過去6年の好走馬
年 | 着 | 馬名 | 人気 |
2021年 | 1着 | コマンドライン | 1人気 |
2着 | ステルナティーア | 2人気 | |
3着 | スタニングローズ | 3人気 | |
2020年 | 1着 | ステラヴェローチェ | 3人気 |
2着 | インフィナイト | 1人気 | |
3着 | セイウンダイモス | 9人気 | |
2019年 | 1着 | サリオス | 1人気 |
2着 | クラヴァシュドール | 2人気 | |
3着 | アブソルティスモ | 3人気 | |
2018年 | 1着 | グランアレグリア | 1人気 |
2着 | ドゴール | 7人気 | |
3着 | アマーティ | 4人気 | |
2017年 | 1着 | ダノンプレミアム | 2人気 |
2着 | ステルヴィオ | 1人気 | |
3着 | カーボナード | 6人気 | |
2016年 | 1着 | ブレスジャーニー | 3人気 |
2着 | ダンビュライト | 2人気 | |
3着 | クライムメジャー | 1人気 |
過去6年の好走馬は上記18頭
重賞に昇格した6年間で今回はデータ考察していきたいと思います。
2017年のフルゲートを除き基本的には10頭以下と少頭数のレースが目立ちます。
今年も9頭と登録が少なく、馬券的には穴馬よりもどれだけ少ない点数で仕留められるかがポイントになりそうです。
重賞考察
前走未勝利戦から好走した馬は3頭のみ
2019年3着アブソルティスモ、2017年3着カーボナード、2016年1着ブレスジャーニー
全馬が2番人気以内で勝ち上がり、上がりは最低でも3位以内でした。
着差がなかったアブソルティスモは前走1番人気1着上がり1位
カーボナードとブレスジャーニーは共に前走着差0.4秒と完勝しております。
勝ち馬であるブレスジャーニーは当日も3番人気と支持されていました。
シルヴァーデューク 1番人気1着上がり1位 0.4秒差
今年は上記1頭が前走未勝利から参戦
データ上問題なさそうではありますが、前走メンバーレベルがあまりに低いと個人的に感じます。
前走は8頭立て、この馬は前走新馬戦で3着と好走していましたが、それ以外の馬は全て前走5着以下
ちなみに過去に好走した3頭全てが前走頭数13頭以上でした。
現在netkeibaの予想オッズで2番人気なら少し嫌って考えたいと思います。
前走新馬戦からは最多の12頭、ここでの仕分けが重要です。
12頭中最も前走人気がなかったのが2018年2着ドゴールで4番人気でした。
この馬は前走上がり最速で0.4秒の着差をつけ完勝していました。
12頭全馬が上がり3位以内で前走4角先頭だった馬を除けば該当馬は全て上がり1位を記録していました。
マイネルケレリウス 5番人気上がり1位 0.0秒差
ノッキングポイント 1番人気上がり1位 0.5秒差
ドルチェモア 1番人気上がり2位 0.5秒差
フロムナウオン 1番人気上がり2位 0.0秒差
今年は上記5頭が前走新馬戦から参戦
マイネルケレリウスは前走5番人気と走れば同パターン過去最低を更新
ノッキングポイントは完璧にクリア、ドルチェモアは前走上がり2位ですが4角先頭で過去の同パターン好走馬と類似
フロムナウオンは前走4角3番手から上がり2位と過去同パターンで好走した馬はまだいません。
前走OPから好走した馬は2017年2着ステルヴィオ1頭のみ
母数が少ないのでなんとも言えませんが、新馬→OPと連勝し当日も1番人気に支持されていました。
新馬戦を2番人気で上がり最速0.3秒差完勝、前走のコスモス賞では1番人気上がり2位で優勝しています。
ブーケファロス ダリア賞3番人気3着 上がり1位
ミシェラドラータ すずらん賞3番人気5着 上がり4位
今年は2頭いますが、2頭とも流石にステルヴィオと比較すると劣ってしまいます。
ブーケファロスはここまで馬券内率100%で前走も上がり最速で好走していますから十分走る余地はありそう
ミシェラドラータはここまでキャリア5戦、前走も馬券外で上がりも使えていないのでかなり厳しそうです。
前走G3からは2頭好走馬がいます。
2021年3着スタニングローズ、2020年3着セイウンダイモスとここまで連対馬は出ていません。
2頭とも前走馬券外から巻き返した馬ですが、共に2走前上がり最速で0.4秒差の完勝を記録しています。
キャリア3戦と少ないのも2頭共通しています。
グラニット 新潟2歳S 6番人気6着
レッドソリスト 札幌2歳S 11番人気9着
今年は上記2頭が参戦しますが、2走前を見るとグラニットの0.5秒差圧勝は評価できます。
レッドソリストは2走前0.1秒差で上がり3位も少し気になるところ
ちなみに前走G3だった2頭は共に前走新潟2歳S、左回りのマイル戦だったことから札幌2歳Sだった点もマイナス要素
前走OP以上出走馬に注目
2021年 3着スタニングローズ 3番人気
