過去20年の好走馬
ワールドプレミア
ディープボンド
カレンブーケドール
フィエールマン
スティッフェリオ
ミッキースワロー
フィエールマン
グローリーヴェイズ
パフォーマプロミス
レインボーライン
シュヴァルグラン
クリンチャー
キタサンブラック
シュヴァルグラン
サトノダイヤモンド
キタサンブラック
カレンミロティック
シュヴァルグラン
ゴールドシップ
フェイムゲーム
カレンミロティック
フェノーメノ
ウインバリアシオン
ホッコーブレーヴ
フェノーメノ
トーセンラー
レッドカドー
ビートブラック
トーセンジョーダン
ウインバリアシオン
ヒルノダムール
エイシンフラッシュ
ナムラクレセント
ジャガーメイル
マイネルキッツ
メイショウドンタク
マイネルキッツ
アルナスライン
ドリームジャーニー
アドマイヤジュピタ
メイショウサムソン
アサクサキングス
メイショウサムソン
エリモエクスパイア
トウカイトリック
ディープインパクト
リンカーン
ストラタジェム
スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー
イングランディーレ
ゼンノロブロイ
シルクフェイマス
ヒシミラクル
サンライズジェガー
ダイタクバートラム
マンハッタンカフェ
ジャングルポケット
ナリタトップロード
20年で60頭
これらの好走馬を自分なりに紐解いて的中のヒントになるような考察を提供できればと思います。
どこのブログにも載っていない独自データですのでこの記事が役に立てれば幸いです。
過去好走馬独自斤量データ
ワールドプレミア (前走日経賞3着)
ディープボンド (前走阪神大賞典1着)
カレンブーケドール (前走日経賞2着)
フィエールマン 58キロG1勝利 5歳
スティッフェリオ (前走日経賞3着)
ミッキースワロー (前走日経賞1着)
フィエールマン 57キロG1勝利 4歳
グローリーヴェイズ (菊花賞0.5秒差上がり最速)4歳
パフォーマプロミス 無し
レインボーライン 58キロG13着
シュヴァルグラン 58キロG12着
クリンチャー 57キロG12着 4歳
キタサンブラック 58キロG11着
シュヴァルグラン 58キロG13着
サトノダイヤモンド 57キロG11着 4歳
キタサンブラック 57キロG1勝利 4歳
カレンミロティック 58キロG13着
シュヴァルグラン (前走阪神大賞典上がり最速1着)
ゴールドシップ 58キロG1勝利
フェイムゲーム 58キロG3勝利
カレンミロティック 58キロG12着
フェノーメノ 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 58キロG13着
ホッコーブレーヴ (前走日経賞上がり2位2着)
フェノーメノ 57キロG12着 4歳
トーセンラー (過去に菊花賞で3着)
レッドカドー 60キロ条件戦勝利
ビートブラック (菊花賞0.2秒差3着)
トーセンジョーダン 58キロG1勝利
ウインバリアシオン 57キロG12着 4歳
ヒルノダムール (菊花賞0.4秒差上がり3位)
エイシンフラッシュ 57キロG1勝利 4歳
ナムラクレセント 58.5キロ条件戦勝利
ジャガーメイル 58キロ条件戦勝利
マイネルキッツ 58キロG1勝利
メイショウドンタク 無し
マイネルキッツ (前走日経賞上がり2位連対)
アルナスライン 58キロG22着
ドリームジャーニー (菊花賞0.5秒上がり3位)
アドマイヤジュピタ 58キロG2勝利
メイショウサムソン 58キロG1勝利
アサクサキングス 59キロG23着
メイショウサムソン 59キロG21着
エリモエクスパイア 無し
トウカイトリック (前走阪神大賞典上がり最速3着)
ディープインパクト 58キロG2勝利
リンカーン 58キロG2勝利
ストラタジェム 58キロ条件戦勝利
スズカマンボ (前走OP戦上がり2位3着)
