過去8年枠順データ
1枠 0-2-2-14
2枠 2-2-1-15
3枠 2-0-2-16
4枠 1-1-0-18
5枠 2-0-2-16
6枠 2-2-2-14
7枠 1-3-1-15
8枠 0-0-0-19
見事に8枠が全滅です。
本当に外は不利なのか?内は有利なのか?
過去に好走した馬の共通点なども含め、本日は中京ダート1800mのコース傾向を徹底解析していきます。
中京ダート1800m
スタート地点はホームストレッチの左寄り、上り坂の途中がスタートになっています。
上り坂スタートでスピードが上がりにくい状態で最初のコーナーまで距離が短く外枠が不利になる要因
向こう正面では急な上り坂が再度登場、スタートで後手を踏んでしまった場合に追い上げにくいコース形状です。
坂を登りきった後はスパイラルカーブで下り坂、4角出口で再度急勾配となっております。
後方脚質の馬にとってはかなり厳しいコースで、脚質別データを見てみると
圧倒的とも言える前有利の現状です。
ここからは、過去の好走馬の人気や実績含め共通点を探して行きたいと思います。
チャンピオンズC過去8年の全好走馬
1枠
2020年2着ゴールドドリーム
2017年3着コパノリッキー
2015年2着ノンコノユメ
2015年3着サウンドトゥルー
2枠
2019年3着インティ
2018年1着ルヴァンスレーヴ
2016年2着アウォーディー
2015年1着サンビスタ
2014年2着ナムラビクター
3枠
2021年1着テーオーケインズ
2019年1着クリソベリル
2016年3着アスカノロマン
4枠
2014年1着ホッコータルマエ
5枠
2018年3着サンライズソア
2017年1着ゴールドドリーム
2016年1着サウンドトゥルー
6枠
2021年3着アナザートゥルース
2020年1着チュウワウィザード
2019年2着ゴールドドリーム
2014年3着ローマンレジェンド
7枠
2021年2着チュウワウィザード
2020年3着インティ
2018年2着ウェスタールンド
2017年2着テイエムジンソク
8枠
なし
全馬の近走成績と過去実績は以下
1枠
ゴールドドリーム前年好走馬
コパノリッキー前走G1優勝
ノンコノユメ前走重賞優勝
サウンドトゥルー特になし
2枠
3着インティ同年中央G1優勝
ルヴァンスレーヴ前走G1優勝
アウォーディー前走G1優勝
サンビスタ前走G1連対
ナムラビクター前走重賞好走
3枠
テーオーケインズ2走前G1優勝
クリソベリル2走前G1優勝
アスカノロマン同年中央G1好走
4枠
ホッコータルマエ同年中央G1連対
5枠
サンライズソア前走G1好走
ゴールドドリーム同年中央G1優勝
サウンドトゥルー前走G1好走
6枠
アナザートゥルース前走重賞好走
チュウワウィザード前走G1好走
ゴールドドリーム前走G1好走
ローマンレジェンド前走重賞優勝
7枠
チュウワウィザード前走JBC好走
インティ前年好走馬
ウェスタールンド2走前重賞連対
テイエムジンソク前走重賞優勝
こう見ると近2走内での重賞好走実績は必須レベルですね、
他は「同年の中央ダートG1好走馬or前年リピーター」の2択
特に近2走内の内訳は「前走重賞好走馬or2走前G1優勝馬」が基本
これに漏れるのはたったの2頭でサウンドトゥルーとウェスタールンド
サウンドトゥルーは1枠、ウェスタールンドは7枠も芝からダートへの転向馬で全4走(4戦3連対)しか競争がありませんでした。
枠順別の好走馬人気に注目してみましょう。
1枠
2着ゴールドドリーム3人
3着コパノリッキー9人
2着ノンコノユメ3人
3着サウンドトゥルー5人
2枠
3着インティ3人
1着ルヴァンスレーヴ1人
2着アウォーディー1人
1着サンビスタ12人
2着ナムラビクター8人
3枠
1着テーオーケインズ1人
1着クリソベリル2人
3着アスカノロマン10人
4枠
1着ホッコータルマエ2人
5枠
3着サンライズソア3人
1着ゴールドドリーム8人
1着サウンドトゥルー6人
6枠
