過去20年で高松宮記念を好走した馬一覧
ダノンスマッシュ
レシステンシア
インディチャンプ
モズスーパーフレア
グランアレグリア
ダイアトニック
ミスターメロディ
セイウンコウセイ
ショウナンアンセム
ファインニードル
レッツゴードンキ
ナックビーナス
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
ビッグアーサー
ミッキーアイル
アルビアーノ
エアロヴェロシティ
ハクサンムーン
ミッキーアイル
コパノリチャード
スノードラゴン
ストレイトガール
ロードカナロア
ドリームバレンチノ
ハクサンムーン
カレンチャン
サンカルロ
ロードカナロア
キンシャサノキセキ
サンカルロ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ビービーガルダン
エーシンフォワード
ローレルゲレイロ
スリープレスナイト
ソルジャーズソング
ファイングレイン
キンシャサノキセキ
スズカフェニックス
スズカフェニックス
ペールギュント
プリサイスマシーン
オレハマッテルゼ
ラインクラフト
シーイズトウショウ
アドマイヤマックス
キーンランドスワン
プレシャスカフェ
サニングデール
デュランダル
キーンランドスワン
ビリーヴ
サニングデール
リキアイタイカン
ショウナンカンプ
アドマイヤコジーン
スティンガー
過去20年で上記60頭
今年はどんな歴史が刻まれるでしょうか?
前走3着以内の重要性
高松宮記念の歴史を20年間切り取って、この60頭の前走を見ると
「ほとんどが前走人気馬か好走馬しか馬券になってない」
G1なので当たり前ですが、この高松宮記念は特にその傾向が強いです。
60頭全部書いていくので非常に長いですがお付き合いください。
まずは全馬の前走着順と人気を書いていきます。
ダノンスマッシュ 1着 海外
レシステンシア 1着1人
インディチャンプ 4着3人
モズスーパーフレア 4着2人
グランアレグリア 1着1人
ダイアトニック 2着1人
ミスターメロディ 7着 1人
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
ファインニードル 1着 4人
レッツゴードンキ 5着 10人
ナックビーナス 2着 2人
セイウンコウセイ 2着 4人
レッツゴードンキ 1着 1人
レッドファルクス 12着 海外
ビッグアーサー 5着 1人
ミッキーアイル 1着 1人
アルビアーノ 5着 1人
エアロヴェロシティ 2着 海外
ハクサンムーン 2着 1人
ミッキーアイル 2着 4人
コパノリチャード 1着 2人
スノードラゴン 2着 11人
ストレイトガール 1着 2人
ロードカナロア 1着 1人
ドリームバレンチノ 1着 2人
ハクサンムーン 9着 3人
カレンチャン 4着 1人
サンカルロ 3着 1人
ロードカナロア 1着 1人
キンシャサノキセキ 2着 2人
サンカルロ 1着 4人
アーバニティ 2着 14人
キンシャサノキセキ 1着 2人
ビービーガルダン 7着 1人
エーシンフォワード 1着 2人
ローレルゲレイロ 2着 3人
スリープレスナイト 1着 1人
ソルジャーズソング 4着 8人
ファイングレイン 1着 3人
キンシャサノキセキ 6着 2人
スズカフェニックス 2着 1人
スズカフェニックス 3着 2人
ペールギュント 13着 12人
プリサイスマシーン 1着 3人
オレハマッテルゼ 3着 1人
ラインクラフト 4着 1人
シーイズトウショウ 9着 5人
アドマイヤマックス 4着 2人
キーンランドスワン 1着 7人
プレシャスカフェ 1着 1人
サニングデール 1着 3人
デュランダル 1着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
ビリーヴ 9着 2人
サニングデール 2着 3人
リキアイタイカン 5着 3人
ショウナンカンプ 1着 1人
アドマイヤコジーン 1着 2人
スティンガー 6着 6人
まずは緑で塗った前走海外馬ですが、
ダノンスマッシュ 1着 海外
レッドファルクス 12着 海外 前々走スプリンターズS1着3人
エアロヴェロシティ 2着 海外
海外で凡走していたレッドファルクスは2走前の国内レースでしっかりと結果を出しています。
