過去20年で5番人気以下から好走した馬一覧
2021年
シヴァージ 10人気
2020年
アウィルアウェイ 10人気
2018年
ラブカンプー 11人気
ラインスピリット 13人気
2017年
レッツゴードンキ 5人気
ワンスインナムーン 7人気
2016年
ソルヴェイグ 9人気
2015年
サクラゴスペル 11人気
ウキヨノカゼ 9人気
2014年
スノードラゴン 13人気
レッドオーヴァル 5人気
2013年
マヤノリュウジン 15人気
2012年
ドリームバレンチノ 9人気
2011年
パドトロワ 9人気
エーシンヴァーゴウ 7人気
2010年
ウルトラファンタジ 10人気
サンカルロ 7人気
2009年
ローレルゲレイロ 6人気
カノヤザクラ 8人気
2008年
ビービーガルダン 6人気
2007年
アイルラヴァゲイン 5人気
2006年
メイショウボーラー 10人気
タガノバスティーユ 16人気
2004年
カルストンライトオ 5人気
ケープオブグッドホ 8人気
2003年
デュランダル 5人気
20年の全体好走馬60頭のうち上記26頭になります。
割合で言うと約43%が5番人気以下からの好走ですので配当的にもここは見逃せないポイントになりそうです。
本日はこの5番人気以下で好走してきた馬の共通点について探っていきたいと思います。
激走馬の前走について
シヴァージ パラダH(L) 1人気 5着
アウィルアウェイ 北九州記HG3 10人気 3着
ラブカンプー セントウG2 2人気 2着
ラインスピリット セントウG2 9人気 5着
レッツゴードンキ ヴィクトG1 3人気 11着
ワンスインナムーン 朱鷺S 1人気 1着
ソルヴェイグ キーンラG3 4人気 4着
サクラゴスペル 安田記念G1 13人気 17着
ウキヨノカゼ キーンラG3 8人気 1着
スノードラゴン キーンラG3 4人気 8着
レッドオーヴァル キーンラG3 1人気 2着
マヤノリュウジン セントウG2 7人気 7着
ドリームバレンチノ キーンラG3 2人気 7着
パドトロワ キーンラG3 4人気 3着
エーシンヴァーゴウ セントウG2 2人気 1着
ウルトラファンタジ シャVG3 – 14着
サンカルロ オータムHG3 3人気 5着
ローレルゲレイロ セントウG2 4人気 14着
カノヤザクラ セントウG2 2人気 4着
ビービーガルダン キーンラG3 2人気 2着
アイルラヴァゲイン セントウG2 3人気 5着
メイショウボーラー セントウG2 5人気 7着
タガノバスティーユ 北九州記HG3 6人気 9着
カルストンライトオ アイビスG3 1人気 1着
ケープオブグッドホ ジュCG1 – 4着
デュランダル セントウG3 4人気 3着
外国馬が2頭入っていますが今年はいませんのでこちらを除いて計算します。
前走OPクラスからは2頭好走していますが、今年は該当馬がいないので割愛します。
前走G1はレッツゴードンキとサクラゴスペルのみ、意外と少ないです。
レッツゴードンキ 2走前高松宮記念連対
サクラゴスペル 2走前京王杯SC優勝
どちらも2走前のG2以上で連対しております。
さらにサクラゴスペルは3走前に高松宮記念に出走しており、高松宮記念を経由していることは絶対条件
高松宮記念から距離延長→前走マイルG1→スプリンターズSで一気の距離短縮が2頭の共通点
ダイアトニック 2走前高松宮記念14着
トゥラベスーラ 2走前阪急杯2着
ナランフレグ 2走前高松宮記念1着
前走マイルG1から距離短縮のナランフレグは過去の2頭にぴったり一致
トゥラベスーラは高松宮記念から直行とあまり見ないパターンですが2走前にG2連対と条件達成
ダイアトニックの2連続2桁着順はかなり厳しく見えます。
最も激走が多い前走G3~G2組ですが、まず目立つのは前走3番人気or3着以内です。
これは前走海外orG1orOP戦を除く20頭中13頭が満たしていた条件です。
逆にこれらを満たしていない馬7頭をみてみると
・同年の高松宮記念連対馬か前々走重賞勝ち
・芝1200mを6勝以上か勝率40%以上
この2パターンでした。
今年の該当馬の前走をみてみましょう。
(1〜3番人気確実のメイケイエール、ナムラクレア、シュネルマイスターは割愛します)
ウインマーベル 2番人気2着
ベントヴォーチェ 6番人気1着
エイティーンガール 5番人気6着
ジャンダルム 9番人気17着
タイセイビジョン 3番人気2着
テイエムスパーダ 2番人気7着
ファストフォース 6番人気2着
マリアズハート 5番人気7着
メイショウミモザ 7番人気12着
ラヴィングアンサー 10番人気9着
青く塗った馬の近走成績をみてみると
エイティーンガール
高松宮記念8着
1200m 6-4-1-14
ジャンダルム
高松宮記念11着
1200m 2-0-0-6
マリアズハート
高松宮記念未出走
1200m 3-3-1-7
メイショウミモザ
高松宮記念未出走
1200m 4-3-1-10
ラヴィングアンサー
高松宮記念未出走
1200m 5-0-2-14
ここから拾えそうなのはエイティーンガールのみ
残りの4頭は残念ながら今年激走のチャンスは少なそうです。
