過去9年チャンピオンズCを好走した馬
2022年
ジュンライトボルト
クラウンプライド
ハピ
2021年
テーオーケインズ
チュウワウィザード
アナザートゥルース
2020年
チュウワウィザード
ゴールドドリーム
インティ
2019年
クリソベリル
ゴールドドリーム
インティ
2018年
ルヴァンスレーヴ
ウェスタールンド
サンライズソア
2017年
ゴールドドリーム
テイエムジンソク
コパノリッキー
2016年
サウンドトゥルー
アウォーディー
アスカノロマン
2015年
サンビスタ
ノンコノユメ
サウンドトゥルー
2014年
ホッコータルマエ
ナムラビクター
ローマンレジェンド
過去9年で27頭
いつものように過去20年でいきたいところなんですが、
このチャンピオンズCの歴史はまさに激動で、
ジャパンカップダート東京2100m
↓
2008年に阪神1800mに変更
↓
2014年に中京開催で名称をチャンピオンズCに変更
名称もそうですが、距離もコースも右回りも左回りも変わっているので過去20年のデータを取るのは難しいと判断しました。
今の中京で行われるチャンピオンズCのみでデータ集計します。
その中京に変わってから非常に左回りの実績が必要になっていると感じます。
最後までお付き合いください。
過去好走馬の左回り実績について考察
まずはこちらを御覧ください。
カウント対象はJRA、地方、海外の全ダートレースとしています。
2022年
ジュンライトボルト 2-0-0-0
クラウンプライド 1-2-0-1
ハピ 2-1-1-0
2021年
テーオーケインズ 1-0-1-0
チュウワウィザード 5-2-1-2
アナザートゥルース 1-4-1-5
2020年
チュウワウィザード 4-1-1-1
ゴールドドリーム 6-4-1-4
インティ 3-1-1-2
2019年
クリソベリル 1-0-0-0
ゴールドドリーム 6-4-1-3
インティ 3-1-0-0
2018年
ルヴァンスレーヴ 6-0-0-0
ウェスタールンド 0-1-0-0
サンライズソア 1-1-2-1
2017年
ゴールドドリーム 3-1-0-3
テイエムジンソク 0-0-0-0
コパノリッキー 10-0-2-7
2016年
サウンドトゥルー 5-2-8-5
アウォーディー 2-0-0-0
アスカノロマン 2-0-2-2
2015年
サンビスタ 2-0-2-3
ノンコノユメ 4-0-1-0
サウンドトゥルー 5-1-6-6
2014年
ホッコータルマエ 4-2-1-3
ナムラビクター 2-1-0-2
ローマンレジェンド 1-0-1-0
コレ何か分かりますか?
出走時点での左回りの成績になります。(※国内ダート)
見ての通り未出走であったテイエムジンソク以外は好走馬全馬最低でも複勝率50%以上でした。
早速今年の登録馬を見ていきましょう。
アーテルアストレア 5-1-1-4
アイコンテーラー 1-0-0-0
ウィルソンテソーロ 4-0-0-1
クラウンプライド 1-2-0-1
クリノドラゴン 3-0-1-10
グロリアムンディ 3-0-0-1
ケイアイシェルビー 2-0-1-4
ジオグリフ 0-0-0-1
セラフィックコール 1-0-0-0
ゼットリアン 2-1-0-1
テーオーケインズ 5-1-1-1
ドゥラエレーデ –
ノットゥルノ 0-0-0-4
ハギノアレグリアス 2-1-0-1
メイクアリープ 1-1-1-0
メイショウハリオ 2-0-2-3
レモンポップ 9-2-0-0
この時点で左回りの実績がない馬
クリノドラゴン
ケイアイシェルビー
ジオグリフ
ノットゥルノ
ドゥラエレーデ
上記5頭は厳しいかと思います。
ドゥラエレーデは当日1番人気だったテイエムジンソクと比較しても実績はかなり落ちるかなと思います。
例外候補も考えましたがいまのところ厳しく見てNGと判断しました。
ここから更に1つ前進します。
実はこれまでのチャンピオンズCは、
・左回りダート4勝以上かつ複勝率50%以上
・左回りダート連対率100%(+複数出走)
このどちらか該当した馬が必ず馬券になっています。
左回り4勝以上かつ左回り複勝率50%以上
アーテルアストレア
ウィルソンテソーロ
テーオーケインズ
レモンポップ
左回り連対率100%
レモンポップ(重複)
今年もこのあたりの馬は必ず走りますので要注意
そして最後ですが、
2022年
ジュンライトボルト
2021年
チュウワウィザード
2020年
チュウワウィザード
2019年
ゴールドドリーム
インティ
2018年
ルヴァンスレーヴ
2017年
コパノリッキー
2016年
サウンドトゥルー
2015年
ノンコノユメ
2014年
ホッコータルマエ
チャンピオンズC設立以来、必ず馬券になる左回りの法則があります。
・左回りダート戦4勝以上+○○
・左回りダート戦好走率100%+同年中央左回りOP以上を2勝以上
今年これに該当する馬はかなりの確率で好走してくると思います。
○○に入る条件と該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
※月曜限定公開
過去9年で前走地方だった馬
2022年
クラウンプライド
2021年
テーオーケインズ
チュウワウィザード
2020年
チュウワウィザード