今年前走海外から参戦する馬は
サリオス 香港マイル3着
レシステンシア 香港スプリント2着
どちらも好走していますので問題なし。
問題は前走の成績も人気も支持されていなかった青く塗った馬
具体的には3着以内か3番人気で赤くマーク、それ以外を青で塗りました。
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
レッツゴードンキ 5着 10人
ソルジャーズソング 4着 8人
ペールギュント 13着 12人
シーイズトウショウ 9着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
スティンガー 6着 6人
この8頭です。
逆を返せば20年の60頭中52頭が、
「前走3着以内か3番人気以内だった」
と言えます。
この8頭を見ると、G1実績やコース実績に共通点が有りました。
セイウンコウセイ 左回りのG1を優勝
ショウナンアンセム 左回り4勝9連対
レッツゴードンキ 左回りG1連対 G1馬
ソルジャーズソング 左回り芝勝率100%
ペールギュント 左回り重賞連対 G13着
シーイズトウショウ 左回り重賞勝ち G12着
キーンランドスワン 左回り重賞上がり最速0.2差
スティンガー 左回り重賞2勝
少しキーンランドスワンの実績だけが軽いかなとは思いますが、
この馬は前走5着の4番人気とギリギリ前走ボーダーからはみ出てしまった馬です。
大目に見る余地は有ります。
左回りとは書いていますが、そのほぼ全てが東京or中京コースです。
なぜここに偏るのかは、直線距離が右回りコースとかなり違う場合が結構あるからだと思います。
中京と東京の直線は共に400m以上
中山や京都の1200m戦は300m前後とかなりの違いがあります。
右回りコースよりも持続力を求められるケースが多く、この左回り実績にも良く出ていると思います。
ローカルの短い直線で実績をあげていた馬などは要注意ですね。
早速今年の出走馬を全部見ていきましょう。
エイティーンガール 10着10人
キルロード 11着9人
クリノガウディー 14着9人
ダイメイフジ 8着12人
ライトオンキュー 7着12人
上記4番人気以下4着以下の5頭をチェックしていきます。
エイティーンガール 左回り3戦オール馬券外
キルロード 左回り重賞実績なし
クリノガウディー 左回り重賞上がり3位0.0秒差
ダイメイフジ 左回り重賞実績なし
ライトオンキュー 左回り重賞連対
クリノガウディーは高松宮記念を降着していますし、本来であれば問題ない馬
ライトオンキューは好走のほとんどが札幌、函館に集中しているの左回りで上がりが使えていない点を踏まえると持続戦には向いていません。
この項目からはクリノガウディーのみ例外候補としたいと思います。
ちなみにライトオンキューは7歳馬、過去7歳以上馬好走例は
エアロヴェロシティ
キンシャサノキセキ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ソルジャーズソング
プリサイスマシーン
前走全馬0.1秒差以内、そして2走内で全馬が連対していた共通点が有ります。
この点からも相当厳しいと言えるでしょう。
更に前走だけではなく、好走馬の2走内に注目すると
20年間で高松宮記念を好走した60頭全馬
「重賞以外のレースで連対を外していた馬の好走ゼロ」
そもそも2走内にOPを使っていた馬が過去20年で
たったの3頭しかいないのですが
2017年 2着レッツゴードンキ
2014年 3着ストレートガール
2002年 1着ショウナンカンプ
これら3頭は近3走馬券内100%の共通点あり
直近の充実度はかなり重要と言えます。
今年2走内にOP出走がある馬を探すと
シャインガーネット
サンライズオネスト
キルロード
ダイメイフジ
上記4頭はかなり厳しいと感じます。
というのもレッツゴードンキ、ストレートガール、ショウナンカンプの3頭にはもう1つ決定的な要素がありまして
この3頭は当日3番人気以内に支持されていた馬です。
2走前OPから上がってきた馬が当日これほど支持される理由はあったと思います。
この項目からは自信の消しとさせていただきます。
この2走内に関連するデータでもう1つ気になって調べたのが
前走、前々走でどちらも馬券外だった馬の巻き返しは可能か?というところ
