【京都大賞典】予想　過去10年データ考察からクラシックと深い関係性あり！注目は5歳以下共通点該当の穴馬1頭

過去10年の好走馬

過去10年の好走馬は上記30頭

京都競馬場リニューアルに伴い直近2年は阪神開催

そのため今年もデータ上では結構難しい1戦かもしれません。

重賞考察

前走条件戦から好走したのは2022年1着ヴェラアズール、2019年3着シルヴァンシャー、2018年2着レッドジェノヴァ

この3頭は前走1番人気1着上がり最速、当日は5番人気以内に支持されていたように

2走前の条件戦も連勝か連続の好走でここに挑んでおります。

今年は前走条件戦から出走する馬がいませんので割愛したいと思います。

前走OPからは2019年1着ドレッドノータス、2014年2着タマモベストプレイの2頭

ドレッドノータスは京都コース3-1-1-2で京都重賞優勝馬

タマモベストプレイは京都コース3-0-1-1でこちらも京都重賞優勝馬でした。

ブローザホーン　京都重賞実績なし

今年は1頭出走しますが、なんとも判断が難しい1頭です。

というのも過去2年は阪神代替開催で京都で重賞が開催されていない点←実績がなくても不思議ではない。

過去に走った京都芝は1戦1勝←複数好走は無いが一応勝率は100％

この2ポイントから走っても正直違和感は無いので自信を持って消すことは出来ませんね…

前走G3クラスからは2022年3着ウインマイティー、2017年2着トーセンバジル、2014年1着ラストインパクトの3頭

2頭は前走3番人気以内で上がり最速を記録していましたが、ウインマイティーは上がり3位で前走1着(-0.3秒差)

マイネルウィルトス　4人気10着

インプレス　10人気3着上がり最速

プラダリア　3人気4着(0.3秒差)

ヒンドゥタイムズ　8人気7着上がり2位

ビッグリボン　1人気1着上がり2位

この中で完全クリアはビッグリボンのみ

残りはインプレスが前走上がり最速、着差が非常に僅かなプラダリア(京都重賞好走あり)辺りが例外候補になります。

前走G2からは3頭ですが、昨年同様に

リピーターor同年の重賞好走馬に限られています。

ヒートオンビート　目黒記念

ウインマイティー　マーメイドS

アフリカンゴールド　なし

ゼーゲン　なし

今年は上記4頭ですが、2頭が完全クリア

前走G1組は最多の18頭で2桁着順もあり、2桁人気もありこれといったボーダーがなく難しいところ

それまで10年以上連続で好走馬が出てきていましたが昨年はデータが途切れました。

それもそのはず、該当馬が全馬かなりの人気薄で凡走するのが普通の人気でした。

当日6番人気以下に支持された前走G1出走馬がいれば必ず好走馬が出ている条件

今年の該当馬は、

ヴェラアズール

ディープボンド

ボッケリーニ

アイアンバローズ

上記はアイアンバローズ以外前日オッズで5番人気以下なので

このステップから好走馬は超高確率で出てくると思います。

G1実績の重要性

過去10年の好走馬前走を見ると、あからさまに前走G1組が多いです。

昨年を除き全ての年で好走馬が出ており見逃せないデータとなります。

結局は格のレースという事でしょう。

そこで過去のG1成績について調べてみました。

これめちゃめちゃ面白くないですか？

過去10年全てで「クラシック好走馬」が馬券になっています。

リピーターが多いレースですが、2400ｍという距離はやはりホースマンの最大目標であるクラシックの影響が強く出ていると思います。

基本的にはクラシックを勝てる配合で種付けされるのが日本の競馬界、そんな中でこれほどクラシックと縁があるレースだとは正直びっくりです。

実はこのクラシック好走馬というのは毎年かなり少ない該当数なんです。

昨年も該当馬が2頭しかおらず、しかも全馬3番人気以下

このような年が多い中、1度も途切れることなく好走馬が出ているという事実はもう見逃せません。

今年の該当馬を早速みてみましょう。

ウインマイティー　オークス

昨年同様にこの馬です。

しかし今年6歳というのが少し気になりますね、基本は4～5歳馬が中心ですし、

これまで複数該当馬がいた中でこの馬1頭のみ、正直ここで連続好走が途切れても不思議ではないかなと思っています。

今年はちょっと例年とは少し違う感じで、過去のクラシック好走馬がほとんどいないのもそうなのですが

全体的にお年寄りが集まったかなという印象、後3ヶ月もすれば6歳馬は7歳馬になりますからね。

これを見てください。

4歳以下　2-5-2-19

5歳　5-3-3-30

6歳　1-2-2-27

7歳以上　2-0-3-28

5歳以下　7-8-5-49
勝率10.1%　連対21.7%　複勝29.0%

6歳以上　3-2-5-55
勝率4.7%　連対7.8%　複勝15.6%

シンプルに若ければ若いほど強いです、6歳以上からガクッと好走率は下がります。

過去10年で見ても

2022年 ヴェラアズール 5歳
2021年 ウインマイティー 5歳
2021年 アリストテレス 4歳
2020年 グローリーヴェイズ 5歳
2020年 キングオブコージ 4歳
2019年 ダンビュライト 5歳
2019年 シルヴァンシャー 4歳
2018年 サトノダイヤモンド 5歳
2018年 レッドジェノヴァ 4歳
2017年 トーセンバジル 5歳
2017年 シュヴァルグラン 5歳
2016年 キタサンブラック 4歳
2016年 アドマイヤデウス 5歳
2015年 ラブリーデイ 5歳
2015年 サウンズオブアース 4歳
2014年 ラストインパクト 4歳
2014年 タマモベストプレイ 4歳
2013年 ヒットザターゲット 5歳
2013年 アンコイルド 4歳
2013年 トーセンラー 5歳