ゴールドドリーム
インティ
2019年
クリソベリル
ゴールドドリーム
2018年
ルヴァンスレーヴ
サンライズソア
2017年
ゴールドドリーム
コパノリッキー
2016年
サウンドトゥルー
アウォーディー
2015年
サンビスタ
サウンドトゥルー
2014年
ホッコータルマエ
過去9年の好走27頭のうち半数以上の16頭が好走
毎年好走していますし、2014年と2022年を除けば2頭以上が馬券になっておりこのステップからは目が離せません。
※2018年京都開催のJBCクラシックは地方G1でカウント
好走馬の前走
クラウンプライド G1 2番人気2着
テーオーケインズ G11番人気4着
チュウワウィザード G13番人気3着
チュウワウィザード G13番人気3着
ゴールドドリーム G13番人気6着
インティ G15番人気9着
クリソベリル G21番人気1着
ゴールドドリーム G11番人気3着
ルヴァンスレーヴ G12番人気1着
サンライズソア G11番人気3着
ゴールドドリーム G12番人気5着
コパノリッキー G11番人気2着
サウンドトゥルー G15番人気3着
アウォーディー G12番人気1着
サンビスタ G11番人気2着
サウンドトゥルー G14番人気2着
ホッコータルマエ G14番人気4着
上記で非常に目立つのが前走G1で3番人気以内だった馬です。
2着 クラウンプライド G12番人気
1着 テーオーケインズ G11番人気
2着 チュウワウィザード G13番人気
1着 チュウワウィザード G13番人気
2着 ゴールドドリーム G13番人気
1着 ルヴァンスレーヴ G12番人気
2着 ゴールドドリーム G11番人気
3着 サンライズソア G11番人気
1着 ゴールドドリーム G12番人気
3着 コパノリッキー G11番人気
2着 アウォーディー G12番人気
1着 サンビスタ G11番人気
現在2015年から全てで連対馬が出てきています。
逆にこの条件から漏れた4頭を見ていきましょう。
インティ G15番人気9着
クリソベリル G21番人気1着
サウンドトゥルー G15番人気3着
サウンドトゥルー G14番人気2着
ホッコータルマエ G14番人気4着
インティ→前年の好走馬
クリソベリル→前走G2戦1番人気1着
サウンドトゥルー→前年の好走馬
サウンドトゥルー→前走G1連対
ホッコータルマエ→前年の好走馬
基本的には前年のリピーター
それ以外は前走0.8秒差の圧勝だったクリソベリルが前走G2から
サウンドトゥルーはJBCクラシックの連対馬でした。
更に16頭を調べると14頭が2走内で重賞好走馬、
そこから漏れた2頭は同年の中央ダートG1を好走しているか前年好走馬の2択
このあたりを含め今年の該当馬を見ていきたいと思います。
アーテルアストレア
アイコンテーラー
ウィルソンテソーロ
ジオグリフ
テーオーケインズ
ノットゥルノ
メイショウハリオ
レモンポップ
今年は上記8頭
アーテルアストレア 3人気3着
アイコンテーラー 1人気1着
ウィルソンテソーロ 3人気5着
ジオグリフ 3人気9着
テーオーケインズ 2人気3着
ノットゥルノ 5人気2着
メイショウハリオ 1人気4着
レモンポップ 1人気1着
前走人気馬が勢ぞろい、更にノットゥルノは前走連対馬なので問題ありません。
ここは全く削ることができず大混戦となってしまいました。
2走内重賞実績を見てみると
アーテルアストレア あり
アイコンテーラー あり
ウィルソンテソーロ あり
ジオグリフ なし
テーオーケインズ あり
ノットゥルノ あり
メイショウハリオ あり
レモンポップ あり
ようやく1頭削れるレベル、今年は非常に難しいですね。
更に削るなら前走3番人気以下かつ5着以下だった馬は、
2020年2着ゴールドドリーム
2020年3着インティ
2014年ホッコータルマエ
上記3頭は例外なく前年のリピーター
ウィルソンテソーロ 前年好走なし
更に昨日の左回りの項目でノットゥルノが消えて整理すると…
アーテルアストレア
アイコンテーラー
テーオーケインズ
メイショウハリオ
レモンポップ
それでも5頭残ってしまいますね…
本日は最後にこの前走地方組だった馬の1つの特徴をポイントに挙げたいと思います。
過去9年前走地方から好走した全ての馬が○○でした。
これは中央の流れを考えると必然的かなと感じたので上記から1頭消して今回の項目で完全クリアは4頭としたいと思います。
該当馬と○○に入るキーワードは次回更新までブログランキングへ公開しておきます。
※火曜限定公開
過去9年前走中央ダート出走好走馬
2022年
ジュンライトボルト
ハピ
2021年
アナザートゥルース
2019年
インティ
2018年
ウェスタールンド
2017年
テイエムジンソク
2016年
アスカノロマン
2015年
ノンコノユメ
2014年
ナムラビクター
ローマンレジェンド
過去9年で10頭
なんとも寂しい好走数です、2020年は前走地方出走馬のワンツースリー
意外にも狭き門である前走中央ダート組を調べていきたいと思います。
(京都で行われたJBCクラシックは地方競争でカウント)
好走馬の前走
ジュンライボルト シリウスSG3 4人気 1着
ハピ みやこSG3 3人気 4着
アナザートゥルース みやこSG3 10人気 3着