ビッグゴールド (前走OP戦勝利)
アイポッパー 58キロ条件戦勝利
イングランディーレ 58キロG2勝利
ゼンノロブロイ (菊花賞0.5秒上がり2位)
シルクフェイマス 58キロ条件戦勝利
ヒシミラクル 57キロG1勝利 4歳
サンライズジェガー 57.5キロ条件戦勝利
ダイタクバートラム (前走阪神大賞典上がり最速勝利)
マンハッタンカフェ 57キロG1勝利 4歳
ジャングルポケット 57キロG1勝利 4歳
ナリタトップロード 60キロG2勝利
テイエムオペラオー 59キロG2勝利
メイショウドトウ 58キロG2勝利
ナリタトップロード 59キロG2勝利
ちょっと過去の60頭全馬なので見辛いですが、
1つ1つ整理して行きたいと思います。
まず赤く塗った馬ですが、
こちらは基本的に
『過去に58キロ以上の斤量でG1を好走したことのある馬』
を中心に書いています。
条件戦やG3で58キロ以上を背負って勝利や、
G2で59キロを背負って3着だったアサクサキングスも実績としてクリアにしています。
重い斤量を背負って好走したことのある馬を赤で分類しています。
次に緑色に塗った馬ですが、
こちらは4歳馬です。
このグループは3〜4歳で58キロ以上を背負う機会がほぼないので、
『57キロ以上を背負ってG1で連対』
こちらを1つのボーダーとしてピックアップしています。
他は例外候補として2パターンに分類されます。
1.過去のに菊花賞で好走していた
2.前走好走していた
過去に菊花賞で僅差で好走していた馬は7頭
グローリーヴェイズ (菊花賞0.5秒差上がり最速)4歳
トーセンラー (過去に菊花賞で3着)
ビートブラック (菊花賞0.2秒差3着)
ヒルノダムール (菊花賞0.4秒差上がり3位)
ドリームジャーニー (菊花賞0.5秒上がり3位)
ゼンノロブロイ (菊花賞0.5秒上がり2位)
前走好走馬は7頭
ワールドプレミア (前走日経賞上がり最速3着)
ディープボンド (前走阪神大賞典上がり3位1着)
カレンブーケドール (前走日経賞上がり最速2着)
スティッフェリオ (前走日経賞4角3番手3着)
ミッキースワロー (前走日経賞上がり3位1着)
シュヴァルグラン 無し(前走阪神大賞典上がり最速1着)
ホッコーブレーヴ 無し(前走日経賞上がり2位2着)
マイネルキッツ 無し(前走日経賞上がり2位連対)
トウカイトリック 無し(前走阪神大賞典上がり最速3着)
スズカマンボ 無し(前走OP戦上がり2位3着)
ビッグゴールド 無し(前走OP戦勝利)
ダイタクバートラム 無し(前走阪神大賞典上がり最速勝利)
この組は前走勝利か上がりを使っているか4角先行が望ましいです。
今年の出走予定馬をみて行きましょう。
アイアンバローズ 前走阪神大賞典2着(4角2番手)
ヴァルコス 無し
クレッシェンドラヴ 無し
シルヴァーソニック 前走阪神大賞典3着(4角3番手)
タイトルホルダー 菊花賞優勝馬
タガノディアマンテ 前走京都記念2着(56キロ)
ディバインフォース 無し
ディープボンド 58キロ以上G1連対
テーオーロイヤル 前走ダイヤモンドS1着(54キロ)
トーセンカンビーナ 無し
ハヤヤッコ 無し
ハーツイストワール 無し
ヒートオンビート 前走日経賞上がり最速3着
マイネルファンロン 前走AJCC2着
マカオンドール 無し
メロディーレーン 無し
ユーキャンスマイル 無し
ロバートソンキー 無し
赤く塗ったタイトルホルダー、ディープボンドは要注目
毎年のように好走馬が出てきていますので今年もかなり熱い部類になります。
あとは前走好走馬のオレンジに塗った馬も良いでしょう。
少し気になるのが前走好走馬はほとんど日経賞、阪神大賞典の2択
前走から一気に負担斤量が増えるタガノディアマンテ、テーオーロイヤル、マイネルファンロンはそこまで熱くありません。
後の青く塗った実績無し馬はかなり厳しそう。