これだけの馬が(一度も途切れることなく)好走しています。

上記5歳以下だった馬の共通点を簡単に探ると…

・前走G1に出走

・前走1着馬

シンプルにこの2択

それぞれを上記年号表に当てはめて行きましょう。

2022年 ヴェラアズール 前走1着
2021年 ウインマイティー 前走1着
2021年 アリストテレス 前走G1
2020年 グローリーヴェイズ 前走G1
2020年 キングオブコージ 前走1着
2019年 ダンビュライト 前走G1
2019年 シルヴァンシャー 前走1着
2018年 サトノダイヤモンド 前走G1
2018年 レッドジェノヴァ 前走1着
2017年 トーセンバジル なし
2017年 シュヴァルグラン 前走G1
2016年 キタサンブラック 前走G1
2016年 アドマイヤデウス 前走G1
2015年 ラブリーデイ 前走G1
2015年 サウンズオブアース 前走G1
2014年 ラストインパクト なし
2014年 タマモベストプレイ 前走1着
2013年 ヒットザターゲット 前走G1
2013年 アンコイルド なし
2013年 トーセンラー 前走G1

20頭中17頭が該当し、しかも10年全て該当馬あり＝確実に好走しています。

そして「なし」と書いた3頭を見てみると

トーセンバジル　阪神大賞典好走

ラストインパクト　日経賞好走

アンコイルド　札幌記念好走

なんと全馬が共通して同年のG2以上で好走歴がありました。

正直2項目だけでも良いと思いますが、例外候補まで完璧に取るならこれでしょう。

2022年 ヴェラアズール 前走1着
2021年 ウインマイティー 前走1着
2021年 アリストテレス 前走G1
2020年 グローリーヴェイズ 前走G1
2020年 キングオブコージ 前走1着
2019年 ダンビュライト 前走G1
2019年 シルヴァンシャー 前走1着
2018年 サトノダイヤモンド 前走G1
2018年 レッドジェノヴァ 前走1着
2017年 トーセンバジル 同年G2好走
2017年 シュヴァルグラン 前走G1
2016年 キタサンブラック 前走G1
2016年 アドマイヤデウス 前走G1
2015年 ラブリーデイ 前走G1
2015年 サウンズオブアース 前走G1
2014年 ラストインパクト 同年G2好走
2014年 タマモベストプレイ 前走1着
2013年 ヒットザターゲット 前走G1
2013年 アンコイルド 同年G2好走
2013年 トーセンラー 前走G1

早速今年の該当馬を探していきましょう。

ブローザホーン　前走1着

インプレス　前走G3　同年G2以上好走なし

プラダリア　前走G3　京都記念好走

ビッグリボン　前走1着

何と今年の5歳以下馬はかなり条件クリア馬が多く、例年通りなら赤の2頭

ブローザホーン

ビッグリボン

上記2頭が激アツです。

例外候補としてプラダリアも好走可能となっています。

ここまでを踏まえて印を打って行きたいと思います。

2023年　京都大賞典の推薦馬

▲ボッケリーニ

正直ここまで年齢的にもそこまで推せる要素は無いんですが、レース回顧派としては見逃せない1頭

前走は超ハイレベルな宝塚記念でイクイノックスや凱旋門賞で世界相手に戦ったスルーセブンシーズなど

既にG1馬のジャスティンパレスやジェラルディーナにコンマ数秒差なら力関係はこのメンツでは圧倒的に上

しかも枠の影響もあって直線では荒れた伸びない最内をラチ沿いの狭いところ前が詰まりながらもしぶとく伸びており

スムーズに外に出せていたら面白かったんじゃないかなと個人的には思います。

今回は前日予想で当日の馬場や天候が見れないので厳しいですが、一応予報だと雨マークなのでこの馬にとっては恵みの雨でしょう。

キレ味勝負ではイマイチで、多少上がりの掛かるタフな馬場で本領発揮だと思っています。

○ディープボンド

1倍台かと思っていたら全く信頼されていないオッズにびっくりしました。

阪神大賞典では1.2倍に支持され、G1でも長い距離だとタイトルホルダーより人気をし

得意の京都となれば今回のメンバーでは圧倒的に支持されると思っていました。

もし勝つようなことがあれば、ディープボンドがこんなオッズで買えるなんて美味しかったよなと後の祭りになりそうです。

距離は伸びれば伸びるほど良い馬なので前走でイクイノックスに0.4秒差だった宝塚記念より少しでも伸びるのはプラス

予報通り雨なんて降ったら前日22時現在の3.7倍では買えないオッズになるでしょう。

G1への叩き台も持っている地力があまりにもこのメンバーでは上なので対抗評価としたいと思います。

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正直3日間開催で最も妙味取れるなと考えていたのがこの馬で、最終日に穴狙いです。

前走も自信の本命を打った馬なので、この馬の能力の高さは前走時点で良く分かっていました。

次どこに使うのかなと思っていましたが、まさかの京都大賞典でした。

前引っ張ってもらってラスト底力勝負が強いこの馬に距離が伸びるのは正直あまり歓迎ではないと思うんですが、

スロー濃厚な今回は道中自分で動いても良いですし、鞍上も何度もお世話になってきた騎手なので心配は少ないです。

新馬戦を含んでも休み明けは3戦3勝と間隔があってフレッシュな状態が良い馬で今回は間違いなくプラス

更にここまでの考察で5歳以下データに前走ステップ別条件も完全クリアとなれば狙い目でしょう。

今現在出走馬14頭の中でもかなり人気がない状態なので、どうかこのままのオッズで本番へ向かってほしいと思います。