インティ みやこSG3 1人気 15着
ウェスタールンド 武蔵野SG3 3人気 7着
テイエムジンソク みやこSG3 2人気 1着
アスカノロマン みやこSG3 2人気 14着
ノンコノユメ 武蔵野SG3 2人気 1着
ナムラビクター みやこSG3 4人気 3着
ローマンレジェンド エルムSG3 3人気 1着
シンプルに前走3番人気以内or3着以内
ほとんどが前走4番人気以内に支持されていましたが、1度だけ10番人気が激走しています。
このアナザートゥルースは同年の同条件である東海Sを連対しており、同年の重賞好走は3回と多かったです。
同じパターンである前走4番人気以下のナムラビクターを見てみると、
面白いことに同年の重賞好走回数が3回とこちらもかなりの実績がありました。
昨年のジュンライトボルトも4番人気ではありましたが、同年は3戦2勝2着1回とOP以上連対率100%でした。
基本的にはほとんどの馬が前走3番人気以内だったので前走4番人気以下はそれなりの実績が必要かもしれません。
早速今年の該当馬を見ていきます。
クリノドラゴン
ケイアイシェルビー
セラフィックコール
ゼットリアン
ドゥラエレーデ
ハギノアレグリアス
メイクアリープ
今年は上記7頭が出走予定
前走地方馬が今年はかなり豪華なので出走頭数から考えても狭き門だと思います。
クリノドラゴン OP 10人気10着
ケイアイシェルビー G3 12人気4着
セラフィックコール G3 1人気1着
ゼットリアン 3勝クラス 1人気1着
ドゥラエレーデ G2 5人気8着
ハギノアレグリアス G3 1人気1着
メイクアリープ G3 6人気2着
前走OP以下は人気に関わらずここまで好走ゼロなのでなかなか厳しそうです。
後は人気もなく馬券外だった馬が多く、唯一前走6番人気から連対したメイクアリープがギリギリのライン…
これまでの好走馬と同じように同年重賞実績を見てみると、
メイクアリープ 6戦2勝5連対
前走のG3が最高実績で条件クラスから這い上がってきた馬なので過去の4番人気以下と比較しても実績はありません。
しかし連対率83.3%は素晴らしい安定感ですね、今年は中央組は厳しく見たいので一応はボーダー未達とさせて頂きます。
ここまでを整理すると、
今年前走中央出走組で買えるのは
セラフィックコール
ハギノアレグリアス
上記2頭が完全クリアになります。
本日は最後に皆さん気になっていると思いますが、
チャンピオンズカップの3歳馬の好走条件について書きたいと思います。
この9年で全体の出走は16頭
【2-2-1-11】好走率31.3%
約3頭に1頭走ってますから結構走っている方だと思います。
さらに凡走した馬のほとんどが人気薄の馬で、当日5番人気以下で0-0-1-7と連対ゼロです。
今年人気が予想されるセラフィックコールですが、恐らく当日4番人気以内は濃厚だと思いますので、
この時点で過去の傾向からも、かなり好走する確率は上がってきます。
好走した5頭を見てみましょう。
2022年2着クラウンプライド
2022年3着ハピ
2019年1着クリソベリル
2018年1着ルヴァンスレーヴ
2015年2着ノンコノユメ
上記5頭は全馬例外なく○○でした。
今年セラフィックコールが完全クリアなのか次回更新までブログランキングへ公開しておきますので要チェックです。
※水曜限定公開
過去9年枠順データ
| 【チャンピオンズC枠順データ】(中京開催過去9年) | |||||||||
| 枠 | 1着 | 2着 | 3着 | 外 | 単率 | 連率 | 複率 | 人気馬 | 人気率 |
| 1枠 | 0 | 2 | 2 | 12 | 0.0% | 12.5% | 25.0% | 5頭 | 31.3% |
| 2枠 | 2 | 2 | 2 | 12 | 11.1% | 22.2% | 33.3% | 4頭 | 22.2% |
| 3枠 | 3 | 0 | 1 | 14 | 16.7% | 16.7% | 22.2% | 4頭 | 22.2% |
| 4枠 | 1 | 0 | 1 | 16 | 5.6% | 5.6% | 11.1% | 3頭 | 16.7% |
| 5枠 | 2 | 1 | 1 | 14 | 11.1% | 16.7% | 22.2% | 3頭 | 16.7% |
| 6枠 | 1 | 1 | 2 | 14 | 5.6% | 11.1% | 22.2% | 7頭 | 38.9% |
| 7枠 | 0 | 3 | 1 | 14 | 0.0% | 16.7% | 22.2% | 6頭 | 33.3% |
| 8枠 | 0 | 0 | 0 | 17 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 4頭 | 23.5% |
| ※人気馬=単勝オッズ10倍未満(1桁オッズ) | |||||||||
| 1~2枠 | 2 | 4 | 4 | 24 | 5.9% | 17.6% | 29.4% | 9頭 | 26.5% |
| 7~8枠 | 0 | 3 | 1 | 31 | 0.0% | 8.6% | 11.4% | 10頭 | 28.6% |
※スマホの方は横スクロール←→
見事に8枠が全滅です。
本当に外は不利なのか?内は有利なのか?