2020年 3着セイウンダイモス 9番人気
2017年 1着ステルヴィオ 1番人気
直近2年では前走重賞だった馬が好走しており、
2019年、2018年は前走重賞組は出走なし、2016年は1頭のみと出走馬に対して好走馬が割りと多く出ている。
前走重賞だった馬で好走した2頭は非常に似ており
A 前走左回り重賞(OP組は問わず)
B 前走以外3着以下なし(OP組は馬券外なし)
C 前走2桁人気2桁着順なし
シンプルにこの条件で2016年~2021年までの該当馬を見てみると
2021年 3着スタニングローズ
2020年 3着セイウンダイモス
2020年 4着ジャンカズマ
2019年 該当馬なし
2018年 該当馬なし
2017年 1着ステルヴィオ
2017年 4着テンクウ
2016年 該当馬なし
該当馬が出走してきたタイミングは全て好走馬が出ており
2020年は3着とタイム差0.1秒差の4着、2017年は3着馬とタイム差なしの4着
先に該当馬が先着している事を考えると馬券内は高確率で好走傾向にあると言えます。
前走OP以上出走馬はデータの先読みとして今後のトレンドになると予想しています。
今年の前走OP以上出走馬を見ていきましょう。
グラニット
ブーケファロス
ミシェラドラータ
レッドソリッド
この4頭を先の3項目に当てはめて行きましょう。
グラニット AC
ブーケファロス ABC
ミシェラドラータ C
レッドソリッド B
今年は該当馬が1頭いました
ブーケファロス
この流れだと馬券内は結構期待できるのではないでしょうか?
まだ母数が少ないのでなんとも言えませんが、ここまで全馬4着以内なので推薦したいと思います。
2022年 サウジアラビアRCの推薦馬
▲ドルチェモア
前走はスタートから押してハナを取るも外の馬が掛かかりながら真横を追走
スローペースとは言え3角まで終始からまれており見た目以上に楽逃げでは無かった印象を受けます。
札幌にしては珍しく残り3ハロンから2ハロンで0.9秒差の加速ラップ、ラストは11.5→11.7と速かった
この日は雨の影響で馬場が少し重く、芝のレースはこの新馬戦を除きラストは12秒以上掛かる馬場
それらを踏まえてもこの1戦は非常に内容の濃いレースだったと思います。
関西馬なのも加点ポイントで、過去10年ベースでは関東馬54頭で連対馬9頭、関西馬は30頭で連対馬7頭
連対率という面ではかなりの確率で好走馬が出ています。
陣営も前走はスピードの違いで勝手に前に行った、控えても大丈夫、順調ですと自信も伺えます。
心配なのがこれまでのサウジアラビアRCは、なんと好走馬全馬が出走までの間に左回りを経験していました。
もしこの馬が走れば初の出来事になるのですが、そのマイナス材料があっても楽しみな1頭かなと思います。
○ブーケファロス
キャリア3戦ここまで全レース上がり最速と最後の直線はみどころあり。
前走も前半忙しい感じもありましたし、この距離延長はかなりプラスになると見ています。
特に前走のダリア賞は4角出口で前が壁、横の馬にぶつかってしまいましたが、直線はしぶとく伸びました。
ラスト3ハロン12.5→11.6→11.3とギアチェンジからの加速LAPでゴール
勝ったミシシッピテソーロは大外からこの馬よりも先に仕掛けており上がり最速タイで1着
新馬戦を1.35.7で上がり最速勝利から優勝したこの馬とそこまで差がないレース
縦の比較からも今回のメンバーで十分上位を狙える1頭かなと思います。
2021年 3着スタニングローズ 3番人気
2020年 3着セイウンダイモス 9番人気
2017年 1着ステルヴィオ 1番人気
上で書いたように前走OP以上出走馬の推しデータもありますし、人気も手頃な感じになると思うのでイチオシです。
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前走はスタートから飛び上がるような感じですが我慢してすぐに控える操縦性の高さ
ラスト3ハロン11.4→11.2→11.1と矢のように加速する末脚に魅力を感じました。
まだ直線はふわふわとした走りで未完成な部分も多いですが、それでこのポテンシャルは相当な逸材だと思います。
この時のメンバーは2着馬次走即勝ち上がり、3着馬次走連対、4着馬即勝ち上がり、5着馬勝ち上がり済と
掲示板に載った馬だけでも結果が出ておりレベルの高さを感じます。
データ面からは前走マイルの新馬戦+上がり1位+着差0.2秒以上で【3-4-2-0】と好走率100%
2021年1着コマンドライン
2021年2着ステルナティーア
2020年2着インフィナイト
2019年1着サリオス
2019年2着クラヴァシュドール
2018年1着グランアレグリア
2018年3着アマーティ
2016年2着ダンビュライト
2015年3着クライムメジャー
過去の該当馬を見ても非常に豪華なラインナップに感じますし、ここに新しく名前を刻んで欲しいと思います。