スプリンターズSを前走2桁着順or1秒以上負けで好走した馬一覧
※過去25年
2017年
2着 レッツゴードンキ
前走 ヴィクトリアM 3番人気11着0.7秒
2015年
2着 サクラゴスペル
前走 安田記念 13番人気17着1.1秒差
2009年
1着 ローレルゲレイロ
前走 セントウルS 4番人気14着1.4秒差
2005年
3着 アドマイヤマックス
前走 安田記念 4番人気12着0.7秒差
2001年
1着 トロットスター
前走 安田記念 4番人気14着1.4秒差
母数が少なかったので普段の過去20年→25年前まで遡って考察したいと思います。
過去25年まで遡ってもわずか5頭しかいません。
本日はこの前走2桁着順、1秒以上の負けを記録していた馬を徹底考察していきます。
巻き返した馬の前走
レッツゴードンキ ヴィクトリアM 3番人気11着0.7秒
サクラゴスペル 安田記念 13番人気17着1.1秒差
ローレルゲレイロ セントウルS 4番人気14着1.4秒差
アドマイヤマックス 安田記念 4番人気12着0.7秒差
トロットスター 安田記念 4番人気14着1.4秒差
面白いことにローレルゲレイロ以外は全馬マイルG1なんですよね、
距離短縮で激走といった感じでしょうか。
しかしこのローレルゲレイロには輝かしい戦績がありました。
月曜日の記事で散々書いたのですが『同年の高松宮記念好走馬』だったんです。
高松宮記念 1着 ローレルゲレイロ 3番人気
これはどう考えても買える理由はあります。
例外で考えて大丈夫そうです。
まだ読んでいない人は先に↓の記事を参考にしてください。
巻き返した馬の近走成績
レッツゴードンキ 前々走 高松宮記念2番人気2着
サクラゴスペル 前々走 京王杯5番人気1着
ローレルゲレイロ 3走前 高松宮記念3番人気1着
アドマイヤマックス 3走前 高松宮記念4番人気1着
トロットスター 前々走 高松宮記念1番人気1着
これかなり凄くないですか!?笑
サクラゴスペルを除いて全馬3走以内で高松宮記念を連対しています。
レッツゴードンキは2着でしたがそれ以外は優勝馬とかなりの共通点がありました。
サクラゴスペルは前走が2桁着順1秒以上負けでしたが前々走はG2を優勝しています。
ちなみにサクラゴスペルの3走前は高松宮記念でした、こちらは12番人気8着と好走はしていません。
全馬3走以内で高松宮記念に出走していたことがわかります。
今年の該当馬の判断
ダイアトニック 14着
ジャンダルム 17着
ラヴィングアンサー 9着(1.2秒)
メイショウミモザ 12着
レイハリア 10着
ワールドウィンズ 13着
毎年意外にも該当馬が多く、今年は上記6頭とフルゲート18頭だと約3分の1
抽選対象もいますが、それでも出走確定馬を考えるとやはり考察することは大切です。
買う馬を考察することは大切ですが、買わない馬を考察する事の方が個人的には重要だと思っていて
点数が少なければ少ないほど馬券の回収率が上がってくるというマイルールに従って毎年どれだけ人気のない馬でも
しっかりと消す根拠を自分なりに考えて馬券を組み立てて行きます。
まずは該当馬の前走を見ていきましょう。
ダイアトニック 安田記念
ジャンダルム 北九州記念
ラヴィングアンサー セントウルS
メイショウミモザ キーンランドC
レイハリア キーンランドC
ワールドウィンズ 中京記念
ここまでの25年の歴史で前走2桁着順or1秒以上敗退馬がマイルG1以外から巻き返した例はローレルゲレイロのみ
そのローレルゲレイロは同年の高松宮記念優勝馬ですから好走馬に広げても今年例外扱いになりそうな馬はいません。
そうなってくると、この時点でダイアトニック1頭が巻き返しの可能性を秘めています。
次に3走内成績を見ていきましょう。
サクラゴスペルを除いて全馬3走以内で高松宮記念を連対しており、
そのサクラゴスペルは2走前G2優勝馬と非常にボーダーが高いことがわかります。
また、サクラゴスペル以外は全馬高松宮記念連対馬となっており、巻き返すには相当な実績が必要
更に全馬共通してその年の高松宮記念に3走内で出走歴があります。
ダイアトニック 2走前高松宮記念14着
ジャンダルム 2走前高松宮記念11着
ラヴィングアンサー 出走なし
メイショウミモザ 出走なし
レイハリア 3走前高松宮記念17着
ワールドウィンズ 出走なし
今年は高松宮記念連対馬がいないので相当厳しいかと
出走すら無かった3頭は好走したら正直説明が付きません、何十年ものスプリンターズSの歴史を変えることになります。
ここまでを総括すると、今年買えそうな前走2桁着順、1秒以上敗退馬は…

このブログで初めてマイ億くんが出てきました。
すいません、少しおふざけしてしまいました。
いないと言うことは、しっかりと根拠を持って消すことができたので馬券の購入点数が減って、その分の金額を別に回せることになります。
1つだけ気になるポイントは
高松宮記念で好走の無かったサクラゴスペルを例に取ると
2走内でG2を優勝ですが、3走内で重賞を勝っている馬がこの中に2頭います。
ダイアトニック 阪急杯1着
ジャンダルム オーシャンS1着
どちらも3走前G3とサクラゴスペルと比較すると少し弱いですが例外の余地はあり。
その中でも同年の高松宮記念優勝馬以外は全馬が経由していた「前走マイルG1」
それを加味すると…
ダイアトニック
この馬が例外的ではありますが今年唯一巻き返しが期待できそうな1頭だと思います。
かなり保険を掛けてのゆるいボーダーですがデータの先回りもデータ派の腕の見せ所なので完全軽視は直前まで考えたいと思います。
本日は最後に面白いデータを紹介します(何回も言いますが全て当ブログオリジナルデータです)
個人的に気になったことがあり調べてみました、
それは「同年のサマースプリントシリーズ優勝馬」です。
スプリンターズSには、ほぼ毎年出走してくるのですが
その成績は過去10年で2014年不出走だった年を飛ばして1-1-1-7
意外と悪いんです。
優勝するくらいですので近走の戦績が良いのは当たり前で、結構当日人気で飛んでいるんですよね。
サマーシリーズでがしがし夏場を使われて余力がなく本番という事かはわかりませんが、
今年は人気確実のナムラクレアがシリーズ優勝馬です。
2019年 1着タワーオブロンドン
2013年 2着ハクサンムーン
2011年 3着エーシンヴァーゴウ
この3頭の共通点は同年のG2以下出走レースで全て単勝オッズ1桁台に支持されていたこと。
更に前走○○かつ○○だった馬がサマースプリント王者が好走した全馬共通の項目になります。
今年ナムラクレアが好走できるのか、飛ぶのか、自分の目で確かめてみてください。
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明日は過去20年で5番人気以下から好走した馬の共通点について考察していきます。
それでは次の記事でまた会いましょう!