過去に好走した馬の共通点なども含め、本日は中京ダート1800mのコース傾向を徹底解析していきます。
中京ダート1800m
スタート地点はホームストレッチの左寄り、上り坂の途中がスタートになっています。
上り坂スタートでスピードが上がりにくい状態で最初のコーナーまで距離が短く外枠が不利になる要因
向こう正面では急な上り坂が再度登場、スタートで後手を踏んでしまった場合に追い上げにくいコース形状です。
坂を登りきった後はスパイラルカーブで下り坂、4角出口で再度急勾配となっております。
後方脚質の馬にとってはかなり厳しいコースで、脚質別データを見てみると
圧倒的とも言える前有利の現状です。
ここからは、過去の好走馬の人気や実績含め共通点を探して行きたいと思います。
チャンピオンズC過去8年の全好走馬
1枠
2020年2着ゴールドドリーム
2017年3着コパノリッキー
2015年2着ノンコノユメ
2015年3着サウンドトゥルー
2枠
2022年3着ハピ
2019年3着インティ
2018年1着ルヴァンスレーヴ
2016年2着アウォーディー
2015年1着サンビスタ
2014年2着ナムラビクター
3枠
2022年1着ジュンライトボルト
2021年1着テーオーケインズ
2019年1着クリソベリル
2016年3着アスカノロマン
4枠
2014年1着ホッコータルマエ
5枠
2022年2着クラウンプライド
2018年3着サンライズソア
2017年1着ゴールドドリーム
2016年1着サウンドトゥルー
6枠
2021年3着アナザートゥルース
2020年1着チュウワウィザード
2019年2着ゴールドドリーム
2014年3着ローマンレジェンド
7枠
2021年2着チュウワウィザード
2020年3着インティ
2018年2着ウェスタールンド
2017年2着テイエムジンソク
8枠
なし
全馬の近走成績と過去実績は以下
1枠
ゴールドドリーム前年好走馬
コパノリッキー前走G1優勝
ノンコノユメ前走重賞優勝
サウンドトゥルー特になし
2枠
ハピ2走前重賞連対
インティ同年中央G1優勝
ルヴァンスレーヴ前走G1優勝
アウォーディー前走G1優勝
サンビスタ前走G1連対
ナムラビクター前走重賞好走
3枠
ジュンライトボルト前走重賞優勝
テーオーケインズ2走前G1優勝
クリソベリル2走前G1優勝
アスカノロマン同年中央G1好走
4枠
ホッコータルマエ同年中央G1連対
5枠
クラウンプライド前走G1連対
サンライズソア前走G1好走
ゴールドドリーム同年中央G1優勝
サウンドトゥルー前走G1好走
6枠
アナザートゥルース前走重賞好走
チュウワウィザード前走G1好走
ゴールドドリーム前走G1好走
ローマンレジェンド前走重賞優勝
7枠
チュウワウィザード前走JBC好走
インティ前年好走馬
ウェスタールンド2走前重賞連対
テイエムジンソク前走重賞優勝
こう見ると近2走内での重賞好走実績は必須レベルですね、
他は「同年の中央ダートG1好走馬or前年リピーター」の2択
特に近2走内の内訳は「前走重賞好走馬or2走前G1優勝馬」が基本
これに漏れるのはたったの2頭でサウンドトゥルーとウェスタールンド
サウンドトゥルーは1枠、ウェスタールンドは7枠も芝からダートへの転向馬で全4走(4戦3連対)しか競争がありませんでした。
枠順別の好走馬人気に注目してみましょう。
1枠
2着ゴールドドリーム3人
3着コパノリッキー9人
2着ノンコノユメ3人
3着サウンドトゥルー5人
2枠
3着ハピ6人
3着インティ3人
1着ルヴァンスレーヴ1人
2着アウォーディー1人
1着サンビスタ12人
2着ナムラビクター8人
3枠
ジュンライトボルト3人気
1着テーオーケインズ1人
1着クリソベリル2人
3着アスカノロマン10人
4枠
1着ホッコータルマエ2人
5枠
クラウンプライド4人
3着サンライズソア3人
1着ゴールドドリーム8人
1着サウンドトゥルー6人
6枠
3着アナザートゥルース14人
1着チュウワウィザード4人
2着ゴールドドリーム1人
3着ローマンレジェンド3人
7枠
2着チュウワウィザード3人
3着インティ10人
2着ウェスタールンド8人
2着テイエムジンソク1人
当日3番人気以内とダート転向で出走ダート重賞が少なすぎるウェスタールンドを除き
4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」に絞って調べると
1枠
3着コパノリッキー(なし)
3着サウンドトゥルー(なし)
2枠
3着ハピ(なし)
1着サンビスタ(なし)
2着ナムラビクター(なし)
3枠
1着ジュンライトボルト(なし)
3着アスカノロマン(同年中央G13着)
4枠
該当馬なし
5枠
2着クラウンプライド(同年G1連対)
1着ゴールドドリーム(同年中央G1優勝)
1着サウンドトゥルー(前年3着)
6枠
3着アナザートゥルース(なし)
1着チュウワウィザード(前年0.3秒差4着)
7枠
3着インティ(前年3着)
8枠
