けば3走内に上がり2位以内で重賞を好走していたか、上がり2位以内で条件戦を勝利していました。

今年前走条件戦から参戦する馬を見ていきましょう。

エルトンバローズ　上がり2位1着

シルトホルン　上がり2位1着

ダイシンヤマト　上がり2位1着

レーベンスティール　上がり1位1着

マイネルモーメント　上がり2位1着

今年は多くの前走条件戦馬がいますが全馬が上がりを使って勝利しており減点対象はなし。

2022年、2016年以外は前走条件戦組が激走しており、今年はかなり好走する確率が高そうに見えます。

前走OPからの参戦は8頭います。

マルターズアポジーを除けば全馬0.5秒以内の着差で、この馬は2走前に福島コースで0.2秒差勝利

新馬戦を中山で0.5秒差勝利と少ないキャリアの中でも小回り適正がありました。

今年の該当馬を見ていきましょう。

スズカハービン　6着0.5秒差

セオ　3着0.2秒差

ウヴァロヴァイト　1着

バルサムノート　1着

アグラシド　3着0.1秒差

アイスグリーン　2着0.0秒差

例年だとこの時点で多くの馬が脱落するのですが、条件戦、OPと見ても削れる馬がいません。

オッズが割れているのも納得の大混戦だと感じます。

前走G3～G1のローテーションから好走した馬は全部で10頭

前走G1からは大敗でも巻き返しが見られますが、G2以下に出走していた馬は最低でも前走5番人気以内か0.3秒差以内の好走がありました。

コレペティトール　G3 7着8人気0.6秒差

グラニット　G1 12着17人気2.3秒差

オメガリッチマン　G2 5人気0.4秒差

シーウィザード　G2 10人気10着0.8秒差

エマヌエーレ　G3 9人気5着0.4秒差

今年は前走G1～G3組ｈかなり壊滅的で大敗もグラニットが皐月賞でまだ救える状況

更に内枠に前走敗退組が密集しており、有利な内目に買えない馬が密集して混戦をさらに押し上げています。

最も好走するローテーション

過去10年で好走馬30頭中20頭が

「前走非重賞戦使用馬」です。

その中でも特に好走傾向なのが、

「前走3番人気以内かつ0.5秒差以内」の馬

前走の人気が良いという事は、格よりも勢い(近走内容)を重視した方的中に近づくということ

この条件にハマって好走した過去10年を見てみましょう。

2021年　1着ヴァイスメテオール
2020年　2着パンサラッサ
2020年　3着ディープキング
2019年　3着ゴータイミング
2018年　1着メイショウテッコン
2018年　2着フィエールマン
2017年　1着セダブリランテス
2016年　1着ゼーヴィント
2015年　1着アンビシャス
2014年　2着クラリティーシチー
2013年　1着ケイアイチョウサン
2013年　3着アドマイヤドバイ

それまで10年連続で好走馬が出てきてましたが、昨年は不発

ここまでの前走クラス別で見ても今年G3～G1組は壊滅的なのでチャンス十分だと思います。

今年このパターンに当てはまるのは、

エルトンバローズ

シルトホルン

セオ

ウヴァロヴァイト

バルサムノート

アグラシアド

ダイシンヤマト

レーベンスティール

今年は大量発生しており、この中から2頭以上は好走すると見ています。

好走馬の傾向

これまでの好走馬30頭を見ていく中で非常にシンプルな条件を満たして好走していました。

福島のコース形状も重なって前走の位置取りは非常に重要な要素で

「前走4角5番手以内か前走重賞で上がり2位以内」

これらを満たしていない馬は前走着差0.5秒以内の馬でした。

過去の好走馬に上記条件でチェックしてみると30頭中27頭が条件クリア馬です。

今年の出走馬に当てはめて行くと、

コレペティトール　×
グラニット　◯
スズカハービン　◯
オメガリッチマン　◯
シーウィザード　◯
エルトンバローズ　◯
シルトホルン　◯
セオ　◯
ウヴァロヴァイト　◯
バルサムノート　◯
アグラシアド　◯
ダイシンヤマト　◯
アイスグリーン　◯
レーベンスティール　◯
エマヌエーレ　◯
マイネルモーント　◯