ヴァルコス 無し
クレッシェンドラヴ 無し
ディバインフォース 無し
トーセンカンビーナ 無し
ハヤヤッコ 無し
ハーツイストワール 無し
マカオンドール 無し
メロディーレーン 無し
ユーキャンスマイル 無し
ロバートソンキー 無し
流石に推薦できません。
後は絶対に避けたい2つの減点要素について書きたいと思います。
気になるポイントその1
『2走内に重賞以外を使っていた馬』
ストラタジェム
スズカマンボ
ビッグゴールド
アイポッパー
過去20年の好走馬60頭のうち、
わずか4頭になります。
逆を返せば56頭が重賞→重賞→天皇賞春の流れで好走していることがわかります。
もう一つ気になるのが、
上記5頭で一番最近なのが、2006年のストラタジェムなんですよね。
この馬を最後に15年間で1頭もこのパターンで好走する馬は現れていません。
正直かなり厳しいと思っています。
早速今年の該当馬を見ていきましょう。
シルヴァーソニック 2走前OP
テーオーロイヤル 2走前3勝クラス
ハーツイストワール 前走3勝クラス
マカオンドール 2走前OPクラス
ロバートソンキー 前走3勝クラス
15年連続馬券外のパターンにシルヴァーソニックやマカオンドールが該当
この時点で好走期待値は低く人気ならリスクが高め
しかし例外候補もしっかりと見ていきます。
過去の好走馬は下記2点を完全クリアして好走しています。
・2走とも馬券内
・2走とも勝利or2走内で重賞連対
この2ポイントどちらもクリアしている必要があります。
ここまでの好走馬は1頭の例外もなく該当して好走してきました。
テーオーロイヤル 完全クリア
今年はこの馬のみ、
残りの4頭は過去20年、それ以上遡っても見ましたが1頭も好走馬がいませんでした。
競馬には絶対が無いことは重々承知ですが数十年走っていないパターンを狙い続けるのと
リターン期待値が少しでもある馬とでは天と地の差ですのでこの時点で今年の推薦馬には厳しいです。
気になるポイントその2
『3戦連続馬券外の馬』
カレンミロティック
ビートブラック
メイショウドンタク
ヒシミラクル
過去20年の好走馬60頭のうち上記4頭
こちらも大変厳しいパターンになっています。
連続馬券外の記録としましては、
カレンミロティック→4戦馬券外→天皇賞春好走
ビートブラック→5戦連続馬券外→天皇賞春好走
メイショウドンタク→3戦連続馬券外→天皇賞春好走
ヒシミラクル→3戦連続馬券外→天皇賞春好走
この20年でたった4頭のステップに、今年は4頭も該当しています。
ヴァルコス
クレッシェンドラヴ
ハヤヤッコ
ユーキャンスマイル
連続馬券外の記録を見てみると、
ヴァルコス 6戦連続馬券外
クレッシェンドラヴ 7戦連続馬券外
ハヤヤッコ 5戦連続馬券外
ユーキャンスマイル 6戦連続馬券外
ヴァルコス、クレッシェンドラヴ、ユーキャンスマイルが走ればこれまでの最高記録を塗り替えるかもしれません。
シンプルに過去の好走馬を仕分けするならば、
重要な項目は2つ
・その年の3000m以上のレースで3着以内
・過去に3000m以上の京都G1で3着以内
このどちらかに該当しています。
今年の該当4頭を調べると…
該当馬なし
でした。
今年はこのグループから巻き返す馬は出て来ないと思います。
20年以上前も念のため調べてみましたがやはり厳しく、
こちらも絶対はありませんが期待値は相当低いので4頭全て推薦馬として取り上げる可能性はありません。
さて、本日馬券的に避けたい2つのポイントを過去20年以上調べ上げて来ましたが、
該当した9頭中8頭を消すことが出来ました。
最後にもう1つだけ付け加えるとしたら
前走斤量54キロ以下だった馬は過去30年以上遡っても好走馬2頭のみ(どちらも3着)
連対率0%
ちなみに好走馬の片方は牝馬で54キロでしたので牡馬換算では実質1頭のみ
今年は
メロディーレーン 前走52キロ
テーオーロイヤル 前走54キロ