該当馬なし
あきらかに1枠2枠は実績不足馬が枠の利を存分に発揮して好走しています。
逆に3枠~8枠は前年3着以内(0.3秒差以内含む)か同年中央G1好走馬のみ
この実績がなく3枠~8枠で好走したのは3着が最高(アナザートゥルース)
前走中央重賞好走馬ですね、しかし連対圏で考えるとやはり外は相当不利だと思います。
2023年の枠順
今回はコース形状や実績馬の成績等、裏付けは取れていますので早速今年の出走表を見ていきましょう。
2023年チャンピオンズカップ枠順
1枠
メイクアリープ
2枠
メイショウハリオ
ジオグリフ
3枠
テーオーケインズ
ドゥラエレーデ
4枠
グロリアムンディ
ウィルソンテソーロ
5枠
アーテルアストレア
クラウンプライド
6枠
ノットゥルノ
ハギノアレグリアス
7枠
セラフィックコール
ケイアイシェルビー
8枠
アイコンテーラー
レモンポップ
データを整理したときと同じく実績面を馬名の横に並べてみたいと思います。
1枠
メイクアリープ(前走重賞連対)
2枠
メイショウハリオ(同年G1好走)
ジオグリフ(なし)
3枠
テーオーケインズ(同年G1連対)
ドゥラエレーデ(なし)
4枠
グロリアムンディ(前走重賞連対)
ウィルソンテソーロ(なし)
5枠
アーテルアストレア(前走G1好走)
クラウンプライド(前走重賞優勝)
6枠
ノットゥルノ(前走G1連対)
ハギノアレグリアス(前走重賞優勝)
7枠
セラフィックコール(前走重賞優勝)
ケイアイシェルビー(なし)
8枠
アイコンテーラー(前走G1優勝)
レモンポップ(前走G1優勝)
好走の条件をもう一度確認しましょう。
近2走内の内訳は「前走重賞好走馬or2走前G1優勝馬」が基本
当日4番人気以下の馬は同年の中央ダートG1好走馬orリピーター」の2択
1~2枠は同年中央G1成績、前年成績なしでも好走馬あり。
明確な線引きをするなら青く塗った4頭はNG
しかし今年難しいのがなんでもあり状態の内枠にジオグリフとドゥラエレーデの芝主体だった馬が入ったこと。
かわりに実績馬は外に固まりましたので2023年最も難しいG1と言ってもよいくらい、どんな結果も想像できる出馬表になりました…
話を戻して4番人気以下から激走しそうな馬を、ここまでの枠順考察から探して行きましょう。
一応今年はレモンポップとセラフィックコールが1番人気2番人気を分け合う形になると思うのですが、
それ以下は大混戦なので、この2頭を除いた13頭を見ていきたいと思います。
当日4番人気以下の馬は同年の中央ダートG1好走馬orリピーター」の2択
1枠
メイクアリープ(なし)
2枠
メイショウハリオ(フェブラリーS好走)
ジオグリフ(なし)
3枠
テーオーケインズ(2年前のリピーター)
ドゥラエレーデ(なし)
4枠
グロリアムンディ(なし)
ウィルソンテソーロ(なし)
5枠
アーテルアストレア(なし)
クラウンプライド(前年リピーター)
6枠
ノットゥルノ(なし)
ハギノアレグリアス(なし)
7枠
ケイアイシェルビー(なし)
8枠
アイコンテーラー(なし)
まだ母数が少ないので何とも言えませんが、特に6~8枠はG1実績がないと厳しいと思うので大幅な割引が必要です。
1~3枠は少し上に戻ってもらうとわかりますが何でもあり状態なので注意は必要
内枠意外で買えそうなのはクラウンプライドでしょうね。
ここまでを整理すると枠からの注目馬は
1枠
メイクアリープ(何でもありの内枠)
2枠
メイショウハリオ(同年中央G1好走馬)
ジオグリフ(何でもありの内枠)
3枠
テーオーケインズ(同年G1連対+リピーター)
ドゥラエレーデ(何でもありの内枠)
4枠
グロリアムンディ(前走重賞連対も4人気以下厳しそう)
ウィルソンテソーロ(なし)
5枠
アーテルアストレア(前走G1好走も4人気以下厳しそう)
クラウンプライド(前走重賞優勝+リピーター)
6枠
ノットゥルノ(前走G1連対も4人気以下厳しそう)
ハギノアレグリアス(前走重賞優勝も4人気以下厳しそう)
7枠
セラフィックコール(人気も飛ぶ可能性あり)
ケイアイシェルビー(なし)
8枠
アイコンテーラー(前走G1優勝も4人気以下厳しそう)
レモンポップ(人気も飛ぶ可能性あり)
枠から買いやすいのは…
メイショウハリオ
テーオーケインズ
クラウンプライド
上記3頭です。
あくまでも過去9年と母数が圧倒的に少ないので参考程度にお願いします。
本日は最後に出すか迷いましたが、個人的なイチオシデータを紹介します。
当たり前ですが、当ブログは基本的にどこにも載っていないオリジナルデータでして、これが毎年結構な確率で走ってくれます。
データ考察はここで終了なので最後にサービスです(当たるとは言ってません)
2022年
ジュンライトボルト 1回
クラウンプライド 3回
ハピ 1回
2021年
テーオーケインズ 2回
チュウワウィザード 2回
アナザートゥルース 3回
2020年
チュウワウィザード 3回
ゴールドドリーム 1回
インティ 1回