実際に2走とも馬券外で高松宮記念を好走した馬は意外と多く、そのほとんどが過去のスプリントG1好走馬でした。
G1実績もなく2走共に馬券外で好走できたのは過去20年でたったの1頭
ショウナンアンセム
17番人気で好走と6走連続で馬券外からなので正直拾える要素があまりにも少ないですが、
出走時点で左回りでの好走率が50%で4勝を挙げており、この馬にとっては最も得意な条件でした。
ライトオンキュー 左1勝 G1実績なし
キルロード 左2勝 G1実績なし
クリノガウディー 左2勝 G1実績なし
ファストフォース 左0勝 G1実績なし
ダイメイフジ 左1勝 G1実績なし
意外と左回り4勝は高い壁でした、
今年該当する同パターンは好走するには少し厳しい実績
連対を望むのはほぼ無理かと思います。
過去20年で高松宮記念を好走した牝馬一覧
2021年 レシステンシア
2020年 モズスーパーフレア
2020年 グランアレグリア
2018年 レッツゴードンキ
2018年 ナックビーナス
2017年 レッツゴードンキ
2016年 アルビアーノ
2014年 ストレイトガール
2012年 カレンチャン
2009年 スリープレスナイト
2006年 ラインクラフト
2006年 シーイズトウショウ
2003年 ビリーヴ
2002年 スティンガー
過去20年で14頭の牝馬が好走しています。
昔は牝馬に取っては厳しいレースでしたが直近5年ベースで比較すると
牡馬 5-2-4-59 好走率15.7%
牝馬 1-4-2-31 好走率18.4%
牡馬よりも走る傾向にあります。
高松宮記念を好走できたこの14頭の牝馬について考察していきたいと思います。
高松宮記念を好走した牝馬その1
まずは14頭の前走の人気を調べてみました。
レシステンシア 阪急杯G3 1人
モズスーパーフレア シルクロHG3 2人
グランアレグリア 阪神カップG3 1人
レッツゴードンキ フェブラG1 10人
ナックビーナス オーシャG3 2人
レッツゴードンキ 京都牝馬G3 1人
アルビアーノ オーシャG3 1人
ストレイトガール シルクロHG3 2人
カレンチャン オーシャG3 1人
スリープレスナイト スプリンG1 1人
ラインクラフト 阪神牝馬G2 1人
シーイズトウショウ オーシャG3 5人
ビリーヴ 阪急杯G3 2人
スティンガー 東京新聞G3 6人
ほとんどの馬が「前走2番人気以内」なんですよね。
例外の青く塗った馬の前々走を調べてみました。
レッツゴードンキ スワンS1番人気(海外戦除く)
シーイズトウショウ CBC賞2番人気
スティンガー 阪神牝馬S4番人気
テネシーガール 淀短距離S2番人気
スティンガーを除けば全馬が2走以内に2番人気以内に支持されていたことがわかります。
そのスティンガーですが、
前走の東京新聞杯では6番人気ですが、1番人気が4.2倍でスティンガーは7.7倍の6番人気と異常なほどに混戦レースでした。
更に2走前の阪神牝馬Sですが、こちらも単勝オッズは7.2倍と数字では6番人気、4番人気ですがオッズで見るとしっかり支持されていたことがわかります。
スティンガーは阪神マイルG1で優勝経験があり、この時点でG1馬だったことも加味され当日4番人気に支持されています。
この馬を除けば牝馬は基本的に
「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
これが1つ大きなポイントになるかと思います。
エイティーンガール 前走10人
シャインガーネット 前走7人
メイケイエール 前走2人
レイハリア 前走2人
レシステンシア 前走2人
ロータスランド 前走5人
今年はレシステンシア、メイケイエール、レイハリアの3頭がすんなりクリア
前走3番人気以下だった残りの3頭の前々走に注目してみましょう。
エイティーンガール 2走前10人 G1実績なし
シャインガーネット 2走前1人
ロータスランド 2走前9人 G1実績なし
この項目ではエイティーンガールとロータスランドがNG
もし走れば高松宮記念の20年の歴史を変える1頭となります。
高松宮記念を好走した牝馬その2
次に好走した牝馬の直近の成績を調べました。
するとある共通点があることが分かります。
レシステンシア 前走阪急杯1着