え～っと…こんな事あります？

毎年データ予想していますが例年だとここまでに多くても5頭以内には絞れています。

正直この時点で参加したくない(してもリターンが見込めない)ので超難解です。

ここから前走クラス別でNGだった馬を除いたとしても…

グラニット　◯
スズカハービン　◯
エルトンバローズ　◯
シルトホルン　◯
セオ　◯
ウヴァロヴァイト　◯
バルサムノート　◯
アグラシアド　◯
ダイシンヤマト　◯
アイスグリーン　◯
レーベンスティール　◯
マイネルモーント　◯

16頭中12頭が残ってしまう結果に、流石にこんな事はじめてです。

ここからはデータ度外視で完全に主観的な考察で印を打って行きたいと思います。

2023年　ラジオNIKKEI賞の推薦馬

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ラジオNIKKEI賞の過去上がり3ハロンを見ると結構掛かっていて35秒前後で好走している馬を狙いたい。

その中でも前走は完全なスローで本来の持ち味が全く出せておらず、それでもクラシック有力馬と差のない競馬

2走前の時計は優秀だし直線スムーズではなかった事を考えれば直近2走は理由のつく敗退

やはり小回りである程度タフな流れなら3走前のようなレベルの高いメンバーでも十分走れる

このレース相性の良い距離短縮に絶好枠、鞍上は約2年振りに福島遠征かつ1戦必勝体制

グラニットが作るペースは完全にこの馬向きだと思うので、この人気なら推薦したい。

◯バルサムノート

前走白百合ステークスはラジオNIKKEI賞と好走率の高い直結レース、

その中でも直線は内に刺さりっぱなしでゴール前まで西村騎手は必死に修正しながらでまともに前傾姿勢で追えていない。

それでも余裕たっぷりの差し切り勝ちで、ゴール板過ぎてからも余力があった。

馬場の真ん中を最初から最後まで完璧に追い通したアイスグリーンと接戦になったが、1キロの斤量差を貰ったとしても今回逆転する未来は想像し難い。

小回りの福島に変わってどうなるかだが、新馬戦のようにある程度内ラチが視界に入る位置なら真っ直ぐ走れているので内枠が欲しいところ。

この時完璧に負かした2着馬ヴェルテンベルクは京都2歳Sで11人気ながらも推薦したように、トップナイフやグリューネグリーンに脚色では完勝しており、縦の比較でもバルサムノートは右回りなら上のクラスでも十分やれる。

癖のある馬だが未だに騎手がコロコロ変わっており、西村騎手が継続騎乗なら1番良かったのですが…その辺りと少し外目の枠だけが心配です。

今回トップハンデ57キロで嫌われていますが、7番人気なら妙味あると思うので推薦したいです。

◎レーベンスティール

新馬戦はクビ差敗退もラスト2ハロンが11.0-11.0という超人的なLAP(勝ったのは皐月賞馬ソールオリエンス…)

続く2戦目は2着馬に3馬身半の圧勝、3走目でセオに敗退もシンプルにこれだけの上がり性能を持っていれば綺麗な馬場で見たかったのが本音

この1戦でセオが重馬場得意と騒がれるよりもレーベンスティールが重馬場不得意だっただけの話で評価を上げ下げするレースではない。

前走のラスト2ハロンが10.8-10.9とどちらも11秒を切っており、平場含め長年LAPは見てきているがこの数字は恐らく見た記憶がないくらい速い。

タフになりやすいこのレースは能力全開で行けるかと言われると、この馬の持っている素晴らしい瞬発力とは真逆なのだと思うが

このメンバーでは1つも2つも抜けていると個人的に思うので、馬券外はまず考えていません。

1番人気で申し訳ないですが、ここは通過点だと思っているので強い姿を見せてほしいと思っています。