2019年
クリソベリル 3回
ゴールドドリーム 3回
インティ 3回
2018年
ルヴァンスレーヴ 3回
ウェスタールンド 1回
サンライズソア 4回
2017年
ゴールドドリーム 1回
テイエムジンソク 2回(馬券外なし)
コパノリッキー 3回
2016年
サウンドトゥルー 4回
アウォーディー 4回
アスカノロマン 4回
2015年
サンビスタ 6回
ノンコノユメ 3回
サウンドトゥルー 2回
2014年
ホッコータルマエ 2回
ナムラビクター 3回
ローマンレジェンド 3回
赤く塗った3回以上だった馬が全ての年で好走しています。
ちなみに昨年は2頭しかいない該当馬でどちらも4番人気以下の馬でした(結果はしっかりとクラウンプライドが走って継続)
一昨年はアナザートゥルースがこの条件に当てはまり14番人気で激走
昨年のテーオーケインズは1.5倍も該当せず凡走、3年前のクリソベリルは1.4倍も該当せず凡走…
今年は過去一番該当馬が多いので、これまでのデータ考察と合わせて個人的な注目馬を発表します。
条件も書いておくのでご自身で確認して判断してもらえると良いと思います。
上記の条件と今年の該当馬を次回更新までブログランキングへ公開しておきますので要チェックです。
※木曜限定公開
2023年チャンピオンズC
メイクアリープ
メイショウハリオ
ジオグリフ
テーオーケインズ
ドゥラエレーデ
グロリアムンディ
ウィルソンテソーロ
アーテルアストレア
クラウンプライド
ノットゥルノ
ハギノアレグリアス
セラフィックコール
ケイアイシェルビー
アイコンテーラー
レモンポップ
上記15頭が出走します。
本日は普段やらないですが、全頭診断をしていきたいと思います。
これだけ混戦のG1で1頭1頭評価するのは難しいですが簡単にコメントしていきたいと思います。
メイクアリープ
1枠1番という絶好枠を引き当て脚質的にもこの枠は良いでしょう、力的には足りていない部分を補えるのではないでしょうか。
データ考察は厳しくボーダーを引くと実績不足により前走中央組の項目でNG判定、前走斤量差もあってセラフィックコールに差し切られましたが
今回は同斤量でコースも前有利に替わり、人気は圧倒的に下ですが魅力はある1頭だと思います。
メイショウハリオ
実績だけでみたら同年中央G1好走、G1を今年2勝とズバ抜けて良いです。想定オッズ9番人気と低めですが当日は5番人気以内でしょう。
ここまでのデータ考察は前走地方組からは完全クリアの1頭、何度もお世話になった馬なので買いたい気持ちは山々ですが…
やはり後方脚質なのがこのコースでは致命的で登録の段階から今年はちょっと買い難いなと思っていた1頭です。
ジオグリフ
ダートでの実績がサンプル不足で正直走ってみないと全くわかりません。それを更に加速させる2枠という絶好枠…
データ面からは前走地方組の項目ではNG判定ですので推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
テーオーケインズ
2年前の覇者であり、昨年は過去9年で最も遅い1000m通過タイムで全体の時計もかなり遅め
この馬が優勝した時はスピード馬場だったので、前走の砂入れ替えをした大井競馬場ではむしろ良く走った方かなと。
データ面では前走地方組で完全クリアの1頭、同年重賞実績や左回り成績を含め注目の1頭だと思います。
ドゥラエレーデ
ダートでのサンプル不足でジオグリフ同様にかなり評価が難しい馬です。
一応データ面では前走中央組からNG判定なので推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
グロリアムンディ
前走海外競馬でクラウンプライドに大差を付けられていますが、環境に馴染めずレース前から非常に状態が悪かったとのこと。
むしろ今回は人気をガッツリ落とすタイミングなので、ハギノアレグリアスをぶっちぎっているほど能力はあるので注目の1頭だと思います。
ウィルソンテソーロ
地方馬であまり詳しくない1頭ですがデータ面からは実績不足でNG判定
推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
アーテルアストレア
若干実績不足なのと脚質的に地方でも前目を取れていない馬が中央だと更に後方からだと思うので大幅に割り引きたいです。
推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
クラウンプライド
リピーターが多いレースで昨年の連対馬であるこの馬は枠順も含めて今年も期待できそう。
前年は前半緩い流れに助けられた部分が大きいと思っているので過信は禁物ですがデータ面でもNGがなく当然注目の1頭かなと思います。
ノットゥルノ
左回り実績で早々に脱落してしまった1頭で、前走G1好走は素晴らしいですが複数実績がなく厳しそう。
推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