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
グランアレグリア 前走阪神カップ1着
レッツゴードンキ 2走前スワンS3着(海外除く)
ナックビーナス 前走オーシャンS2着
レッツゴードンキ 前走京都牝馬S1着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
ストレイトガール 前走シルクロードS1着
カレンチャン 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
スリープレスナイト 前走スプリンターズS1着
ラインクラフト 2走前マイルCS3着
シーイズトウショウ 2走前CBC賞3着
ビリーヴ 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
スティンガー 2走前阪神牝馬S3着
基本的にほとんどの馬が、
「2走内に重賞を好走している」
例外だった2頭は、
「3走前G1連対かG2で1着」
今年の該当馬を見ていきましょう。
エイティーンガール 2走前京成杯1着
シャインガーネット 前走シルクロードS2着
メイケイエール 前走シルクロードS1着
レイハリア 2走前キーンランドカップ1着
レシステンシア 前走香港スプリント2着
ロータスランド 前走京都牝馬S1着
今年の牝馬は全て2走内に重賞連対実績があり完璧です。
レベルの高い証拠で、これだけ揃ったのは珍しいです。
高松宮記念を好走した牝馬その3
最後にこれまでの好走してきた牝馬14頭の実績をみていきたいと思います。
具体的には「G1実績」、「牡馬混合重賞実績」
この2つをチェックしていきたいと思います。
レシステンシア G1連対 混合重賞連対
モズスーパーフレア G1連対 混合重賞勝ち
グランアレグリア G1勝ち 混合重賞勝ち
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞2着
ナックビーナス G1実績なし 混合重賞2着(タイム差なし)
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞3着
アルビアーノ G1連対 混合重賞勝ち
ストレートガール G1初出走 混合重賞勝ち
カレンチャン G1勝ち 混合重賞勝ち
スリープレスナイト G1勝ち 混合重賞勝ち
ラインクラフト G1勝ち 混合重賞勝ち
シーイズトウショウ G1連対 混合重賞勝ち
ビリーヴ G1勝ち 混合重賞勝ち
スティンガー G1勝ち 混合重賞勝ち
G1実績がなかったのは青く塗った2頭のみ、
ナックビーナスは前年の高松宮記念が初出走、それまでG1レースの出走もなく再挑戦(G1戦2回目)で好走
ストレートガールはそもそも高松宮記念が初G1でした。
共に牡馬混合重賞では連対、ナックビーナスは勝ち馬とのタイム差は有りませんでした。
ここまで見ると出走時点での牡馬混合重賞実績は必須と言えるでしょう。
もちろんG1実績があればなお良いですが、例外候補も含め今年の登録馬を調べてみましょう。
エイティーンガール 混合重賞勝ち G1戦4回目
シャインガーネット 混合重賞勝ち G1戦2回目
メイケイエール 混合重賞勝ち G1戦4回目
レイハリア 混合重賞勝ち G1戦初出走
レシステンシア 混合重賞勝ち G1優勝
ロータスランド 混合重賞勝ち G1戦3回目
全馬が混合重賞勝ちという素晴らしい実績、正直これだけ揃ったのは過去20年でもあまりありません。
今年は牝馬が複数馬券内でも全然不思議ではないほど見た目以上にレベルが高いと思います。
この項目ですんなりクリアはレシステンシアただ1頭
混合重賞勝ちにG1優勝実績と、過去の好走牝馬14頭中12頭と同じパターン
問題はG1実績のない14頭中2頭しか好走馬がいないパターンに該当の5頭
過去の好走馬はG1初出走が1頭、2戦目が1頭と言葉の裏返しではありますが
この20年の好走牝馬は
「G1戦を複数回挑戦して3着以内に入れなかった馬は好走ゼロ」
という事になります。
G1を2戦以上経験していた馬は必ずどこかで3着以内に好走しており、
G1実績がなく好走した過去20年の2頭は初出走か今回が2戦目
ちなみにその2頭
ストレートガール 前走シルクロードS2番人気1着
ナックビーナス 前走オーシャンS2番人気2着
もうお分かりですよね?
