20年間で高松宮記念を好走した馬一覧
ナランフレグ
ロータスランド
キルロード
ダノンスマッシュ
レシステンシア
インディチャンプ
モズスーパーフレア
グランアレグリア
ダイアトニック
ミスターメロディ
セイウンコウセイ
ショウナンアンセム
ファインニードル
レッツゴードンキ
ナックビーナス
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
レッドファルクス
ビッグアーサー
ミッキーアイル
アルビアーノ
エアロヴェロシティ
ハクサンムーン
ミッキーアイル
コパノリチャード
スノードラゴン
ストレイトガール
ロードカナロア
ドリームバレンチノ
ハクサンムーン
カレンチャン
サンカルロ
ロードカナロア
キンシャサノキセキ
サンカルロ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ビービーガルダン
エーシンフォワード
ローレルゲレイロ
スリープレスナイト
ソルジャーズソング
ファイングレイン
キンシャサノキセキ
スズカフェニックス
スズカフェニックス
ペールギュント
プリサイスマシーン
オレハマッテルゼ
ラインクラフト
シーイズトウショウ
アドマイヤマックス
キーンランドスワン
プレシャスカフェ
サニングデール
デュランダル
キーンランドスワン
ビリーヴ
サニングデール
リキアイタイカン
高松宮記念の歴史を20年間切り取って、上記60頭が過去20年の好走馬一覧です。
この60頭の前走を見ると、
「ほとんどが前走人気馬か好走馬しか馬券になってない」
G1なので当たり前ですが、この高松宮記念は特にその傾向が強いです。
60頭全部書いていくので非常に長いですがお付き合いください。
まずは全馬の前走着順と人気を書いていきます。
ナランフレグ 2着4人
ロータスランド 1着5人
キルロード 6着9人気
ダノンスマッシュ 1着 海外
レシステンシア 1着1人
インディチャンプ 4着3人
モズスーパーフレア 4着2人
グランアレグリア 1着1人
ダイアトニック 2着1人
ミスターメロディ 7着 1人
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
ファインニードル 1着 4人
レッツゴードンキ 5着 10人
ナックビーナス 2着 2人
セイウンコウセイ 2着 4人
レッツゴードンキ 1着 1人
レッドファルクス 12着 海外
ビッグアーサー 5着 1人
ミッキーアイル 1着 1人
アルビアーノ 5着 1人
エアロヴェロシティ 2着 海外
ハクサンムーン 2着 1人
ミッキーアイル 2着 4人
コパノリチャード 1着 2人
スノードラゴン 2着 11人
ストレイトガール 1着 2人
ロードカナロア 1着 1人
ドリームバレンチノ 1着 2人
ハクサンムーン 9着 3人
カレンチャン 4着 1人
サンカルロ 3着 1人
ロードカナロア 1着 1人
キンシャサノキセキ 2着 2人
サンカルロ 1着 4人
アーバニティ 2着 14人
キンシャサノキセキ 1着 2人
ビービーガルダン 7着 1人
エーシンフォワード 1着 2人
ローレルゲレイロ 2着 3人
スリープレスナイト 1着 1人
ソルジャーズソング 4着 8人
ファイングレイン 1着 3人
キンシャサノキセキ 6着 2人
スズカフェニックス 2着 1人
スズカフェニックス 3着 2人
ペールギュント 13着 12人
プリサイスマシーン 1着 3人
オレハマッテルゼ 3着 1人
ラインクラフト 4着 1人
シーイズトウショウ 9着 5人
アドマイヤマックス 4着 2人
キーンランドスワン 1着 7人
プレシャスカフェ 1着 1人
サニングデール 1着 3人
デュランダル 1着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
ビリーヴ 9着 2人
サニングデール 2着 3人
リキアイタイカン 5着 3人
まずは緑で塗った前走海外馬ですが、
ダノンスマッシュ 1着 海外
レッドファルクス 12着 海外 前々走スプリンターズS1着3人
エアロヴェロシティ 2着 海外
海外で凡走していたレッドファルクスは2走前の国内レースでしっかりと結果を出しています。