テーオーロイヤルは人気するでしょうが過去30年で最高3着(1頭のみ)のパターン
馬券的妙味はあまりなくリスキーです。
過去15年で天皇賞春を4番人気以下で好走した馬一覧
3番 カレンブーケドール 4番人気
6番 スティッフェリオ 11番人気
5番 ミッキースワロー 4番人気
8番 パフォーマプロミス 8番人気
7番 グローリーヴェイズ 6番人気
8番 クリンチャー 4番人気
6番 シュヴァルグラン 4番人気
3番 カレンミロティック 13人気
14番 フェイムゲーム 7人気
2番 カレンミロティック 10人気
7番 フェノーメノ 4人気
6番 ホッコーブレーヴ 12人気
1番 ビートブラック 14人気
2番 ヒルノダムール 7人気
3番 ナムラクレセント 5人気
16番 マイネルキッツ 4人気
4番 メイショウドンタク 16人気
2番 マイネルキッツ 12人気
4番 アルナスライン 4人気
12番 ドリームジャーニー 5人気
16番 エリモエクスパイア 11人気
12番 トウカイトリック 4人気
実に15年で22頭
とにかく天皇賞春は枠に依存します。
この枠順が好走を左右すると言ってもいいでしょう。
天皇賞春 枠順激走フィルター
馬番1~4(1枠2枠)
前走阪神大賞典
その年のダイヤモンドSに出走
前走G2以上を連対か0.2秒差以内
馬番5~9
前走G2以上連対か0.2秒差以内
過去に3000m以上のG1で連対
その年のダイヤモンドSで連対
馬番10~
前走G2以上を勝っている
その年のダイヤモンドSで連対
上記にあてはまる馬でこれだけの人気薄22頭全馬拾えます。
少し難しく書きましたが、
1or2枠ほぼなんでも有り(着順問わず阪神大賞典組多い)
それ以外は前走G2以上連対かダイヤモンドSを連対
上記該当しなければノーチャンス
これをくぐり抜けて好走した例は過去15年ありません。
スティッフェリオ 11人気
カレンミロティック 13人気
カレンミロティック 10人気
ホッコーブレーヴ 12人気
ビートブラック 14人気
メイショウドンタク 16人気
マイネルキッツ 12人気
エリモエクスパイア 11人気
全馬例外なくこれに該当しての好走になります。
今年出走メンバーで穴の資格がある馬は?現在のnetkeibaさんの予想オッズを見ると、
1番人気 ディープボンド
2番人気 タイトルホルダー
この隊列は間違いなさそうなので、
本日はこの2頭を除いた全馬を見ていきたいと思います。
1枠1番 アイアンバローズ 前走阪神大賞典
1枠2番 ハーツイストワール 該当なし
2枠3番 ディバインフォース 該当なし
2枠4番 ユーキャンスマイル 前走阪神大賞典
3枠5番 マカオンドール 該当なし
3枠6番 メロディーレーン 該当なし
4枠7番 テーオーロイヤル ダイヤモンドS連対
4枠8番 クレッシェンドラヴ 該当なし
5枠9番 ヒートオンビート 前走G2を0.1差好走
5枠10番 トーセンカンビーナ 該当なし
6枠11番 マイネルファンロン 該当なし
6枠12番 ハヤヤッコ 該当なし
7枠13番 ロバートソンキー 該当なし
7枠14番 ヴァルコス 該当なし
7枠15番 タガノディアマンテ 該当なし
8枠16番 タイトルホルダー 前走G2勝利
8枠17番 シルヴァーソニック 該当なし
8枠18番 ディープボンド 前走G2勝利
面倒なので枠順そのまま全馬に当てはめてみました。
タイトルホルダーとディープボンドは御存知の通り前走共に優勝馬
ここで1つ予言するならば、
「今年は1桁馬番が激走する」
過去15年の4番人気以下から好走した馬全てがクリアしていた条件ですから
データブレイカーが外枠から出ない限り赤く塗った4頭が走る可能性としては高いです。
アイアンバローズ
ユーキャンスマイル
テーオーロイヤル
ヒートオンビート
この4頭はかなり熱いです。
今年の天皇賞春は波乱要素満載?
