1勝馬がオークスで好走した例
2021年 ユーバーレーベン
2013年 2着エバーブロッサム
2012年 3着アイスフォーリス
2011年 2着ピュアブリーゼ
2007年 3着ラブカーナ
前回の「3勝馬」から反対の最低勝利条件である「1勝馬」はどうなのか?
気になって調べました。
案の定、地獄みたいな結果でした。
過去10年ベースで区切るならたったの2頭…
私はデータを取る事に対して、ある程度「比例」している事を重要視します。
ある程度です。(全部が全部そうではないですが)
分かりやすく言うと8枠が有利なら1枠が不利でなければ、データとしては少し弱いかなと判断します。
当たり前ですが、大外が不利で明確な理由があれば、その反対側の最内は恩恵を最大限受ける事になり、こちらも反対の結果でなければなりません。
有馬記念の内枠は有利ですよね?コーナースタートかつ小回りかつコーナー6回のコース形状が物語っています。
それは数字としてもしっかりと出ており比例して外枠が圧倒的に成績不振となっています。
本日枠順が発表されましたが、過去10年で0-0-2-17連対率0%の3枠にリバティアイランドが入りました。
リバティアイランド終わった…魔の3枠に…これは荒れるな…様々な声が飛び交いましたが下記をみてください。

過去10年の該当馬見ればそうなるわなと言うレベル、両サイドの2枠4枠が普通に走ってて3枠だけ不利とか、ただの数字並べ。

過去30年である程度人気だった馬で調べると【2-2-4-4】好走率67%
過去30年のオークス1番人気の成績
【11-4-3-1】好走率60%
むしろ1番人気より3枠に入った3番人気以内の馬の方が好走している。
ちなみに昨年のサークルオブライフは放馬の影響で15分の遅延、ゲート裏で汗びっしょりシェービングだらだらで疲弊しており、レース前に気持ちが切れていたとの事、個人的には度外視して良いと思ってます。
同じように先週のヴィクトリアMでは2番人気の成績が過去10年0-0-1-10、2番人気の馬は消しと判定していたデータブログはもう掛ける言葉がありません。
2番人気が低調であれば1番人気も同じ要素がなければ意味不明なデータ(偶然性の高い例)でしかありません。
その1番人気は3-3-0-5と2頭に1頭以上は好走しており全く有用性が取れていません。
例えばこれが1番人気も低調な場合、オッズに影響しやすい直近の充実度よりも過去の実績や格だったりコース実績だったり別の要因が結果と結びつきやすいレースとなりますが、ピンポイントでそこだけ凹んでいるというデータは立証できず基本的には偶然の積み重ねです。
サイコロだって1・2・3・4・5・6と数字があり出現する確率は全部等しいですが、6回振ったらそれぞれが必ず1回ずつ出るとは限りません。
競馬も同じで、先週のヴィクトリアMで毎年2番人気が飛んでるから今回も当日2番人気になった馬は外して馬券を買おう。
それで的中したとしてもシンプルに「運が良かった」としか言いようがないのです。
私は口を酸っぱくして競馬で再現性のない的中は全くの無意味と断言してきているように棚ぼたの的中は返ってその先の自分を苦しめる結果となります。
話を戻して、昨日書いた「3勝馬」が圧倒的なアドバンテージ
それと対照的に「1勝馬」は鬼門ですね…
過去に好走した5頭の前走を見てみましょう。
2021年 ユーバーレーベン 前走フローラS3着(0.2秒差)
2013年 エバーブロッサム 前走フローラS連対
2012年 アイスフォーリス 前走フローラS連対
2011年 ピュアブリーゼ フローラS3着(0.0秒差)
2007年 ラブカーナ スイートピーS2着(0.0秒差)
これを見てゾッとしたのですが、全馬が桜花賞以外、いわゆる別路線組でした。
話を裏返せば桜花賞→オークス好走馬が全て2勝以上馬だったことになります。
さらにこの5頭中4頭には共通点があり、2走前も連対していました。
ユーバーレーベンは2走前も0.2秒差で重賞3着
今年の1馬を見ていきましょう。
ヒップホップソウル
コナコースト
ソーダズリング
ペリファーニア
ドゥアイズ
シンリョクカ
イングランドアイズ
今年はかなり多めで上記7頭
この中に買いたい馬はいますか?
私は買いたい馬がたくさんいるので少々絶望しております。
ヒップホップソウル フラワーS2着
コナコースト 桜花賞2着
ソーダズリング フローラS2着
ペリファーニア 桜花賞3着
ドゥアイズ 桜花賞5着
シンリョクカ 桜花賞6着
イングランドアイズ フローラS4着
前走を見ると、この中で前走別路線組+2走前連対馬は
ソーダズリング
1頭のみ
信じたくないですが過去20年、ここまでの歴史で前走桜花賞組かつ1勝馬は全馬が馬券外へ飛んでいます。
母数が5頭と少ないことから、まだ例外の余地はありそうですが客観的に見てもやはり1勝馬はあまりにも好走率が低いと感じます。
本日はここまで。
週半ばで少し疲れが出てきたので今日は早く寝たいと思います。
最後に注目の穴馬を紹介、ここまで2頭紹介しましたがどれも当日5番人気以下はほぼ確定クラス
今回は10番人気以下から1頭どうしても買いたい(推薦の3頭の枠内に入るかはまだ不明)と思っている馬が1頭います。
月曜日から毎日見に来て下さっている方はもう最終考察の印はほとんど想像がついたのではないでしょうか?
買いたい理由ですが前走はスローの流れを不利な追い込みで上がり最速も間に合わず、2走前は今回人気するであろう馬よりも2倍は強い競馬をしています。
道中の不利がなければおそらく突き抜けていたであろう馬で、オークスの2400mで巻き返すチャンスは十分だと思っています。
その馬名とこれまで発表した買いたい穴馬3頭を次回更新まで競馬最強ブログランキング紹介文に公開しておくので要チェック!
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明日もオークス過去20年データ考察をアップしますのでお楽しみに!
それでは明日また会いましょう!