今年前走海外から参戦する馬は
ピクシーナイト 前走競争中止
メイケイエール 前走5着
上記2頭
ピクシーナイトは前走で競走中止、2走前はスプリンターズSを優勝
しかし気になるのは2走前の出走が1年以上前、前走海外でこのパターンは過去20年では1頭もなし
メイケイエールは前走凡走なので2走前に好走が欲しいですがスプリンターズSは14着
ここまで3頭と母数が少ないので何とも言えませんが、一応上記2頭はこれまでに好走したパターンはありません。
しかし母数の少なさから例外的に好走の余地は残していますので最終考察までしっかりと判断したいと思います。
後は前走の成績も人気も支持されていなかった青く塗った馬
具体的には3着以内か3番人気で赤くマーク、それ以外を青で塗りました。
キルロード 6着 9人
セイウンコウセイ 15着 5人
ショウナンアンセム 5着 13人
レッツゴードンキ 5着 10人
ソルジャーズソング 4着 8人
ペールギュント 13着 12人
シーイズトウショウ 9着 5人
キーンランドスワン 5着 4人
この8頭です。
逆を返せば20年の60頭中52頭が、
「前走3着以内か3番人気以内だった」
と言えます。
この8頭を見ると、G1実績やコース実績に共通点が有りました。
キルロード 左回り勝率50% 2勝(OP勝ち)
セイウンコウセイ 左回りのG1を優勝
ショウナンアンセム 左回り4勝9連対
レッツゴードンキ 左回りG1連対 G1馬
ソルジャーズソング 左回り芝勝率100%
ペールギュント 左回り重賞連対 G13着
シーイズトウショウ 左回り重賞勝ち G12着
キーンランドスワン 左回り重賞上がり最速0.2差
やはり昨年の17番人気で3着激走のキルロードだけが異色です。
芝ダート全体の数字からみると左は得意だったのは間違いないですが、前走が初重賞出走
その中でも0.4秒差が唯一の救いでしょうか。
後は少しキーンランドスワンの実績が軽いかなとは思いますが、
この馬は前走5着の4番人気とギリギリ前走ボーダーからはみ出てしまった馬です。
大目に見る余地は有ります。
左回りとは書いていますが、そのほぼ全てが東京or中京コースです。
なぜここに偏るのかは、直線距離が右回りコースとかなり違う場合が結構あるからだと思います。
中京と東京の直線は共に400m以上
中山や京都の1200m戦は300m前後とかなりの違いがあります。
右回りコースよりも持続力を求められるケースが多く、この左回り実績にも良く出ていると思います。
ローカルの短い直線で実績をあげていた馬などは要注意ですね。
早速今年の出走登録馬を全部見ていきましょう。
ウォーターナビレラ 14着4人
ウインマーベル 7着4人
オパールシャルム 15着13人
キルロード 12着5人
トゥラべスーラ 8着5人
ホープフルサイン 14着7人
ボンボヤージ 12着17人
上記4番人気以下4着以下の7頭をチェックしていきます。
ウォーターナビレラ 好走なし
ウインマーベル 中京G3優勝
オパールシャルム 実績なし
キルロード 昨年3着好走
トゥラべスーラ 東京G2上がり最速2着
ホープフルサイン 実績なし
ボンボヤージ 好走なし
昨年のキルロードで一気にボーダーが下がったので、かなり甘く判定しましたが
それでも青く塗った4頭は実績なく厳しい状況です。
緑に塗った2頭は共に例外条件を満たしており、まだ救いがありそうですが
キルロードとトゥラべスーラは共に8歳馬、過去7歳以上馬好走例は
エアロヴェロシティ
キンシャサノキセキ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ソルジャーズソング
プリサイスマシーン
前走全馬0.1秒差以内、そして2走内で全馬が連対していた共通点が有ります。
この条件をキルロードが一切無視して激走したのですが、8歳馬に限ると
キンサシャノキセキ 前走G3上がり1位2着2人
プリサイスマシーン 前走G3上がり3位1着3人
過去の好走馬は共に上がりを使って連対しており、
今年更に年齢を重ねたキルロード、そしてトゥラべスーラはこの点からも厳しいと言えるでしょう。
本日の結論としては、
過去20年好走馬60頭中52頭が前走3番人気以内or3着以内