3着アナザートゥルース14人
1着チュウワウィザード4人
2着ゴールドドリーム1人
3着ローマンレジェンド3人
7枠
2着チュウワウィザード3人
3着インティ10人
2着ウェスタールンド8人
2着テイエムジンソク1人
当日3番人気以内とダート転向で出走ダート重賞が少なすぎるウェスタールンドを除き
4番人気以下で好走した馬の「同年中央G1好走歴、過去同レース成績」に絞って調べると
1枠
3着コパノリッキー(なし)
3着サウンドトゥルー(なし)
2枠
1着サンビスタ(なし)
2着ナムラビクター(なし)
3枠
3着アスカノロマン(同年中央G13着)
4枠
該当馬なし
5枠
1着ゴールドドリーム(同年中央G1優勝)
1着サウンドトゥルー(前年3着)
6枠
3着アナザートゥルース(なし)
1着チュウワウィザード(前年0.3秒差4着)
7枠
3着インティ(前年3着)
8枠
該当馬なし
あきらかに1枠2枠は実績不足馬が枠の利を存分に発揮して好走しています。
逆に3枠~8枠は前年3着以内(0.3秒差以内含む)か同年中央G1好走馬のみ
この実績がなく3枠~8枠で好走したのは3着が最高(アナザートゥルース)
有利な条件が明確なら、対極が不利でなければ不自然です。
内有利なら外が不利にならなければおかしいのですが、皆さんご存知の通り8枠に入ったクリソベリルが1.4倍で馬券外に沈んでいます。
ここまで調べたコース形状や実績データ等を見ても内有利、外不利は明確であると結論付けたいと思います。
余談ではありますが、同じく枠で有名なダイヤモンドS
圧倒的8枠有利と言われています。
8枠が有利なら1枠が不利でないと不自然なデータです。
もっと大枠で見るなら6~8枠の外有利なら1~3枠は不利であるのが普通
皆さんにはどう見えますでしょうか?
少し長いですが、今年の記事を引用します。
最後に枠について少し書きたいと思いますが、このダイヤモンドSで良く言われるのは
「8枠有利」
じゃないですか?
過去10年で最多の5勝になります。
全体で5-3-2-12
1枠が1-1-1-15なので完全なる外枠有利…
に、見えます。
実際は…
そう見えるだけです。
枠順は特に勘違いしやすいので要注意ですが、
8枠から好走した馬の内訳を見てみましょう。
2020年 ミライヘノツバサ 16人気
2019年 ユーキャンスマイル 1人気
2018年 フェイムゲーム 1人気
2016年 フェイムゲーム 2人気
2015年 フェイムゲーム 1人気
2015年 ファタモルガーナ 2人気
2014年 タニノエポレット 3人気
2013年 アドマイヤラクティ 1人気
2013年 メイショウカドマツ 6人気
2012年 ギュスターヴクライ 1人気
これ8枠の成績が良くなって当たり前なんですよ。
好走馬のほとんどが1~3番人気以内
逆の見方をすれば8枠が本当に有利なら1枠が不利でなければなりません。
同じ条件として4番人気以下に限定して1枠と8枠の全体成績を比較してみます。
1枠 0-2-1-17 連対率10.0% 複勝率15.0%
8枠 1-0-3-21 連対率4.0% 複勝率16.0%
同じ条件にした場合、1頭好走馬が増えるか減るかの違いです。
今年の1回ですぐに変わるレベルなので誤差でしかありません。
今回言い切りますが、ダイヤモンドSは8枠有利ではありません。
有馬記念が外枠不利なのは有名は話ですね、8枠が不利なので当然1枠の成績が比例して良いです。
これは小回りかつコーナーを複数回走る上にスタートがコーナーの中間という完全に外枠泣かせのコース形状だからです。
明日開催されるフェブラリーSは外枠有利と言われていますね、G1くらいになると多少フラットにはなりますが、それでも内枠に比べて外枠の成績が良いです。
これは外であればあるほど芝部分を長く走ることができるので内枠よりも序盤からスピードが出しやすいからです。
全ての結果にその裏付けとなる「理由」があります。
ダイヤモンドSがなぜ8枠有利なのか説明できますか?
