秋華賞は関東馬にとって非常に厳しいレース
1996年の第一回秋華賞から今年で28年目、それまで27回の過去があります。
その東西成績は以下
関西馬 22-19-19-244
関東馬 5-8-8-154
関西馬
勝率7.2%
連対13.5%
複勝19.7%
関東馬
勝率2.9%
連対7.4%
複勝12.0%
もう一目瞭然なんです、関東馬は関西馬に比べて非常に凡走しやすい傾向にあります。
今年どれだけの関東馬が出走するか把握してますでしょうか?
モリアーナ
ミシシッピテソーロ
グランベルナデット
キタウイング
ヒップホップソウル
エミュー
この中に買いたい馬はいますでしょうか?
本日は過去の関東馬を徹底解析していきたいと思います。
過去27年の好走馬
スターズオンアーズ
アカイトリノムスメ
ファインルージュ
マジックキャッスル
カレンブーケドール
アーモンドアイ
ヌーヴォレコルト
ホエールキャプチャ
アパパネ
アニメイトバイオ
アプリコットフィズ
ブラックエンブレム
プロヴィナージュ
アサヒライジング
ニシノナースコール
ウイングレット
サクラヴィクトリア
レディパステル
クロックワーク
エアデジャヴー
メジロドーベル
第一回から去年まで172頭が走りましたが上記21頭しか好走馬がいません。
その勝率わずか2.9%
この21頭についてある程度共通している点は大きく3つ
・前走は5着以内(21頭中18頭)
・前走は5番人気(21頭中19頭)
・前走オークス以外(21頭中18頭)
前走海外だったアサヒライジングはアメリカンオークスを2着から好走
今年海外から参戦する馬はいませんので、この馬を除いて考察します。
前走で掲示板を確保出来ていなかった3頭
ブラックエンブレム
フラワーC優勝 オークス0.3秒差
プロヴィナージュ
関東オークス2着(芝は1戦のみ)
ウイングレット
新潟2歳S連対
牡馬混合戦で連対もしくは重賞勝ちでオークスを0.3秒以内
プロヴィナージュはダートから参戦です、今年はラブパイローが似た形で参戦します。
この馬も関東オークス連対馬ですが比較すると、
プロヴィナージュはその時点で2勝、さらに芝重賞で0.5秒以内を記録
ラブパイローは1勝、芝重賞での好走はありません。
前走5番人気以下から好走した2頭
マジックキャッスル
重賞2回連対+オークス0.4秒差
プロヴィナージュ
上記同様
プロヴィナージュは先に書いた通りダート馬
マジックキャッスルはかなりの実績も前走では6番人気と支持されていませんでした。
前走オークスだった3頭
スターズオンアース
オークス3番人気1着
アカイトリノムスメ
オークス2番人気2着
アーモンドアイ
オークス1番人気1着
3番人気以内で連対とレベルが高いです。
更にに注目して欲しいのがクラシック成績と牡馬混合重賞戦の実績です。
スターズオンアース オークス1着
アカイトリノムスメ オークス2着
ファインルージュ 桜花賞3着
マジックキャッスル オークス0.4秒差
カレンブーケドール オークス2着
アーモンドアイ オークス1着
ヌーヴォレコルト オークス1着
ホエールキャプチャ 桜花賞2着
アパパネ オークス1着
アニメイトバイオ 桜花賞0.4秒差
アプリコットフィズ 桜花賞0.3秒差
ブラックエンブレム オークス0.3秒差
プロヴィナージュ 前走ダート
アサヒライジング オークス3着
ニシノナースコール 2勝クラス混合戦1着
ウイングレット 混合重賞2着
サクラヴィクトリア 3連続重賞好走(ダート路線)
レディパステル オークス1着
クロックワーク 1勝クラス混合戦1着
エアデジャヴー オークス2着
メジロドーベル オークス1着
なんと20頭中16頭がクラシック0.4秒以内好走馬
クラシックに出走のなかった馬でデビューからダートを使われていた2頭を除くと
最低でも牡馬混合戦で1着、重賞連対のどちらかを満たして欲しいところ
しかし近年はぼぼクラシック実績が重要で、クロックワークは1999年の好走馬なので今とローテーションなど違いがかなりあります。
基本的にはここを重視して判断したいと思います。
今年の関東馬を見ていきましょう。
まずは前走掲示板を確保できていなかったパターン
牡馬混合戦で連対もしくは重賞勝ちでオークスを0.3秒以内がボーダー
グランベルナデット なし
キタウイング 重賞勝ちもオークス大敗
エミュー 重賞勝ちもオークス大敗
今年は前走崩れていた関東馬の出番はなさそうです。
前走5番人気以下でダート路線からの馬を除けば上記ボーダーがそのまま適用
ミシシッピテソーロ なし
キタウイング 上記同様NG
エミュー 上記同様NG
最後に前走オークスだった関東馬を見てみましょう。
なし
はい、今年はいません。
というのも今年のオークスは関西馬で1着~4着までを独占、桜花賞も関西馬のワンツーと関東馬は出番少なめです。
ここまで無傷だった関東馬をピックアップ
モリアーナ
ヒップホップソウル
今年関東馬で好走できそうなのは上記2頭のみ
ここまでのデータ考察でも例外候補ではありますが、しっかりと残ってきた2頭なので
当日のオッズに妙味を感じれば馬券に組み込んでも良いと思います。
すごくシンプルに考えるならダート路線だったプロヴィナージュを除けば前走0.3秒差以内もしくはオークス0.3秒以内に走っていた馬しか関東馬は馬券になっていません。
15年以上続いていますから、シンプルに前走好走していた2頭しか残らないのも納得です。
さて、月曜日から金曜日までの考察が終了し後は最終結論を待つだけだと思います。
毎日見に来てくださっていた方は重複してしまうかもしれませんが、
1番人気確実のリバティアイランド、想定2~3番人気のハーパーとマスクトディーヴァ
上記3頭を除いた馬でデータ残りなどを考慮して全然買える馬を総まとめしてブログランキングへ明日の朝まで限定公開したいと思います。
個人的には本日発表された枠を見て、最初のコーナーまで距離がないコースなのでコンクシェルの外枠はかなりペースを早める材料だと感じました。
コンクシェルより外にはハイペースでも番手や逃げの経験があるソレイユヴィータも押して前に行くでしょう。
最内にハナを取っても番手でも良いフェステスバントもいますし、道中は緩まず、そしてリバティアイランドの存在が更にそれを加速させると思います。
リバティアイランドより直線後ろにいてこの馬を差しきれると思っている騎手は少ないと思います、この馬を負かすなら内回りで差される前にゴールしてしまうのが間違いなく得策なので、仕掛けのポイントは更に早めに動きそう。
地力勝負でリバティアイランドだけが搭載エンジンの違いで残って、他の2席はロスなくぴったり回ってきた組かリバティアイランドと一緒に併せ馬で追い込んでくる差し馬だと思っています。
私ほ今年ポジションを取りに行く馬全てリバティアイランド効果で自滅すると思っていますので予想は差し馬に期待しています。
こちらのバナーをクリック↓
初めての方は下記画像の手順を参考にしてください。
※紹介文確認後、最後にブログ名をクリックしてTOPページに戻ってきてからブラウザを閉じてください。
明日は府中牝馬ステークスの考察、予想をアップしますのでお楽しみに!
それではまた明日会いましょう!