残り8頭が例外条件をクリアして好走した中で今年このグループから買える馬は
ウインマーベル
上記1頭のみ
過去20年で高松宮記念を好走した牝馬一覧
2022年 ロータスランド
2021年 レシステンシア
2020年 モズスーパーフレア
2020年 グランアレグリア
2018年 レッツゴードンキ
2018年 ナックビーナス
2017年 レッツゴードンキ
2016年 アルビアーノ
2014年 ストレイトガール
2012年 カレンチャン
2009年 スリープレスナイト
2006年 ラインクラフト
2006年 シーイズトウショウ
2003年 ビリーヴ
過去20年で14頭の牝馬が好走しています。
昔は牝馬に取っては厳しいレースでしたが直近5年ベースで比較すると
牡馬 4-1-4-47 好走率16.1%
牝馬 1-4-1-28 好走率17.6%
牡馬よりも走る傾向にあります。
今回は高松宮記念を好走できたこの14頭の牝馬について考察していきたいと思います。
高松宮記念を好走した牝馬その1
まずは14頭の前走の人気を調べてみました。
ロータスランド 京都牝馬G3 5人
レシステンシア 阪急杯G3 1人
モズスーパーフレア シルクロHG3 2人
グランアレグリア 阪神カップG3 1人
レッツゴードンキ フェブラG1 10人
ナックビーナス オーシャG3 2人
レッツゴードンキ 京都牝馬G3 1人
アルビアーノ オーシャG3 1人
ストレイトガール シルクロHG3 2人
カレンチャン オーシャG3 1人
スリープレスナイト スプリンG1 1人
ラインクラフト 阪神牝馬G2 1人
シーイズトウショウ オーシャG3 5人
ビリーヴ 阪急杯G3 2人
ほとんどの馬が「前走2番人気以内」なんですよね。
例外の青く塗った馬の前々走を調べてみました。
ロータスランド マイルCS9人気
レッツゴードンキ スワンS1番人気(海外戦除く)
シーイズトウショウ CBC賞2番人気
テネシーガール 淀短距離S2番人気
昨年のロータスランドを除けば全馬が2走以内に2番人気以内に支持されていたことがわかります。
そのロータスランドですが、
2走前は唯一のG1出走、更には前走上がり2位で京都牝馬Sを優勝していました。
例外条件的には十分すぎるほどの実績ですが
この馬を除けば牝馬は基本的に
「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
これが1つ大きなポイントになるかと思います。
ウォーターナビレラ 2走内なし
オパールシャルム 2走内なし
ナムラクレア 2走共に2人気以内
ボンボヤージ 2走内なし
メイケイエール 2走前1人気
レディバランタイン 2走内なし
ロータスランド 2走内なし
今年はナムラクレア、メイケイエールの2頭がすんなりクリア
ロータスランドは2走共に3番人気で条件的にはかなり惜しい部類です。
前走の京都牝馬Sを上がり最速で好走しており、更に昨年の高松宮記念好走馬となれば例外の余地は十分です。
高松宮記念を好走した牝馬その2
次に好走した牝馬の直近の成績を調べました。
するとある共通点があることが分かります。
ロータスランド 前走京都牝馬S1着
レシステンシア 前走阪急杯1着
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
グランアレグリア 前走阪神カップ1着
レッツゴードンキ 2走前スワンS3着(海外除く)
ナックビーナス 前走オーシャンS2着
レッツゴードンキ 前走京都牝馬S1着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
ストレイトガール 前走シルクロードS1着
カレンチャン 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
スリープレスナイト 前走スプリンターズS1着
ラインクラフト 2走前マイルCS3着
シーイズトウショウ 2走前CBC賞3着
ビリーヴ 2走前スプリンターズS1着(海外除く)
基本的にほとんどの馬が、
「2走内に重賞を好走している」
例外だった2頭は、
モズスーパーフレア 3走前スプリンターズS2着
アルビアーノ 3走前スワンS1着
上記馬の実績から