今年の出走メンバーを見ると、
(1)1アイアンバローズ 58 石 橋
(1)2ハーツイストワール 58 ルメール
(2)3ディバインフォース 58 田 辺
(2)4ユーキャンスマイル 58 藤岡佑
(3)5マカオンドール 58 松 山
(3)6メロディーレーン 56 岩田望
(4)7テーオーロイヤル 58 菱 田
(4)8クレッシェンドラヴ 58 内 田
(5)9ヒートオンビート 58 池 添
(5)10トーセンカンビーナ 58 藤岡康
(6)11マイネルファンロン 58 松 岡
(6)12ハヤヤッコ 58 武 豊
(7)13ロバートソンキー 58 伊 藤
(7)14ヴァルコス 58 三 浦
(7)15タガノディアマンテ 58 幸
(8)16タイトルホルダー 58 横山和
(8)17シルヴァーソニック 58 川 田
(8)18ディープボンド 58 和田竜
フルゲート18頭にも関わらずG1馬はタイトルホルダーただ1頭のみ
更にその1勝は3歳時のもので、古馬G1勝ち馬に限っては出走ゼロ
G1で一番実績のあるディープボンド含めこの2頭は揃ってまさかの8枠のピンク帽子
こうなってくると実力差が接近している分、展開や位置取り、トラックバイアス、枠順など様々な要因がこれまで以上に結果を左右すると思います。
そんな中で10年も20年も30年も遡ってデータが非常に偏っている「枠順」を基盤に考えて行きたいと思っています。
過去20年の枠順から見る天皇賞春の結果
この20年で日本馬で2桁馬番から馬券になった馬は以下で、それ以外は全て1桁馬番です。
(※2013年レッドカドー外国馬除く)
2021年 ディープボンド 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
2020年 フィエールマン 前走有馬記念4着(前年優勝馬)当日1番人気
2019年 フィエールマン 前走AJCC2着 当日1番人気
2018年 レインボーライン 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2018年 シュヴァルグラン 前走大阪杯13着(前年連対馬) 当日1番人気
2017年 サトノダイヤモンド 前走阪神大賞典1着 当日2番人気
2015年 フェイムゲーム 前走ダイヤモンドS1着 当日7番人気
2014年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞1着 当日3番人気
2012年 トーセンジョーダン 前走大阪杯3着 当日3番人気
2012年 ウインヴァリアシオン 前走日経賞2着 当日2番人気
2011年 エイシンフラッシュ 前走大阪杯3着 当日3番人気
2010年 ジャガーメイル 前走京都記念2着 当日2番人気以内
2010年 マイネルキッツ 前走日経賞1着 当日4番人気
2009年 ドリームジャーニー 前走大阪杯1着 当日5番人気
2009年 アサクサキングス 前走大阪杯3着 当日1番人気
2008年 アドマイヤジュピタ 前走阪神大賞典1着 当日3番人気
2007年 エリモエクスパイヤ 前走日経賞10着(2走前ダイヤモンドS2着)当日11番人気
2007年 トウカイトリック 前走阪神大賞典3着 当日4番人気
2006年 リンカーン 前走日経賞1着 当日2番人気
2005年 スズカマンボ 前走大阪HC3着(2走前鳴尾記念2着)当日13番人気
2005年 ビッグゴールド 前走大阪HC1着(2走前OP1着)当日14番人気
2005年 アイポッパー 前走阪神大賞典2着 当日4番人気
2004年 ゼンノロブロイ 前走日経賞2着 当日4番人気
2003年 ヒシミラクル 前走大阪杯7着(前年菊花賞1着)当日7番人気
2003年 サンライズジャガー 前走阪神大賞典10着 当日8番人気