どちらも前走牡馬混合重賞を2番人気以内で連対して高松宮記念を好走しています。
これらを踏まえてちょっと気になるのが、
エイティーンガール G1戦4回目 前走10番人気10着
シャインガーネット G1戦2回目 前走7番人気
メイケイエール G1戦4回目
レイハリア G1戦初出走 前走16着
ロータスランド G1戦3回目 前走牝馬限定戦5番人気
レシステンシア以外の5頭全てが過去の好走牝馬とはズレています。
特に気になったのがG1実績の無かった2頭の前走が混合戦連対の必須項目
これでシャインガーネットとロータスランドは完全NG
メイケイエールはこれで4回目のG1挑戦も全て馬券外、走ればダントツの最低G1実績牝馬になります。
レイハリアは前走16着と大敗…
唯一可能性として残っているのが前走混合戦連対のシャインガーネットがギリギリ
7番人気ではありますがファルコンS連対でも牡馬を抑えて1着経験があり左回りの実績も完璧、一応例外となっても理由が作れるかなと思います。
高松宮記念を好走した牝馬まとめ
その1
「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
エイティーンガール ×
シャインガーネット ○(例外項目クリア)
メイケイエール ○
レイハリア ○
レシステンシア ○
ロータスランド ×
その2
「2走内に重賞を好走している」
エイティーンガール ○
シャインガーネット ○
メイケイエール ○
レイハリア ○
レシステンシア ○
ロータスランド ○
その3
「G1連対実績かつ混合重賞連対実績」
エイティーンガール ×
シャインガーネット △(例外条件ギリ)
メイケイエール ×
レイハリア ×
レシステンシア ○
ロータスランド ×
集計結果
エイティーンガール ×○×
シャインガーネット ○○△(例外条件ギリ)
メイケイエール ○○×
レイハリア ○○×
レシステンシア ○○○
ロータスランド ×○×
今年買える牝馬は
レシステンシア
シャインガーネット
(ほぼアウトだが)
この2頭です。
正直シャインガーネットに関してはかなり条件を広げてのクリア
残りの4頭は過去の14頭と比較しても走ればこの20年では初となる馬で、データ派としては激走されたらお手上げ状態です。
素直にここまで調べ上げて絶対に買えると胸を張れるのはレシステンシア1頭だけ。
過去20年の好走馬前走斤量
ダノンスマッシュ 57
レシステンシア 54
インディチャンプ 57
モズスーパーフレア 56
グランアレグリア 54
ダイアトニック 57
ミスターメロディ 56
セイウンコウセイ 58
ショウナンアンセム 56
ファインニードル 57
レッツゴードンキ 55
ナックビーナス 54
セイウンコウセイ 55
レッツゴードンキ 55
レッドファルクス 57
ビッグアーサー 57
ミッキーアイル 57
アルビアーノ 55
エアロヴェロシティ 57
ハクサンムーン 56
ミッキーアイル 58
コパノリチャード 57
スノードラゴン 56
ストレイトガール 55
ロードカナロア 58
ドリームバレンチノ 58
ハクサンムーン 56
カレンチャン 56
サンカルロ 57
ロードカナロア 57
キンシャサノキセキ 59
サンカルロ 57
アーバニティ 57
キンシャサノキセキ 58
ビービーガルダン 57
エーシンフォワード 56
ローレルゲレイロ 57
スリープレスナイト 55
ソルジャーズソング 56
ファイングレイン 56
キンシャサノキセキ 56
スズカフェニックス 59
スズカフェニックス 57
ペールギュント 57
プリサイスマシーン 58
オレハマッテルゼ 56
ラインクラフト 56
シーイズトウショウ 55
アドマイヤマックス 57
キーンランドスワン 56
プレシャスカフェ 58
サニングデール 57
デュランダル 57
キーンランドスワン 57
ビリーヴ 57
サニングデール 58
リキアイタイカン 57.5
ショウナンカンプ 56
アドマイヤコジーン 57
スティンガー 59