「3走前G1連対かG2で1着」
今年の該当馬を見ていきましょう。
ウォーターナビレラ 3走連続凡走
オパールシャルム 3走連続凡走
ナムラクレア 前走G3 1着
ボンボヤージ 3走前G3 1着
メイケイエール 3走前G2 1着
レディバランタイン 3走内重賞なし
ロータスランド 前走G3 3着
ここでもナムラクレア、メイケイエール、ロータスランドの3頭は問題なくクリア
ボンボヤージは3走前にG3ですが一応優勝経験あり、アルビアーノと比較してもグレードが低いですし
ローカル開催の北九州記念という部分も引っかかりますので若干厳しいかもしれません。
高松宮記念を好走した牝馬その3
最後にこれまでの好走してきた牝馬14頭の実績をみていきたいと思います。
具体的には「G1実績」、「牡馬混合重賞実績」
この2つをチェックしていきたいと思います。
ロータスランド G1実績なし 混合重賞勝ち
レシステンシア G1連対 混合重賞連対
モズスーパーフレア G1連対 混合重賞勝ち
グランアレグリア G1勝ち 混合重賞勝ち
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞2着
ナックビーナス G1実績なし 混合重賞2着(タイム差なし)
レッツゴードンキ G1勝ち 混合重賞3着
アルビアーノ G1連対 混合重賞勝ち
ストレートガール G1初出走 混合重賞勝ち
カレンチャン G1勝ち 混合重賞勝ち
スリープレスナイト G1勝ち 混合重賞勝ち
ラインクラフト G1勝ち 混合重賞勝ち
シーイズトウショウ G1連対 混合重賞勝ち
ビリーヴ G1勝ち 混合重賞勝ち
G1実績がなかったのは青く塗った3頭のみ、
ナックビーナスは前年の高松宮記念が初出走、それまでG1レースの出走もなく再挑戦(G1戦2回目)で好走
ロータスランドも同様に3走前のマイルCSが初のG1挑戦で今回は2回目
ストレートガールはそもそも高松宮記念が初G1でした。
共に牡馬混合重賞では連対、ナックビーナスは勝ち馬とのタイム差は有りませんでした。
ここまで見ると出走時点での牡馬混合重賞実績は必須と言えるでしょう。
もちろんG1実績があればなお良いですが、例外候補も含め今年の登録馬を調べてみましょう。
ウォーターナビレラ G1好走 混合実績なし
オパールシャルム G1初 混合実績なし
ナムラクレア G1好走 混合重賞1着
ボンボヤージ G1初 混合重賞1着
メイケイエール G1実績なし 混合重賞1着
レディバランタイン G1初 混合実績なし
ロータスランド G1好走 混合重賞1着
赤く塗った2頭は問題なくクリア、ボンボヤージも若干の例外余地を残しています。
気になるのがメイケイエールです。
混合重賞実績があるので、好走は可能と見ていますが問題はG1戦での凡走回数です。
同パターンを丁寧に調べてみると
この20年の好走牝馬は
「G1戦を4回以上挑戦して3着以内に入れなかった馬は全て飛び」
この20年間でこのパターンから好走した馬は1頭もいませんでした。
今年これに該当するのが
メイケイエール G1挑戦6回(3着以内なし)
逆にG2~G3での優勝回数が6回と例外になる理由は十分ですので、
今年この馬が必ず飛ぶとは断言できないですが、人気している分、少し不安要素は気になります。
高松宮記念を好走した牝馬まとめ
その1
A「前走か前々走のどちらかで2番人気以内に支持されている」
ウォーターナビレラ 2走内なし
オパールシャルム 2走内なし
ナムラクレア 2走共に2人気以内
ボンボヤージ 2走内なし
メイケイエール 2走前1人気
レディバランタイン 2走内なし
ロータスランド 2走内なし
その2
B「2走内に重賞を好走している」
ウォーターナビレラ 3走連続凡走
オパールシャルム 3走連続凡走
ナムラクレア 前走G3 1着
ボンボヤージ 3走前G3 1着
メイケイエール 3走前G2 1着
レディバランタイン 3走内重賞なし
ロータスランド 前走G3 3着
その3
C「G1連対実績かつ混合重賞連対実績」
ウォーターナビレラ G1好走 混合実績なし
オパールシャルム G1初 混合実績なし
ナムラクレア G1好走 混合重賞1着
ボンボヤージ G1初 混合重賞1着
メイケイエール G1実績なし 混合重賞1着