2003年 ダイタクバートラム 前走阪神大賞典1着 当日1番人気
全部で26頭
前走3着以内、もしくは当日3番人気以内だった馬は赤く塗っていますが、実に23頭がこのパターンです。
青く塗った3頭、エリモエクスパイヤは2走前のダイヤモンドS勝ち馬から0.0秒差2着に好走、大波乱だった2005年を見てもわかるように2走前も好走しているパターンは評価できます。
ヒシミラクルは菊花賞優勝の4歳馬でした。
唯一なんの理由も見つからないのが今から17年前のサンライズジャガーです。
同年は阪神大賞典、京都記念と2走だけでどちらも2桁着順、その前年は9走走って全て3着以内という奇妙な戦績でした。
基本はこの20年で2桁馬番だった馬は上記のサンライズジャガーを除けば、基本は当日3番人気以内か前走3着以内、例外で2走前の戦績か前年の菊花賞が重要になってくるというパターンですね。
この時点で前走馬券外(2走続けて)+菊花賞実績のない4頭は軽視したい部類です。
今年はもうこれで走られたら仕方ないと思います、20年で1頭も走っていない予測例外を狙ってもトータルで見れば確実にマイナスに傾きますから割り切って買った方が良いので。
今年の出走馬の上位人気は金曜日時点ですが、
1番人気 18番ディープボンド
2番人気 16番タイトルホルダー
他は5番人気に
1番 アイアンバローズ
7番 テーオーロイヤル
5番 マカオンドール
9番 ヒートオンビート
これらは確実に入ると思いますのでディープボンドとタイトルホルダー以外は全て1桁馬番になります。
ということは当日3番人気以内の条件から外れ、菊花賞の好走馬もいないので
今年の2桁馬番に必要な実績はシンプルに
「前走好走馬」
過去20年で同パターンを調べると前走好走の実績は必須級
10番 トーセンカンビーナ 前走馬券外
11番 マイネルファンロン 前走連対
12番 ハヤヤッコ 前走馬券外
13番 ロバートソンキー 前走条件戦3着
14番 ヴァルコス 前走馬券外
15番 タガノディアマンテ 前走連対
17番 シルヴァーソニック 前走3着
こぞ時点で前走馬券外だった3頭は救えません。
更に26頭全て前走1桁人気の馬、マイネルファンロンの前走11番人気は拾えません。
後は全馬前走OPクラス以上でロバートソンキーも脱落
残ったのはオレンジ帽子のタガノディアマンテとピンク帽子のシルヴァーソニック
過去20年フルゲートの天皇賞春
7~8枠から好走した馬を見て行きましょう。
2012年 2着トーセンジョーダン
2011年 2着エイシンフラッシュ
2010年 2着マイネルキッツ
2007年 2着エリモエクスパイア
2005年 2着ビッグゴールド
2004年 2着ゼンノロブロイ
6頭中4頭は当日5番人気以下でしたが今だ勝ち馬はゼロ
なかなか勝ち切るのは難しい枠です。
この6頭の前走を見るとある共通点が見えてきます。
前走4角2番手以内か3番手以下+上がり3位以内でした。
これが今年の2桁馬番の運命を決めるキーワードになります。
タガノディアマンテ 4角3番手
シルヴァーソニック 4角3番手
2頭絶妙な位置です。
タイトルホルダーとディープボンドはもちろんクリア
天皇賞春の推薦馬
▲アイアンバローズ
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※紹介文変更から10分程タイムラグがありますので変更されていない場合は時間を置いて再度クリック
今年の天皇賞春は明確な逃げ馬不在で確実にロングスパート戦になると思います。
1周目は外回りで1コーナーまでの距離がありますし、ゆったりと前半入ると思います。
内回りの2周目に早めにレースが動き出す可能性大で残り5F目あたりからペースは上がり
超ロングスパート戦の底力+持続力勝負になると思いますので狙いはラスト3F狙いよりも