ハギノアレグリアス
前走中央組からはデータ完全クリアの期待の1頭でしたが、枠が若干外よりでもう少し内なら…という印象
今年の出走馬はG1好走馬が上から下までズラリと並ぶ中、この馬の実績を考えると中央G3を1回勝っただけの馬です。
思っていた以上に売れそうですし、個人的には月曜日に注目馬としてツイートしたときよりは少々トーンダウンしています。
セラフィックコール
外枠ですがこの馬にとっては偶数の12番と最高の枠なんではないでしょうか。
枠が出る以前に出遅れ癖のある馬で脚質的にも完全に後ろからの馬なので1人気でしょうし元々印を打つ予定はありませんでした。
これだけ混戦のG1で人気馬に印を打たないチャンスだと思っているのでデータクリアも馬券妙味からは期待度低めだと感じます。
ケイアイシェルビー
前走中央組データNG馬、実績もなく外枠となれば走る理由を探すのが難しい馬です。
推薦馬の少ない枠の中で指名はちょっと厳しいかなと思います。
アイコンテーラー
ダート転向し実績が浅い中で想定オッズはかなり人気だなという印象、ハギノアレグリアスを物差しにすると当日は7番人気以下確実だと思います。
前走地方組データは完全クリアですが厳しい枠に入ったのと騎手人気もあり馬券的妙味を考えるとちょっと印は厳しそうかなと思います。
レモンポップ
同年中央G1優勝に左回り実績がずば抜けており、毎年好走する左回りの共通点や重賞複数好走馬の項目からプラスデータが最も多い1頭
しかし枠が出る前からセラフィックコール同様に印を打たないと決めていた1頭で、やはり気になるのがコーナー4つのコース形状です。
ワンターンでこその馬だと思っていて、距離よりも枠よりもワンターン以外で買うのは少々危険かなと感じているので軽視しています。
ここまで完全な独断と偏見ですが、データが当てにならないダートG1ですので
ある程度自分の主観的なイメージと重視するポイントと軽視するポイントをはっきりさせて推薦馬を選んで行きたいと思います。
読んでいて当日の最終結論はなんとなく想像ついたかと思いますが…あとは割れているので前日オッズもしっかり見て決めたいと思います。
過去9年の内枠好走馬
2022年
ジュンライトボルト
クラウンプライド
ハピ
2021年
テーオーケインズ
2020年
ゴールドドリーム
2019年
クリソベリル
インティ
2018年
ルヴァンスレーヴ
サンライズソア
2017年
ゴールドドリーム
コパノリッキー
2016年
サウンドトゥルー
アウォーディー
アスカノロマン
2015年
サンビスタ
ノンコノユメ
サウンドトゥルー
2014年
ホッコータルマエ
ナムラビクター
上記は馬番1~10番で好走した馬です。
全部で18頭います。
個人的には内枠ならポジションを取って先行するのが圧倒的前有利の中京1800mダート戦で重要なことだと思っています。
上記18頭中12頭が前走4角5番手以内と比較的先行馬が多かったのも納得です。
最後に昨日の続きで枠から推せる馬を書いて終わりにしたいと思います。
上記の好走馬を更に脚質実績で絞ってみましたが、なかなか良さそうなので共有します。
・馬番10番以内
・2走内に○○で中央G3以上馬券内or地方G1馬券内
・過去にダートG1を○○で好走経験あり
2023年 2着 クラウンプライド
2021年 1着 テーオーケインズ
2020年 2着 ゴールドドリーム
2019年 1着 クリソベリル
2018年 1着 ルヴァンスレーヴ
2018年 3着 サンライズソア
2017年 3着 コパノリッキー
2016年 1着 サウンドトゥルー
2016年 2着 アウォーディー
2015年 1着 サンビスタ
2014年 1着 ホッコータルマエ
9年連続で好走しています。
結構条件が厳しくて、今年これだけの実績馬が集まりましたが該当馬は少ないです。
ちなみに上記で1番人気は3頭だけ、コパノリッキー9人気や12人気で優勝したサンビスタも該当しています。
○○に入るキーワードと今年の該当馬を次回更新までブログランキングへ掲載しておきます。
※金曜限定公開
土曜日の中京ダートコース
土曜日の中京ダートを振り返ると、相当上がりが掛かっている印象でした。
JRAの公式ホームページを確認するとゴール前の含水率は2.0%
これは直近の中京ダートコースでは最も含水率が低い、いわゆる砂漠状態のパサパサな馬場と言えます。
今年大井競馬場が砂の入れ替えを行いましたが、おなじような感覚で非常にタフで力の必要な馬場になっていると思います。
こうなると今年本命にしようと思っていたテーオーケインズにとっては最悪な馬場となります。
中京ダート1800mの持ち時計は1.49.3で出走メンバーで1.50.0を切っているのはこの馬1頭だけ。
脚抜きの良い馬場だと3戦して凡走なし。
砂を入れ替えたタフな大井競馬場で前走は逃げたノットゥルノにゴール前で差し返されて3着に敗退