レディバランタイン G1初 混合実績なし
ロータスランド G1好走 混合重賞1着
集計結果
ウォーターナビレラ ー
オパールシャルム ー
ナムラクレア ABC
ボンボヤージ BC
メイケイエール ABC
レディバランタイン ー
ロータスランド ABC
今年買える牝馬は
ナムラクレア
ロータスランド
メイケイエール
この3頭です。
正直メイケイエールに関しては好走条件+凡走条件を同時に持ち合わせていますので
ここまで20年間1頭1頭見てきた中でも個人的には飛んでも不思議ではない馬だと感じるので
人気するのであれば今年は嫌って考えても…という気持ちはあります。
最後は牝馬についての前走ローテですが、
過去20年の好走牝馬15頭中13頭が前走G2~G3と前哨戦を挟んで好走しています。
例外的な2頭は
2018年 2着レッツゴードンキ
2009年 2着スリープレスナイト
この2頭に共通している面白いポイントは前年のスプリンターズS好走馬だった事です。
やはりメイケイエールがちょっと怪しい気がしてきました。
過去20年の好走馬前走斤量
ナランフレグ 56
ロータスランド 56
キルロード 56
ダノンスマッシュ 57
レシステンシア 54
インディチャンプ 57
モズスーパーフレア 56
グランアレグリア 54
ダイアトニック 57
ミスターメロディ 56
セイウンコウセイ 58
ショウナンアンセム 56
ファインニードル 57
レッツゴードンキ 55
ナックビーナス 54
セイウンコウセイ 55
レッツゴードンキ 55
レッドファルクス 57
ビッグアーサー 57
ミッキーアイル 57
アルビアーノ 55
エアロヴェロシティ 57
ハクサンムーン 56
ミッキーアイル 58
コパノリチャード 57
スノードラゴン 56
ストレイトガール 55
ロードカナロア 58
ドリームバレンチノ 58
ハクサンムーン 56
カレンチャン 56
サンカルロ 57
ロードカナロア 57
キンシャサノキセキ 59
サンカルロ 57
アーバニティ 57
キンシャサノキセキ 58
ビービーガルダン 57
エーシンフォワード 56
ローレルゲレイロ 57
スリープレスナイト 55
ソルジャーズソング 56
ファイングレイン 56
キンシャサノキセキ 56
スズカフェニックス 59
スズカフェニックス 57
ペールギュント 57
プリサイスマシーン 58
オレハマッテルゼ 56
ラインクラフト 56
シーイズトウショウ 55
アドマイヤマックス 57
キーンランドスワン 56
プレシャスカフェ 58
サニングデール 57
デュランダル 57
キーンランドスワン 57
ビリーヴ 57
サニングデール 58
リキアイタイカン 57.5
TARGETの20年分の好走馬を眺めてて非常に際立っていたのが
「前走重い斤量を背負った馬の好走が非常に目立つ」
試しに前走57キロ以上の馬を赤く塗ってみました。(牝馬は56キロ)
この20年間の好走馬60頭のうち、赤く塗った馬は実に37頭です。
好走馬の全体の約3分の2が前走57キロ以上の馬(牝馬は56キロ以上)
出走馬の多くは前走56キロ以下にも関わらずこの好走率となればここにフォーカスしない手はないでしょう。
この前走57キロ以上の馬にポイントを当てて書いていきたいと思います。
前走57キロ以上の馬の前走成績
前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の馬の前走にも非常に偏りがあったので紹介します。
まずは前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)の馬前走成績をご覧ください。
ロータスランド 56キロ 京都牝馬S 1着
ダノンスマッシュ 57キロ 香港S G1 1着
インディチャンプ 57キロ 阪急杯G3 4着
モズスーパーフレア 56キロ 阪急杯G3 4着
ダイアトニック 57キロ 阪急杯G3 2着
セイウンコウセイ 58キロ シルクロHG3 15着
ファインニードル 57キロ シルクロHG3 1着
レッドファルクス 57キロ 香港SG1 12着
ビッグアーサー 57キロ シルクロHG3 5着
ミッキーアイル 57キロ 阪急杯G3 1着