TARGETの20年分の好走馬を眺めてて非常に際立っていたのが
「前走重い斤量を背負った馬の好走が非常に目立つ」
試しに前走57キロ以上の馬を赤く塗ってみました。(牝馬は56キロ)
この20年間の好走馬60頭のうち、赤く塗った馬は実に39頭です。
好走馬の全体の約3分の2が前走57キロ以上の馬(牝馬は56キロ以上)
出走馬の多くは前走56キロ以下にも関わらずこの好走率となればここにフォーカスしない手はないでしょう。
本日はこの前走57キロ以上の馬にポイントを当てて書いていきたいと思います。
前走57キロ以上の馬の前走成績
前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の馬の前走にも非常に偏りがあったので紹介します。
まずは前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の馬前走成績をご覧ください。
ダノンスマッシュ 57キロ 香港S G1 1着
インディチャンプ 57キロ 阪急杯G3 4着
モズスーパーフレア 56キロ 阪急杯G3 4着
ダイアトニック 57キロ 阪急杯G3 2着
セイウンコウセイ 58キロ シルクロHG3 15着
ファインニードル 57キロ シルクロHG3 1着
レッドファルクス 57キロ 香港SG1 12着
ビッグアーサー 57キロ シルクロHG3 5着
ミッキーアイル 57キロ 阪急杯G3 1着
エアロヴェロシティ 57キロ チェアG1 2着
ミッキーアイル 58キロ 阪急杯G3 2着
コパノリチャード 57キロ 阪急杯G3 1着
ロードカナロア 58キロ 阪急杯G3 1着
ドリームバレンチノ 58キロ シルクロHG3 1着
カレンチャン 56キロ オーシャG3 4着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 3着
ロードカナロア 57キロ シルクロHG3 1着
キンシャサノキセキ 59キロ オーシャG3 2着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 1着
アーバニティ 57キロ シルクロHG3 2着
キンシャサノキセキ 58キロ オーシャG3 1着
ビービーガルダン 57キロ 阪急杯G3 7着
ローレルゲレイロ 57キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 59キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 57キロ 阪急杯G3 3着
ペールギュント 57キロ 中山記念G2 13着
プリサイスマシーン 58キロ 阪急杯G3 1着
ラインクラフト 56キロ 阪神牝馬G2 4着
アドマイヤマックス 57キロ 阪急杯G3 4着
プレシャスカフェ 58キロ シルクロHG3 1着
サニングデール 57キロ 阪急杯G3 1着
デュランダル 57キロ マイルチG1 1着
キーンランドスワン 57キロ 阪急杯G3 5着
ビリーヴ 57キロ 阪急杯G3 9着
サニングデール 58キロ 阪急杯G3 2着
リキアイタイカン 58キロ シルクロHG3 5着
アドマイヤコジーン 57キロ 阪急杯G3 1着
スティンガー 59キロ 東京新聞G3 6着
赤く塗った22頭が前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)を背負って重賞を連対しています。
次に青く塗った馬(前走3着以下から好走した馬)の共通点を探して見ましょう。
インディチャンプ マイルCS1着
モズスーパーフレア スプリンターズS2着
セイウンコウセイ 高松宮記念1着
レッドファルクス スプリンターズS1着
ビッグアーサー G1初挑戦
カレンチャン スプリンターズS1着
サンカルロ 高松宮記念2着 スプリンターズS3着
ビービーガルダン スプリンターズS2着
スズカフェニックス G1初挑戦