昨年もスピードが出ない遅い時計を外追走の影響もあり最後は伸びずに4着に敗退(勝ち時計1.51.9)
一昨年は後方11番手にいたチュウワウィザードが上がり36.2で猛追するもテーオーケインズは先行して上がり35.5秒で6馬身圧勝(勝ち時計1.49.7)
分かりやすいくらいのスピードに長けた馬で、これまで凡走してきたレースは全てタフな馬場です。
同じく1400mを主戦としていたレモンポップも前走は脚抜きの良い馬場に助けられていますし、今回はコーナー4つ
これまでワンターンしか実績がなく、経験したことのない砂の重さを感じると思います。
距離不安の馬に更に大外となるとスピードを活かして勝ってきたこの馬にも同様、不安な要素だと思います。
特にテーオーケインズはここまでのデータを完全クリア、毎年好走する左回り実績、同年重賞実績、枠順共通点など
3つの最強データに該当する唯一の馬でもあるので土曜日の馬場を見る前は正直この馬の複勝1本で今年は楽勝だなと思っていました。
しかしこれほどまでの乾燥、レモンポップもそうですが人気になっている馬に不安要素が多いなかでリスクに対してリターンが少ないなと感じます。
ここまでのデータ考察を全て無かったかのような結論になってしまいそうですが、過去よりも今を重視して予想したいと思います。
※昨日の馬場が100%引き継がれる保証はどこにもありません、JRAが少しでも散水したら考察としては意味ないものになりますし、当日の風の方向や湿度など様々な変化でバイアスは変わってきます。馬場を見ることが出来ずに結論を書いているので、仮にレモンポップやテーオーケインズが好走したとしても(人気で言うなら好走する方が確率高いので)買う買わないは自己責任でお願いします。馬券を当てに行くことと妙味を取りに行くことは全く違うのでご理解お願いします。
2023年 チャンピオンズカップの推薦馬
▲ハギノアレグリアス
ここまでタフな馬場ですと3走前上がり39.1秒で連対した平安Sを評価したいと思います。
前走も上がり最速36.9秒と結構掛かったのですが58.5キロを背負っても完勝と言える内容でした。
この馬場は全く問題ないと思います、負かしたアイコンテーラーが次走の大井競馬場で圧勝しているのもプラス材料
この馬はタフなコースが得意で直線坂ありだと5-3-0-1とド安定、全6勝の内この坂ありが大半を占めている。
中京コースも2-1-0-0、全て4角6番手以内から上がり最速を記録しており陣営も最大目標と言ったように完全に狙ってきている。
月曜日に注目馬としてツイートしたときは本命予定でしたがレモンポップ、セラフィックコール、テーオーケインズまでは自然に上位人気で分かるのですが、その次の4番人気がハギノアレグリアスだとは考えてもいませんでした。
最高実績がG3勝ちのみ、メイショウハリオは同年フェブラリーSを好走し今年G1を2勝、2走前グロリアムンディは1キロ重い58キロを背負ってハギノアレグリアスに2馬身半差の圧勝を記録した馬
流石にどう考えても過激人気になってしまったので少しトーンダウンしてこの評価になりました。
○テーオーケインズ
最終考察まで来て本命予定でしたが、最後の追記で書いた通り現在の中京競馬場のバイアスを見越しての評価です。
正直なところデータ面から見たら完璧すぎて消すに消せなかったという印象です。
圧倒的な左回り実績、中京実績、これまで連続でチャンピオンズCを高いレベルで好走しており同年重賞実績も完璧
あとは本当に展開と馬場1つだと思います。ここが最後のレースですので陣営もお釣りなしの渾身仕上げ。
枠もこれまでの中では最も良い内枠に入ったと思いますし、昨年の遅いペース馬場で外を通って4着まで来ているので
このタフな馬場はベストではないですがこなせると思ってこの評価になりました。
6歳以上はあまり成績の良くないレースですが、過去のリピーターならむしろ好走率は高いので期待したいと思います。
◎人気ブログランキングへ掲載中
(クリック↑リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています【ZONE競馬】を要チェック)
3度本命候補が変わったのは今年のG1で初めてかもしれません。
データ考察のときにも書いてますが、それくらい今年のチャンピオンズカップは難しいと思います。
現在の条件になってからたったの9回、人気馬が揃って外枠、異常なほどの中京ダートコースなど…
様々な要素が飛び交う中で、全て高いレベルで安定しているのがこの馬だと思います。
個人的には3歳時のJBCクラシックが非常に印象的で、庭とも言えるスピード馬場で圧倒的1番人気相手に
しぶとく粘っていましたし、条件の変わった次走では遅いペースを先行し中央ダートG1でもやれる事を証明しました。
その後は馬場や体調などもありましたが、直近は更に安定してきており馬券の軸としては一番かなと思います。
データ面でも完全クリア、枠順データからも推せますし、一番欠点がない馬かなと思うので期待したいと思います。