エアロヴェロシティ 57キロ チェアG1 2着
ミッキーアイル 58キロ 阪急杯G3 2着
コパノリチャード 57キロ 阪急杯G3 1着
ロードカナロア 58キロ 阪急杯G3 1着
ドリームバレンチノ 58キロ シルクロHG3 1着
カレンチャン 56キロ オーシャG3 4着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 3着
ロードカナロア 57キロ シルクロHG3 1着
キンシャサノキセキ 59キロ オーシャG3 2着
サンカルロ 57キロ 阪急杯G3 1着
アーバニティ 57キロ シルクロHG3 2着
キンシャサノキセキ 58キロ オーシャG3 1着
ビービーガルダン 57キロ 阪急杯G3 7着
ローレルゲレイロ 57キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 59キロ 阪急杯G3 2着
スズカフェニックス 57キロ 阪急杯G3 3着
ペールギュント 57キロ 中山記念G2 13着
プリサイスマシーン 58キロ 阪急杯G3 1着
ラインクラフト 56キロ 阪神牝馬G2 4着
アドマイヤマックス 57キロ 阪急杯G3 4着
プレシャスカフェ 58キロ シルクロHG3 1着
サニングデール 57キロ 阪急杯G3 1着
デュランダル 57キロ マイルチG1 1着
キーンランドスワン 57キロ 阪急杯G3 5着
ビリーヴ 57キロ 阪急杯G3 9着
サニングデール 58キロ 阪急杯G3 2着
リキアイタイカン 58キロ シルクロHG3 5着
赤く塗った22頭が前走57キロ以上(牝馬56キロ以上)を背負って重賞を連対しています。
次に青く塗った馬(前走3着以下から好走した馬)の共通点を探して見ましょう。
インディチャンプ マイルCS1着
モズスーパーフレア スプリンターズS2着
セイウンコウセイ 高松宮記念1着
レッドファルクス スプリンターズS1着
ビッグアーサー G1初挑戦
カレンチャン スプリンターズS1着
サンカルロ 高松宮記念2着 スプリンターズS3着
ビービーガルダン スプリンターズS2着
スズカフェニックス G1初挑戦
ペールギュント 朝日杯FS3着
ラインクラフト NHKマイル1着
アドマイヤマックス 安田記念2着 スプリンターズS3着
キーンランドスワン G1実績なし
ビリーヴ 57キロ スプリンターズS1着
リキアイタイカン マイルCS3着
15頭中12頭にG1での好走実績が有りました。
そのほとんどは同距離G1であるスプリンターズSか高松宮記念でのもの。
実績のなかった3頭は、
ビッグアーサーは前々走重賞3着でデビュー戦以外は全て1番人気でした(当日も1番人気)
スズカフェニックスとキーンランドスワンは共に前々走重賞1着でした。
早速今年の該当馬を探していきたいのですが、
今年から斤量が改正されたので、これまでの負担重量に+1キロで計算したいと思います。
ウインマーベル 59キロ
キルロード 58キロ
トウシンマカオ 58.5キロ
ナランフレグ 59キロ
今年は上記4頭
ここから前走重賞連対馬をピックアップし、該当馬がいれば熱いのですが今年は上記4頭全てが前走馬券外の馬
こうなると上で書いたように15頭中12頭が該当していたG1実績が必須
ウインマーベル スプリンターズS 2着
キルロード 高松宮記念 3着
トウシンマカオ G1実績なし
ナランフレグ 高松宮記念 1着
斤量を背負うだけあって、素晴らしいG1実績です。
トウシンマカオはG1での好走実績はありませんが、残り3頭の例外条件である2走前重賞1着条件を見事にクリア
今の段階では上記4頭全てに好走する理由があります。
上記条件を満たした馬の整理
・前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負って重賞連対
・前走57キロ(牝馬は56キロ)以上を背負った馬で2走内に重賞3着以内orG1好走実績
※今年は+1キロで計算
更に条件を厳しくして「1400m以下の重賞好走」を付け加えても
2022年 ロータスランド
2021年 ダノンスマッシュ
2021年 インディチャンプ
2020年 ダイアトニック
2020年 モズスーパーフレア