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
アドマイヤマックス 安田記念2着 スプリンターズS3着
キーンランドスワン G1実績なし
ビリーヴ 57キロ スプリンターズS1着
リキアイタイカン マイルCS3着
スティンガー G11着 1200m戦初
16頭中13頭にG1での好走実績が有りました。
そのほとんどは同距離G1であるスプリンターズSか高松宮記念でのもの。
実績のなかった3頭は、
ビッグアーサーは前々走重賞3着でデビュー戦以外は全て1番人気でした(当日も1番人気)
スズカフェニックスとキーンランドスワンは共に前々走重賞1着でした。
今年の前走57キロ以上で3着以下の馬でこの実績を持ち合わせている馬を探してみましょう。
サリオス 前走57キロ3着 朝日杯FS優勝馬
ライトオンキュー 前走58キロ7着 2走前17着
ライトオンキューはG1実績もなく過去のG1実績もないので過去20年遡ってもゼロのパターン
上記条件を満たした馬の整理
・前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負って重賞連対
・前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負った馬で2走内に重賞3着以内orG1好走実績
上記データを元にこれまで好走馬をまとめると、
2021年 ダノンスマッシュ
2021年 インディチャンプ
2020年 ダイアトニック
2020年 モズスーパーフレア
2019年 セイウンコウセイ
2018年 ファインニードル
2017年 レッドファルクス
2016年 ビッグアーサー
2016年 ミッキーアイル
2015年 エアロヴェロシティ
2015年 ミッキーアイル
2014年 コパノリチャード
2013年 ロードカナロア
2013年 ドリームバレンチノ
2012年 カレンチャン
2012年 サンカルロ
2012年 ロードカナロア
2011年 キンシャサノキセキ
2011年 サンカルロ
2011年 アーバニティ
2010年 キンシャサノキセキ
2010年 ビービーガルダン
2009年 ローレルゲレイロ
2008年 スズカフェニックス
2007年 スズカフェニックス
2007年 ペールギュント
2007年 プリサイスマシーン
2006年 ラインクラフト
2005年 アドマイヤマックス
2005年 プレシャスカフェ
2004年 サニングデール
2004年 デュランダル
2004年 キーンランドスワン
2003年 ビリーヴ
2003年 サニングデール
2003年 リキアイタイカン
2002年 アドマイヤコジーン
2002年 スティンガー
もう何が言いたいかわかりますよね、
20年間1度も途切れずに毎年好走馬が出ているのです。
これはすごい発見です。
ちなみにTARGETで遡れる1996年まで調べてみると
2001年 トロットスター
2001年 ブラックホーク
2000年 キングヘイロー
2000年 ディヴァインライト
2000年 アグネスワールド
1999年 シンコウフォレスト
1998年 シンコウフォレスト
1997年 シンコウキング
1996年 ビコーペガサス
1996年 ヒシアケボノ
全ての年で好走馬が出ています。
さて、今年の該当馬を見ていきましょう。
登録メンバーを思わず2度見してしまったほど、前走斤量背負っていた馬がほとんどいないんですよね
前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負って重賞連対
前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負った馬で2走内に重賞3着以内orG1好走実績
今年の激アツデータ該当馬は…
サリオス
ロータスランド
たったの2頭のみ、
人気が予想されるレシステンシア、グレナディアーズ、メイケイエールには該当せず。
しかしどうしても気になるのがレシステンシアの前走55.5キロの0.5なんですよね。