私は無理です、8枠が有利になる明確な答えを書くことができません。
いくらでも簡単に過去データが入手できる時代です。
そのデータを間違った捉え方をしていれば全く意味がありません。
今回ダイヤモンドSで8枠が有利だと言う理由で推薦している人、もしくは過去10年で8枠が一番凄いと数字だけ見てる人
要注意です。
今回はコース形状や実績馬の成績等、裏付けは取れていますので早速今年の出走表を見ていきましょう。
2022年チャンピオンズカップ枠順
1枠
グロリアムンディ
サンライズホープ
2枠
ハピ
スマッシングハーツ
3枠
ジュンライトボルト
レッドガラン
4枠
オーヴェルニュ
サンライズノヴァ
5枠
ノットゥルノ
クラウンプライド
6枠
バーデンヴァイラー
テーオーケインズ
7枠
シャマル
タガノビューティー
8枠
サクラアリュール
レッドソルダード
データを整理したときと同じく実績面を馬名の横に並べてみたいと思います。
1枠
グロリアムンディ(2走前重賞連対)
サンライズホープ(前走重賞優勝)
2枠
ハピ(2走前重賞連対)
スマッシングハーツ(なし)
3枠
ジュンライトボルト(前走重賞優勝)
レッドガラン(なし)
4枠
オーヴェルニュ(2走前重賞好走)
サンライズノヴァ(なし)
5枠
ノットゥルノ(2走前G1優勝)
クラウンプライド(前走G1連対)
6枠
バーデンヴァイラー(2走前重賞優勝)
テーオーケインズ(前走G1優勝)
7枠
シャマル(前走G1好走)
タガノビューティー(なし)
8枠
サクラアリュール(なし)
レッドソルダード(なし)
好走の条件をもう一度確認しましょう。
同年の中央ダートG1好走馬or前年リピーター」の2択
近2走内の内訳は「前走重賞好走馬or2走前G1優勝馬」が基本
1~2枠は同年中央G1成績、前年成績なしでも好走馬あり。
明確な線引きをするなら青く塗った10頭はNG
しかし1枠2枠は何でもあり状態、特に前走宝塚記念出走、2走前も2着に敗れたグロリアムンディは枠に救われた形でクリア
スマッシングハーツですら好走の可能性を残す恐ろしい枠です。
逆に外に入ったタガノビューティー、サクラアリュール、レッドソルダードは絶望的でしょう。
同年の中央ダートG1好走馬と昨年のチャンピオンズカップ好走馬を見ていきましょう。
同年中央ダートG1好走馬
なし
前年チャンピオンズカップ好走馬
テーオーケインズ
今年はかなりレベルの低い1戦だと思います。
例外候補が存在しないとなると、枠の依存率は高くなる一方です。
ここまでを整理すると枠からの注目馬は
1枠
グロリアムンディ(例外の可能性あり)
サンライズホープ(前走重賞優勝)
2枠
ハピ(例外の可能性あり)
スマッシングハーツ(例外の可能性あり)
3枠
ジュンライトボルト(前走重賞優勝)
4枠
なし
5枠
ノットゥルノ(2走前G1優勝)
クラウンプライド(前走G1連対)
6枠
テーオーケインズ(前走G1優勝)
7枠
シャマル(前走G1好走)
8枠
なし
現在の条件で過去8年しか遡れないので絶対こうなるとは限りませんが、
個人的に今年は上記の9頭立てだと思います。
本日は最後に出すか迷いましたが、
個人的なイチオシデータを紹介します。
当たり前ですが、当ブログは基本的にどこにも載っていないオリジナルデータでして
これが毎年結構な確率で走ってくれます。
2021年
テーオーケインズ 2回
チュウワウィザード 2回
アナザートゥルース 3回
2020年
チュウワウィザード 3回
ゴールドドリーム 1回
インティ 1回
2019年
クリソベリル 3回
ゴールドドリーム 3回
インティ 3回
2018年
ルヴァンスレーヴ 3回
ウェスタールンド 1回
サンライズソア 4回
2017年
ゴールドドリーム 1回
テイエムジンソク 2回(馬券外なし)
コパノリッキー 3回
2016年
サウンドトゥルー 4回
アウォーディー 4回
アスカノロマン 4回
2015年
サンビスタ 6回
ノンコノユメ 3回
サウンドトゥルー 2回
2014年
ホッコータルマエ 2回
ナムラビクター 3回
ローマンレジェンド 3回
赤く塗った3回以上だった馬が全ての年で好走しています。
ちなみに昨年はアナザートゥルースがこの条件に当てはまり14番人気で激走
2年前のクリソベリルは1.4倍凡走も3回以上に該当せず…
直近の2年の非該当馬はチャンピオンズカップのリピーターと例外要素十分でした。
条件に該当しないと走らない訳ではないので要注意、ちなみに今年のテーオーケインズは2回です。
実績馬がテーオーケインズのみですし、8年しかデータが取れていないので絶対走るとは言い切れませんが熱いのは間違いないと思います。
先に今年の3回以上馬だけ書いておきます。
クラウンプライド 3回
シャマル 5回
上記2頭のみ
今年はダート戦連対率100%の馬が2頭いますので、そちらもテイエムジンソクと同パターンで熱いと思います。
気になるその「条件」を本日限定でブログランキング紹介文へ掲載していますので要チェック
下記バナークリックで見れます↓
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 1位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
月曜日からここまで毎日チャンピオンズカップの考察を書いていきましたが、
明日は土曜重賞についての考察記事をアップ予定です。
それでは明日また会いましょう!お楽しみに!