2019年 セイウンコウセイ
2018年 ファインニードル
2017年 レッドファルクス
2016年 ビッグアーサー
2016年 ミッキーアイル
2015年 エアロヴェロシティ
2015年 ミッキーアイル
2014年 コパノリチャード
2013年 ロードカナロア
2013年 ドリームバレンチノ
2012年 カレンチャン
2012年 サンカルロ
2012年 ロードカナロア
2011年 キンシャサノキセキ
2011年 サンカルロ
2011年 アーバニティ
2010年 キンシャサノキセキ
2010年 ビービーガルダン
2009年 ローレルゲレイロ
2008年 スズカフェニックス
2007年 スズカフェニックス
2007年 プリサイスマシーン
2006年 ラインクラフト
2005年 アドマイヤマックス
2005年 プレシャスカフェ
2004年 サニングデール
2004年 デュランダル
2004年 キーンランドスワン
2003年 ビリーヴ
2003年 サニングデール
2003年 リキアイタイカン
もう何が言いたいかわかりますよね、
20年間1度も途切れずに毎年好走馬が出ているのです。
これはすごい発見です。
ちなみにTARGETで遡れる1996年まで調べてみると
2002年 アドマイヤコジーン
2002年 スティンガー
2001年 トロットスター
2001年 ブラックホーク
2000年 キングヘイロー
2000年 ディヴァインライト
2000年 アグネスワールド
1999年 シンコウフォレスト
1998年 シンコウフォレスト
1997年 シンコウキング
1996年 ビコーペガサス
1996年 ヒシアケボノ
全ての年で好走馬が出ています。
実はこの激アツ条件ですが、昨年の高松宮記念で該当馬は1頭しかいませんでした。
昨年のブログでもデータからの注目馬として書きましたが
ロータスランド 5人気2着
めちゃくちゃ美味しい穴馬だったと思います。
今年も良い馬を推薦できるように該当馬を見ていきましょう。
ウインマーベル
キルロード
トウシンマカオ
ナランフレグ
今年の該当馬4頭は全て1400m以下の重賞好走歴あり。
実質全馬が条件クリアにはなるのですが、1つ気になるポイントがあります。
それはキルロードとナランフレグの年齢です。
今週の1発目の記事でも触れましたが、過去7歳以上馬好走例は
エアロヴェロシティ
キンシャサノキセキ
アーバニティ
キンシャサノキセキ
ソルジャーズソング
プリサイスマシーン
前走全馬0.1秒差以内、そして2走内で全馬が連対していた共通点が有ります。
この条件を昨年キルロードが一切無視して激走したのですが、8歳馬に限ると
キンサシャノキセキ 前走G3上がり1位2着2人
プリサイスマシーン 前走G3上がり3位1着3人
過去の好走馬は共に上がりを使って連対しており、
今年更に年齢を重ねたキルロードはこの点からも厳しいと言えるのではないでしょうか。
ナランフレグは7歳馬ですが、過去の7歳馬は全馬が2走内で重賞連対記録あり
今年はこの条件を満たしていないのでリピーターという点だけでどこまでこのデータを払拭できるのか疑問
そうなると必然的に注目したいのは、
ウインマーベル
トウシンマカオ
上記2頭
現在の予想オッズも4番人気、6番人気と大きい穴ではありませんが妙味は十分
斤量データからクリアは4頭いますが、この2頭は注目したい存在です。
この2頭のうち1頭について最後に書きたいと思いますが、
過去20年の高松宮記念
478キロ以下 1-2-5-58 勝率1.6% 連対率4.8% 複勝率12.7%
479キロ以上 9-8-5-91 勝率8.0% 連対率15.0% 複勝率19.5%
明らかに馬格が無い馬の成績が悪く、トウシンマカオはこちらに該当してしまうと思います。
ブログでは当日朝にアップしているのでJRAから発表される調教後の馬体重を見て判断するしかありません。
場合によっては見当違いの内容を書いている可能性もありますので馬券購入の際は自己責任でお願いします。
2023年 高松宮記念の推薦馬
▲ナランフレグ
この馬の買い要素はTwitterに書きましたので、その内容を添付したいと思います。
過去10走内で走った1200m戦
勝ちタイム+(ラスト1F)
オーシャンS 1.07.4(11.5) 9着