というのもJRAの規定で古馬定量戦では牡馬よりも2キロ軽い斤量で出走することが規定となっており
海外は3ポンド(約-1.36キロ)の斤量差が規定となっています。
日本の牡馬と牝馬の斤量差は世界的にみても圧倒的牝馬有利の設定となっており、
前走重い海外規定の斤量→日本の規定に戻り牡馬よりもかなり軽い斤量で出走となると前走56キロの部類で良さそうな気もしています。
もしこの2頭が今年馬券外に揃って飛ぶような事になると、前走55.5キロのレシステンシアが好走するのは決定的かなと思います。
過去20年考察で買える馬
最後にまとめに入りますが、
独自の視点から過去20年高松宮記念の歴史の中で
今年買えそうな馬(例外候補含まず)は、
サリオス
ナランフレグ
レシステンシア
ジャンダルム
トゥラヴェスーラ
ダイアトニック
グレナディアガーズ
この7頭です。
これ以外の11頭は仮に好走した場合、過去20年では初の実績(もしくは最低実績更新)となります。
この中から更なる加点要素を加味して、今年の推薦3頭を書いていきたいと思います。
高松宮記念の推薦馬
▲ナランフレグ
前走のレースラップが非常に優秀で高松宮記念で是非買いたいと思っていた馬
全く同じ条件の中山1200mG1スプリンターズSと比較しても昨年の勝ち馬が刻んだラップ
ピクシーナイト 12.1-10.7-10.9-11.1-11.1-11.2
ナランフレグ 13.1-10.8-10.7-11.2-11.2-11.0
前半の入りが緩かったのは多少ありますが、ラスト3Fが急坂を登っても加速し続けるラップ
速度を維持しているのではなく間違いなく加速し続けているのです。
しかもこれがナランフレグが不得意としていた0-0-0-3だった中山コースでのもの
今回大得意の左回り中京コースに変わって1-2-1-1と完全に追い風
1枠引いたときは正直最悪だなと感じましたが、人気がない分ジョッキーには腹を括って欲しいと思います。
更に過去20年の良馬場以外で行われた高松宮記念を見てみると
2021年 レシステンシア 前走33.8
2021年 インディチャンプ 前走33.8
2020年 グランアレグリア 前走33.5
2017年 セイウンコウセイ 前走33.6
2015年 該当馬なし
2014年 ストレートガール 前走33.0
2007年 スズカフェニックス 前走 33.9
該当馬がいた年は全て前走上がり33秒台を使っていた馬が必ず馬券になっています。
今年は他にもシャインガーネット、ロータスランド、トゥラヴェスーラがいますがこの馬を推したいと思います。
更に馬場が渋ってゴールドアリュール産駒ですし陣営が言うほどマイナスでは無いと思っています。
○ダイアトニック
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 6位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
前走ステップが高松宮記念と非常にリンクしやすいレース
前走で◎を打ちましたが2着の馬と比較しても完璧に乗った相手とはまだ差があるなと感じました。
G1仕上げで前バイアスの中京芝含め本番でもこの差は埋まらないと感じ重い印を打ちます。
心配なのが左回りがまだ未勝利なのと、できれば良馬場の方が良いなという印象
騎手も前目に意識が強いので上手くレシステンシアをマークし食い込んで欲しいと思います。
◎レシステンシア
もうここまでしっかりと読んで頂いた方には説明不要なほど完璧な馬
これまで過去20年のデータを隅々まで考察した結果
牝馬データに関しても過去実績に関しても、斤量の面でも今年はこの馬かなと思います。
前走香港から出走してくる馬は2-0-1-1と好走傾向ですし、牝馬で馬格があるのも好材料
前年のスプリンターズS好走馬とリンクする高松宮記念から見てもほとんどマイナス要素が見つかりません。
道悪適正もありますし、昨日Twitterでツイートしたように完全にこの馬が通るポジションはゴールデンゾーン
今年の高松宮記念で最も軸向きなのがレシステンシアだと思います。