4F~5Fからの持続戦で好成績を残してきた馬を狙いたいところ。
今回この馬を推薦したいのは芝の2400m以上を使った8走を解説すると、
前走はラスト5F目が11.9と動き出しが速い持久戦を2着に好走
2走前もラスト5F目が11.9とロンスパ戦で2着
3走前は最後の直線で前が壁になっており挟まれて失速、しかし立て直してからは再加速しており負けて強い内容
4走前は1コーナーの入り口で前をカットされ立ち上がるほどの不利で3走前同様に完全に度外視できます。
5走前はラスト6Fが11.9で最後1Fが11.9の超ロンスパ戦を上がり最速1着
6走前もラスト6F目が11.5と(最速はラスト4F目の11.4)早めの動き出しを上がり最速で1着
7走前はラスト4F目からの動き出しで11.6、最後捕まえられずに3着
8走前は4F目が最速の11.3で同様に捕まえきれずに2着に敗退
不利があった3走前と4走前を除けば、レースの動き出しが速いほどパフォーマンスを上げる馬で間違いありません。
逆に前半我慢しすぎて4F目3F目辺りから動き出しが始まるとラスト3Fで切れ負けし取りこぼしています。
このことからスピードよりも完全に持続力(スタミナ)寄りなので雨も歓迎でしょう。
今回の天皇賞は前日の阪神芝コースのトラックバイアスもこの馬にとって最高ですし、
前半馬鹿みたいに飛ばす馬がいないのも追い風
さらに前走は完全なトライアル仕様で陣営公式コメントも今回は中身が違うし更に動けるとのこと
ここまで考察してきた各種データも満点クリアとなれば推薦しない理由がない馬です。
◯タイトルホルダー
枠順が発表されてスマホを指でスクロールしていくときに、いつまでたっても馬名が出てこなくて焦りました。
かなり重い印を予定していただけに正直このピンク帽子はプラスになることはないでしょう。
それでも推薦したいのがやはり2走前の有馬記念でみせた想像以上の持久力
超が付くほど不利な中山2500mの大外16番から番手で競馬しスタートからゴールまで12秒前半を刻み続ける厳しいラップ
菊花賞もそうでしたが揉まれずに内からスンナリ、ラストはラチを使えればかなりしぶとい馬
今回は前半かなり楽になると思いますしラチを頼ってそのまま逃げ粘るシーンも安易に想像できます。
直近は菊花賞馬が春の天皇賞で以下の成績
2021年 1着ワールドプレミア
2020年 1着フィエールマン
2019年 1着フィエールマン
2018年 該当馬なし
2017年 1着キタサンブラック
2016年 1着キタサンブラック
2015年 1着ゴールドシップ
このレースと非常に関わりの深いレースであることは週中の記事でも書いた通り。
陣営も前走は完全なたたき台と公言しているだけに更に状態のアップしたこの馬は簡単には止まらないでしょう。
◎ディープボンド
G1未勝利とは言え2走前の有馬記念ではエフフォーリアと2キロ差ありながらも0.1秒差
瞬発力勝負では分が悪いこの馬が一番驚いたのが前走の阪神大賞典
ラップをみても前半がかなり遅かったので残り5F目までは全馬がスタミナを蓄えており
そこからの瞬発力持続戦、本来はいつもここが甘くなって取りこぼすのですが
今回は1頭だけ57キロを背負って34.6と馬券になった馬の中ではダントツの末脚で差し切りました。
苦手だったスピード面を克服し、このとき馬が変わったなと画面越しに感じました。
目標はここだったので7~8分の出来だった前走から更に動けるでしょうし、
願ってもない恵みの雨で多方面から見ても正直この馬が負けることは考えにくく鉄板級だと思います。
外枠はこの馬にとってプラスでしかないです。
なぜなら自分からレースを動かしに行かなければ勝てない馬なので内側で身動き取れなくなるよりは100倍良いです。
心配なのは異常なほどの内有利トラックバイアスになることですが、それですらねじ伏せてくれると思います。