スプリンターズS 1.07.8(12.3) 3着
高松宮記念 1.08.3(12.4) 1着
オーシャンS 1.07.9(12.0) 2着
シルクロードS 1.08.1(11.8) 3着
タンザナイト 1.08.5(12.3) 1着
オパールS 1.08.2(11.9) 2着
セントウルS 1.07.2(12.3) 10着
勝ちタイム1.08.0以上【2-1-1-0 】
勝ちタイム1.07.9以下【0-1-1-2】
ラスト1F12.0以上【2-1-1-1】
ラスト1F11.9以下【0-1-1-1】
☆好走レンジ
1.08.0以上+ラスト1F12.0以上【2-0-1-0】
時計の掛かる馬場+ラスト底力勝負に強い
高松宮記念
良馬場以外で行われた過去8回
22年 重 1.08.3(12.4)
21年 重 1.09.2(12.0)
20年 重 1.08.7(11.9)
17年 稍重 1.08.7(12.2)
15年 稍重 1.08.5(11.6)
14年 不良 1.12.2(13.2)
07年 重 1.08.9(11.9)
98年 稍重 1.09.1(12.0)
全体平均 1.09.2(12.2)
重馬場以上平均 1.09.5(12.3)
土曜日中京芝5鞍ラスト1F
4R 1400m 12.2
5R 2200m 12.3
6R 1600m 12.3
9R 2000m 12.3
10R 2200m 12.3
11秒台が1度も無く全体的にタフな印象
日曜日は日中から雨予報で更に悪くなる可能性がある
上記の考察から現在のオッズで9番人気なら妙味十分だと思います。
◯ロータスランド
今年は不良馬場想定なので近走成績が良馬場で成果をあげてきた馬よりも馬場適性を重視
同馬は説明不要ですが良馬場3-2-1-8に対し稍重~不良3-2-0-0と完全な重馬場巧者
更に牝馬特有なのかこの時期を非常に得意としており2~3月のレースは馬場不問で2-2-1-0
前走は外枠ながらも岩田騎手のファインプレーで最内に潜り込み狭いところを割って伸びてきた。
これまで記録したことのない上り32.8を6歳馬になった今記録したのは正直驚きで
馬場が重たくパワータイプなだけに昨年よりむしろ充実しているのではないかと思うほど。
陣営も自信のコメントが並んでおり、状態面に関しては前走よりも2段階は上がっているとのこと
牝馬の考察でも触れたように、直近は牡馬よりも牝馬が馬券に絡みやすく
その中でも今日の馬場をこなしデータ面でも問題なければ現在の4番人気も魅力で推薦したいと思います。
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(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 21位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
3走前は外枠スタートも直線では内に入り前が壁、横に移動した場所でも再度壁
結局内に切り替えてから他馬とは1頭だけ次元の違う脚で追い込むも取りこぼし
2走前はハイレベルなメンバー構成の中で直線手応えは良さそうに見えたが坂で完全に脚色がストップ
このレース見たときに同馬は平坦コース専用だと決めつけてしまいました。
それが前走びっくり、4ヶ月ぶりの休み明け仕様で重い斤量を背負いながら快勝
先行馬に有利な展開とバイアスで本来なら前2頭で決まる流れを掃除したことは評価できる。
坂の影響は中山と違い坂を駆け上がってからの距離が長いことから影響しなかった様子
恐らく中京コースなら直線止まるような事もなさそうなので問題なくこなしてくれると思います。
心配される馬場ですが、まだ戦歴の浅い時期に記録した不良馬場でしかサンプルが取れないので過信は禁物ですが、
それでも画面から伝わる大雨の視界悪い最悪な馬場状態も1頭だけスイスイ進出しており問題なさそう。
このとき負かした馬は次走で3馬身差圧勝、後の重賞ウイナーで決して相手関係は弱くなかった。
産駒データも良馬場より渋った方が成績も良く、問題は枠だけだと思います。
週中に発表したイチオシデータにも該当していますし、予想されていたよりもそこまで人気していないので今年はこの馬本命で勝負したいと思います。