過去20年のフェブラリーSで7歳以上の好走馬一覧
2021年 エアスピネル
2021年 ワンダーリーデル
2020年 ケイティブレイブ
2018年 インカンテーション
2017年 ベストウォーリア
2013年 エスポワールシチー
2013年 ワンダーアキュート
2011年 フリオーソ
2009年 カネヒキリ
2008年 ブルーコンコルド
2007年 ブルーコンコルド
2004年 スターリングローズ
過去20年で上記12頭
毎年7歳以上の高齢馬が出走してくるG1で、昨年は出走馬16頭中9頭が7歳以上とかなり多く
今年も現段階で6頭該当馬がいますのでしっかりと考察していきたいと思います。
好走馬の詳細
エアスピネル
ワンダーリーデル
ケイティブレイブ
インカンテーション
ベストウォーリア
エスポワールシチー
ワンダーアキュート
フリオーソ
カネヒキリ
ブルーコンコルド
ブルーコンコルド
スターリングローズ
ブルーコンコルドが2007年と2008年と連続好走しているのでややこしいですがご了承ください。
この12頭の前走成績に注目しても特に突起したものはなく、ここまで年齢があると実績を重視したいです。
エアスピネル なし
ワンダーリーデル なし
ケイティブレイブ JBCクラシック優勝
インカンテーション なし
ベストウォーリア 南部杯優勝
エスポワールシチー 南部杯優勝
ワンダーアキュート JBCクラシック優勝
フリオーソ 川崎記念優勝
カネヒキリ 川崎記念優勝
ブルーコンコルド 南部杯優勝
ブルーコンコルド 東京大賞典優勝
スターリングローズ JBCスプリント優勝
上記は地方G1の優勝経験の有無を調べたものになります。
12頭中9頭が優勝経験あり、残りの3頭に注目すると
エアスピネル 2走前 武蔵野S3着
ワンダーリーデル 前走 根岸S2着
インカンテーション 2走前 武蔵野S1着
面白いことに2走以内で東京ダート重賞を好走していました。
更にこのG1実績を掘り下げて行くと
エアスピネル なし
ワンダーリーデル なし
ケイティブレイブ あり
インカンテーション あり
ベストウォーリア あり
エスポワールシチー あり
ワンダーアキュート あり
フリオーソ あり
カネヒキリ あり
ブルーコンコルド あり
ブルーコンコルド あり
スターリングローズ あり
これは前年のダートG1での好走歴を調べてものになりますが、
こちらも例外は直近の東京ダート重賞好走馬の2頭
特にエアスピネルはダート転向後まだ4戦しか戦歴がなく、特例だとは思います。
残り1頭のワンダーリーデルは前走の根岸Sを上がり最速で2着(タイム差0.0)ですから、この辺りは例外候補の大事なポイントになりそう。
最後に距離実績を見てみると
エアスピネル なし
ワンダーリーデル あり
ケイティブレイブ なし
インカンテーション あり
ベストウォーリア あり
エスポワールシチー あり
ワンダーアキュート あり
フリオーソ あり
カネヒキリ あり
ブルーコンコルド あり
ブルーコンコルド あり
スターリングローズ あり
これはダートマイル重賞の優勝経験の有無
エアスピネルはダートマイル挑戦は武蔵野S1回のみ、3着に好走していますし戦歴が非常に浅く例外
ケイティブレイブもダートマイルは2回のみ出走で共にG1、基本的には1800~2000mを主体に使われていた馬
ダートG1はこれまで9回馬券に、3勝をしている馬でG1での実績は飛び抜けていた馬でした。
さて、本題はここから
今年出走馬の6頭が上記と比較したときにどうなるのか
オーヴェルニュ
ケイアイターコイズ
ジャスパープリンス
ソリストサンダー
ヘリオス
レッドルゼル
今年の7歳以上馬は上記6頭
A 地方G1優勝の有無
B 前年ダートG1好走の有無
C ダートマイル重賞勝ちの有無
順番に見ていきましょう。
まずはAの地方G1優勝経験の有無
オーヴェルニュ なし
ケイアイターコイズ なし
ジャスパープリンス なし
ソリストサンダー なし
ヘリオス なし
レッドルゼル あり
この次点でわかる今年のメンツの薄さですが、間違いなく低レベル戦ですね。
ここまでG1実績のない高齢馬が集まるのも珍しいと思います。
ちなみに過去の例外馬に類似するのは2走前の武蔵野Sを連対している馬も該当馬なし
次にBの前年ダートG1好走の有無
オーヴェルニュ なし
ケイアイターコイズ なし
ジャスパープリンス なし
ソリストサンダー あり
ヘリオス あり
レッドルゼル あり
最後にCのダートマイル重賞勝ちの有無
オーヴェルニュ なし
ケイアイターコイズ なし
ジャスパープリンス なし
ソリストサンダー あり
ヘリオス なし
レッドルゼル なし
さて3つ全ての結果を照らし合わせて見ましょう。
オーヴェルニュ ー
ケイアイターコイズ ー
ジャスパープリンス ー
ソリストサンダー BC
ヘリオス B
レッドルゼル AB
例外なしの完全クリアは
なし
今年の7歳以上はかなり絶望的とも言えるでしょう。
過去の例外を考慮してボーダーをかなり甘くしても
ソリストサンダー
レッドルゼル
この2頭
ここまで長いこと個人的に気になったデータを書いてきましたが最終的な判断はご自身に任せます。
誰も調べないであろう実績を今見ているあなたに変わって私がやっているだけです。
主観があまり入らないよう客観的(誰が計算してもそうなる)データをなるべく書くので参考にできそうな部分は吸収していただき、大前提である自分の予想もしっかり大切にしてください。
さて、本日最後になりますがフェブラリーSとは少し話がズレる話題を1つ
今週はダイヤモンドS(長距離重賞)、京都牝馬Sの(阪神の牝馬重賞)、小倉大賞典(ローカル重賞)とフェブラリーS以外にも質の違う重賞が押し寄せています。
正直この今年1発目のG1を自分が納得いく結果にするために全ての重賞を予想している時間があまりありません。
できる事なら一切予想に触れたくない気持ちではありますが、現時点で激走ZONE含め面白そうな超大穴馬を紹介して本日締めたいと思います。
土曜日の阪神牝馬Sですが、前走で買い指定を入れなかったので実質的な登録から1発目の出走馬になります。
2走前はスタート出ずに後方内から、若干寄られたのもありポジションがさがってしまいました。
短距離戦なので前は想像通り速くインの内で脚を溜めた好騎乗、しかし直線では内に馬が密集して前が壁、かなり勢いがあっただけに急ブレーキは非常にもったいない内容
外のスペースを見つけると馬群を割ってぐんぐんと伸びて掲示板は確保、恐らくスムーズなら勝ち負けはしていただけにこの1戦では判断は危険
3走前では大外を豪快に差し切っているように成績は左回りの長い直線に集中しており、この馬の左回り平坦コースで狙い目の条件とは今回ズレてしまいますが、このレースで引退が決定しておりかなり前から滞在し、つきっきりで調教をびっしりと行っている様子
前走もスペースがない中で不利を受けながらも勝ち馬と全く差のない競馬をしていますし、何より予想オッズが15番人気以下で単勝100倍以上の大穴
まずは明日の抽選突破を願いたいところですが、面白い存在だと思います。
↑ブログランキング紹介文に馬名を書いて置いたのでチェックしてみてください。
それでは明日また会いましょう!お楽しみに!