激走馬の好走パターンとは
大まかに好走馬のパターンを分析すると
・前走フロック視系
ラブカンプー前走重賞2番人気2着
ウキヨノカゼ前走重賞8番人気1着
レッドオーヴァル前走重賞1番人気2着
パドトロワ前走重賞4番人気3着タイム差なし
エーシンヴァーゴウ前走重賞2番人気1着
ビービーガルダン前走重賞2番人気2着
カルストンライトオ前走重賞1番人気1着
・芝1200m得意系
ラインスピリット6勝
ワンスインナムーン4戦3勝
デュランダル3-1-1-0
タガノバスティーユ3戦2勝重賞勝ち
・同年の高松宮記念好走系
レッツゴードンキ2着
スノードラゴン2着
サンカルロ4着0.1秒差上がり最速
ローレルゲレイロ1着
・前々走重賞快勝系
ソルヴェイグ函館SS優勝
サクラゴスペル京王杯優勝
ドリームバレンチノ函館SS優勝
・それ以外
カノヤザクラ(前走セントウルS2番人気)
アイルラヴァゲイン(前走セントウルS3番人気)
マヤノリュウジン(戦績の約半分がダート)
メイショウボーラー(近10走中7走ダート)
これが全馬のざっくりとした内訳です。
今年の出走馬に当てはめてみましょう。
まずは前走フロック系ですが、この特徴としては
前走の重賞を2番人気以内で連対していること、それ以外は1着かタイム差なしまでが好走の部類
これに今年当てはまるのが
ウインマーベル 2番人気2着
ヴェントヴォーチェ 6番人気1着
次に芝1200m得意系
エイティーンガール 6勝
今年の高松宮記念好走馬は以下
ナランフレグ 1着
前々走重賞勝ち馬系は以下
テイエムスパーダ CBC賞1着
ここまでで名前の上がらなかった馬は
ジャンダルム
ダイアトニック
タイセイビジョン
トゥラベスーラ
ファストフォース
マリアズハート
メイショウミモザ
ラヴィングアンサー
8頭いますが、過去の何も該当しなかった4頭にも面白い共通点がありました。
それは『1勝クラス以上で芝1200m戦に圧勝履歴あり(上がり2位以内)』
マヤノリュウジン 1勝クラス芝1200m上がり最速1着0.4秒差
カノヤザクラ 新馬戦芝1200m上がり最速1着0.8秒差
アイルラヴァゲイン OP戦芝1200m上がり2位1着0.4秒差
メイショウボーラー OP戦芝1200m上がり最速1着0.4秒差
カノヤザクラだけ新馬戦にしか快勝歴がなかったのですが、そもそもこの馬は近走の成績はそこまで悪ありません。
前走のセントウルSでは2番人気に支持されていたのと、2走前にも1200重賞を連対しています。
前年からスプリンターズS出走までに芝1200m以下の重賞を3勝もしているのはこのカノヤザクラだけでした。
新馬戦の快勝歴もありますしこの馬は典型的な例外馬で間違いないと思います。
更に上記4頭は全て2走内で重賞連対or3走内勝利経験ありの馬です。
これらを合わせて1200m戦で快勝記録がある馬をピックアップしてみましょう。
ジャンダルム OPクラス1着0.4秒 上がり3位
ダイアトニック 函館SS1着0.3秒 上がり6位
トゥラベスーラ 1勝クラス1着0.4秒 上がり2位
ファストフォース 1勝クラス1着0.4秒 上がり2位
メイショウミモザ 3勝クラス1着0.5秒 上がり5位
ラヴィングアンサー 2勝クラス1着0.3秒 上がり1位
どちらかの項目が赤く塗られた馬で2走内で重賞連対or3走内勝利経験ありの馬は
ジャンダルム
トゥラベスーラ
ファストフォース
例外的だった4頭は全て前走G2以上だった事を踏まえると
前走G3以下で17着に敗れたジャンダルムは少し厳しそう。
となるとトゥラベスーラ、ファストフォースが例外候補として一致します。
ここまでをまとめると、過去20年5番人気以下で好走した
共通データクリア馬
ウインマーベル
ヴェントヴォーチェ
エイティーンガール
ナランフレグ
テイエムスパーダ
トゥラベスーラ
ファストフォース
未クリア馬
ジャンダルム
ダイアトニック
タイセイビジョン
マリアズハート
メイショウミモザ
ラヴィングアンサー
牝馬の考察でエイティーンガールとテイエムスパーダに触れていますが、
この時の記事を見ると今年の牝馬は買えそうな馬がかなり限られています。
ですので今のところ軽視したい2頭
そうなると買えそうな5番人気以下は(当日のオッズが読めないので4番人気も含みそうですが)
ウインマーベル
ヴェントヴォーチェ
ナランフレグ
トゥラベスーラ
ファストフォース
この5頭が当ブログの注目穴馬となります。
最後に直近10年の当日5番人気以下で激走した13頭のうち
マヤノリュウジンを除く12頭には下記の共通点1つ以上該当して好走しています。
・同年の高松宮記念連対馬
・2連勝or2連続1200m重賞好走
・同年のOP以上1200m戦で○○
これで今年の穴馬は3頭まで絞られました。
○○に入る条件は本日限定でブログランキング紹介文へ掲載しておりますので要チェック!
わかりやすいように買える3頭の馬名も書いておきます↓
(リンク先のブログランキング紹介文に掲載しています現在 15位 辺り【ZONE競馬】紹介文を要チェック)
明日はシリウスSの予想をアップ予定、土曜日は中山芝のバイアスを見て全頭診断の予定です。
それでは明日の記事で会いましょう!